7月2日にフリマアプリ「メルカリ」のサービス開始9周年を迎えたメルカリ。9周年を記念して、1年の取り組みを振り返る「メルカリ サービス開始9周年」インフォグラフィックスを公開した。
2022年1-3月期(第3四半期)時点のカテゴリ別シェアは、本・ゲーム・おもちゃといった商品を含む「エンタメ・ホビー」カテゴリーが26%でトップ。2021年10月の緊急事態宣言解除後のリモートワーク推奨などで、家を起点としたライフスタイルが継続、インドア向けのカテゴリーが人気となっている。
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カテゴリ別シェア
この1年間、60秒未満で最も売れたブランドは「アップル」。ブランド別でも、「エンタメ・ホビー」カテゴリーの商品が多くランクインしている。また、「エプソン」「キヤノン」がランキング上位に入っており、自宅でのリモートワークに必要な備品を手軽に入手したいというニーズが高いと考えられる。
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60秒未満で最も売れたブランドランキング
「メルカリ」の利用者に対し、「1年前と比較して物価の上昇を感じるか」質問したところ、80.9%が物価の上昇を感じている。物価上昇への対策として今後、「メルカリ」での購入が増えると思う商品として、服、書籍、おもちゃ・ホビー、レジャー関連など、「メルカリ」の人気商品が多数ランクインするなか、「野菜」「果物」がそれぞれ7・8位にランクインした。
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物価上昇対策としてのメルカリ生活について
近年、好きなタレントやアイドル、キャラクターを応援する活動「推し活」が拡大、ファンが写真やグッズなど関連アイテムを収集する動きが見られる。「メルカリ」の世代別購入傾向では、すべての世代で「エンタメ・ホビー」カテゴリーに含まれる「キャラクターグッズ」「アイドルグッズ」が購入数TOP3にランクインした。
シニア世代の70代以上では「本・音楽・ゲーム」カテゴリでK-POPが1位。10代、30代、50代でもK-POPがTOP3にランクインした。世代を問わず幅広い層から韓流アイドルを応援する「推し活」が拡大していることがうかがえる。
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世代別購入カテゴリTOP3
世代別の出品傾向では、「エンタメ・ホビー」カテゴリがすべての世代でランクイン。また、ハンドメイドパーツやインテリア小物などのアイテムが出品されている。「ネコポス」「ゆうパケット」といった梱包手段が整っていることも踏まえ、利用者の出品ハードルが下がったと見られる。
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世代別出品カテゴリTOP3
2021年10月にスタートした「メルカリShops」では、日本全国の個人・法人がネットショップを開設。本格提供6か月で累計出店数は20万店を突破した。
これまで最も人気が高く、購入されているカテゴリーは「果物」。2位に「菓子」、3位に「野菜」がランクインし、生鮮を含む食品が購入される傾向にある。物価上昇により、農家から新鮮で手頃な価格の食品を購入したいニーズの高まりが影響したと考えられる。
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「メルカリShops」で売れた人気カテゴリ
ヤマト運輸との集荷梱包代行の実証実験をはじめ、「メルカリ」で販売取引が成立した商品を発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」の設置を拡大。リアルな場での「メルカリ教室」の実施再開など、2021年はオフライン施策に力を入れた1年だった。
「メルカリポスト」の拠点数は2020年から2.2倍の約2200か所に拡大し、コンビニや携帯販売ショップ、銀行ATMコーナーなど、生活動線として日常的に利便性の高いさまざまなロケーションへの設置を行った。さらに、「メルカリ教室」の拠点数は約1200拠点に増加、開催回数は7万回を超え、18万人以上の顧客が受講した。
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メルカリポストの設置数について
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:カテゴリ別シェア、ブランドランキング、物価上昇下でのメルカリ生活、世代別購入カテゴリなど【9周年データ数値まとめ】
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