視聴行動分析サービスを提供するニールセンデジタルは6月26日、オンラインショッピングサービスとフリマサービスの利用状況を発表した。
それによると、2019年4月時点のPCとスマートフォンの重複を除いた「トータルデジタル」でオンラインショッピングサービスの利用者数をみると、「アマゾン」が5004万人(昨年同月比10%増)、「楽天市場」は4804万人(同8%増)と堅調に伸びている。
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ECサービス利用者数推移
スマホのみの利用者数は「アマゾン」が727万人増、「楽天市場」は680万人増
利用者数を伸ばした使用デバイス別でみると、「アマゾン」「楽天市場」とも、スマートフォンのみで利用している人の増加が、全体の利用者数の増加を牽引している。「アマゾン」をスマートフォンのみで利用している人の数は昨年同月比727万人増加、「楽天市場」は同680万人の増加。
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使用デバイス別 ECサービス利用者数推移
スマートフォンでのECサービス利用者属性を、ポジショニングマップして前年調査と比較した結果、ECサービスの全体的な傾向として平均年齢が上昇。「楽天市場」では男性の割合が増え、「アマゾン」は女性の利用者割合が増えている。
従来、「アマゾン」は男性、「楽天市場」は女性の割合が高い傾向だったが、「アマゾン」と「楽天市場」の利用者属性は、徐々に近づいてきている傾向がみられる。
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ECサービス利用者属性ポジショニングマップ
フリマサービスの利用状況を見ると、2019年4月時点で「メルカリ」は2216万人(昨年同月比33%増)、「ラクマ」は1115万人(同34%増)。
オンラインショッピングサービスおよびフリマサービスの利用状況は、「ニールセンデジタルコンテンツ視聴率」のパネルベースのデータと、スマートフォン視聴率情報「ニールセンモバイルネットビュー」のデータをもとに算出した。「ニールセンデジタルコンテンツ視聴率」はPCが2歳以上、スマートフォンは18歳以上の男女が対象。「ニールセンモバイルネットビュー」はブラウザとアプリからの利用で、18歳以上の男女が対象となっている。
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オリジナル記事:「アマゾン」の利用者数は5004万人、「楽天市場」は4804万人【ニールセン調べ】
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