Web接客ツールやEC支援事業などを手がけるムーヴは1月22日、スマホやパソコンのブラウザにプッシュ通知を配信する「ブラウザプッシュファクトリー(Browser Push Factory)」の提供を開始した。
ユーザーの行動履歴などに応じてプッシュ通知を送信。メッセージの開封率や、メッセージ経由の販売動向などを分析することもできる。
「ブラウザプッシュファクトリー」は、アプリを使わずにプッシュ通知を配信するツール。ブラウザを閉じた状態のスマホ画面にもメッセージを表示することが可能だ。
![ムーヴが開発した「ブラウザプッシュファクトリー(Browser Push Factory)」](https://netshop.impress.co.jp/sites/default/files/images/news/2018/news-node5087-1.png)
「ブラウザプッシュファクトリー」のイメージ
ユーザーのサイト閲覧履歴や購買履歴などに応じて配信条件を設定し、キャンペーン情報の配信や、カートに入れた状態でサイトを離脱(カゴ落ち)したユーザーにリマインドメッセージを送るなど、購買促進の施策に活用できる。
プッシュ通知の許可(オプトイン)を得て、メッセージを配信。効果検証を行う一連の流れが1つのツールで完結するため、スムーズにPDCAを回せるという。
![「ブラウザプッシュファクトリー」のフロー](https://netshop.impress.co.jp/sites/default/files/images/news/2018/news-node5087-2.png)
「ブラウザプッシュファクトリー」のフローイメージ
リリース前に「ブラウザプッシュファクトリー」を導入した大手ECサイトの運用実績(平均値)では、ECサイトへの誘導率は12.5~33.3%で、Eメールの10倍以上だったという。通知経由のコンバージョン率は2~3%だった。
対応OSはAndroidとMac、Windows。ブラウザはChromeとFirefox。料金プランは成果報酬型または月額制。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:スマホ時代の新しいEC売上施策、ブラウザプッシュ通知ができるEC向けツールが登場
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.