SMX West 2010 : サイトの表示速度で検索順位が決まる?!Googleが語るその真実 | SEO Japan

SEO Japan - 2010年3月16日(火) 23:01
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いよいよ二日目最後のセッションは原題「The Need For Speed: Google Says It Matters」。最近話題の「サイトの表示速度がGoogleのSEOに影響するらしい」と言う話。ちなみに「The Need For Speed」ってアメリカで人気の車のゲームの名前からつけてますね。

モデレーターはSearch Engine Landのバネッサ・フォックス。スピーカーはBLVD Statusのパトリック・ベネット、またもGoogleのマイリー・オーエ、Tradebitのラルフ・シュウーベル、Search Discoveryのブライアン・ウセリー。
まずはGoogleのマイリー・オーエから。
サイトの表示速度は確かに検索順位にも影響すると。
■サイトの表示速度が何故重要か?
・コンバージョン率が変わる。サイトの表示速度が速くなっただけで16.07%もコンバージョン率が上がった事例がある。
・表示速度が速ければ速い程、ユーザーの満足度が上がる。
・Googleの表示速度が0.5秒遅くなるだけで、ユーザーの検索ボリュームは大幅に下がった。
■お金をかけない高速化の方法
・80%-90%の高速化はフロントエンドの対応で可能、お金をかける必要は無い。
■ウェブマスターツールのサイトパフォーマンス機能
・自分のサイトの表示速度をトラッキングできる。
・他のサイトとの比較もできる。
・Firefoxのページスピードプラグインも提供している。
■表示速度と検索順位の関係は?
・2010年3月5日現在、実はまだ表示速度と検索順位の関係は無い。
・もし関係するようになったら、オフィシャルに告知する。
。。。え、まだだったんだ。。。
■他のティップス
・Yahoo!のYSlowもGoogleのウェブマスターツールにない機能があって使える
・Webpagetest.orgも便利
■パフォーマンスとSEO
・表示速度改善は確実にコンバージョンを上げる
・Googleのインデックス数も上げる
。。。なるほど、順位に影響はまだ無いかもしれませんが、インデックス数には影響が出る可能性があると。

次にBLVD Statusのパトリック・ベネット。表示速度のモニタリングの話。
Googleのアドバイスは常に一緒。「検索エンジンのためにではなく、ユーザーのためにウェブコンテンツを作ろう」。
サイトのパフォーマンスをモニタリングするツールは高額のソフトウェアから低価格のサービスまで色々ある。
ツールはともかく何らかのKPIを設定してモニタリングすべき。要素としては訪問者数、ページビュー、滞在時間、平均ページ閲覧数、離脱率、直帰率など色々ある。売上やコンバージョンも重要。
YSlowはとても使えるツール。表示速度改善の差異には絶対に使うべき。
自分のサイトが遅いと感じたら、どこから始めるべきか?サイト自身の改善もあるがサーバー会社を見直すことも重要。ホスティング費が数万円増えたとしても、コンバージョン率が上がって売上が上がるなどそれ以上のリターンがある場合が多い。
サーバーを変える以外にも:
・サーバーサイドでキャッシングさせる
・httpのリクエスト数を減らす、JavascriptとCSSファイルを少なくする
・Gzipで圧縮する
・JavascriptとCSSを外部ファイル化する
・画像を圧縮する
・CSSスプライトを使って複数の画像を1つの画像ファイルにして利用する(amazonがやっている)
など可能なことは色々ある。
サイトの速度改善に終わりは無い。指標を決めてモニタリングしつつ、少しずつできることをやっていくことが重要。
。。。確かにちょっとしたできることって沢山あるのに結局何もやっていないサイトって多いですよね。。。自らも反省。

続いてTradebitのラルフ・シュウーベル。ドイツからわざわざ来たそうです。1日500万以上のリクエストがあるデジタルダウンロードのECサイトを運営しているそうです。
ECサイトはまずSEO、次に速度改善が重要。
2009年に速度改善を徹底的に行ったら、他には何もしなかったがコンバージョンが大幅に上がった。改善には3つの方法がある:
1. 最適化
2. 削除
3. キャッシュ
。。。ここからかなり技術的な話で付いていけず割愛させていただきます m(_ _)m

そして最後にSearch Discoveryのブライアン・ウセリー。名前の通り、SEM会社です。SEOディレクターさんだそうです。
とにかくスピードは重要。現在、ユーザーは2秒以内でウェブページが表示されることを理想と考えている。
。。。この後、テクニカルな説明が色々あったのですが、パワポの資料に大量に記載された情報をはしょって説明していたので書き切れず。後で資料が手に入ったら改めて書くかもしれません(役立ちそうなら)。最後に本人も「速すぎたかな?」とコメント。サイトが速いのは良いのですが、プレゼンが速すぎるのはどうかと。。。(←良いこと言ったつもり)

。。。後半、適当に流してすみません。さてここからはQ&A。
Q:
他社のAPIを使うと表示速度が遅くなることがどうしてもあるがどこまで影響するか?
A:
(ブライアン)サーバーサイドで読みこともページ全体のスピードが遅くなる。AJAXを使って読み込んだ方がページ全体の表示層度に影響が無い。
(Google)ユーザーのことを考えた場合、重要なのはページ全体のレンダリングスピードだ。部分的なコンテンツは、特に表示速度が遅れる可能性があるものは、まず全体を表示させた上で後から表示した方が良いだろう。
(Google)Google自身も例えばユニバーサル検索の場合、大量の情報を色々なソースから表示させる。また関連性をどこまで考慮に入れるかで計算速度も変わってくる。全体の中でお互いのトレードオフを考えながらバランスを取っている。
Q:
Googleはどうやってサイトのスピードを測定しているのか?
A:
(Google)かなりの部分をツールバーで計測したデータに頼っている。
Q:
ウェブマスターツールとツールバー、YSlowで計測スピードが違うと思うが、何かスタンダードになるような指標は無いのか?
A:
(モデレーター)計測方法やツールによってある程度の差は出てくる。重要なのは同じツールで計測すると言うことだろう。
Q:
Adwordsはランディングページの表示速度を考慮に入れているのか?
A:
(Google)クオリティスコアの要素に入っている。遅くとも4秒以内にページは表示されるべき。

。。。以上です。とにかく「Googleの検索順位にサイトの表示速度は一切影響を与えない」と言うGoogle自身のコメントが衝撃でした。最も、そのうち考慮されそうな言い方でしたけど。今、影響が無いからと言ってコンバージョン率の話とかを聞いていると改善できることは改善すべき課題であることには変わりは無いのですけどね。
後は今後、表示速度が検索順位にも影響を与えるようになれば、表示速度改善サービスの需要はもっと高まるかも知れませんね。この種のサービスは昔からありましたが、単独サービスとしてじゃ爆発的に普及しているわけではないと思いますが、いよいよ日の目を見るのでしょうか?!SEO~コンバージョン率増加の文脈で提案した方が企業も受け入れやすそうですし。サイトパフォーマンス最適化、Site Performance OptimizationでSPO。Page Speed OptimizationでPSO。ありえるかも。
最後は雑談になってしまいましたが二日目も無事に終了しました。今日は最初のTwitterを除けばひたすらSEOの話題でした。ある程度知っている話が多かったのですが、改めて聞き直すと参考になる点も多いですね。今日はプレゼン+Q&Aと言う形式でしたが明日は、Q&A中心のセッションが続きますので、何かハプニング的に面白い発言があることを期待したいですね。
ではまた明日よろしくお願いします!
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