メールマーケティング入門にもぴったり!無料でHTMLメールを一斉配信できる「MailChimp」が便利すぎる! | ネットPR.JP

ネットPR.JP - 2016年1月29日(金) 11:06
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昨今のユーザーとのコミュニケーションツールと言えば、Twitter、Facebook、LINEなどソーシャルメディアが台頭していますが、BtoBにおいてユーザーと継続的なコミュニケーションをとるためには、まだまだメールマーケティングが重要で効果的ですよね。

メールマーケティングを始めるにあたって、検討することの一つがメール配信サービス(ツール)の選択ですが、

  • HTMLメールが簡単に作成できる
  • 指定時刻予約配信ができる
  • 配信先リストを簡単にインポートできる
  • 配信後のレポートが確認できる
  • メール登録フォームと連携できる

上記機能がついて、さらに無料、というツールを使ってみましたので、ご紹介します。無料かつHTMLでのメール配信サービスを探している方の参考になればと思います。

毎日、600millionのメールが送信されるメール配信サービス「MailChimp」

MailChimp

無料でも使えるプランで試してみたところ、英語インターフェースにも関わらずメール作成から配信まで、スムーズかつとても簡単に進められました。もちろん配信だけでなく、開封率やクリック率などの解析データも取れますし、A/Bテストもできるようです。有償版になると、ワークフロー(簡易オートメーション機能)の設定が可能で、トリガーによってメール配信することもできるとのこと。
無料でも十分すぎる機能が付いているので、小規模ビジネスやスタートアップ企業であれば、これでまずは最低限のメールマーケティングをスタートできそうです。

2,000メールアドレス、12,000配信数/月まで無料

リストとして2,000件のメールアドレスまで、1ヶ月の送信回数が12,000件までであれば無料で利用できます。それ以上多くのリストを保持したり、送信回数が増える場合には月額20ドルからのプランもありますし、定期的な配信でなく、都度配信での契約もありました。いずれにしても配信数や保持するメールアドレス数によって料金が変動するようです。なので「自社のリストが2,000件以下で、そのリストに対して1ヶ月に配信する回数が6回ぐらいまで」であれば、まずはこの無料プランを検討してみてもいいかもしれません。

3分でサインアップ(登録)

最初にサインアップする必要がありますが、登録するのは1ステップ目でメールアドレス、担当者名、パスワード、次のステップで会社情報(住所などを含む)をきかれますが、クレジットカード登録の必要もないので、ハードルは低いです。

メール配信先リストのインポート

初めて利用する場合、メール配信先リストのデータ(メールアドレスとか名前とか企業名)が登録されていない状態でスタートするので、まずは持っているリストを「MailChimp」にインポートする必要があります。インポートできるファイルはCSV, エクセル, タブ区切りのテキストファイル。リストの中には名前、電話番号、住所、WebサイトURL、誕生日などさまざまな項目を含めることができますが、そういった情報が不明な場合にはメールアドレスのみのリストでインポートします。つまり、最低でもメールアドレスのリストがあればインポートできてしまいます。
リストは複数作成することができるので、例えば、資料請求者とか、イベント参加者とか、配信する内容などによってわけてリストをわけて作っておくと良いかもしれません。

5ステップで配信できる簡単フロー

メール配信するところまでステップを踏んで作成できるようになっていて、次に何をすればいいのか迷うことはありません。ちなみに配信するまで5ステップです。

ステップ1:メール配信先選択

まずは、メール受信者を選択します。これはどのリストに送るか、を設定するステップです。作成したリスト全体に送ることもできますし、そのリストの中でセグメントをわけて送ることもできます。例えば、決裁権のある人とそうでない人でセグメントを作り配信内容を分けるとか、メール配信でのアクション率(ここではMember raitingと呼ばれている)が高い人にだけ送る、のようなことができます。(有償版ではさらに細かい設定ができるようです。)

Step2:基本設定

次に基本的なメールの設定をします。メールタイトル、メールの送信元アドレスやメール送信元名などの基本的な部分から、トラッキングの設定までをこのステップで行うことができます。Google Analytics とも連携できるよう。さらにTwitter・Facebook アカウントと接続するとメール配信と同時に自動的にタイムラインに流してくれる設定もありました。

Step3:テンプレートの選択

MailChimp テンプレート

次のステップでは、作成するメールのテンプレートを選択します。テンプレートは基本的なメール構成テンプレートが20種類ぐらい、さらにテーマごとのテンプレートが100種類以上あり、そこから選択できるので基本的には一から自分でつくる必要がありません。テーマテンプレートはイベント告知や、クーポン送付、Eコマース用などに加え、イベントに絡めたメールテーマなどもあり、メルマガのアイデアも浮かびそうです。
自身で作成したメールマガジンのデザインHTMLをインポートできるようにもなっているので、テンプレートをみて「こんなんじゃいやだ!」という場合には自作のもので配信も可能です。

Step4:デザイン設定と確認

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ドラッグ&ドロップでレイアウトをサクサク決められる

ここでメールの本文や写真・画像を配置します。右側にいくつかパーツがあって、ドラッグアンドドロップで左側の編集エリアに持ってこれるので、これでコンテンツを増やしたり、レイアウトを変えたり。画像も編集エリアにそのままD&Dで持ってこれます。

PCとスマホの同時プレビューモード

作りながらプレビューも可能で、PCで見たときとモバイル(スマホ)でみたときのプレビューが同時に確認できます。

秀逸なリンクチェッカー

メールマガジン内のリンクを一覧で確認することができて、そこから修正することが可能です。特に良い機能だなと思ったのは、リンク先を読みにいって、プレビューで画面上に出してくれること。これをすることでリンク先に飛んでみなくても、URLが正しいかどうか一目でわかります。

テストメール送信

作り終えたら、テストメールを任意のアドレスに配信することが可能です。テストメールにはコメントもつけられるので、「明日配信するメールマガジンです。ご確認お願いします」的なメッセージをテストメールと一緒に送ることができます。

Step5:配信

すべての確認を終えて最後に配信の設定をします。即時配信、もしくは時間指定配信のどちらも可能で選択して指定することができます。

開封件数とクリック数がわかる
レポート例

配信のレポート例

メールマガジンを配信すると、そのメールマガジンごとにレポート画面があり、開封した時間や回数、クリックした回数がグラフでわかります。開封率やクリック率も出してくれるのですが、レポート上には業界平均も明記されていて、配信したメルマガが業界平均と比べてどうか、ということもわかります。

また誰が、メールマガジン内のどの記事をクリックしたのかもわかるので、どういったコンテンツに興味を持ったのか、が個人単位でわかるようになっていました。

まとめ

低コストでメールマーケティング、メール配信を始めたい、という人にとっては、導入しやすく、最低限の機能もそろっているツールだと思います。

有償プランでは、その場でチャットサポートもしてくれるようですが、サイト上のFAQもかなり充実していたので、リスト登録、配信、レポートまでは特に困ることはありませんでした。

これから、メールマーケティングを始めたい方、無料で高機能なサービスをお探しの方、配信から解析まで最低限の機能が付いた「MailChimp」を試してみてはいかがでしょうか。

Send Better Email | MailChimp

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