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企業だけじゃない!メディア化する大学サイト3選!」 からご覧ください。
企業のメディア化が叫ばれるようになって久しいですが、最近は「大学のメディア化」が進んできたように思います。
大学のサイトと言えば、在校生向け、卒業生向け、保護者向けなど各関係者向けのコンテンツや各学科の特徴を網羅したコンテンツ、入試情報などが掲載されているのが一般的ですが、今回紹介する3校のサイトは、そういった情報ポータルサイトというより、ニュースサイト、キュレーションサイトのようです。企業におけるオウンドメディア活用、メディア化現象が大学にも波及してきたのかもしれません。
近畿大学のニュースメディア「Kindai Picks」
「マグロ大学って言うてるやつ、誰や!」で有名な近畿大学が運営するサイト「Kindai Picks」はまさに大学が運営するキュレーションサイトです。サイト開設は2015年10月。近畿大学のスタッフが、ニュースサイトや情報発信メディアから近畿大学について掲載された記事を収集、選別し、「Kindai Picks」上に再掲載しています。収集した記事だけでなく、在校生や卒業生へのインタビュー記事といったオリジナルのコンテンツもあり、近畿大学からの発信情報と第三者視点の情報がここに詰まっています。
また閲覧ユーザーがFacebookアカウントを持っていれば、ログインして各記事にコメントを付けることもでき、ユーザーとのコミュニケーションツールとしても機能しています。
近畿大学発表のニュースリリースによると、偏差値などとは異なる「社会から見た近畿大学」をすべてのステークホルダーに伝えるために立ち上げたとのこと。大学がキュレーションサイトを立ち上げる、というのは日本では初めての取り組みではないでしょうか。
近畿大学ニュースリリース
10/19(月)「社会から見た近大の姿」を全てのステークホルダーへ キュレーションサイト※「Kindai Picks(キンダイ ピックス)」オープン! 近畿大学|学校法人近畿大学のニュースリリース近畿大学(大阪府東大阪市)は、10月19日(月)にキュレーションサイト「Kindai Picks」(URL …
明治大学発、社会への提言「Meiji.net」
明治大学が運営する「Meiji.net」は大学が独自に運営するブランディングサイトです。このサイトのメインのコンテンツでもある「M’s Opinion」は専門知識を通して社会への提言を発信すべく、明治大学の教授が記事を書いています。動画記事も多く、明治大学の研究現場をよりわかりやすく発信しています。
プレスリリースによると、広く社会に対し、よりわかりやすく大学の持つ役割などを発信するため、プロモーションサイト「Meiji.net」を立ち上げた、とあります。2013年7月のローンチ時からスマホ、タブレットにも対応しており、通常の入試情報を掲載している大学サイトと棲みわけて開設したメディアサイトは、大学の中でも先駆けと言えるかもしれません。
明治大学プレスリリース
新たなWEBサイト「Meiji.net」(メイジネット)を開設明治大学は7月1日、広く社会に対し、よりわかりやすく大学の持つ役割などを発信するため、プロモーション
早稲田大学オフィシャルサイト
早稲田大学オフィシャルサイトは、トップページから大きな画像とテキストとともにニュースやトピックスが並ぶメディアサイトです。一般的な大学サイトにある学科情報や入試情報は別サイトへのリンクで、「今」を伝えるコンテンツを中心に構成されています。サイト公開は2014年11月、公開時はデザインなど既存大学と一線を画すサイトだと話題にもなりました。
公式発表によると、2032年の創立150周年を目途とした中長期計画「Waseda Vision 150」のスローガンである“アジアのリーディングユニバーシティ”を念頭に、グローバル化戦略の一環としてリニューアルしたとのこと。
また、情報発信においては、膨大な数の単なる情報発信に留まらず、研究活動、学生の活躍、学部ごとの特色、イベント情報など、早稲田大学の各組織の持つ多様さを表現できる、言わば大学の“WEBメディア(オウンドメディア)”を創出、とあり、こちらも大学自らがメディアとなる意志を持って構築されたことがわかります。
早稲田大学公式発表
本学のオフィシャルサイトを、リニューアルしました2032年の創立150周年を目途とした中長期計画「Waseda Vision 150」のスローガンである”アジアのリーディングユニバーシティ”を念頭に、グローバル化戦略の一環として、早稲田大学本学サイトおよび法学学術院サイトを、全面的にリニューアルしました。世界の他大学とも一線を…
このように大学自らが積極的な情報発信を行い、ステークホルダーにダイレクトに伝える、というスタイルが増えてきています。コンテンツを作りメディアとして運営する、ということは工数やコストがかかることですが、いまやインターネット上に情報がなければ、存在しないも同然と考えられるほど重要です。自社、自校を正しく理解してもらうためのきめ細やかな情報発信は、企業、大学に関係なく必須の施策となるでしょう。