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復興ボランティアを通じてネットPRを学ぶ」 からご覧ください。
Web広告研究会の企画で、石巻でボランティアをやってきました。
わずか一日間、イベント会場の草むしり石拾いをやってきただけなんですけど、久しぶりの肉体労働は、なかなか楽しいものでした。
何より有益だったのは、地元のボランティアの方々とお話をさせていただいたこと。
なかでも、地元で非常にユニークな活動されているのが「石巻2.0」です。
「石巻2.0」は、この震災を経験しながらも石巻に住み続け、未来の石巻を創りだそうとする若い商店街店主の方々と一緒に石巻商店街の光明を見出すため、地元の方々と全国のありとあらゆるリソースとのコラボレーションや実験的ワークショップを行いながら、石巻商店街再生を促進することを目的としています。
石巻の復興を新しい価値観でサポートすることを通し、地方都市のあり方や震災後の街の復興のモデルケースを生み出す事は、結局のところ、今回の被災地エリア全土と、日本全体を救うことにつながると我々は考えます。
「石巻2.0」、その先陣を切る存在です。
いいですよね。若々しさと志の高さを感じます。
何よりもこのWebサイト、デザインがとてもいい。シンプルでありながら情報量は十分で、ツイッター・ブログとの連動も非常にスムースです。さまざまなイベント・プロジェクトの様子がダイレクトに伝わってきます。
私たちがお手伝いした作業の記事はこちらです
【2011/11/08】今日は清掃活動!-第2回re_futebolista project- -ISHINOMAKI2.0 ブログ-
また、PDFで作られたブックレットも内容・デザインともに非常に優れています。
数少ない体験から語るのはやや不遜ではありますが、ボランティアはひとつの学習機会なのだと思います。参加すると、震災被害や復興の諸問題について認識を深めるだけでなく、自分の仕事や生活にプラスになることがとても多いのです。
僕は今回、現地におけるさまざまな状況について学ぶと同時に、このサイトを通じて、僕は、ネットPRにおけるデザインの持つパワーを実感することができました。
現在、被災3県のがれき撤去率は9割を超え、震災直後の悲惨な風景は街から消えつつあります。とはいえ、石巻にはまだ陸に乗り上げた漁船も見られ、何より水産加工業の復旧は容易ではなく、人口は減り続けてるのが実情です。そして何より、多くの死者を出した、その心の傷は少しも癒えていないでしょう。
こうした状況に対して真っ向から立ち向かう、志の高い復興アクション「石巻2.0」を応援することで、これからもさらにネットPRを「学ぶ」こともできるかも、とそんなことを考えました。
(四家正紀)