LINEが「LINE」活用の店頭販促ソリューション「LINE SP Solutions」の本格展開開始

第1弾で集客から商品のサンプリングまで一括して実施する「LINEサンプリング」展開

山川 健(Web担 編集部)

2017年10月20日 7:01

LINEは、同社のコミュニケーションアプリ「LINE」と関連サービスを活用した店頭販売促進ソリューション「LINE SP Solutions」の本格展開を始めた、と10月19日発表した。来店から購買まで売り上げに直結するユーザー行動を支援。飲料・食品などのメーカーと小売店、消費者をつなぐ新たな接点をつくる。LINEの公式アカウントや、法人向けサービス「LINEビジネスコネクト」の開設は不要で、単発で施策が実施できる。第1弾のメニューとして店舗への集客から商品のサンプリングまでを一括して実施する「LINEサンプリング」を提供する。

LINEサンプリングは、月間利用者数が7000万人超えるLINEのユーザー基盤を生かした大規模なサンプリングが可能なことが特長で、大型サンプリング施策が短期間に実現できる。既に飲料大手を中心に複数の企業が開始している。LINE SP Solutionsは今後、キャンペーン、参加状況の把握、後追いプロモーション、次回施策の案内といった一連の流れをLINE内で完結させ、消費者の行動把握から1対1のリーチまで可能なソリューションにする。汎用(はんよう)パッケージにして簡易な仕様と価格にした。効果測定(購買検証)の展開も予定する。

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