※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿です:
  • 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
  • 編集部は内容について正確性を保証できません
  • 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
  • 内容の追加・修正も編集部では対応できません

モバイルSEOに関してお話する前に、まずはモバイル検索広告が儲かっているのかどうか? といいますと、非常に概略ではございますが多少儲かっている、もしくは儲かる状態にあると言えます。ちなにみに私は、モバイル検索のニーズが正直ここまでの広がりをみせるとは予想していませんでした。(グーグルのモバイル検索が未だにβ版ということもこれに近い理由からではないでしょうか)

では広告業界も絡めて状況がどうなっているかというと、
 1.モバイル検索連動広告に出稿したいクライアントは多数います
 2.ただし、クライアントの予算を消化できるだけのインプレッションがありません
 3.よって現在のモバイル上位表示の価値は2の消費予算(月額)でしかありません

単純に予算消費(クリック数)と上位表示の価値がイコールと言い難い部分はありますが、市場の声はそのようになっています。つまり、モバイルでの上位表示はそれほど高い値段がついているわけではありません。

しかし、PCでのSEOがそうである以上に、モバイルSEOはもっともっと混沌とした曖昧な商品となっていることも事実です。詳しくは今後「SEOについて」と銘打って述べていきますが、現在のモバイル検索が使えない(解析が進んでおらずアルゴリズムが安定していない)状態でSEOも何もありません。また、SEOという商品を販売する側の実績も経験の積み上げもほとんどありません。そんな中で流通する商品にどれだけの価値があるかということです。私の見た例では、10枚程度の初歩的なレポートだけで何と100万円!

もし自分のモバイルサイトがau公式に登録されていたら、狙いたいワードをタイトル(のできるだけ先頭)に入れ、できるだけ多くのページをクローリングさせインデックスさせてみて下さい。それだけでかなりの効果が現れると思います。現状のモバイルSEOはそのレベルということです。

先にも書きましたが、モバイルサイトの解析が進んでおらずモバイル検索エンジンのアルゴリズムが安定していない状態なので、検索結果は非常にチープな内容です。ただし、これはテキストページに言えることで、画像、動画、着うた等のモバイル特有のニーズにはかなりのマッチングができているのでは無いでしょうか。この部分の、ユーザー動向も加味したモバイル広告がこれから求められてくるかと思います。

現在、モバイル検索市場には大手も含め多くの企業が台頭してきています。その中で生き残るにはやはりかつてのグーグルがそうであったように、比類のない技術か、もしくは圧倒的な利用ユーザーを抱えることが大命題となるでしょう。その点を考えると答えは言うまでも無く出ていると考えています。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ライブコマース
ライブ配信を活用したECの販売促進手法。動画サービスのライブ配信機能やライブ配信 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]