電通がプログラマティック広告配信の透明性を高めるヘッダービディングの仕組み強化

独自の大規模PMP「電通PMP」などを活用、広告主と媒体社に利点がある取り組みを推進

電通は、データに基づいたリアルタイムな広告枠の自動買い付けを意味するプログラマティック広告配信の透明性を高めるヘッダービディングの仕組みを強化する、と3月1日発表した。ヘッダービディングは、掲載したい広告枠を広告主が純粋な価格競争だけで確保可能なインターネット広告で、媒体社にとっても自社の広告在庫を最も高い単価で配信できる。独自の大規模プライベートマーケットプレイス(PMP)「電通PMP」などを活用してヘッダービディングを推進し、広告主と媒体社に利点がある取り組みを進める。PMPは参加媒体と広告主を限定する広告配信を指す。

現在主流になっているウォーターフォール型と呼ぶプログラマティック広告配信は、詳細なターゲティング設定ができてもターゲットに向けた広告枠が確保できるとは限らない、という問題があった。同型は最終的に配信広告を決定するアドサーバーに複数の入札プラットフォームがつながり、プラットフォーム間に事前に優先順位付けがあるため、価格競争の原理が働いていなかった。ヘッダービディングは、広告主のターゲットユーザーへの優先的なアクセス、リーチの拡大と、媒体社の収益性向上を両立させることができる。電通PMPは約250の媒体社が参画している。

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