リスペクトシステムズ、災害時でも復旧可能なデータバックアップホスティング事業を開始

ソフトウェア開発を行うリスペクトシステムズは、データバックアップのホスティング事業を開始すると7月3日に発表した。

リスペクトシステムズは、地震の比較的少ない北陸地域にバックアップ用サーバーを設置し、インターネットでバックアップを行うサービスを開始した。近年問題視されている、首都圏での地震や火災などの災害によるデータの消失を考慮したバックアップサービスだ。

バックアップはリスペクトシステムズで開発したバックアップツールを使用して行う。SSHプロトコルを使用して暗号化を行い、バックアップサーバーへの接続およびバックアップ時の安全性を確保している。また、月2回のバックアップ動作確認を行い、正常に動作しているか状況を報告する。動作確認の回数はオプションで増やすことも可能だ。サービス開始から1年後には自動監視サービスを開始して、毎日の動作確認を行う予定でもある。

バックアップサーバーの基本容量は5GB、初期費用は東京近郊で68,250円(地域により別途見積)、月額19,800円から利用できる。

SSHは、フィンランドのSSHコミュニケーションズ・セキュリティが開発したSecure Shellプロトコルで、システム管理、ファイル転送、アプリケーション接続において世界各国で業界標準として使用されている。2006年1月19日には、Secure Shellプロトコル仕様がIETF(インターネットエンジニアリングタスクフォース)策定の標準化プロセスでProposed Standard(標準化提案)ステータスを獲得している。

リスペクトシステムズ
http://www.respect-sys.com/

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