デジタルガレージが電通、CCI、ADKと共同でCGMマーケティング社を設立

デジタルガレージ(DG)は、電通、サイバー・コミュニケーションズ(CCI)、アサツーディ・ケイ(ADK)と共同で、新会社「株式会社CGMマーケティング」を設立することを7月3日に発表した。

新会社は8月4日の設立を予定しており、インターネット上で一般消費者が情報発信するブログやSNSなどのメディア(Consumer Generated Media:CGM)を分析および活用することにより、新たなマーケティング手法、施策を開発する。代表取締役社長にはデジタルガレージ代表取締役グループCEO林郁氏が就任する。資本金は2億円で、出資比率は、デジタルガレージ51%、電通17%、CCI 17%、ADK 15%となっている。

新会社では、DGの持つCGMに関連する技術やノウハウと、電通およびADKの持つ広告・マーケティングのノウハウやネットワーク、そしてCCIのメディアレップとしてのインターネットメディアに関するノウハウを有機的に融合することで、Web2.0時代のマーケティングをリードする新しい商品・サービスの開発をはじめ、CGMサイトおよび関連企業・技術への投資・育成を行うとしている。 具体的には、ブログ検索サービスを提供するテクノラティジャパンの検索技術を活用したCGM広告配信ネットワークの構築や、価格比較サイト「価格.com」、旅行のクチコミサイト「4travel.jp」、グルメのクチコミサイト「食べログ.com」などにおいてマーケティングを行うとしている。

さらに新会社は、DG、電通、ADKの各グループのグローバルネットワークを最大限に活用して、日本で実証した新商品・サービスを、米国や中国をはじめとした海外市場で積極的に展開していく。

発表翌日の7月4日には、シックス・アパートがCGMマーケティング社との提携を発表しており、同社のMovable TypeやTypePad、Voxなどでの広告配信を行っていくとしている。一般消費者のブログに広告やアフィリエイトなどを融合するシステムを開発し、利用者はブログから収入を得ることが可能に、広告主はCGMネットワークに対し横断的に広告を配信できるようになるという。

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