「マネックス証券」をかたる詐欺サイトが増加、金庫系金融機関のフィッシングに注意【ネット詐欺総研調べ・2025年11月度】

大手銀行や地方銀行から、金庫系金融機関へとターゲットが移行か。

冨岡晶(Web担編集部)

6:30

セキュリティソフト「Internet SagiWall」(詐欺ウォール)を提供するBBソフトサービスの「ネット詐欺総研」は、2025年11月度のネット詐欺リポートを発表した。詐欺サイトについて毎月調査・収集し、動向を分析した内容となっている。

年始は確定申告の時期、国税庁をかたるサイトなどが今後増加か

2025年11月度にフィッシングサイトに利用されたブランドのランキングでは、前月1位だった「三井住友カード」が大幅に減少し5位にランクダウン。「マネックス証券」15.47%が1位となった。

マネックス証券をかたるフィッシングサイトは、10~12月にかけて増加。メールなどで「プレゼントキャンペーン」「セキュリティの確認」「口座の利用制限」といった内容を装い、ログイン情報を詐取する手口が確認されている。なお証券会社を標的としたフィッシングは、狙われるブランドが月ごとに切り替わる傾向が出てきており、全般的に注意が必要な状態だ。

また2位にランクインした「国税庁」も急増中。これから確定申告の時期が始まることもあり、さまざまな通知を装う手口が登場しそうだ。

金融系では、「全国信用金庫協会」をかたるサイトも11~12月にかけて増加。「全国労働金庫協会」なども増加しており、大手銀行や地方銀行から金庫系金融機関へとターゲットが移行している可能性が考えられるという。

フィッシングサイトブランドランキング
マネックス証券のフィッシングサイトのイメージ(発表資料より)

カテゴリ別で見ると、国税庁をかたるサイトの急増により11月度は「官公庁」カテゴリが大幅増。またVpassのフィッシングサイト増加により、「Webサービス」カテゴリについても構成比が上昇した。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比(5ポイント以上上昇したカテゴリ:赤色、5ポイント以上減少したカテゴリ:黄色)
フィッシングサイトカテゴリ別構成比(5ポイント以上上昇したカテゴリ:赤色、5ポイント以上減少したカテゴリ:黄色)


 

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る