業務自動化・AIソフト開発を手掛ける米国UiPathの日本法人、UiPathは、エージェンティックオートメーションの「UiPath Platform for Agentic Automation」の機能拡充を12月10日に発表した。事前構築済みソリューションやオーケストレーションの新機能を追加し、エージェンティックオートメーションを迅速に展開できるエコシステムを実現した。効率性の向上やコスト削減、AI変革による効果と投資対効果(ROI)の実現を加速できる。
オーケストレーションでは「UiPath Maestro」の統合機能により、あらゆる業界で企業全体が卓越性を推進できる。「Maestro Case Management」が請求審査、ローン申請、紛争、調査など事前構築済みのオーケストレーション機能を提供し、優先度の高いケースのライフサイクルをシームレスにモデリングして管理・最適化する。新たな「Maestro Process Apps」はあらゆるプロセスやケースをリアリタイムで可視化して、業務を改善する。
「UiPath Solutions」はエージェント、ワークフローの自動化、完全なオーケストレーションを組み合わせ、特定の業界や対象となる業務ワークフローへのエージェンティックオートメーションの適用を簡素化する。金融サービスや医療、カスタマーサービス、小売業のエンド・ツー・エンドのプロセスに加えて、金融犯罪コンプライアンスや顧客確認(KYC)など対象を絞った事前構築済みのビジネスワークフロー自動化機能が含まれている。
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