電通と電通総研がものづくりの現場に活気を生み出す変革支援サービス「ゲンバニ」提供

製造業の現場では異色のクリエイティビティで閉塞感を打破、従業員の感情に寄り添う

電通と電通総研は、製造業の工場など「ものづくりの現場」で働く人の感情に着目した変革支援サービス「ゲンバニ」の提供を始めたと9月1日に発表した。製造業支援に携わってきたコンサルタントの知見と、人の心を動かすクリエイティビティを持つクリエイター知見の掛け合わせ、現場で働く人の感情に寄り添いながら変革を支援する。合理化や効率化では導けない視点やアプローチによって、ものづくり現場を活性化する。

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サービスは「Cultivation」「Creativity」「Craft」の3要素で構成。「業務マニュアルを自分ごと化して覚えやすく」「従業員の個性を可視化」「職場空間にデザインを取り入れて創造性や愛着を高める」――などを目指す。Cultivationは対話型ワークショップで根底にある価値観を洗い出し、硬直化した認識を解く。Creativityは製造業の現場では異色のクリエイターがアイデア発想の幅を広げ、熱量高く実行できる打ち手を共に立案する。

さらにアイデアを具現化するCraftでは人の心が動く仕組みづくりや、アイデアを持ったものづくり現場の空間設計から社外へのPR施策までの実装プロセスに伴走する。日本の製造業は、生産管理体制やルールの強化で生産性向上とコスト削減の実現を目指しがちだが、現場で働く人の閉塞感を高め、創造性や柔軟性を阻害する一因にもなっている。このため、従来とは異なるアプローチでの変革推進に関する相談が増えていた。

ワークショップで使用する「課題解決のための100の打ち手」
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