ソニーマーケティングがテレビCMのプログラマティック取引広告配信「BROAD+」来春開始

第1弾として日本テレビの地上波広告の在庫を扱い、ソニーが保有するテレビ視聴データ活用

ソニーグループ傘下でソニー製品の国内マーケティング・セールスを手掛けるソニーマーケティングは、テレビCMのプログラマティック取引を可能にする広告配信サービス「BROAD+(ブロードプラス)」を2025年春に始める、と12月2日発表した。地上波局と連携して展開。第1弾として日本テレビ放送網の地上波広告在庫の扱いを開始する。

プログラマティック取引は、独自プログラムでデータを分析しながら広告枠をリアルタイムで売買する仕組み。テレビCMの出稿効率化と効果の最大化を目的にBROAD+を始める。ソニーが保有・管理するテレビ視聴データを活用したCMの出稿効果分析サービスを提供し、効果的な広告出稿を支援する。効果のデータはオンラインで確認できる。

視聴データの活用で各番組の視聴属性の傾向を推定。最適なプランニングを可能にする。日本テレビのCMでインターネット広告と同様にリアルタイムなプログラマティック取引を実現するプラットフォーム「Ad Reach Max」に接続。オークション形式でCMが買い付けられる。テレビCMの広告効果分析指標はネット広告と統一。統合分析できる。

「BROAD+」のイメージ図
「BROAD+」の画面イメージ
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