今冬のボーナスの使い道、「貯金・預金」が11年連続トップながら過去最低の割合に【Pontaリサーチ調べ】

今冬ボーナス「支給されない・分からない」が、30代で増加傾向。

ロイヤリティ マーケティングが運営する「Pontaリサーチ」は、「冬のボーナスの使い道」に関する調査結果を発表した。第61回Ponta消費意識調査として行われたもので「Pontaリサーチ」会員3,000人が回答している。

ボーナス「支給されない・分からない」が過去最高値を更新

まず「今冬のボーナスの使い道」を聞くと、「貯金・預金」33.5%が11年連続で1位。一方で割合は5年連続で下がっており、過去最低を記録した。以下2位「旅行(宿泊をともなうもの)」6.7%、3位「食品(ふだん食べるもの)」6.4%が続く。また「支給されない・分からない」が半数近い47.7%となり、過去最高を更新した。

「貯金・預金」「支給されない・分からない」について、前々年2022年・前年2023年の調査と比較すると、「貯金・預金」 は、20~30代・50代で減少傾向となり、特に30代が10%近く減少している。逆に「支給されない・分からない」は、30代で増加傾向が見られた。

「冬のボーナスの支給金額は増加するか・減少するか」を聞くと、「変わらない」が6割以上を占めたが、「増える見込み」15.5%が「減る見込み」12.5%を上回る。支給金額(見込み額を含む)は、「40万円~60万円未満」から「100万円~120万円未満」が増加している。

冬のボーナスの使い道に「貯金・預金」と答えた人に用途を聞くと、「決めている」としたのは39.1%で、最も多かったのは「老後の生活への備え」62.6%だった。また「病気や災害への備え」が前年から4.0ポイント増加して25.2%に上昇した。

調査概要

  • 【調査対象】「Pontaリサーチ」会員
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2024年9月24日~27日
  • 【有効回答数】3,000人(男女、20・30・40・50・60代以上の各10セルで300サンプル)
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