AVITAとローソンが大阪でアバターと生成AIを活用した初の体験型フラッグシップ店舗

「ローソンJAM BASE店」、JR大阪駅前うめきた2期地区「グラングリーン大阪」内に開店

アバターを活用したサービス開発のAVITAは、コンビニエンスストア大手のローソンと共同で9月6日に大阪市北区で「ローソンJAM BASE(ジャム ベース)店」を出店すると9月3日に発表した。JR大阪駅前うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」にあるイノベーション創出の中核機能施設「JAM BASE」(北館2階)で、アバターによる接客で顧客とのつながりを生み出す2社の協業を表す初の体験型フラッグシップ店舗となる。

これまで6都府県(東京、大阪、福岡、埼玉、千葉、神奈川)の14店舗に導入してきた「アバター接客」をローソンJAM BASE店でも提供する。ローソンアバターオペレーターがアバター店員となり、遠隔地からアバターをリモート操作して来店中の顧客にサービスを提供し、セルフレジのサポートなど店舗での接客・販売促進を行う。1店舗あたりのアバター導入数は過去最多となる。営業時間は午前7時から午後23時で、原則無休。

生成AI(人工知能)などのAI技術を活用してアバターとコミュニケーションできる体験型のイートインスペースを店舗に設置する。アバターが接客をする自動販売機も置いて、さまざまな企業やVTuberなどとのコラボ企画を実施する。ローソンとAVITAは、人手不足や深夜の就労対策で2022年9月からアバター技術の活用で協業を開始。同年11月に近未来型店舗「グリーンローソン」でアバター接客サービス「AVACOM」を導入してきた。

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