「マネーフォワード クラウドインボイス」に「PDF分割」と「ファイルのリネーム」機能

マネーフォワード、基幹システム出力のPDFを取引先ごとに分割、ファイル名を自動登録

クラウド会計サービスのマネーフォワードは、提供している請求書受領・送付システム「マネーフォワード クラウドインボイス」の送付機能(送付プラン)で、基幹システムから出力されるPDFを取引先ごとに分割できる「PDF分割機能」と、読み取った取引先コード・取引日・金額の情報をそのままファイル名に登録できる「ファイルのリネーム機能」の提供を始めたと8月2日に発表した。電子送付とファイルの保管を効率化できる。

クラウドインボイスの送付プランは、取引に関わる全ての帳票の送付業務をクラウド上で完結でき、導入済みの基幹システムと組み合わせて利用できる。基幹システムから請求書を電子送付する際に出力されるPDFが取引先ごとに出力できず、複数の取引先宛の請求書が連なってしまうケースが多い。今回のPDF分割機能の提供で、基幹システムから出力したPDFを送付先ごとに自動で分割し、効率よくクラウド上から電子送付できる。

ファイルのリネーム機能は、PDFから自動で読み取った取引先名・取引日・金額を、そのままファイル名に登録することができる。これによって、基幹システムから出力したPDFを読み込むだけで、迅速かつ効率的に電子帳簿保存法の保存要件を満たした保管が可能になる。マネーフォワードは今後も、基幹システムとの連携や法令対応など、バックオフィス業務をスムーズかつ効率的に行える機能の提供を進めていく。

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