25卒学生が選ぶ就職人気企業ランキング、文系は「伊藤忠」理系は「ソニーG」が人気1位に【産経×ワークス・ジャパン調べ】

やりたい仕事に就けるかが企業選びの軸に、インターンシップなどで現場社員との交流に注目。

ワークス・ジャパンと産経新聞社は、2025年3月卒業・修了予定の大学生、大学院生を対象に、就職希望先調査を実施した。有効回答数は2万2,495票。5つのカテゴリ(文系総合、理系総合、理系専攻別、大学別、業界別)で就職先希望を分析している。

文系では「総合商社」、理系では「IT・ソフトウェア」「メーカー」が人気上位

25卒学生は、大学入学時にすでにコロナ禍が始まっており、ガクチカ(学生時代に力を入れた活動)の少なさが指摘されている。そのため、入社後にも自身のスキルアップが図れることなどが就活において重視されているという。文系では「総合商社」「生命・損害保険」「銀行・証券」、理系では「IT・ソフトウェア」「メーカー」がいつもどおり人気上位だが、インターンシップなどで仕事の具体的訴求を図った企業が支持を集めた。

文系総合ランキングで1位となったのは、前年に続き「伊藤忠商事」。以下「住友商事」「三菱商事」が続きトップ3はすべて総合商社。4位にも「三井物産」がランクインしている。

住友商事では、早期から対面の座談会を開催するなどしたのが奏功し、前年から順位を上げた。7位の「三井不動産」は夏のインターンシップを例年より1か月早く実施。5位の「東京海上日動火災保険」は、夏のインターンシップで職場受入型のプログラムを実施するなど、現場社員とのコミュニケーションを提供した企業が目立つ。

理系総合では、前年1位だった「NTTデータ」が2位となり、「ソニーグループ」が1位に。ソニーグループでは2~4週間の長期職場密着型のインターンシップに加え、最新のビジネスやテクノロジーを体感できる1day型のインターンシップも提供。一方NTTデータは数百名の学生を対象にしたアイデアソンのほか、「キャリアアップ」「育児」など多様なテーマでイベントを行っている。

調査概要

  • 【調査対象】2025年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生 ※調査開始時点
  • 【調査方法】就職対策サイト「キャンパスキャリア」およびワークス・ジャパン主催の各種イベントでアンケート告知を行い、Web上のアンケートフォームで回収。就職を希望する企業ランキングは第1志望から第5志望までの選択方式。
  • 【調査時期】2023年4月17日~11月30日
  • 【有効回答数】22,495票
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