「YouTube」で世界の人気コンテンツをさまざまな言語に吹き替える機能を提供開始

言語の問題で見なかったコンテンツが視聴可能に、クリエイターは新たな視聴者獲得

米国YouTubeは、「YouTube」で世界の人気コンテンツをさまざまな言語に吹き替える機能の提供を始める、と2月24日発表した。海外の動画が視聴者の最も得意な言語の吹き替え版で視聴可能になり、言語の問題からこれまで見なかったコンテンツが楽しめる。クリエイターにとっては、作成したコンテンツの新しい視聴者獲得につながる。

YouTubeはこの新機能のテストを行い、幅広い視聴者層を持つ米国のユーチューバー、MrBeast(ミスター・ビースト)さんなど少数のクリエイターに協力してもらった。吹き替え版の言語は40を超え、テストに参加したクリエイターの平均で総再生時間の15%以上が吹き替え版だった。この結果を踏まえて今回、提供範囲を数千人に広げる。

吹き替え版は、動画で [設定] をクリックし、対応する「音声トラック」を確認すると別の言語で視聴可能。選択言語を標準設定にしたり、自動翻訳された動画のタイトルと説明文で検索したりできる。テスト対象クリエイターは動画をチャンネルにアップロードする際、字幕エディタツールを使い、自身で手配した音声ファイルを加える。

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