日本IBMがリアルとデジタルが一体化する時代に対応するITアーキテクチャを公表

金融・保険・自動車など11業種について定義、枠を超えて進む業界変革をITで支援

日本IBMは、リアルとデジタルが一体化する時代に対応するITアーキテクチャ「リアルとデジタルが一体化する2025年の世界」を公表した、と7月14日発表した。金融、保険、自動車、電機・電子、素材、機械、運輸、流通、ヘルスケア・ライフサイエンス、電力・ガス、通信の11業種について定義。枠を超えて進む業界変革を先進ITで支える。

AI(人工知能)などの最新技術を活用した業界ごとのデジタル変革戦略を推進する「デジタル時代の次世代アーキテクチャー」(2018年発表)の進化版となる。現在はまだリアルとデジタルのサービスが区別されているが、技術が境界を取り払って両者が一体化し、企業横断・業界横断で継ぎ目なく提供されるサービスの出現が見込まれているという。

リアルとデジタルを一体化した業界横断的なサービス実現には①サービスに関わる全視点で体験を作り上げる技術②組織を超えてつながり共創する技術③自律的に判断し最適化する技術④IT環境にとらわれないための技術--が不可欠とし、ITアーキテクチャーでは4つの技術の実装と連携を提示。業界を超えた共創での業界変革を推進している。

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