ヘイが店舗アプリ作成サービス「STORESブランドアプリ」開始、OMO型店舗運営を支援

ネットショップ開設の「STORES(ストアーズ)プラットフォーム」運営のへイ(hey)は、店舗アプリを作成できるサービス「STORESブランドアプリ(ストアーズブランドアプリ)」の提供を始める、と7月7日に発表した。実店舗とネットショップの顧客管理を統合して、OMO(オンラインとオフラインの融合)型の店舗運営を実現する。

実店舗とネットショップの来店・購買行動を顧客ごとに紐づける。アプリ上のアンケート配信で好みを取得して、その人だけに向けた「1to1」のメッセージやクーポン特典を自動配信する。アプリ認証方法は、ICタッチやレシート印字、QRコードなど豊富に用意したしている。管理画面で新規/リピーター比率や、会員属性、来店周期を分析できる。

商品・店舗単位の売れ行き把握ではなく、顧客に紐づけたデータの取得・管理・活用が望まれているが、実店舗で顧客情報を取得するのは難しく、デジタルと統合して管理・活用するのはさらには手間がかかる。STORESブランドアプリでそうしたハードルを越えることができ、実店舗とネットショップで相互に行き来する「1to1のおもてなし」ができる。