アドウェイズが人物や空間を3D CG化する技術「ボリュメトリックビデオ」サービス化

イスラエルTetaViと同社日本総代理店のクレッセントとパートナーシップ提携を開始

アフィリエイト広告・スマートフォン向け広告事業のアドウェイズは、複数のカメラで撮影した人物や空間を3D CG化する技術「ボリュメトリックビデオ」のサービス化を目的に、同ビデオのキャプチャ普及を進めるイスラエルTetaViと、同社日本総代理店のクレッセントとパートナーシップ提携を始めた、と2月8日発表した。ニーズに応じた映像制作のサポートを目指す。

次世代のモバイル通信規格「5G」の普及に伴って高速・大容量での高品質の映像体験が可能になり、ボリュメトリックビデオの活用シーンが増えると判断した。同ビデオは空間自体を3次元のデジタルデータに変換するため、視聴者は360度自由な視点から映像が見られる。バーチャルコンサート、映画、イベント、スポーツ、ファッションなどさまざまな分野で活用できる。

アドウェイズは今回、TetaViに出資した。同社の技術で実現したグリーンスクリーンの背景が不要なシステムと、クレッセントが持つ専用スタジオと連携することで、人物などの撮影、3Dモデル化、編集が一括して可能になった。ユーザーは360度のホログラム(3次元写真)で没入感があるVR(拡張現実)の映像体験が、専用アプリなしでスマートフォンのブラウザで楽しめる。

「ボリュメトリックビデオ」体験QRコード
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