目的を選んで指定データを用意するだけのSaaS型セルフAIツール「datagusto」β版提供

プログラムやデータ分析の知識不要でデータ活用が可能、「レシピ」と材料で処理が完成

AI(人工知能)やデータ関連製品の開発・販売を行うdatagustoは、ビジネスの目的を選択し、指定されたデータを用意することでAIの分析が可能になるSaaS型セルフAIツール「datagusto」のベータ(β)版の提供を始めた、と11月16日発表した。参加者を絞るクローズドβとなる。プログラムやデータ分析の知識不要でデータが活用できる。

AIツールのdatagustoは、ビジネス上の目的が記載された「レシピ」を選び、指定材料(データ)を用意するだけでデータが生かせる。レシピには「受注確度予測」「定期契約の解約候補抽出」「提案すべき商材の選択」「テレアポ時間の予測」「不正可能性経費申請抽出」などがあり、データを入れるとAIとデータ処理を完成させる仕組み。

必要なデータはレシピに「用意すべき材料(データ)」と記され、入力はファイル選択のほかコピー・ペーストでも可能。直感的な操作を特長にする。「こういうときはどうなるか」といった想定値を入力すると、AIが予測して結果を返すため、複数のシナリオを作成することも可能になる。1ユーザーあたり年間10万円からの料金で提供する。

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