大阪難波駅のデジタルサイネージ23面でインプレッションに基づく広告配信の実証実験開始

アド近鉄とLIVE BOARD、サイネージ上部のカメラで計測し、映像は録画せず統計情報に変換

近鉄グループの広告会社のアド近鉄と、電通グループが出資するデジタル交通・街頭広告(DOOH)広告配信プラットフォーム事業のLIVE BOARD(ライブボード)は、大阪難波駅東改札口のデジタルサイネージ「近鉄なんばアーバンビジョン」の23面でインプレッション(視認数)に基づく広告配信の実証実験を10月30日から始める、と10月28日に発表した。

大阪難波駅東改札口 近鉄なんばアーバンビジョン

 

LIVE BOARDが取り扱うDOOHの広告枠「LIVE BOARDマーケットプレイス」に近鉄なんばアーバンビジョンを接続して、サイネージ上部のカメラのローカルセンシング(特定エリアの情報取得)でインプレッションを計測する。計測結果を基にLIVE BOARDが広告主の予算に応じて掲載期間や配信時間帯を自動的に決め、効率よく広告配信を運営する。

サイネージ閲覧者の個人情報は「エッジAI解析技術」で保護する。通行者の映像は録画せず、映像データは機械的に個人を特定できない統計情報に変換して即時破棄する。事後的に個人を特定する解析もしない。駅通行者のプライバシーに配慮し、デジタルサイネージコンソーシアム策定の「センシングサイネージガイドライン」などに準拠して運用する。

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