サイカとアタラが業務提携、データ収集から運用まで広告出稿企業を支援するインフラ構築

広告効果分析ツール「マゼラン」と運用型広告レポート作成支援「グルー」を組み合わせ

山川 健(Web担 編集部)

2020年9月10日 7:00

統計分析システム開発のサイカと、デジタルマーケティング支援のアタラは、業務提携した、と9月9日発表した。サイカの広告効果分析ツール「XICA magellan(マゼラン)」と、アタラの運用型広告レポート作成支援・データ収集エンジン「glu(グルー)」を組み合わせ、データ収集から運用まで自動化して広告出稿企業を支援する。

マゼランはインターネット広告、テレビCM、交通広告など多様な広告の効果を統合的に分析し、広告予算の最適な配分案を算出。グルーは複数の運用型広告媒体やツールのデータを取り込んでレポートを自動生成する。マゼランとグルーの組み合わせでデータ収集・整形、統合分析・シミュレーションの一括したサービスが提供できる。

提携で両社は、まずそれぞれのソリューションの共同提供を始め、2021年をめどに両社の製品の連携や共同ソリューションの開発に着手。広告を出稿する企業がオンライン広告とオフライン広告の両面に関し、データの収集・整形から分析による示唆の抽出、示唆に基づく投資の意思決定まで迅速に可能になるインフラの構築を目指す。

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