「新型コロナウイルス関連倒産」がすでに37件発生、観光・飲食に打撃【帝国データバンク調べ】

エリア別では「近畿」「九州」が各6件で最多。次いで「北海道」「関東」「中部」「中国」が各5件。

帝国データバンクは、新型コロナウイルスの影響を受けた倒産(法的整理または事業停止)について調査した結果を発表した。

“コロナ倒産”、法的整理16件、事業停止21件がすでに発生

それによると、2020年4月3日(17時30分現在)の時点で判明している倒産企業は、全国で37件。法的整理が16件、事業停止が21件すでに発生しているという。

新型コロナウイルス関連倒産の推移

エリア別では「近畿」「九州」が各6件で最多。以下「北海道」「関東」「中部」「中国」各5件、「北陸」3件、「東北」2件が続く。

都道府県別では「北海道」「東京都」(各5件)、「広島県」(4件)、「大阪府」「福岡県」(各3件)、「兵庫県」(2件)の順。

新型コロナウイルス関連倒産(エリア・都道府県別)

業種別では、旅館・ホテル・宿泊施設、国内旅行業、クルーズ船、スキー場などの「観光関連事業」が16件、バイキングレストラン、ビアレストラン、ラーメン店、給食用食材卸、めん類製造などの「飲食関連事業者」が12件を占めた。すでに連鎖倒産も発生しているという。

新型コロナウイルス関連倒産企業(法的整理)
新型コロナウイルス関連倒産企業(事業停止)
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