ソネット・メディア・ネットワークス、Logicad Video AdsにAIで視聴完了単価(CPCV)を推測し広告配信する機能を追加

動画広告視聴完了の可能性が高い、広告枠などを推測しCPCVを達成する広告へ配信を実施
岩佐 義人(Web担 編集部) 2018/11/29 15:30

ソネット・メディア・ネットワークスは、DSP「Logicad Video Ads」において、視聴完了単価(CPCV)の最適化に関する機能追加を実施する、と11月28日発表した。最適化機能は、動画広告視聴データをもとに、自社開発のAI「VALIS-Engine」によって、動画広告視聴完了の可能性が高い、広告枠、タイミング、人を推測し、目標とするCPCVを達成する広告へ配信を実施する。

Webサイトにおける動画視聴時間は、視聴環境の整備により大幅に増加しており、動画広告枠は、今後も増加する見込み。これらの状況に伴い、動画広告の効果測定においても、様々な指標や単価(動画再生数、視聴者数など)が存在し、視聴完了に関する単価のひとつであるCPCVも注目されている。

最適化機能の追加にあたり、実際の動画広告配信において効果検証を行ったところ、従来の動画広告配信とCPCV最適化機能による動画広告配信との比較で、視聴完了単価の低減(約35%)を確認した。機能追加により、動画広告の視聴完了者、未視聴者に対して、広告認知率やブランド認知率など、広告効果を調査する「ブランドリフトサーベイ」を実施することも可能となる。

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