電通がAIの活用を社内外で推進する統括プロジェクトチーム「AI MIRAI」を立ち上げ

社内の専門家で構成、マーケティング・生産性向上・新規ビジネスでサービスを開発

電通は、人工知能(AI)の活用を社内外で推進する統括プロジェクトチーム「AI MIRAI(エーアイ・ミライ)」を立ち上げた、と1月16日発表した。社内の各プロジェクトで開発・運用している最先端のAIのノウハウと、社外とのネットワークを集める。クリエーティブ、メディア、情報システム、働き方改革などでAIを生かしている社内40人の専門家で構成。これまでAI関連プロジェクトを20件以上行い、現場でも利用が浸透してきたため、相乗効果を高めることにした。

AI MIRAIは当初、AIによる高度なマーケティングサービスを提供する「AI MIRAI Marketing」、生産性向上やワークスタイル変革を支援する「AI MIRAI Workstyle」、パートナー企業との協業で新規ビジネス開発を進める「AI MIRAI Business」の3分野でサービス・ソリューションを開発する。電通は同日、手書き文字認識の特許を持つAI事業のAI insideと業務提携した。AI領域で共同研究を実施し、マーケティング、業務効率化、ビジネス開発を顧客企業に展開する。

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