オールアバウトがIASのアドベリフィケーションツールを国内媒体で初導入、広告不正対策を強化

広告詐欺が問題になっていることから、アドベリフィケーションツールを導入
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/8/22 12:50

専門ガイドによる情報サイト「All About」を運営するオールアバウトは、広告商品の透明性、安全性の追及を目的にインテグラル・アド・サイエンス・ジャパン(IAS)が提供するアドベリフィケーションツール(インターネット広告配信時、ブランド価値を毀損する媒体やコンテンツ、視認が困難である場所への広告掲出、不正クリックなどを確認し、配信を制御する)を、国内媒体で初めて記事型ネイティブ広告に導入した、と8月17日発表した。広告詐欺が横行し、問題になっていることから、オールアバウトは、アドベリフィケーションツールを導入することにした。

アドベリフィケーションツールの導入によって可能になるのは、「不正インプレッションへの対策」「ブランドセーフティへの取り組みの強化」「ビューアブルインプレッションの計測」の3種類。不正インプレッション対策では、クローラーなどの一般的なトラフィック(GIVT)および、悪意のある無効トラフィック(SIVT)を判別し、計測結果から除外する。ブランドセーフティへの取り組みでは、ブランド価値を毀損するコンテンツへの広告掲出を除外する。ビューアブルインプレッションの計測では、基準に達するビューアブルインプレッションの計測が可能になる。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ビューアビリティ
インターネット広告が「閲覧者が見られる状態にあるか」の観点と、それを確保するため ...→用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]