トライベック・ストラテジー、Webユーザビリティ診断にサイト行動分析オプション追加

行動傾向や貢献度など、行動データによる評価を加え、確度の高いレポートを作成

岩佐 義人(Web担 編集部)

2017年4月21日 18:35

Webコンサルテーション事業のトライベック・ストラテジーは、Webサイトの使い勝手を評価するユーザビリティ診断プログラムにマーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management」を利用したデータ分析レポートを組み合わせたオプションプランを4月24日より提供開始する、と4月20日発表した。Webサイトのユーザビリティを専門アナリストがレポートするヒューリスティック評価に加え、生活者個々の行動傾向やコンテンツ貢献度など、Webサイト上の行動データによる評価を加えることで、より確度の高い診断レポートを作成する。

データ分析レポートを組み合わせたオプションプランの特徴は「ユーザビリティ診断プログラムにデータ分析レポートオプションを追加したこと」「ヒューリスティック評価にデータドリブン(データをもとに次のアクションを起こしていくこと)の視点を加えたレポーティングが可能に」「アクセス解析によるデータ量の評価だけでなく、個人に焦点を合わせ、デジタル体験の質を分析」などとなっている。オプションプランを適用することで「ユーザー行動評価」「シナリオ評価(仮説シナリオとのギャップを知る)」「コンテンツ評価」の3つの評価軸をレポートに追加することになる。

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