オンライン上の行動を基にした顧客リストからDMを発送するソリューションの販売を開始

マーケティング支援のトライベック・ストラテジーと、電通グループで広告制作の電通テックは、オンライン上の行動を基にした顧客リストからダイレクトメール(DM)を発送するソリューションの販売を開始する、と2月4日発表した。トライベックのマーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management」で配信リストを作り、電通テックのDMサービス「Direct→One(ダイレクトワン)」で個人に最適化して送付する。

OMO(Online Merges with Offline)ソリューションとなる。OMOは、オフラインビジネスとオンラインと一体に捉えたマーケティング概念で、「オン」と「オフ」を柔軟に組み合わせたアプローチを重視する。HIRAMEKIとDirect→Oneを連携することで、手作業だったリスト生成とメール原稿の入稿を自動化。発送までの時間を短縮して最速24時間以内に投かんする。デジタルのマーケティングだけでは届かない潜在顧客にDMでアプローチできる。

人手では難かしいDMのパーソナライズ化も実現する。例えばECサイトで商品を選択しながら最終的に注文に至らなかった見込み顧客に対し、商品の写真付きDMを24時間以内に発送し、DMが到着したころにメールなどでさらに働きかける、といったマーケティング施策も可能になる。BtoB(企業間取引)では、過去の自社セミナー参加者のうち資料をダウンロードした顧客に対し、それぞれの興味関心をパーソナライズしたDMをタイムリーに出せる。