CyberZが人工知能を活用した広告の自動化・サービス開発組織「AI技術推進室」を設立

スマートフォン広告向け効果測定ツール「F.O.X」で機械学習によるテレビCM分析開始

インターネット広告のサイバーエージェント子会社でスマートフォンに特化した広告マーケティングのCyberZは、人工知能(AI)を活用した広告の自動化・効率化と広告技術分野のサービス開発を行う組織「AI技術推進室 (AITEC)=アイテック」を設立した、と9月13日発表した。広告技術商品へのAI技術の導入やAI技術を活用した新サービス開発を進める。第1弾で機械学習を使用したテレビCM分析機能の提供を自社のスマートフォン広告向け効果測定ツール「F.O.X」で始めた。

AIの市場規模はウェブ広告・レコメンデーション分野だけでも2015年には5666億円になり、2020年には1兆円に成長すると予想されることから、AITECを立ち上げた。AIの中でも機械学習や深層学習のウェブ広告自動最適化などへの活用が注目される。開始したテレビCM分析機能は、F.O.Xの従来のスマートフォン広告分析に加え、テレビCMでのプロモーション効果が分析できる。テレビCMによるアプリのインストールや、アプリの起動といった効果やウェブ広告への影響が分かる。

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