米アドビと米コムスコアが世界規模で戦略的提携、視聴行動に関する高度なインサイト提供

コムスコアのオーディエンス情報とアドビ「Adobe Marketing Cloud」の連携で広告最適化

山川 健(Web担 編集部)

2016年3月24日 14:30

米アドビは、クロスプラットフォーム測定・デジタル市場分析の米コムスコアと世界規模で戦略的提携した、と3月22日発表した。デジタルオーディエンス(広告の受け手)のメディア視聴行動に関する新しいインサイト(本心)の提供を目的にする。クロスデバイスの動画や広告コンテンツの正確なオーディエンス測定が可能になり、消費者の視聴行動に関する高度なインサイトを提供して効果的なメディアプランニングや広告出稿につなげる。

提携によってコムスコアのオーディエンス情報と、アドビの統合デジタルマーケティングサービス「Adobe Marketing Cloud」を連携させ、視聴される動画の数や視聴時間など信頼性の高いインサイトを提供する。広告キャンペーンが最適化でき、テレビやデジタルメディアで適切なオーディエンスに効果的に広告を届けられるようになる。メディア企業は、高度なインサイトを活用してコンテンツがどの程度機能するかが正確に予測できる。

アドビシステムズ
http://www.adobe.com/jp/

コムスコア
http://www.comscore.com/jpn/

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