アドビシステムズ、デジタルマーケティングに関する調査で、約6割は「取り組みが進んでいない」
アドビシステムズは、「企業におけるマーケティング、デジタルマーケティングの現状と課題」に関するインターネット調査を実施。9月10日、調査結果を発表した。「あなたの勤務先では『デジタルマーケティング』に対する取り組みが進んでいると思いますか」という質問では「進んでいる」が4%、「やや進んでいる」が17%と、デジタルマーケティングに対する取り組みが進んでいる企業は約2割程度だった。一方「やや遅れている」は30%、「遅れている」も30%で、進んでいないと感じている企業が6割に上った。調査は5月9~17日に、従業員500人以上の企業経営/マーケティング/営業部門勤務者に対し、インターネットを利用して実施。有効回答数は747だった。
「勤務先において、『デジタルマーケティング』への取り組みが遅れている要因」についての質問では「リードする人材がいないから」が36%、「投資対効果を明確にできないから」が24%、「経営層が重要性を認識しないから」が22%の順だった。デジタルマーケティング関与者に限った回答では「経営層が重要性を認識しない」が平均より12%高い34%となった。「勤務先において『デジタルマーケティング』への取り組みが進んだ要因」についての質問では「経営層が重要性を認識したから」が23%ともっとも多く、次いで「マーケティング担当者の興味・関心・感度が高いから」が19%、「先進的なことに取り組む社風・文化があるから」が16%、「リードする人材がいたから」が14%で、企業のデジタルマーケティングの進み方には、経営者の認識とデジタルマーケティングを推進する人材の有無が大きな影響を与えることが分かった。
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