博報堂DY、全国スマートフォンユーザー調査でテレビを見ながら利用する層が7割以上
博報堂、大広、読売広告などを傘下に持つ博報堂DYホールディングスは、グループ横断型組織の「博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター」が実施した「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」の第2回(5月)の結果を9月10日発表した。スマートフォンの保有率は前回調査(2月)から増加し、女性の拡大傾向が続いていた。テレビを見ながら利用する層が7割以上にのぼり、番組で紹介された商品やサービスを検索したり、店の場所を検索していた。
調査は、全国の高校生から69歳までの男女1000人を対象に、5月25~29日にインターネットで行った。スマートフォンの保有率は33.4%と3割を超え、前回調査の28.2%から3ヵ月で5ポイント以上増えた。男女比では、女性が53.5%と前回調査の50.5%から拡大した。年代別の中心利用者層は男性が30、40代、女性は20、30代だった。関東、近畿地方の保有率が全体の人口と比べてやや高いが、地域による大きな差はなく、全国的に普及していた。
テレビとの関係では、スマートフォンを利用しながらテレビを見たことがある層が75.9%にのぼった。そのうち68.1%が番組で紹介された商品やサービスを検索し、59.7%が紹介された店や場所を検索。店や場所を調べて実際に行く人も40.9%あり、25.1%は商品やサービスをスマートフォンで購入する、と答えた。CMについても、番組と近い結果がみられた。博報堂DYは、テレビと店をつなぐ役割をスマートフォンが持っている、と分析している。
博報堂DYホールディングス
http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/
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