博報堂DYグループ、全国ソーシャルメディアユーザー調査で、若者は「スマホ派」、30代以上は「PC派」
博報堂DYホールディングスの博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンターは、現在の日本のソーシャルメディア利用状況と企業のマーケティング活動におけるソーシャルメディアの役割を明確にするため、「全国ソーシャルメディアユーザー1000人調査」を実施。8月20日、調査結果を発表した。ソーシャルメディアのメイン利用機器はPCが57.6%、スマートフォンが30.5%だった。年代別では10代ではPC30.7%、スマートフォン49.4%。20代はPC42.1%、スマートフォン42.9%と若者の場合はスマートフォンをメインに使う「スマホ派」の割合が高かった。30代ではPCが54.6%、スマートフォンが30.9%とPC、スマホのメイン利用率が逆転し、年齢層が上になるほど「PC派」の割合が高くなっている。調査は6月8~10日に、全国の高校生から69歳の男女で、週に1日以上「Twitter」「Facebook」「mixi」のいずれかを利用するユーザーに対しインターネットを利用して実施。有効回答数は1080だった。
ソーシャルメディア利用者全体の約6割を占めるPC派は、30~40代の男性ビジネスマンが中心で、帰宅後にソーシャルメディアを利用。ほぼ毎日利用する人は61.4%だった。Facebookの「いいね」利用率は54.4%、企業・商品・サービス情報のメーシャルメディア投稿率は42.3%と、ソーシャルメディア利用の定着がうかがえる結果となった。ソーシャルメディア利用者の約3割を占めるスマホ派は10~20代の若者中心の層となっている。ソーシャルメディアをほぼ毎日利用するのは84.3%、Facebookの「いいね」利用率は62%。企業・商品・サービス情報のソーシャルメディア投稿率は44.8%とPC派と大差ないが、1ヵ月あたりの投稿回数はPC派の1.9回に対して3.2回と多く、情報拡散力や企業のマーケティング活動への寄与度が高い層であり、ソーシャルメディア・マーケティングを展開するうえで注視すべき存在といえる。
博報堂DYホールディングス
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