パイプドビッツ、モバイル向けメール配信を高速化したエンジン「ラセンエンジン」開発

情報資産プラットフォーム「スパイラル」に導入、1時間あたり最大120万通の配信が可能

山川 健(Web担 編集部)

2012年5月31日 16:18

アプリケーションサービスのパイプドビッツは、同社の情報資産プラットフォーム「スパイラル」で、スマートフォンをはじめモバイル向けメール配信を4倍に高速化したエンジン「ラセンエンジン」を開発した、と5月31日発表した。6~8月に順次、スパイラルに導入する。1時間あたり最大120万通のモバイル用メール配信可能な性能を持ち、同140万通のPC向けと合わせ、各種機器に高速でメール配信できる。

タイムセール情報を多くの会員にスピーディーに送ったり、メールマガジンの受信の時間差をなくすことが可能になる。プロバイダごとの受信側環境を考慮して制御することで、迷惑メールと判定されないようにするほか、受信側の迷惑メール対策機能によるフィルタ状況を解析、判別する機能によってメールが届かない状況が把握できる。スマートフォンの普及に伴い、モバイル向けの大量高速配信のニーズが高まっていることから開発した。

パイプドビッツ
http://www.pi-pe.co.jp/

スパイラル
http://www.pi-pe.co.jp/spiral-suite/

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