IMJモバイル、位置情報サービスの利用に関する調査で約7割がチェックイン場所を訪問
モバイル関連ビジネスのIMJモバイルは、全国のスマートフォンまたは携帯電話を所有するユーザーを対象に携帯電話のGPS機能を利用した位置情報サービスに関する「ロケーション・ベースド・サービスの利用に関する調査」を実施。12月15日、調査結果を発表した。調査はGPS機能の利用動向と自分がどこにいるかを友人・知人に知らせる「チェックイン機能」の利用動向の2つの視点から構成。チェックイン機能はソーシャルメディアの「Facebook」「mixi」「Foursquare」利用者の67.4%が、友人のチェックインを見た後でその場所を訪問したことがある、と回答。来店促進、興味喚起に効果があることが分かった。調査は11月24~25日に、20~49歳の男女で、スマートフォンまたは携帯電話を所有するユーザーに対し、インターネットを利用して実施。GPS機能利用の動向調査は有効回答数299、チェックイン機能利用の動向調査は有効回答数632だった。
サービスごとのGPS機能の利用に関する質問では、最もGPS機能を利用しているのは「経路検索」の19.1%、次いで「グルメポータル」が7%、「SNS」が6%だった。スマートフォンユーザーと非スマートフォンユーザーのGPS機能を利用したサービスの利用状況は、スマートフォンユーザーが「地図案内」を46.3%、「周辺のクチコミ情報」「周辺のおすすめ情報」がそれぞれ20.7%と、高い利用率を示したのに対し、非スマートフォンユーザーが現在利用しているのは「地図案内情報」が11.1%とGPS機能を利用したサービスの利用率が低いことが分かった。Facebook、mixi、Foursquareの利用者に、各ソーシャルメディア上でのチェックイン経験を尋ねたところ、Facebookとmixiでは約6割、Foursquareでは94.1%のユーザーがチェックイン機能を利用したことがある、と答えた。チェックイン経験があるユーザーの約半数は1日に1回以上チェックインを行っていることも分かった。
IMJモバイル
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