エフセキュア、世界規模で実施した「Facebook」ユーザー調査で78%がスパムを問題視
うち30%は実際に毎日にスパムの被害に遭遇、偽アプリによる詐欺助長の危険も
2010/11/25 15:45 調査/リサーチ/統計
セキュリティ関連製品・サービスのエフセキュアは、フィンランド本社のエフセキュア・コーポレーションが10~11月に世界規模で実施したSNS「Facebook」ユーザー調査の結果を11月25日発表した。回答者の78%がFacebookの問題としてスパムを挙げ、うち30%は実際に毎日スパムの被害に遭っていた。
電子メールに費やす時間に比べてSNSに使う時間が増えているネットユーザーの傾向に注目し、スパム送信側がこれまでのメールへの攻撃をSNSに適用している、と分析している。スパムの多くは成果報酬型広告とつながり、SNSスパムがアフィリエイトに誘導。地域ごとに仲買人がローカリゼーションして世界的に展開されているという。
回答者の12%がFacebookの「Dislike (良くない)」ボタンを試したことがあるとし、全体の20%は自分のプロフィルを閲覧したユーザーを確認する機能を使ったことがある回答した。しかしこれはウイルスを広めるためのアプリで、Facebookの「友達」と強制的に共有して、詐欺を助長する危険がある、と注意を呼び掛けている。
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