NRIセキュア、24時間体制で監視するWeb感染型マルウェア検知サービスの提供を開始

ヒューリスティック検出技術を使うことで未知のマルウェア発見に効果を発揮

山川 健(Web担 編集部)

2010年2月5日 22:00

野村総合研究所系でセキュリティビジネスを展開するNRIセキュアテクノロジーズは、ウイルスをダウンロードさせる攻撃「Gumblar(ガンブラー)」に代表される悪意のあるソフト、マルウェアによるWebサイトへの攻撃を24時間体制で検知するWeb感染型マルウェア検知サービスを2月3日提供開始した、と同日発表した。監視プログラムが定期的に顧客のWebサイトを巡回し、感染されていないかをマルウェア検知エンジンで判断する。

同社の日米3拠点の運用監視メンバーが24時間体制で確認し検知した場合、分析結果と合わせてリアルタイムに報告する。プログラムの挙動に注目して経験則に基づいたルールによって不正なプログラムを判定するヒューリスティック検出技術を使うことで、検知回避技術が高度化しているマルウェアや未知のマルウェア発見に効果を発揮する。顧客単位で専用の監視サーバーを構築。複数ドメインの監視も可能。価格は、監視サーバー1台で月額36万8000円(税別)。

NRIセキュアテクノロジーズ
http://www.nri-secure.co.jp/

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