総務省推進「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針」発表。第一回認定は6社8サービス

財団法人マルチメディア振興センターは、4月15日から申請受付をしていた「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」に基いて認定されたASP・SaaSサービスの発表を5月16日に行った。発表時点で認定されたのは以下の6社8サービス。

  • 「Salesforce」株式会社セールスフォース・ドットコム
  • 「アイルiCLUSTAサービス」GMO ホスティング&セキュリティ株式会社
  • 「WebOffice」株式会社富士通ビジネスシステム
  • 「FormFactory」エイケア・システムズ株式会社
  • 「MailPublisher Smart Edition」エイケア・システムズ株式会社
  • 「MailPublisher Mobile Edition」エイケア・システムズ株式会社
  • 「ネットde会計」ビジネスオンライン株式会社
  • 「スパイラル・メッセージングプレース」株式会社パイプドビッツ

「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」とは、総務省が2007年11月に発表した「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針(第1版)」に基づき設立されたもの。

同制度は、ASP・SaaSサービスのうち、安全・信頼性に係る情報を適切に開示し、かつ一定の要件を満たすものを認定することにより、ユーザーによるASP・SaaSサービスの比較・評価・選択を容易にするとともに、認定を受けたASP・SaaSサービスの普及を図り、情報通信システムの利用を促進することを目的としている。

認定したASP・SaaSサービスに対しては、「認定証」および「認定マーク」が発行され、ウェブサイトで公開さている認定マークを確認することで、ユーザーはひと目で認定サービスと認識できる。また、認定制度には開示必須項目があり、5月23日には開示必須項目がウェブサイトで公表されている。これにより、ASP・SaaSサービスの導入を検討するユーザーは、共通項目を比較して検討できる。

ASP・SaaS情報開示認定サイト
http://www.fmmc.or.jp/asp-nintei/

認定サービス一覧
http://www.fmmc.or.jp/asp-nintei/service.html

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