マーケティング施策を専門家が分析・レポーティングするサービスをアドエビスに追加、ロックオン
デジタルマーケティング施策に対する分析レポーティングサービス「エビスレポーティングサービス」の提供を、ロックオンが1月14日に開始した。
「エビスレポーティングサービス」は、同社の広告効果測定システム「アドエビス」の計測データに対する分析サービス。
測定結果の分析について、同社では2014年度だけで200件以上の個別対応を手掛けており、今回これらの実績をもとにパッケージングを行い、正式メニュー化した。
具体的には、次のような分析をはじめとした、さまざまな分析を行い、レポートを提出・報告する。
時間・曜日を軸にユーザーのアクセス傾向をヒートマップ形式で表す「曜日×時間別ヒートマップ」
間接効果も含め広告の費用対効果をグラフと表で表現する「B.C.G.」
ビュースルーCVを含めたバナー広告の総合スコアからバナー広告の効果・特性を可視化する「ビュースルーサマリー」
基本の料金プランは、媒体別評価や、ユーザー行動の把握、広告予算の最適な分配などを行う「ライトプラン」が16万円より。ライトプランに加え、ビュースルーサーチなどの指標を用いたディスプレイ広告のクリエイティブ評価など、複合的な分析を行う「スタンダードプラン」が32万円より。
そのほか4マス(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)とデジタルを横断したクロスチャネル分析なども行う「エビスファイブ」などの「カスタマイズプラン」も用意されている。カスタマイズプランの料金は要問い合わせ。
参考リンク
エビスレポーティングサービス(ロックオン)
広告効果測定システム「アドエビス」(ロックオン)
ロックオン
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
やっぱりデータの読み解きや分析ですよねー。
そうなんだけど、本質的には「データをもとに何か改善を行っていく」という「アクション」に結びつかないことが最大の問題なんだよ。
アクションですか……。
そう。分析というのは、何のためにするのかな?
状況を把握するためじゃないんですか?
状況を把握して終わり?
まぁ……そのあと何かしますよね。
そう。そこだ。解析ツールなどでデータを取得しても、それを分析しなければ意味がない。その分析は、何らかのアクションに結びつかなければ意味がない。そして、そのアクションは、ビジネス成果を向上させるためのものでなければいけない。
なるほど。とはいうものの、では「ビジネス成果に結びつくアクションを導き出すための分析」といっても、実際には難しいですよね。ぼくたちいつも忙しいですし。
うむ。だから、こういうサービスを利用するんだね。
でも、お金がかかりますよ。
そのお金は「プロの知見を取り入れる=得られる成果を伸ばす」「自分でやる時間を節約する=コストを節約する」の両方で、十分に元がとれるはずだ。
逆に言うと、そうして元がとれないなら、やる意味がないってことなのかもしれないですね。
うむ。ECなら売り上げ、BtoBなら問い合わせ獲得などの成果を最終的に伸ばせないのなら、そもそもアクセス解析なんてやる意味がないと思うよ。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
アクセス解析ツールや広告効果測定ツールはけっこう普及してきたけど、それらのツールの活用で難しいのはどういうところだと思う?