衛星放送の専門チャンネル2社がECの強化に乗り出している。いずれも番組との連携を強化しているのが特徴だ。
衛星放送アニメ専門チャンネル「アニマックス」を手がけるアニマックスブロードキャスト・ジャパン(本社東京)は4月6日、運営するECサイト〈アニマックスショップ〉をリニューアルした。
番組情報サイト〈アニマックスウェブサイト〉との連携を強化。〈アニマックスウェブサイト〉は番組一覧を表示するほか、お勧め番組やニュース、キャンペーン告知、番組の動画配信などを行っている。
情報番組サイトを訪問した視聴者が作品情報を検索すると、通販サイト〈アニマックスショップ〉で購入できる関連商品を表示する。商品をクリックすると通販サイトに移動、すぐに商品が購入できるようにした。
また、〈アニマックスショップ〉で販売している「オススメ番組関連商品」をクリックすると、〈アニマックスウェブサイト〉の番組紹介ページに移動。関連した番組作品を案内するほか、キャストやスタッフ、あらすじなどの作品情報を表示するようにした。
ANIMAX アニマックスショップ
http://shop.animax.co.jp/
衛星放送の「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画衛星放送(本社東京)は4月7日、時代劇専門グッズを販売するECサイトを開設した。視聴対象であり、購入意欲が高いといわれるシニア層の購買意欲を刺激していく。テレビを使ってもECサイトを告知し、商品購入を促がしていく。シニア層を対象としたECサイトはめずらしい。
サイト名は〈若ショップ〉。歌手の瀬川瑛子さんが歌う時代劇体操のテーマソングCD「GO!GO!侍ニッポン~私も輝きます~」や、殿様をイメージしたマスコット人形などを、ECサイト限定商品として販売展開する。テレビやECサイトには同社の電話番号も告知し、電話受注にも対応する。
「視聴者にもっと時代劇専門チャンネルを身近に感じてもらうための取り組み
」(日本映画衛星放送)と位置付けている。新商品の追加などでサイトの充実化を図る。
時代劇専門チャンネル 若ショップ
http://www.wakashop.jp/
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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。
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