ネットショップ担当者フォーラム

GMOメイクショップの「MakeShop」成長戦略とは?インフラ基盤を刷新し2023年夏にリニューアル

3 years 10ヶ月 ago

GMOメイクショップは10月26日に実施した事業戦略説明会で、ネットショップ構築ASP「MakeShop」の今後の展開について発表した。

2023年夏に「MakeShop」のリニューアルを予定。システム基盤をAWS(アマゾンウェブサービス)に移行し、アプリプラットフォームの仕組みなど導入する。

2023年夏に「MakeShop」のリニューアルを予定

事業戦略説明会では、店舗数、GMV(流通取引総額)は順調に伸びている一方で、機能・性能要件不足による大型店の解約もあると説明。この課題解決のため、「MakeShop」のリニューアル、ECサイト構築パッケージ「GMOクラウドEC」の開発強化に乗り出すとした。

時代の変化とともに新しく生まれるビジネス要件に追い付いていない側面もあると言及。この課題には、APIを整備・拡充することと、オープンプラットフォーム化で解決に取り組むと説明した。

このほか、地域活性化プログラムでは、旅行代理店や地方銀行などと提携を予定しており、企画を進行中だという。

2023年夏に「MakeShop」リニューアル

「MakeShop」のリニューアルは、2023年の夏を予定。「次世代EC開発プロジェクト」として、以下の6つを掲げている。

  • スケーラビリティのあるインフラ基盤へ刷新
    インフラ基盤としての安全性をかなえるためシステム基盤にAWSを導入する。高い拡張性とセキュリティレベルをめざす。

  • モダンアーキテクチャへ総入れ替え
    今後10年先を見据え、システムアーキテクチャから抜本的な見直しを実施。

  • APIで自由につながり、広がる拡張性
    APIに代表される開発手段・基盤・サポートを含めたさまざまなリソースを整備。導入企業の利便性を追求する。

  • わかりやすい管理画面へのリデザイン
    行動に応じたわかりやすい画面構成や配置を工夫し、リデザインに取り組む。

  • 美しく柔軟なフロントサイトを実現
    ファーストビューの情報量の調整や、スムーズな画面遷移など、時代の空気感を反映した回遊性の高いショップ構築にのぞむ。

  • ユニークでトレンド感あふれるアプリが満載
    アプリプラットフォームの仕組みを設けることで、パートナー企業とともに高機能・多機能なアプリの提案に取り組む。

11月末までにインフラ移行完了へ、2023年はリリースを順次計画

新システムの提供は、インフラをAWSに移行後で、インフラの移行は2022年11月29日までに完了する予定。

段階的なリニューアルを予定している

アプリストアの開始に向けて2023年に順次リリースを予定。2023年2月にα版(社内エンジニアによる開発、検証フェーズ)をリリースしたのち、同3月にβ版(特定外部パートナーと開発、検証フェーズ)のリリースを見込む。正式リリースは2023年夏を予定している。

2023年夏にアプリストアを一般公開し、アプリの開発と販売を開始する見通しだ。

GMOメイクショップが新製品にかける思いは「EC普及率100%」。誰もがECを利用できる環境、つまりEC普及率100%をめざすとしている。

総務省の家計消費状況調査によると、ネットショッピングの世帯利用率は2022年7月時点で53.0%。

高野 真維

千趣会、宅配買取サービスを本格展開。オークネットと二次流通領域で協業

3 years 10ヶ月 ago

千趣会は宅配買取サービスを本格展開する。

オークネットとの共創事業として衣料品を中心とした宅配買取サービスを立ち上げた2021年7月から約1年間のテスト運用を経て、Webサイトやブランドロゴ・ステートメントを新たに作成。「kimawari(キマワリ)」として本格稼働する。

本サービスの第1弾として、まずは衣料品を中心とした宅配買取サービスを「kimawari fashion(キマワリファッション)」の名称でスタートする。運営は千趣会の子会社であるSenshukai Make Co-(センシュカイメイクコー)が担う。得意とするマーケティング戦略の強みを生かし、共創事業として今後さらに発展的な展開をめざしていく。

「段ボールにアイテムを入れるだけ」「何点でも送料・査定無料」など、顧客の手間を最小限に抑えることでサービス利用のハードルを下げる。オークネットの持つ二次流通の専門ノウハウやリユース・リサイクル流通ネットワークを活用し、回収したアイテムを「必要な人のもと」や「必要な環境・資源」へ再流通させる。

千趣会とオークネット Webサイトやブランドロゴ・ステートメントを新たに作成。「kimawari(キマワリ)」として本格稼働
「キマワリ」のサービス特徴

既存顧客の満足度を向上させながら、継続的な関係性の強化を図る。さらに、回収アイテムによる循環型社会への貢献度の可視化、顧客へのフィードバック、買取情報に基づく顧客への商品紹介など、「キマワリ」を起点とした発展的な取り組みにも順次着手していく予定だ。

「キマワリ」は、役目を終えたアイテムをただ捨ててしまうのではなく、「何かに役立てたい」という顧客の思いに寄り添う事業として位置づける。「ライフステージや暮らしの変化で役目を終えたモノを気持ちと一緒に預かり、責任を持って、次の人・次の役割・次の世代へ、気持ちをつなぎ、まわす」を新たなコンセプトとし、商品の使用価値の最大化を実現させる。

千趣会とオークネット Webサイトやブランドロゴ・ステートメントを新たに作成。「kimawari(キマワリ)」として本格稼働
ロゴ・ステートメントについて

石居 岳

越境ECのビィ・フォアード、2021年度売上高は44.9%増の814億円で過去最高実績

3 years 10ヶ月 ago

海外向けに中古車のECを手がるビィ・フォアードの2022年6月期決算によると、売上高は前期比44.9%増の814億8822万円に拡大した。主力商品の中古車輸出台数は前年比6%増の13万3370台。

2021年度は、資源価格の上昇、ウクライナ侵攻、船・コンテナ不足による船枠の減少によって、輸出台数を大きく伸ばすことが困難な状況だったが、ドル高円安の継続と新車の生産遅延による中古車人気の根強さから、中古車の輸出需要が高い状況で推移。過去最高の実績を記録したという。

海外向けに中古車のECを手がるビィ・フォアードの2022年6月期決算によると、売上高は前期比44.9%増の814億8822万円に拡大
売上高の推移(画像はビィ・フォアードのサイトからキャプチャ)

ECサイト「BE FORWARD Marketplace」は、国内・海外ともにサプライヤーが増加。商品掲載数はこの1年で5万台以上増え、20万台を超える中古車を常に掲載している。

日本国内では、大手中古車在庫共有サービスと連携、豊富な商品ライナップの提供が実現したことで、販売台数が前年比80%増と好調に推移した。

海外では船積みの問題を多く抱えていたが、販売台数についてUAEでは前年比40%増、タイでは同280%増と躍進。今後は、メインの仕入れ国となる韓国、シンガポールへ足を運んで現地サプライヤーとの連携を深化し、韓国とUAEでは商品の多角化を進める。

中古オートパーツの販売は、全国規模のパーツ組合と業務提携を行ったことでサイトへの掲載点数は350万点に増加。先進国からの注文数が拡大したことと、解体・バンニング事業を手がけるビィ・フォアード ファクトリーでの自社コンテナ便の販売再開で、停止した2020年を上回った。2022年度は、アフリカ内での新規取引国を開拓できるようする。

2020年1月に開始した「海外輸出代行サービス」は、パーツの販売が好調で、自社コンテナ便の輸送実績が伸びている。今後も、自社コンテナ便のご依頼を安定的に確保する他、AIR便も全世界に向け新規開拓して事業拡大を図っていく。

石居 岳

サブスククリプションコマースで継続利用を維持するには?ワインの定期購入で成功の「Winc」など米国事例に学ぶ | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

3 years 10ヶ月 ago
サブスクリプションユーザーを維持するには、消費者のさまざまな要望やニーズに基づいて、常に購読サービスを調整する必要があります

サブスクリプションモデルは、コロナ禍でのステイホーム期間を乗り越え、大きく成長することが予想されます。消費者は気に入った商品が定期的に届くという利便性を求めているからです。

コロナ需要で急拡大のサブスクビジネス

子ども向けアートプロジェクトの定期販売サイト「Kids Art Box」は、2019年末に事業を開始しました。共同創業者であるニック・フィリップス氏とメラニー・フィリップス氏の夫妻は、ビジネスに大きな需要があると考えていました。

「Kids Art Box」は、子ども向けのアートサブスクリプションボックスです。各ボックスには、3歳から12歳の子供向けの精選されたアートとクラフトのプロジェクトが入っています。

最初の3か月は収益ゼロでしたが、2020年3月に転機が訪れました。新型コロナウイルス感染症拡大による世界的なステイホームです。企業や学校など、ウイルスをまき散らす可能性のある共同体の活動はすべて停止。「Kids Art Box」は、家に閉じこもる子どもたちにとって、気晴らしにちょうどいい体験になったのです。(ニック・フィリップ氏)

2020年3月から2021年2月は、週に2~3個のアートアクティビティボックスしか売れていませんでした。しかし、2020年3月以降、毎週2000~3000個も売れるようになったのです。1年間を通して、「Kids Art Box」のサブスクリプションサービスは新規顧客の約75%は継続利用したそうです。

「Kids Art Box」の2021年における売上高は、2020年比での売上は前年比300%増になったとニック・フィリップス氏は説明します。しかし、2021年にワクチンが開発されると、一部の学校がハイブリッド型の対面授業を再開、家庭用アートサブスクリプションサービスの需要は激減しました。その後、売り上げの伸びは小康状態になり、2022年は前年比で「事実上横ばい」だそうです。

「Kids Art Box」のECサイト サブスクリプション
「Kids Art Box」のECサイト(画像は編集部がキャプチャして追加)

Facebookの広告収入は「崖っぷち」から「崖に落ちた」

2021年4月にアップルがiOS 14のプライバシーを変更し、サードパーティのクッキーの追跡をオプトアウトできるようになったことで、状況はさらに複雑化しました。「Kids Art Box」は、広告予算の大半をメール広告とFacebook広告に投資。しかし、Appleのプライバシー変更後、「Kids Art Box」のFacebook経由の売り上げは劇的に減少したそうです。

私たちは崖っぷちの状態から、崖に落ちました。そして、FacebookがAppleのプライバシー設定に関連する変更を行った翌日、新規売上は一気にゼロになりました。(ニック・フィリップ氏)

結局、「Kids Art Box」のFacebook広告経由の売上高は回復しなかったとメラニー・フィリップ氏は振り返ります。その結果、2人は急いでマーケティング戦略を見直しました。そして、販売価格を全面的に8%値上げすることを決めたのです。

成長が減速した2021年でしたが、2022年のホリデーシーズンは楽観的に見ています。購読者数は減少していますが、ホリデーシーズンは再び忙しくなると予想しているのです。その理由は「ホリデーボックスはボリュームが大きいからです」(ニック・フィリップ氏)

ホリデーシーズンには、アクティブな購読者を対象に、20%以上の割引を適用した数量限定のボックスを提供。新規顧客には割引を受けられるボーナスボックスを展開し、それぞれの施策が顧客生涯価値(LTV)の向上に寄与することを期待しています。

また、休眠状態の購読者は、ギフトの季節になると再び戻ってくることが多いようです。Kids Art Boxの平均注文金額(AOV)はこの時期に増加するそうですが、ボーナスボックスの売り上げがAOVの増加にどの程度貢献しているのかは明らかにしていません。

サブスクリプションサービスの需要は増加傾向

米国の大手EC専門誌『Digital Commerce 360』によると、北米EC事業の売上トップ1000社のデータベースにランクインしている企業の3.6%がサブスクリプション型のビジネスモデルです。サブスクリプション型ビジネスモデルとは、主にサブスクリプションを中心にオンライン販売を行う小売事業者と定義しています。トップ1000社データベースは、北米に本社を置く大手小売企業の年間EC売上高をランキングしたものです。

サブスクリプションモデルを提供している小売企業のEC売上高の伸びは19.9%で、トップ1000社全体のEC売上高の伸び(19.6%)をわずかに上回っています。また、トップ1000社小売企業のAOV成長率(7.6%)とサブスクリプションモデルのAOV成長率(6.8%)の差は1ポイント未満となっています。

サブスクリプションモデルを提供する小売企業トップ1000社のデータ。AOV成長率の数値は12か月間、2021年は2020年比(出典:Digital Commerce360)
サブスクリプションモデルを提供する小売企業トップ1000社のデータ。AOV成長率の数値は12か月間、2021年は2020年比(出典:Digital Commerce360)

顧客理解からサブスクビジネスを成功させた米国のサブスクリプション企業「Winc」

サブスクリプションビジネスに関する業界ネットワーク「The Subscription Trade Association(SUBTA)」が発表した「State of the Subscription Annual Report」によると、消費者は商品が定期的に自宅へ届くという利便性を求めています。

また、2021年の米国におけるサブスクリプションビジネス全体の54%は、美容・パーソナルケア・食品・飲料分野が占めました。

この流れは、美容・パーソナルケア・食品・飲料分野といった商材を扱う小売事業者には追い風です。パーソナライズされたお勧めワインの定期購入を手がける「Winc.com」は2022年、自社ブランド製品「Summer Water」を開発、ロゼを飲む顧客に特化した2つ目のワイン定期購入サービス「Societé」のほか、自社の消費者向け直販サイト「SummerWater.com」「Winc.com」で販売しています。 

「Winc.com」はそれまで、顧客にワインを毎月届けるサブスクリプションを提供していましたが、2019年にそれを変更。毎月の本数を減らしたいという顧客ニーズ、顧客の家庭でのワインの滞留を防止するため、ユーザーの趣味嗜好に適したワインを毎月送るサブスクリプションモデルに変更しました。

Winc.comチーフ・マーケティング・オフィサー、ジャイ・ドルワニ氏
Winc.comチーフ・マーケティング・オフィサー、ジャイ・ドルワニ氏

顧客を知ってカスタマーエクスペリエンスを向上する施策①

「Winc.com」は、どのようにして顧客の要望を知ったのでしょうか。「ネットプロモータースコア(NPS)、顧客調査、そしてカスタマーエクスペリエンス担当者から提供されるデータを活用した」とマーケティング最高責任者のジャイ・ドルワニ氏は言います。これらのデータソースは、「Winc.com」が特定の変更が顧客の立場からどの程度影響を与えるかを測定する方法です。

ネットプロモータースコア(NPS)は、次のような質問を通して、顧客ロイヤルティを測定しました。

  • この商品を友人や同僚に薦めるとしたら、どの程度の確率で薦めますか?

ドルワニ氏は、「Winc.com」のNPSを公開することは避けましたが、NPSにおける顧客の洞察とコメントは非常に有用だそうです。Winc.comでは、顧客が残したコメント全てに目を通しています。 

「Winc.com」は2020年7月、NPSの低い回答を見直し、品ぞろえと入手性に問題があると結論づけました。その結果、SKUを30ワインから100ワイン以上に増やしました。ドルワニ氏は次のように言います。

(こうした変更は)ワインの分野では非常に大きな資金を必要とし、長い時間がかかります。私たちは、顧客の50%を対象に、サードパーティのワインを調達し、サイトに掲載するマッチマーケットテストを実施しました。その結果、テストグループのNPS、AOV(平均注文金額)、LTV(顧客生涯価値)が驚異的に向上したのです。

「Winc.com」がNPSを通じて気づいたもう1つの問題点は、配送と配達でした。配達の到着を待って商品の配達にサインをするというプロセスに不満を持っていたのです。そこで、近くのFedExやWalgreensで荷物を預かったり、誰かがサインできるような場所に配送するなど、追加の配送オプションを提供するようになりました。

「Winc.com」
「Winc.com」のコーポレートサイト(画像は編集部がキャプチャして追加)

顧客を知ってカスタマーエクスペリエンスを向上する施策②

2つ目の方法は、会員アンケートです。「Winc.com」では、新規顧客に対するアンケートと、全顧客を対象としたアンケートを毎年実施。その結果は、品ぞろえに反映するとドルワニ氏は言います。

「Winc.com」は顧客の趣味嗜好に適したワインをセレクトし、サブスクリプションで販売しています。たとえば、オンライン・クイズで「好きなコーヒーは何か」「オレンジジュースとミルクのどちらが好きか」などを尋ね、どのようなワインが好みかを判断するのに役立てました。

ドルワニ氏によると、Z世代やミレニアム世代の消費者は味だけでなく、オーガニック、低糖、低硫黄、バイオダイナミック、ナチュラルなどのワインを好む傾向があることがわかったそうです。こうした調査やクイズによって、「Winc.com」はサイトで販売するワインの種類をよりよく把握できるようになったのです。

顧客を知ってカスタマーエクスペリエンスを向上する施策③

3つ目は、「Winc.com」のカスタマーエクスペリエンス(CX)担当者とのやり取りです。

CXは、サポートチャネルとしてだけでなく、顧客の重要な問題をできるだけ早くフォローアップすることを目的としています。CX担当者からのフィードバックは、どれだけの顧客が同じような問題を経験したか、あるいは同じような要望を持っているかを示しています。(ドワルニ氏)

たとえば、購入したいワインが何度もサイト上で在庫切れになるとの苦情がありました。CXの担当者は、これらのワインは実際には在庫があり、バックエンドに問題があることを突き止めました。Winc.comのCXチームはエンジニアリングチームに連絡し、1時間以内に問題を解決したと、ドルワニ氏は言います。

2021年から顕著になった「サブスクリプション疲れ」への対応

2021年に入り、Kids Art Boxと同様、「Winc.com」も顧客のサブスクリプション疲れに気づいたとドルワニ氏は言います。

より多くの消費者を誘引するために、ワインの品ぞろえを増やし、価格帯も幅広くするなど、品ぞろえを充実させました。また、2021年4月にはハードサイダーや日本酒など、他のカテゴリーにも進出しています。

私たちは、アルコール飲料を購入するために2つも3つも別のサービスを利用するのではなく、1つの定期購入でより多くの効果を得たいという消費者の強いニーズを感じました。(ドルワニ氏)

「Winc.com」は、食料品店などの卸売ルート、2022年5月にオープンした「Summer Water」の自社ECサイト、Drizlyなどのデリバリーサービスでも販売しています。

ドルワニ氏によると、「Summer Water」の需要は夏にピークを迎えます。「Summer Water」の顧客は、1度だけの購入することも、定期購入サービスの「Societé」に申し込むこともできます。「Summer Water」の消費者向け直販サイトのAOVは、100ドルから150ドルで、サブスクリプション購入モデルのAOVは公表されていません。

ドルワニ氏は、サブスクリプションモデルとして、「Societé」は「Winc.com」とは異なると言います。

「Societé」は、「Summer Water」ファンのために作ったサブスクリプションサービスなんです。(ドルワニ氏)

Instagramを通じて消費者にマーケティングを行うとともに、会員限定のイベントや、定期配送ボックスの中に入れるサプライズプレゼント、新商品の発売への早期アクセスなどを提供しています。

「Winc.com」は、次世代の消費者にワインの世界を親しみやすく紹介することに重点を置いています。(ドルワニ氏)

◇◇◇

サブスクリプションユーザーを維持するには、消費者のさまざまな要望やニーズに基づいて、常に提供サービスを調整する必要があるとドルワニ氏は言います。消費者が一銭たりとも無駄にしたくないと考える現在の経済環境では、継続利用の顧客を維持することはますます困難になっていきます。「今年は、小売業にとって、計画や予測が特に難しくなるでしょう」(ドルワニ氏)

この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん、白川久美さん、中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

Digital Commerce 360

“モノにこだわる”「脱百貨店」の通販サイト「よろずを継ぐもの」が成長している理由を京阪百貨店に聞いてみた | 通販新聞ダイジェスト

3 years 10ヶ月 ago
「よろずを継ぐもの」のターゲットは、京阪百貨店を知らない商圏外である全国の消費者。そのため、地方百貨店の通販サイトと色眼鏡で見られることなく本当によいモノをそろようとしている

京阪電車を運営する京阪グループの京阪百貨店の通販サイト「よろずを継ぐもの」の売れ行きが好調だ。物販を前面に打ち出すのではなく、モノへのこだわりや背景などを踏まえたコラムを軸としたサイト構成と各地の離島で採れる食材や全国の道の駅で扱う商品など特定のテーマに特化したエッジの効いたショップ展開などが奏功。百貨店来店客の中心層とは異なる20~40代の新規層をつかみ、今夏の立ち上げから来訪者数を増やし、売上高も当初の計画を上回る勢いをみせている。今後、直販商品の拡充など自社によるEC展開を強化しつつ、外部の事業者の出店誘致も進め、様々なジャンルでこだわった商品を取り扱うショップを増やし、仮想モール型通販サイトとして規模拡大を図っていく考え。

京阪電車を運営する京阪グループの京阪百貨店の通販サイト「よろずを継ぐもの」
通販サイト「よろずを継ぐもの」

「よろずを継ぐもの」は今年5月31日に新設した通販サイト。京阪百貨店では歳暮・中元、各種記念日などのギフト商品をメインとした通販サイトを運営しているが、それとは別ドメインのサイトとなる。

「(既存サイトの顧客は)京阪電鉄の沿線や京阪百貨店の商圏となる関西エリアの方々がほとんど。京阪百貨店を知らない商圏外の全国のお客様を相手にしたいことから地方百貨店の通販サイトと色眼鏡で見られることなく本当によいモノをそろえている通販サイトと認識頂けるよう、また、機能面も含めて京阪百貨店のサイトとは切り離した新サイトを立ち上げるほうが良いと判断した」(ECプラットフォーム事業部・新宅義秀担当部長)という。

京阪電車を運営する京阪グループの京阪百貨店の通販サイト「よろずを継ぐもの」 ECプラットフォーム事業部の新宅担当部長(左)と橋本部長代理
ECプラットフォーム事業部の新宅担当部長(左)と橋本部長代理

なお、同サイトはインターファクトリーが提供するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」を利用して構築した。

「よろずを継ぐもの」のコンセプトは「“知る人ぞ知る”を知る面白さ」。「メジャーな商品や型番品の安売りではなく、次代に継いでいくべき優れたモノや技術、人を照らして世の中でまだ広く知られてない商品をその背景も含めて紹介していく。当社のような百貨店が着手すべき通販サイトのあり方を目指した」(同・橋本尚樹部長代理)とする。

サイトは特定の商品や事象をテーマとしたコラムである「STORIES‐読みもの‐」と複数の仮想店舗が出店する形で特定のジャンルや切り口でそれぞれ厳選した商品を並べ販売する「STORES‐ショップ一覧‐」で構成する。

トップページの上部を占め、他サイトとの差別化のための目玉コンテンツであるコラムは特定の製品や事象に関する詳しい特徴や筆者の思い出などを記載した読み物だ。記事は外部に委託せず、すべて同社社員が執筆を担当、月3回ペースで更新する。

京阪電車を運営する京阪グループの京阪百貨店の通販サイト「よろずを継ぐもの」
読みものページ(画像は編集部がキャプチャして追加)

これまでに静岡の銘菓「うなぎパイ」や老舗の和菓子屋である舟和の「芋ようかん」などをテーマにコラムをアップ。商品に関わる内容のものも多いがコラム終盤に取り上げた商品の購入ページへ誘導するリンクを貼っているわけでなく、あくまで”純読み物”だ。

「(通販ページへの)導線を貼った方がよいとの指摘も受けるが、このコラムは販売する商品をコンテンツマーケティングする場所ではない。読み物と物販をしっかり分けることでユーザーの信頼感の醸成にもつながる。またコラムを積み上げていくことで認知度や集客の効果も出てくる。時間はかかってもやってみようと考えた」(橋本部長代理)とする。

トップページ下部には出店する“ショップ”へのリンクを掲載。「よろずを継ぐもの」では物販は仮想モール形式での展開としており、スタート時点では奄美大島や小豆島、屋久島など離島の産品など取り扱う「島の幸々」や全国の道の駅で販売する商品を販売する「道のえきから」、様々な形状やメーカーのこだわりの傘を集めた「傘もよう」、数々のブランドから厳選した”白い商品”のみを取り扱う「COLLECTW(コレクトダブリュー)」の4ショップが出店。

京阪電車を運営する京阪グループの京阪百貨店の通販サイト「よろずを継ぐもの」
出店ストアの一覧(画像は編集部がキャプチャして追加)

各ショップとも京阪百貨店のそれぞれの分野やカテゴリーに精通したバイヤーが中心に運営する同サイト用の独自ショップで、ショップ内でも単に商品を販売するだけでなく、商品紹介ページでは担当バイヤーが自らコラムさながらの詳しい商品のこだわりや背景を記載し、サイト全体のコンセプトである”良いモノを伝える”という統一感を保っている。

現状の売れ筋は離島の産品や道の駅で取り扱う海鮮やスイーツなどの食品。また、「コレクトダブリュー」で販売する3万円程度の靴も予想以上の売れ行きを見せているよう。「まだ、ウェブ広告など本格的な集客策を行っていない段階でも一定のお客様に来訪頂き、リピーターもできた。百貨店の中心顧客層よりも若い20~40代のお客様、特に20、30代がボリュームゾーンとなっている。

コラムを含めたサイトの作り込みやビジュアルにこだわった訴求の効果があったと見ている。ページビュー数も売り上げも当初の見込みを上回っている状況」(橋本部長代理)という。

今後は規模拡大に向けた施策を本格化する。検索連動型広告やディスプレイ広告などネット広告の出稿開始や、現状は京阪電鉄グループの情報誌でのPRなどにとどめているグループの会員基盤を活用したPR策をさらに進める。並行して取扱商品数を増やす。立ち上げ時点から徐々に商品数は拡大しており、9月時点で約700点を販売しているが、来年3月までに数千点まで拡大したい考え。

一環として9月29日から、和雑貨を取り扱う「くらしのこみち」と冷凍食品とキッチン用品を販売する「5.0。F(ゴエフ)」という2つの新ショップを出店。この2ショップは京阪百貨店内にもリアルショップを設けている同社運営店だ。なお、今後は実店舗で行う実演販売などの模様を撮影した動画をネット上に掲載するなどの試みを行ない、リアルとネット両方の集客を図る取り組みなどを行っていくという。

また、外部事業者に「よろずを継ぐもの」への出店を誘致する取り組みも進める。現状の6ショップはすべて京阪百貨店自身が運営しているが、出店者の売り上げなどに応じて手数料を徴収する”賃貸型”の出店者を増やしていきたい考え。

「すでに(京阪百貨店の)取引先などから出店したいという声を複数頂いている」(新宅担当部長)とし、今後、出店時や出店後の運営のサポートの度合いによってサービス料や手数料などの料率を変えた複数のプランを用意して出店者を募っていく。担当者の思いとしては「来年度(24年3月)までに30ショップが目標。そのうち、自社ショップが10、(外部事業者が出店する)テナントが20というイメージ」(橋本部長代理)とし、さらに販売商品数を増やし、手数料収入を含めた売り上げ拡大を進めたい考え。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

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通販新聞

ヒット商品を作る電通流「リサーチ」の極意、花王のEC推進を実現した2つの戦略、EC事業者のためのGA4の使い方などのECイベント【11/9の見どころ】

3 years 10ヶ月 ago
ヒット商品を作る「リサーチ」の極意などを大公開! 全36講演すべて無料で視聴できるECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋」を11月7日(月)~9日(水)の3日間開催

「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋」(11月7~9日の3日間で開催)の3日目は、電通、花王、二天紀などが登壇。

「ヒット商品を作る! 電通マーケティング部門の新人が必ず教わる『リサーチ』の極意」「花王のEコマース推進を実現した2つの戦略の裏側~トップダウンとミドルマネジメント層からの変革による事業DX~」「【EC向けGA4】売上拡大めざすための分析&改善アクションを導くGA4の見方&使い方」などのテーマについて、企業の責任者などが講演します。なお、イベントについてはすべて無料で視聴できます。

6講演のなかから3日目の、編集部おすすめ講演の見どころをご紹介します。

ネットショップ担当者フォーラム 2022秋

見どころ⑯ヒット商品を作る! 電通マーケティング部門の新人が必ず教わる「リサーチ」の極意
14:05~14:50 KC3-4 ゼネラルセッション(再放送)

「この商品は絶対に売れると信じていたのに、なぜか売れない…」そんな経験ありませんか。モノが飽和状態で、売れづらくなったとはいえ、ヒット商品は日々、生まれています。ヒット商品とそうでない商品の差は何でしょうか?

「調べ方」に問題があることがほとんどです。売れる商品は適切なターゲットとセールスポイントが設定されています。

著書『電通現役戦略プランナーの ヒットをつくる「調べ方」の教科書 あなたの商品がもっと売れるマーケティングリサーチ術』の中から、ターゲットとセールスポイントの正しい設定方法とインサイトの見つけ方を解説します。

※本セッションは2022年8月31日に行われた「デジタルマーケターズサミット 2022 Summer」の録画(再放送)です

株式会社電通 第2統合ソリューション局マーケティングプランニング部戦略プランナー 阿佐見 綾香氏
株式会社電通 第2統合ソリューション局マーケティングプランニング部戦略プランナー 阿佐見 綾香氏
早稲田大学卒業後、2009年電通入社。以来、戦略プランナーとして企業のマーケティング、経営戦略、事業・商品開発、リサーチ、企画プランニングに従事。担当業種は化粧品・アパレル・家庭用品・食品・飲料・自動車・レジャー・家電・アプリなど。大手からベンチャー・中小まで、幅広い業種・規模の企業を手掛け、リサーチで見つけたターゲットインサイトをもとにヒットをつくることを得意とする。本業の傍ら、リサーチに苦手意識がある人に寄り添ったセミナー、講演に登壇。電通のマーケティング部門にて、新入社員教育プログラム「マーケティングリサーチ研修」を担当。平均満足度は97% 超。女性マーケティングチームGIRL’S GOOD LAB(旧・電通ギャルラボ)、電通ダイバーシティ・ラボに参画。Forbes JAPANコラムニスト、日本経営合理化協会、宣伝会議、早稲田大学、国際女性ビジネス会議ほか、講演・寄稿多数。 著書に『電通現役戦略プランナーの ヒットをつくる調べ方の教科書 あなたの商品がもっと売れるマーケティングリサーチ術』(PHP研究所)。持論は「LOVE のカタチが変わると消費が変わる」。

見どころ⑰花王のEコマース推進を実現した2つの戦略の裏側 ~トップダウンとミドルマネジメント層からの変革による事業DX~
17:10~17:55 KB3-7 クロージング講演

花王がめざす事業DXを解説します。花王がめざす事業DXで、Eコマース戦略ではアクイジションとリテンションの両輪によるEコマース事業戦略を進めています。こうしたDXを進める環境作りは一筋縄ではいきません。

花王という大組織が昨今のデジタル化に対応した組織に変革したのか。ミドルマネジメント層が意識を改革し、自ら変わり、行動し、実行しながら結果を出していく仕事の仕方に、ミドル層からの変革の重要性について生井氏が解説します。

花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部長 生井 秀一氏
花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部長 生井 秀一氏
花王の販売会社に入社し、エリア営業と大手流通チェーンを担当。その後ヘアケアブランドのマーケティングを担当した後、Eコマースの営業マネジャーとしてECに関わる。2018年に全社DX推進をする、プロジェクト型組織の先端技術戦略室に在籍。 2021年DX戦略推進センター設立、現在ではDX戦略推進センターECビジネス推進部で、Eコマース戦略を担当している。
花王が運営する公式通販サイトの1つ「est」
花王が運営する公式通販サイトの一例。(化粧品ブランド「est」)より(画像は編集部がキャプチャ)

見どころ⑱【EC向けGA4】売上拡大めざすための分析&改善アクションを導くGA4の見方&使い方

GA(Googleアナリティクス)のUA(ユニバーサルアナリティクス)廃止まであと8か月、GA4への移行、設定が迫っています。このセッションでは、EC事業を手掛けている事業者に向けて、GA4を使って売上拡大をめざすための分析、改善アクセションを導く実践的な手法を解説します。

GA4とUAとの違いから、自社EC運営で見るべき標準レポート、設定しておくとよい探索レポートなど、ECのためのGA4の見方、使い方のヒントをお伝えします。

株式会社二天紀取締役 井前 弘人氏
株式会社二天紀 取締役 井前 弘人氏
ネットショップ担当者フォーラム 2022秋
ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援室、顧客ごとに商品提案をカスタマイズする「パーソナライズ機能」を実装する

3 years 10ヶ月 ago

ECサイト構築システムなどを手がけるネットショップ⽀援室は11⽉15⽇、ECカートシステム「楽楽リピート」に、消費者個⼈の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズされた商品を提案するシステム「パーソナライズ機能」を実装する。

顧客1人ひとりに合わせた商品提案を行う「パーソナライズ機能」を提供開始

「パーソナライズ機能」は訪問者にいくつかの質問を投げかけ、得た回答をもとにシステムが⾃動でスコアリング。最終的なスコアによって、回答者の好みや傾向に合わせた商品を提案する。

このほか、「パーソナライズ機能」は以下の特徴を備えている。

  • 診断から購⼊までをシームレスに
    スコアリング結果をもとに表⽰された商品を、消費者は同⼀ページで購⼊することができる。質問が多くなるケースの離脱防⽌策として、コンバージョンまでの動線を最短に設計している
  • 質問やスコアリング結果表⽰はノーコードで実装可能
    少数精鋭のEC事業体制を配慮し、特別なスキルがなくても診断内容を構築できるように配慮している
  • データ活⽤で新しい消費者ニーズを把握
    「パーソナライズ機能」を利用する企業は、回答データをもとに売り上げ実績や販売個数からは読み取れない消費者ニーズを把握し、商品開発やマーケティング企画に活⽤できる

「パーソナライズ機能」は特にD2CのEC事業を⾏う企業から要望されていた機能で、すでに数社の導⼊が決定しているという。

高野 真維

富士フイルム子会社、ユーキャン、ABCマートなどのECサイトで顧客情報が漏えいした原因は?

3 years 10ヶ月 ago

富士フイルム子会社、ユーキャン、ABCマートなどのECサイトで、クレジットカード情報が漏えいした可能性がある事象が発生している。

富士フイルムイメージングシステムズは10月26日、ECサイト「FUJIFILMプリント&ギフト」において、第三者による不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報851件が漏えいした可能性があることが判明したと発表した。

ユーキャンも10月26日、「生涯学習のユーキャン」のサイトが第三者による不正アクセスを受け、クレジットカード情報200件が漏れた可能性があると公表した。

ABCマートも10月25日、「ABC-MART公式オンラインストア」のシステムが第三者によって改ざんされ、クレジットカード情報2298件が漏えいした可能性があると明らかにしている。

3社に共通するのは、ショーケースが提供している入力アシストサービスのシステムを利用していること。ショーケースの入力アシストサービスのシステムが、第三者による不正アクセスを受けてソースコードの改ざんが行われたという。

富士フイルム子会社、ユーキャン、ABCマートなどのECサイトで顧客情報が漏えいした原因は?
ショーケースのお知らせ(画像はリリースから編集部がキャプチャ)

ショーケースは、提供する「フォームアシスト」「サイト・パーソナライザ」「スマートフォン・コンバータ」において、第三者による不正アクセスによりってソースコードの書き換えが行われ、一部の取引先のECサイトなどで入力された情報が外部へ流出した可能性があると公表した。
 
ショーケースでは改ざんの事象を把握した後対象サービスのソースコードの修正、第三者の侵入を遮断する措置、新設サーバーへの移行などの再発防止策を実施した。

石居 岳

2023年以降、ECのボーナスタイムは終了。今後のカギは蓄積した顧客リストへのアプローチ!【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

3 years 10ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年10月24日~10月30日のニュース

コロナの影響で一気の伸びたECですが、2023年以降はそのボーナスタイムも終了して競争が激化しそうです。今までに蓄積した顧客リストを大切にして、ロイヤルティの高い顧客とのコミュニケーションを。

成功のために「販売計画」「行動計画」「導線設計」を策定しましょう

「売上を追うだけでは上手くいかない」200社超への支援で分かったECの成功条件 | ニュー アキンド センター
https://new.akind.center/apurosoken_lee/

成功するEC事業者さんの特徴を一言で表現するならば、「EC事業を継続する覚悟を持っている」ことでしょうね。

現在のEC市場は競争が激しいため、ECを始めてすぐに結果がでることは稀です。プロモーション施策の勝率は1勝9敗くらいがいいところ。その現実を経営陣が理解し、事業計画をしっかり立てた上で、EC事業が黒字化するまで継続する覚悟と忍耐力が必要になるでしょう。

いきなり強烈な一言です。事業を継続させるには利益を出さないといけません。ECだけなのか会社全体なのかは決めればいいとして、「利益を出す」という強い意思がない限り続きません。「売れればいいな」ではダメ。

経営者がEC事業の業績をこまめに把握し、必要な投資を適切なタイミングで実行していくことが重要です。黒字化するまでどれくらい投資が必要なのか、事前にある程度計算しておくことも大切です。

事業計画がなくても販促施策が上手くはまって一時的に売上が伸びることはありますが、そういった幸運は長くは続きません。施策の勝率を上げるにはPDCAサイクルを回すことが必要であり、そのためには事業計画や行動計画の策定が必須だと強調しておきたいです。

継続させようと思うと事業計画が必要になります。事業計画を立てるとなると損益計画も立てなければいけないので、おのずと販促などにかけられる予算も決まります。その範囲でPDCAを回していかないとお金が出ていく一方に。

インターネット上などに公開されている成功事例を鵜呑みにして、表面上だけを真似してしまうような企業は、なかなか成功できないでしょうね。

販促施策を打ったことで「売上高が数倍に増えた」といった、派手な成功事例がインターネット上に散見されます。しかし、その成功確率は何%なのでしょうか。成功の裏には数え切れない失敗があるはずです。

成功は固有の理由があって、失敗には共通の理由があります。その失敗の理由の1つがこれで、扱っている商品もスタッフも違うのですから、真似をしてもうまくいくはずがありません。自分でかみ砕いて理解し、試してみて自分のものにしないと成功は見えてこないでしょう。

ECは非対面での販売なので顧客とのコミュニケーションが希薄になりがちですが、だからこそ顧客とのつながりを作れれば、それが競争優位になります。

お客様との関係構築を、どこまでしっかり行えるか。それがアフターコロナ時代を勝ち抜く鍵になるでしょうね。

現在のEC市場では、大手メーカーがD2Cを強化し、海外勢を含めて巨大プラットフォーマーの寡占化も進んでいます。EC市場はまだまだ拡大していくと思いますが、競争も激しくなっていますから、これまでに蓄積した顧客リストをベースに、既存の顧客とのコミュニケーションを取れるか否かが勝敗を分けると思います。

「商品を送るだけ」「メールを送るだけ」「ページを作るだけ」ではコミュニケーションは発生しません。相手の気持ちになって発送・発信していくことで、どのタイミングで何をすればいいかがわかってきます。気さくに相手に話しかけることができる関係性を築いていきましょう。「お客さま」ではあるものの「友人」という意識を持てるとうまくいくかもしれません。

コロナの影響でネットが一気に普及してECも伸びました。しかし、ボーナスタイムは終了です。買ってくれた人たちの顔を思い浮かべながら、コミュニケーションをとっていきましょう。

今週の要チェック記事

「SHEIN」ポップアップ開店、3000人来場2.5時間待ちの大行列 人気沸騰で心斎橋騒然徴 |モデルプレス
https://mdpr.jp/news/detail/3415164

「SHEIN」というブランドになっていますね。何かしら規制が入るまではこの勢いが続きそうです。

総合ECサイトがギフト購入場所の首位に ギフトECの購入経験は26%で増加傾向 |ECzine
https://eczine.jp/news/detail/11918

以前は百貨店で購入でしたが、コロナの影響や百貨店自体が減っているのでこうなりますよね。

年間6万人来店の飲食店「みそら屋」が食品販売の店舗とECサイトで実現したいこと | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/24821

「同じShopifyというカートシステムでの構築にも関わらず、見積もりの金額が異なっていた」。世間の人はこの感覚。制作側はきちんと説明しましょう。

ShopifyのECサイト2店舗で実際に使用しているおすすめアプリ10選 | ローリン
https://rollin.co.jp/knowledge/917

「Shopify」の利用料は少なくても、プラグインを使うと利用料がじわりと増えていきます。損益計算をしておきましょう。

商品価格は安い、でも配送料は数万円 Amazonで相次ぐ 会計前に突如送料が発生する例も | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/22/news052.html

買いやすいから起きること。最終確認画面は何度も確認を。

Amazonでのマーケティングで重要なキーワード分析と最適な消費者への訴求方法【事例で解説】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10281

アメリカでのAmazon攻略法ですが、日本でも参考になる部分が多いです。

開封率メルマガの3倍超、若年層獲得の効果も! 澤井珈琲&白鳩の事例に学ぶLINE公式アカウント活用術 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10273

LINEの初期設定は通知がONになっています。嫌われないように適度な配信を。

クックパッド、保育園のお迎えと同時に食品の買い物が完結する施策を開始 生鮮宅配ボックスの設置を強化 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/11955

車でお迎えならものすごく便利な仕組み。これは良い。

“2023年 ヒット予想” 生活者が選んだのは、ポストコロナ生活を楽しむための手頃で身近な商品・サービス。キーワードは【攻めの安近短】 | ひらけ、みらい。生活総研
https://seikatsusoken.jp/newsrelease/19689/

「攻めの安近短」がキーワードになっていますが、コロナが気にならなくなれば遠くまで行くと思っています。

今週の名言

森脇健児が大ブレークからの挫折経て掴んだ天職 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/628304

余計なことをせず、素直に、謙虚に、コツコツ頑張るのが大事

結局のところ、これが近道です。「余計なことをした」と思っても必要な回り道だと思えば気になりません。楽な方法ばかり目に付いてもコツコツと。

筆者出版情報

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法

森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税

この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

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森野 誠之

カゴ落ち率は64.7%、機会損失額は平均で売上の約2倍【イー・エージェンシー調査】

3 years 10ヶ月 ago

イー・エージェンシーが実施した調査によると、ショッピングカートに商品を入れて購入しなかったカゴ落ち率は約64.7%で、ECサイトの機会損失額は平均で売り上げの約2倍だった。

カゴ落ち対策MAツール「CART RECOVERY(カートリカバリー)」を利用する850サイトを対象に、2021年4月から2022年9月の間で利用状況を調査した。

カゴ落ち率は、各種調査結果によると70%前後が一般的。「カートリカバリー」の利用状況では平均で約64.7%だった。

カゴ落ちによる売り上げの機会損失額は、以下の通り。

  • 2021年4月~8月……売り上げの約1.8~2倍前後
  • 2021年9月……最大で売り上げの約2.4倍
  • 2021年12月……売り上げの約1.7倍
  • 2022年1月~3月……売り上げの約1.9~2倍
イー・エージェンシーが実施した調査によると、ショッピングカートに商品を入れて購入しなかったカゴ落ち率は約64.7%で、ECサイトの機会損失額は平均で売り上げの約2倍だった
カゴ落ち率と機会損失額の状況

2020年4月~2021年3月に実施した同様の調査でも、損失額は2020年9月が最多。イー・エージェンシーは、「夏の最終セールや中間決算などでECサイトで購入を促すケースが多いと考えられる」とした。

売り上げの約2.0倍がカゴ落ちしていると想定した場合、たとえば、「カートインユーザー数が3000人、月商が500万円のECサイト」では、カゴ落ちしたユーザー数は約1941人、カゴ落ちによる機会損失額は約1000万円発生している可能性がある。(イー・エージェンシー)

瀧川 正実

ミツカングループのDX戦略、UAが語るCRMの成功&失敗、「ハルメク」に学ぶシニア攻略法などのECイベント【11/9の見どころ】

3 years 10ヶ月 ago
ミツカングループのDX戦略などを大公開! 全36講演すべて無料で視聴できるECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋」を11月7日(月)~9日(水)の3日間開催

「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋」(11月7~9日の3日間で開催)の3日目は、ミツカングループ、ユナイテッドアローズ、ハルメクホールディングスなどが登壇。

「ミツカングループの直販&DX戦略」「ユナイテッドアローズが語る『アプリやLINEを活用したCRM活用の成功と失敗』」「シニア通販の雄『ハルメク』に学ぶデジタル時代のシニア攻略法」などのテーマについて、企業の責任者などが講演します。なお、イベントについてはすべて無料で視聴できます。

まだお申し込みをしていない方のために、36講演のなかから3日目の、編集部おすすめ講演の見どころをご紹介します。

ネットショップ担当者フォーラム 2022秋

見どころ⑬ミツカングループの直販&DX戦略~「ZENB」ブランド急成長を支えるダイレクトマーケ戦略~
11:00~11:45 KB3-1 オープニング基調講演

1804年創業のミツカングループが挑むD2Cビジネスが「ZENB」。Zenbヌードルは発売2年で500万食を突破しました。D2Cビジネスは、ブランドのビジョンを正しく伝えるために顧客と直接つながる必要があると考えたためです。

ミツカングループのDX戦略から、顧客と直接つながるためのマーケティング、食品ロス問題にも焦点を当てた商品開発など、「ZENB」ブランド急成長の裏側を解説します。

株式会社ZENB JAPAN(株式会社 Mizkan Holdings)ダイレクト戦略グループ主任 松永 友貴氏
株式会社ZENB JAPAN(株式会社 Mizkan Holdings)ダイレクト戦略グループ主任 松永 友貴氏

見どころ⑭ユナイテッドアローズが語る「アプリやLINEを活用したCRM活用の成功と失敗」
11:00~11:45 KC3-1 オープニング基調講演

cookie規制などの背景から各社でCRMへ強化と期待が高まる一方で、「守備範囲広すぎない?」と日々悩むマーケターの方は多いのではないでしょうか。「会員データ活用って具体的に何するの?」「どんな効果検証するの?」などなど。

自社会員データを活用した、ユナイテッドアローズのline/公式アプリでの顧客コミュニケーションについて、成功・失敗の事例を交えながらお伝えします。明日から始める施策ネタの1つになれば幸いです。

株式会社ユナイテッドアローズ マーケティング本部 デジタルマーケティング部 シニアマネジャー 池田 沙貴子氏
株式会社ユナイテッドアローズ マーケティング本部 デジタルマーケティング部 シニアマネジャー 池田 沙貴子氏
広告代理店、旅行会社を経て2018年ユナイテッドアローズ入社。自社ロイヤリティプログラム「ハウスカード」の運営および、顧客コミュニケーション設計に従事。顧客のLTV向上を目指し、MAを中心としたマーケティングだけでなく、現在はLINE・アプリ・Web接客などチャネルを横断したOne to Oneマーケティング実現へ向けて、データ課題の環境整備、活用戦略の企画業務を担う。
ユナイテッドアローズの公式通販サイト
ユナイテッドアローズの公式通販サイトより(画像は編集部がキャプチャ)

見どころ⑮シニア通販の雄「ハルメク」に学ぶデジタル時代のシニア攻略法
14:05~14:50 KB3-4 ゼネラルセッション(再放送)

ハルメクホールディングスは50代からの女性を対象とした出版、通信販売、店舗、講座イベントなどの各種事業を展開。雑誌「ハルメク」の定期購読者には、通販カタログ、オンラインでの商品販売を行っています。

ハルメクの前身を含めシニア向け通販は20年以上。今セッションでは、ハルメクのシンクタンク「生きかた上手研究所」とシニア層特化広告支援企業の「ハルメク・エイジマーケティング」が蓄積している最新インサイトからデジタル時代のシニア像を解説、それを踏まえてデジタル時代におけるシニア層のネット行動、ハルメクの「アナログ+デジタル」の事例を踏まえたシニア攻略法を披露します。

成長市場のシニアマーケティングに興味のある方はこちらもご覧下さい。

※2022年5月26日に行われた「ネットショップ担当者フォーラム 2022 春 ~eコマース コミュニケーションDay~」の録画(再放送)です。

株式会社ハルメク・エイジマーケティング 代表取締役 木船 信義氏
株式会社ハルメク・エイジマーケティング 代表取締役 木船 信義氏
大学卒業後、食材通販企業で11年間、マーケティング課長などを経験。2014年にハルメク(前:いきいき)に入社。CRMマーケティング責任者、新規事業開発責任者を経て2018年4月にハルメク・エイジマーケティングを設立。シニア市場開拓を狙う業界大手を中心に支援中。
株式会社ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所所長 梅津 順江氏
株式会社ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江氏
大学卒業後、ジュジュ化粧品(現・小林製薬)に入社。ジャパン・マーケティング・エージェンシーを経て、2016年3月から現職。年間1000人近くのシニアを対象にインタビューや取材を行い、誌面づくり、商品開発・広告制作に役立てている。「この一冊ですべてわかる 心理マーケティングの基本(日本実業出版社)」「シニア市場の正体(毎日新聞)」『ときめく! シニア女性マーケ(日経MJ)』などの著作物や連載がある。
「ハルメク」の公式通販サイト
「ハルメク」の公式通販サイトより(画像は編集部がキャプチャ)
ネットショップ担当者フォーラム 2022秋

明日はまた別のオススメ講演をお伝えします!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

J.フロントリテイリングがeスポーツ事業に参入

3 years 10ヶ月 ago

J.フロントリテイリングは、eスポーツ事業に参入する。

eスポーツチーム「SCARZ(スカーズ)」を保有するXENOZ(ゼノス)の発行済株式50.8%を取得して子会社化、パルコや百貨店など既存事業とのシナジーを創出し、新たな価値創造に取り組む。

XENOZが第三者割当増資で発行する新株式50株、優先株12株を11月30日に取得する。優先株は、取得後に普通株12株に転換する予定。XENOZは、eスポーツの老舗プロチーム「SCARZ」を抱え、大会・イベントの企画・運営などを手がけている。

J.フロントリテイリングは、eスポーツチーム「SCARZ(スカーズ)」を保有するXENOZ(ゼノス)の発行済株式50.8%を取得して子会社化する
試合会場でプレイするSCARZのeスポーツ選手

J.フロントリテイリングはeスポーツについて、未来のエンタテインメント事業の柱で、「高成長が期待されるマーケット」と説明。黎明期から参入することで先行者としての認知を固め、エンタテインメント事業の将来の柱として育成するとしている。

パルコ・百貨店事業では次世代顧客の獲得が最重要の課題。eスポーツはZ世代など10~30代の若年層の関心が高く、次世代顧客へアプローチしやすくなるという。

石居 岳

Googleマップで体験ツアー・アクティビティで予約できるようになる機能の実装、知ってましたか? | 店舗ビジネスに役立つ『口コミラボ』特選コラム

3 years 10ヶ月 ago
アクティビティやツアーを提供する事業者は、GoogleビジネスプロフィールからGoogle検索およびGoogleマップ上のチケット価格を直接編集できるようになります

Googleは、体験ツアーやアクティビティがGoogleマップから予約できるようになる新たな機能を発表しました。

ユーザーの”タビナカ”体験がよりスムーズになるだけでなく、アクティビティを提供する事業者にとっても露出の機会が増える点で見逃せないアップデートです。

この記事では、旅行・観光・アクティビティ事業者向けに、Googleマップの新たな機能を紹介します。

Googleマップに「アクティビティの予約・販売リンク」実装へ

Googleマップ上に体験ツアーやアクティビティの予約、チケット販売リンクが表示されるようになります。ユーザーは、旅行する予定の地域のアクティビティやツアーをGoogleマップから探索し、予約できるようになります。

1.Google マップでチケット料金が比較できる

今回のアップデートでは、ユーザーが美術館などの観光施設を検索した際、チケット情報や予約リンクが表示され、さまざまな予約サイトの料金をすばやく比較できるようになりました。

例えば「東京タワー」と検索すると、概要欄に予約サイトのチケット情報が表示されます。チケットタブをクリックすると、各予約サイトの詳細な情報を知ることができます。

本機能は、昨年Google検索でリリースされましたが、旅行プランを立てる際にGoogleマップがよく利用される背景を受け、Googleマップ上でも提供を開始したとのことです。

Googleマップの新機能『チケット情報の閲覧・比較が可能に』のイメージ画像
▲Googleマップでチケット情報の閲覧・比較が可能に:編集部スクリーンショット

さらに今後は、観光施設のチケット情報だけでなく、観光施設に関連した体験ツアーもGoogleマップ上で検索できるようになります。

例えば、「東京タワー」と検索すると、東京タワーを含む複数の観光施設を巡るツアーの予約リンクが表示されるようになります。この機能は既にGoogle検索で利用可能ですが、Googleマップでも近日中に利用できるようになる予定です。

体験ツアーの予約画面
▲Googleマップで体験ツアーの予約が可能に:Google The Keywordより

2.Googleビジネスプロフィールからチケットの価格を直接編集

アクティビティやツアーを提供する事業者は、GoogleビジネスプロフィールからGoogle検索およびGoogleマップ上のチケット価格を直接編集できるようになります。

※ただし、現在宿泊事業者向けにGoogleビジネスプロフィールで提供されている「料金と空室状況」の機能には不具合も多く、今回の体験ツアーの機能についてもどこまで実践的に利用できるかは不明です。

チケット価格変更のイメージ画面
▲Googleビジネスプロフィールからチケット価格の変更が可能:Google The Keywordより

3. Google広告の対象地域や対応言語が拡大

Google広告は、今回のアップデートにより、より多くの国や言語に対応しました。また、検索結果でのリストにも表示されるようになりました。

これらの広告は、Google検索やGoogleマップの無料チケット予約リンクと同じデータを設定できるため、簡単に始めることができるということです。

Googleマップの検索画面にGoogle広告が掲載されるイメージ画像
▲Google広告がGoogleマップの検索画面に:Google The Keywordより
この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

口コミラボ

「fracora」のデジタル戦略、オールハーツ・カンパニー流DX、中国EC大手プラットフォーマーの成長秘話などのECイベント【11/8の見どころ】

3 years 10ヶ月 ago
オールハーツ・カンパニーがDX先進企業になった裏側などを大公開! 全36講演すべて無料で視聴できるECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋」を11月7日(月)~9日(水)の3日間開催

「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋」(11月7~9日の3日間で開催)の2日目は、オールハーツ・カンパニー、「fracora」の協和、中国の大手ECプラットフォーム企業などが登壇。

「オールハーツ・カンパニー流DX」「リピーター増、LTV向上を実現する「fracora」のデジタル戦略」「中国EC大手プラットフォーマーの成長秘話」などのテーマについて、企業の責任者などが講演します。なお、イベントについてはすべて無料で視聴できます。

まだお申し込みをしていない方のために、36講演のなかから2日目の、編集部おすすめ講演の見どころをご紹介します。

ネットショップ担当者フォーラム 2022秋

見どころ⑪オールハーツ・カンパニーがDX先進企業になった裏側を大公開! ~売上拡大、チャネル戦略、ブランド戦略を実現するオールハーツ流DXを解説~
17:10~17:55 KB2-7 クロージング講演

「Heart Bread ANTIQUE (アンティーク)」「ねこねこ食パン」などのブランドを手がけるパン・スイーツ製造販売のオールハーツ・カンパニー。食品業界No.1のDX・マーケティングカンパニーをめざすというビジョンを掲げています。

POSシステム・CDP・ECサイト・Webサイトなどの顧客接点でOne to Oneコミュニケーションを実現するなど、デジタルとリアルの連動を進めています。

売上拡大、リアル店舗やECなどのチャネル戦略、ブランド戦略を実現したオールハーツ流DXを解説します。

株式会社オールハーツ・カンパニー ブランド室長/株式会社MJ 代表取締役社長CEO 宮野 淳子氏
株式会社オールハーツ・カンパニー ブランド室長/株式会社MJ 代表取締役社長CEO 宮野 淳子氏
オーストラリア ロイヤルメルボルン工科大学大学院卒業後、世界No.1化粧品ブランドであるロレアル パリの日本立ち上げ要員として日本ロレアルに入社。ダイレクトマーケティング・CRM事業の立ち上げを経て、デジタルマーケティングの統括、DXを主軸としたマーケティングプロモーションへ変革を行い、カテゴリー売上シェアNo.1など実績を残す。その後、アマゾンジャパンのソーシャルマーケティング、ブランドマーケティングを統括、ジョンソン・エンド・ジョンソンにてマーケティングトランスフォーメーションを統括し、日本初のDXモデルを構築。後にゴディバ ジャパンCDOを経て2021年4月にMJを設立。現在では複数企業のマーケティング立ち上げ・DX立ち上げ・成長戦略・新規ビジネス構築、人材育成を推進する。出光興産のGlobal Chief Growth Officerとしての企業サポートや、オールハーツ・カンパニーのブランド責任者として幅広く各社の業務に携わる。山田養蜂場のCDOとしてさらなる企業成長へのサポートにも尽力中。世界最大のリテールサミット「NRF」日本人初スピーカー。
オールハーツ・カンパニーの公式通販サイト
オールハーツ・カンパニーの公式通販サイトより(画像は編集部がキャプチャ)
ゼロゼロウエスト 大西 理氏
ゼロゼロウエスト 大西 理氏
カタログ総合通販・セシールにてEC事業立ち上げ後、デジタルマーケティング全般に従事。その後、文具メーカー(デザインフィル)、スキンケア通販(新日本製薬)、ファッション雑貨小売(ヌーヴ・エイ)、アパレル(オンワード/グラニフ)など複数の業界にてECを中心にデジタルマーケティング/コミュニケーション/ブランディング/CRM領域のマネジメントなど幅広い領域を担当。2021年9月からフリーランスで企業のEC/マーケティング関連のビジネスを支援している。

見どころ⑫リピーター増、LTV向上を実現する「fracora」のデジタル戦略~マス広告からデジタル活用、ライブコマースなどのファンマーケ~
17:10~17:55 KC2-7 クロージング講演

原液美容液をはじめとする化粧品・健康食品ブランド「fracora(フラコラ)」を展開する私たち協和は、2019年からWebを主軸としたデジタルマーケティング戦略に大きくかじを切りました。当社の特徴は、リピーター育成、LTV向上を重視した「1人ひとりのお客さまの悩みに寄り添う」戦略。完全内製化で週に2回以上配信しているライブコマースなど、反響を得ているファンマーケィングの秘訣をお話します。

株式会社協和 corporate officer 竹腰 泰子氏
株式会社協和 corporate officer 竹腰 泰子氏
世界一の発行部数を記録し、上場を果たしたベンチャーの先駆け企業の「ぱど」で執行役員として従事。その後RIZAPグループ経営企画広報IR部部長として広報・PR・ブランディング戦略の責任者を担う。現在、協和のcorporate officerとしてオンラインイベント企画、ファンマーケティグ企画、広報戦略等の責任者。他、複数の企業のアドバイザーを請け負い活躍中。

見どころ⑩中国EC大手プラットフォーマーの成長秘話~急成長のECベンチャー担当者へのインタビューセッション~
14:05~14:50 KC2-4 ゼネラルセッション

トランスコスモスチャイナ中国ECプラットフォーマーが登壇し、中国EC大手プラットフォームの成長秘話をお話します。

ネットショップ担当者フォーラム 2022夏

明日はまた別のオススメ講演をお伝えします!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

店舗は「買い物の場から顧客への情報発信の場」に変わる――ファーストリテイリングが考える実店舗の価値とは? | 通販新聞ダイジェスト

3 years 10ヶ月 ago
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は実店舗の在り方について、「買い物」の場から「顧客への情報発信の場」、「地域コミュニティーの中核の場」に変わっていくと説明する

ファーストリテイリングでは、国内外でECによる販売チャネルを充実させる一方で、実店舗については販売以外の体験提供に特化した役割を与え、顧客とのつながりを形成していくことを目指している。

柳井正会長兼社長 ファーストリテイリング
柳井正会長兼社長(決算説明会の配信動画から編集部がキャプチャし追加)

10月13日に開催した決算説明会において柳井正会長兼社長は、今後の事業の進め方として、改めてデジタルの強化を提言している。実店舗の在り方については、これまでのような「買い物」の場から「顧客への情報発信の場」、「地域コミュニティーの中核の場」に変わっていくと説明し、「アプリやウェブサイトでの買い物については、オンラインでの試着も含めほとんどがバーチャルで実現可能。技術的にはその実行フェーズに入っている」(柳井社長兼会長)と見解。

ファーストリテイリング今後の展望
ファーストリテイリングの今後の展望(2022/10/13公表のIR資料から編集部がキャプチャし追加)

その背景から、これからの実店舗が持つ意味は、ECにはない”実体験”の提供が軸になるとしている。その上で、従来から行っているEC商品受け取りだけでなく、すでに店舗スタッフによるラストワンマイルの商品配送を手がけているなど、ECとの連携が進んでいることも明らかにした。

ファーストリテイリング今後の展望
ファーストリテイリングの今後の展望(2022/10/13公表のIR資料から編集部がキャプチャし追加)

また、2020年から開催している実店舗スタッフによるライブコマースサービス「UNIQLO LiveSTATION」についても評価し、「これまでの仕事のやり方をデジタル技術を活用してすべて挿げ替えていく。この取り組みをさらに強力に推し進めていく」(同)とした。

ライブコマースサービス「UNIQLO LiveSTATION」(2022/10/13公表のIR資料から編集部がキャプチャし追加)

欧州のECが3年で2倍に

なお、海外事業についても、今後の大きな柱の一つとしてEC事業の強化を進めていく考え。2022年8月期の実店舗も含めた「ユニクロ欧州事業(ロシアを除く)」については、ブランディングが奏功したことで認知が進み、過去最高の売上高と利益率を達成。

とりわけ、EC売上高はこの3年間で約2倍となり、売上高構成比は約15%から約20%まで拡大した。コロナ禍で、EC機能なども持つ公式アプリの会員数が大きく増加。一度購入した顧客がリピーターになっているという。社員が常駐することで倉庫や配送サービスの品質が向上したことも背景にあると見ている。

ファーストリテイリング 欧州事業
欧州のEC事業について(2022/10/13公表のIR資料から編集部がキャプチャし追加)

今後についてはサプライチェーンの改革などを掲げており、ラストワンマイルも含めた配送の内製化で顧客への24時間以内の配送を実現。最終的には大都市全てで自社配送を行うという。加えて、店舗倉庫とEC倉庫を一体化して物流費の効率化や在庫一元化による、欠品といった機会ロスの最小化を図っていくとした。

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通販新聞

Amazonビジネスが「相見積もり機能」、インボイス制度の「適格請求書発行」、「販売者所在地」表示などの機能提供

3 years 11ヶ月 ago

アマゾンジャパンはこのほど、法人・個人事業主向けの「Amazonビジネス」を通じて、「相見積もり機能」、インボイス制度に対応した「適格請求書発行」、「販売者所在地」表示などの機能を提供すると発表した。

「相見積もり機能」は、法人・個人事業主の顧客と販売事業が個別にオンライン上で交渉できる機能。法人・個人事業主は、希望する数量や価格、納期、回答期日、配送先を販売事業者に直接、伝えることができる。

販売事業者は顧客との交渉をオンラインで完結でき、業務負担の軽減が期待できる。新たな顧客から大量注文を受注する可能性が高まるという。機能の対象となる販売事業者、法人・個人事業主の顧客に順次展開する予定。

消費税の仕入税額控除の要件として2023年10月に施行が予定されているインボイス制度(適格請求書等保存方式)に販売事業者が対応できるよう、出品管理画面のセラーセントラルに「適格請求書発行事業者登録番号」を入力できるようにした。

インボイス制度の施行後、Amazonが販売事業者に代わって「適格請求書」を発行。販売事業者は請求書発行に関する手間を軽減できる。Amazonビジネスと、Amazon.co.jpに出品する販売事業の請求書が対象となる。

また、販売事業者の所在地を示す「販売者所在地」を、Amazonビジネスにおける購買の推奨ルールとして新たに加えた。Amazonビジネスで商品を購入するすべての利用客は、購買時にどの地域の販売事業者から購入するのかを都道府県単位で設定できる。

大学や地方公共団体などの公的機関、地域に根差した経営を行う法人などの利用客は、地元の販売事業者が扱う商品を積極的に選択することが可能。Socially Responsible Purchasing(社会的責任のある購買)を推進することができる。

石居 岳

キャッチボールの後払い決済「届いてから払い」、支払い方法に「PayPay」を追加

3 years 11ヶ月 ago

後払い決済サービスを展開するキャッチボールは10月18日、ECサイトや通販で商品が届いてから支払い方法を決めることができる後払い決済サービス「届いてから払い」に、「PayPay」を追加した。

2022年9月からコンビニエンスストアの収納費用の値上げがスタート。コストを削減したいEC事業者からはスマホ決済サービスの「PayPay」対応を望む声があがっていた。

「届いてから払い」の提供スタート時はクレジットカード、LINE Pay請求書払い、銀行振り込みなどを提供。7月にスマホ決済の「LINE Pay」、キャリア決済の「d払い」「au かんたん決済(au/UQ mobile)「ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い」を追加した。

「届いてから払い」は、スマホ決済やキャリア決済などの後払いに対応しているため、「コンビニ収納費用値上げ対策にもつながる」(キャッチボール)と言う。

後払い決済サービスを展開するキャッチボールは10月18日、ECサイトや通販で商品が届いてから支払い方法を決めることができる後払い決済サービス「届いてから払い」に、「PayPay」を追加
「届いてから払い」の支払い方法

「届いてから払い」は、ECサイトや通販で「商品が届いてから支払い方法を決める」――。こんな新しいCX(カスタマーエクスペリエンス)を提供する後払い決済サービスとして展開。コンビニ払いを中心とした現金での支払いのほか、クレジットカード払いやスマホ決済など多様な後払い決済の手段を提供している。

キャッチボールの後払い決済サービス「後払い.com」と同様に、事業者に代わってキャッチボール社が未回収リスクを保証。EC事業者は、消費者へリアル店舗と同じように商品を確認してから支払い方法を選択できる環境を提供できるようになる。

後払い決済サービスを展開するキャッチボールは10月18日、ECサイトや通販で商品が届いてから支払い方法を決めることができる後払い決済サービス「届いてから払い」に、「PayPay」を追加
「届いてから払い」の利用方法
瀧川 正実

2023年度に賃上げ予定企業は8割/澤井珈琲&白鳩の事例に学ぶLINE公式アカウント活用術【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

3 years 11ヶ月 ago
2022年10月21日~10月27日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 【賃上げ調査】2023年度に引き上げ予定は8割、「急激な物価上昇のなか、賃上げ実施に前向きな企業が増えている」

    現状の物価高の下では、企業は従業員の生活維持のために賃上げをせざるを得ない側面があり、業績との兼ね合いのなか、企業は難しい判断を迫られている

    2022/10/24
  2. 開封率メルマガの3倍超、若年層獲得の効果も! 澤井珈琲&白鳩の事例に学ぶLINE公式アカウント活用術

    LINEが提供している、企業が「LINE」上に自社アカウントを開設できる「LINE公式アカウント」のEC活用が進んでいる。澤井珈琲と白鳩の活用実績をまとめて紹介する

    2022/10/26
  3. ECサイトのコンテンツSEOは「自社ドメイン」で「Knowクエリ」の「データを集める」ことから始める【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年10月17日~10月23日のニュース

    2022/10/25
  4. 経産省のGoogle、ヤフー、Metaへのデジタル広告規制、広告主への影響は?

    経済産業省は10月3日、米Googleや米Meta、ヤフーの3社をデジタル広告プラットフォーマーとして規制すると発表しました

    2022/10/24
  5. ニトリとエディオンの協業がスタート。ECサイトでの相互送客、コラボブースの設置

    ニトリホールディングスとエディオンは、資本業務提携により、店舗開発に向けた協働、商品の相互交流と商品ラインアップ拡充、EC事業でのシナジー創出――などを進める

    2022/10/25
  6. ギフトの購入場所は「総合ECサイト」が1位、「デパート・百貨店」は2位。ECでの購入増も渡し方は「手渡し」が主流

    オンラインギフトサービスを展開するギフトモールが運営する「ギフトモール オンラインギフト総研」が、ギフト利用の実態を探るために調査を実施した

    2022/10/25
  7. シャディがディズニーと協業、メタバースカタログ&ギフトカタログなど発行の新プロジェクト「Share The Magic!」とは

    シャディはディズニーと提携の新プロジェクトを始めた。ECではディズニー専門のメタバースカタログ、ギフトカタログ、専用コーナーを新設。販売店でもディズニーグッズの専門コーナーを新規導入していく

    2022/10/24
  8. Amazonグローバル事業統括責任者が語るECの未来とビジネス戦略。「『コロナ禍前と変わらなかったこと』を経営の軸足に」

    ECイベント「Amazon ECサミット2022」に登壇したAmazonシニアバイスプレジデントのラス氏は、消費者からの需要などコロナ禍前と変わらなかったことを経営の軸足に置くと説明

    2022/10/21
  9. ほぼ日が海外向けECを本格化、自社開発の通販サイトグローバル越境ECに対応

    自社開発のECサイトにD2C越境ECプラットフォームを導入。100種類以上の通貨による価格表示などに対応する

    2022/10/21
  10. Amazonでのマーケティングで重要なキーワード分析と最適な消費者への訴求方法【事例で解説】

    Amazonで販売する場合、小売事業者は「検索されること」が重要な要素の1つです。マーケットプレイスで目立つこためには、競合とは異なる表現方法、ビジュアル、在庫問題に対応し、新たな戦略を立てることが重要です

    2022/10/27

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

    カインズ&ビームスが語るECと実店舗の連動、富澤商店が挑む「次世代ソーシャルコマース事業」などのECイベント【11/8の見どころ】

    3 years 11ヶ月 ago
    マーケティング課題に挑む「次世代ソーシャルコマース」などを解説! 全36講演すべて無料で視聴できるECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋」を11月7日(月)~9日(水)の3日間開催

    11月7日(月)~9日(水)の3日間で開催する「ネットショップ担当者フォーラム 2022 秋」では、カインズ、ビームス、富沢商店などの有名企業が登壇。

    「実店舗企業のDX/店舗とオンラインの連動」「仏教から見る、上司と部下の円滑なコミュニケーションの術」「AI活用の次世代ソーシャルコマース事業」などのテーマについて、企業の責任者などが講演します。ECサイトを運営する企業のみが参加できるイベントで、36講演すべて【無料】で視聴できます。

    まだお申し込みをしていない方のために、36講演のなかから編集部おすすめの講演の見どころをご紹介します。

    ネットショップ担当者フォーラム 2022秋

    見どころ⑦カインズ、ビームスに聞く「実店舗企業のDX」「店舗とオンラインの連動」
    11:00~11:45 KB2-1 オープニング基調講演

    業務や作業をできるかぎり削減し効率化を推進、同時に顧客のライフスタイルに沿った選択肢を用意するためにデジタル変革を進めているホームセンター業界最大手のカインズ。ビームスは「公式サイトのオウンドメディア化」「店舗スタッフのメディア化」を推進し、オンライン・オフラインの社員1人ひとり自らが情報発信していくことに取り組んでいます。異なるアプローチだが、共通するのはデジタルやECの推進。セッションでは、それぞれがどのようにDXやECと実店舗の連動を進めているのかをお伝えします。

    株式会社カインズ マーケティング本部 オムニ戦略統括部 eコマース部 部長 田島 和修氏
    株式会社カインズ マーケティング本部 オムニ戦略統括部 eコマース部部長 田島 和修氏
    2003年よりeコマース事業に携わり、複数のベンチャー企業でeコマース事業の運営、立ち上げ、M&Aなどに携わる。2019年にカインズ入社。店舗を含めたDX改革の推進業務を経て、2021年より現職。
    カインズの公式通販サイト
    カインズの公式通販サイトより(画像は編集部がキャプチャ)
    株式会社ビームス 執行役員 DX推進室 室長 矢嶋 正明氏
    株式会社ビームス 執行役員 DX推進室 室長 矢嶋 正明氏
    1998年にビームスのアルバイトを経て入社。店舗販売から内勤カスタマー業務の後、2005年にEC部門を立ち上げ、責任者に就任。EC事業の拡大、店舗とのサービス連携を推進。2016年に自社ECサイトとビームス公式サイトを統合し、ECと店舗のオム二チャネルサービスを構築。2020年に執行役員就任。2021年より現職、全社のDX化を推進している。
    BEAMSの公式通販サイト
    BEAMSの公式通販サイトより(画像は編集部がキャプチャ)

    見どころ⑧仏教から見る、上司と部下の円滑なコミュニケーションの術
    11:00~11:45 KC2-1 オープニング基調講演

    昨今、さまざまな価値観があふれる世の中において、世代間でのコミュニケーショントラブルの例を多く伺います。TEC系の方と事務系の方、分野が違うことによる意思疎通の問題も出てきています。今回の講演の中では、普段接する機会が少ない仏教の考え方を取り入れながら、上司と部下の円滑なコミュニケーション実現に向けてどうすべきかを論じていきたいと思います。

    株式会社神社仏閣オンライン代表取締役社長 河村 英昌氏
    株式会社神社仏閣オンライン代表取締役社長 河村 英昌氏
    神社仏閣オンライン代表取締役社長。浄土宗藤澤山大光寺副住職。京都大学法学部卒業。NTTコミュニケーションズ関西支社教育ICT担当。現在はマーケティング・メンタルケア領域を中心にお寺神社と企業をつなぐイノベーション支援を実施。
    神社仏閣ONLINE
    神社仏閣ONLINEより(画像は編集部がキャプチャ)

    見どころ⑨創業103年の老舗「富澤商店」が次の100年に挑むチャレンジ「AI活用の次世代ソーシャルコマース事業」~Cookieの終焉、LTV向上、カスタマージャーニーの変化などの課題を解決するアプローチ~
    14:05~14:50 KB2-4 ゼネラルセッション

    日本最大級の製菓・製パン材料、器具専門店を手がける創業103年の富澤商店。昨今のデジタルシフトとデジタルコミュニケーション、カスタマージャーニーの変化、Cookieの終えんとLTV向上への注目、SNSでの体験価値の向上など、さまざまなマーケティング課題へ挑戦する「次世代ソーシャルコマース」の取り組みを始めました。

    ソーシャルメディアによる人と人の「興味・関心」のつながりから、LTVの高い潜在・顕在顧客を獲得し、EC売上高対前年比10%増をめざすその取り組みを、業務提携先で特許AI技術によるデータ分析でソーシャルメディアマーケティング支援などを手がけるAIQの渡辺求氏と解説します。

    株式会社富澤商店 マーケティング部 部長 岩井 一紘氏
    株式会社富澤商店 マーケティング部 部長 岩井 一紘氏
    ダイレクトマーケティング、デジタルマーケティングのコンサルティング業務を経験し、2012年シャトレーゼにて販売企画部を管轄。SNSを活用したデジタルマーケティングを主に実績を創り、事業開発などを行う。2021年に富澤商店に入社。マーケティング部の新設とコミュニケーション領域に特化した事業開発を行う。
    富澤商店の公式通販サイト
    富澤商店の公式通販サイトより(画像は編集部がキャプチャ)
    AIQ株式会社 代表取締役 渡辺 求氏
    AIQ株式会社 代表取締役 渡辺 求氏
    カシオ計算機、バンダイナムコエンターテイメントの新規事業開発責任者を経て、JNSホールディングス(旧ネオス)常務取締役、インミミック(ソニーミュージックエンターテインメントと旧ネオスの合同会社)代表を兼務し、主に大手通信事業者との大型プロジェクト及び新規技術を活用した新規ビジネス創出を担当。その後、AIQにて、2019年取締役、2021年代表取締役に就任。
    ゼロゼロウエスト 大西 理氏
    ゼロゼロウエスト 大西 理氏
    カタログ総合通販・セシールにてEC事業立ち上げ後、デジタルマーケティング全般に従事。その後、文具メーカー(デザインフィル)、スキンケア通販(新日本製薬)、ファッション雑貨小売(ヌーヴ・エイ)、アパレル(オンワード/グラニフ)など複数の業界にてECを中心にデジタルマーケティング/コミュニケーション/ブランディング/CRM領域のマネジメントなど幅広い領域を担当。2021年9月からフリーランスで企業のEC/マーケティング関連のビジネスを支援している。
    ネットショップ担当者フォーラム 2022夏

    明日はまた別のオススメ講演をお伝えします!

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    「fracora」の協和、販売1か月で1万本超販売の目元クリームなどヒット商品のリニューアル品を発売

    3 years 11ヶ月 ago

    美容ブランド「fracora(フラコラ)」の協和は10月20日の新商品発表会で、既存商品の販売実績と新製品の説明を行った。

    10月25日に発売したのは、美容ケアクリーム「HITOKAN EYETARGET(ヒトカン アイターゲット)」、オールインワン美容ドリンク「グランド フラワージュ」。いずれも通販で10月25日に販売開始した。

    協和は新商品発表会でリニューアル製品2点の特徴を説明した

    「HITOKAN EYETARGET」は2022年1月発売の美容ケアクリーム「EYE TARGET」のリニューアル商品。配合成分に先端美容成分「ヒト幹細胞培養エキス」を追加した。前身の「EYE TARGET」は、販売1か月で1万本超を売ったヒット商品だ。

    「ヒト幹細胞培養エキス」を配合した「HITOKAN」シリーズ製品の展開で、既存顧客による利用拡大を見込む。

    「HITOKAN EYETARGET」は、目元の年齢サイン(乾燥によるくすんだハリのない印象)、もたつき・ハリ不足、どんより感(乾燥やキメの乱れによる肌印象)などに土台から複合的に働きかけ、若々しい印象の目元に導くという。

    新たに配合した「ヒト幹細胞培養エキス」は、シリーズ累計出荷数60万本を突破した「ヒト幹細胞培養エキス原液 LP」にも配合している成分。目元に現れやすい5つの年齢感に働く成分を厳選し独自の比率で配合、「fracora」ならでの原液クリームで、従来のアイクリームを上回る高実感を追求した。

    「HITOKAN EYETARGET」には目元に現れやすい5つの年齢感に働く成分を配合

    内容量は15g(約30日分)で、価格は税込5000円。定期購入価格は 同4546円としている。

    累計1000万本販売の美容ドリンクを6年ぶりにリニューアル発売

    「グランド フラワージュ」は、既存のオールインワン美容ドリンク「フラワージュ」のリニューアル品。協和が2016年に発売したオールインワン美容ドリンク「フラワージュ」は、シリーズ累計約1000万本を販売している。「グランド フラワージュ」には先端美容成分を加えてリニューアルした。

    「グランド フラワージュ」(左)と、「グランド フラワージュ」をグラスに注いだ様子

    企画担当の森本もえ氏は次のように話す。

    「fracora」は、最先端の生命科学を活用した商品とサービスで、細胞から考えるをテーマに真の健康美を維持・促進するエイジングケアを提案している。人気商品をバージョンアップし、「fracora」シリーズにおいて現在考えうる最高の処方を実現した。人生120年時代にふさわしい実感を追求した自信作だ。(森本氏)

    新たに加えた先端美容成分は、北アフリカ固有種のオリーブ葉の抽出物で、年齢とともに低下する美を育む力をサポートすると考えられている「ヒフワンシステム」、土台から健康美や透明感を育むエイジングケア成分として期待されている「エクソソームプラセンタ」、蓄積する大人特有のぐったり感などへアプローチする「サイタイエキス」。

    味は、スッキリとした後味のローズ&アップルビネガー風味にしている。内容量は50mL×10 本(1日1本目安)で、価格は税込5556円。定期購入価格は 同5145円としている。

    高野 真維
    確認済み
    11 分 16 秒 ago
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