ネットショップ担当者フォーラム

【男性用育毛剤EC市場】ファーマフーズ、ソーシャルテック、美元、ビタブリッドなどの動向に学ぶトレンドの変化+課題解決策 | 通販新聞ダイジェスト

2 years 6ヶ月 ago
SEO媒体が主流だった男性用育毛剤ECの広告市場に変化が見られている。従来の訴求方法から舵を切っている各社の取り組みを解説する

男性用育毛剤市場は、転換期を迎えている。市場は、圧倒的な広告露出、割引施策でファーマフーズがすそ野を拡大した。だが、市場をけん引した同社の成長も陰りが見える。ウェブを主戦場とする企業の多くもLTV重視に舵をきる。

各社がECで訴求する主な男性向け育毛剤
各社がECで訴求する主な男性向け育毛剤

【ファーマフーズ】事例に見る広告トレンドの変化と課題

市場環境の変化は、いくつか要因がある。一つは、テレビ、ウェブなど全方位で展開するファーマフーズの存在だ。「初回定期半額(税込2750円)」という利益を度外視した強力なオファーがEC市場にも影響を与えた。昨年以降、EC化率98%を占め、同市場をけん引するソーシャルテックもこれに追随。育毛剤とサプリメントをセットにした「新ウルトラ定期便」(税込1万5800円)を初回定期1980円(税込み)で展開。新規獲得は、低価格オファーの競争に陥った。

初回定期半額としているファーマフーズの育毛剤「ニューモ」(画像は「ニューモ」のランディングページから編集部がキャプチャ)
初回定期半額としているファーマフーズの育毛剤「ニューモ」(画像は「ニューモ」のランディングページから編集部がキャプチャ)

広告トレンドの変化ショート系動画が主流に、課題は「差別化」「ロイヤリティ向上

広告のトレンドも変化した。かつてアフィリエイト広告は、記事広告やランキング等の比較サイトの検索上位表示により企業のランディングページに誘導する“SEO媒体”が主流だった。「商品理解も深く、高いLTVも望めた」(販売事業者)。

だが、19年以降は、グーグルによる検索アルゴリズムの改定が頻繁になる。広告審査も厳しくなり、検索上位をアフィリエイトサイトがコントロールできなくなった

一時は、ユーチューブの長尺動画の活用も進んだが、制作費がかさみ、投資回収が遅いことから多くのアフィリエイターは、広告審査の緩い「ショート系動画」の活用が主流になる。ただ、「衝動買いが増え、記事等を読み込んで買う層に比べLTVも低い」(同)ことがネックになった。

影響は、徐々に表れる。ファーマフーズは21年当時、急速なシェア拡大を「すでに天井を破っている状態」と表現していたが、279億円(育毛剤単体、22年7月期)をピークに育毛剤の売り上げは減収に転じている。定期顧客も21年の約56万人をピークに減少に転じ、前期は43万人。成長力は、オーラルケアやダイエットサプリ、まつ毛美容液など育成ブランドが補う

【ソーシャルテック】商品設計+販路開拓などに注力

ソーシャルテックも新規獲得は、獲得が容易な単品オファー(同980円)に集中した。広告トレンドが、バナーなど“ad媒体”にシフトするなか、「LTV確保」、「安売りの打開」という課題が浮上した。

各社、医薬部外品を扱うが有効成分の効果で差別化を図ることには限界がある。こうした中、権威づけやアンバサダーの起用などブランディング施策をはじめ、アフィリエイターの獲得をサポートする要素を提供できる商品の差別化、ロイヤリティの向上が重要になっている。

ソーシャルテックでは、昨年1月以降、独自成分(ジンゲルシックス、クロナルガンマ)の配合をベースにした成分啓発、ナノバブル発生の新容器の採用(今年11月のリニューアル)など、薬機法に対応した中で差別化を図ることができる商品設計を強化している。

今年に入りアウトバウンドの専任部署も設置。既存顧客を対象にニーズに合わせた3か月分のおまとめ便(従来は2か月)、セット定期、月2本の利用ユーザーのオファー、同梱物の見直しでLTVのテスト検証、投資効率の改善を図る。来年以降は、リテールやモール、海外展開など販路開拓も強化。24年3月期は、70億円前後の売り上げをめざす

【美元】ブランディングで存在感、大手2社に追随

多面的なブランディング施策の展開で存在感を増しているのが「RIDEN」を展開する美元だ。「ウェブのアフィリエイトは、ファーマフーズ、ソーシャルテック、美元の3社に絞られてきている印象」(広告代理店)。

Webを中心に展開する男性向け育毛剤の売上高
Webを中心に展開する男性向け育毛剤の売上高

ソーシャルテックは、ルー大柴をアンバサダーに起用(21年)してブランディングを行うが、中心層は30代後半から40代前半。美元は、著名ユーチューバーとのコラボレーションにより、「若干若めの世代にうまくリーチできている」(同)とみる。

【ビタブリッドジャパン】サプリなどクロスセル提案を強化

ビタブリッドジャパンは、21年に発売した育毛サプリ「ボリューモア」など商品ラインアップを拡充してクロスセル提案を強化する。ただ、「今年も社内で定めるKPIの達成は厳しい状況」(同社)。ダイレクトマーケティング事業の総売上高(23年2月期で約146億円、グループのダイレクトテックを含む)に占めるヘアケア関連の割合は8%程度にとどまる。

【北の達人】2021年末参入も売り上げは横ばい

21年末、5つの有効成分・育毛関連の効果表示13種すべてを網羅した「モウダス」で市場に参入した北の達人コーポレーションも総売上高に占めるヘアケア関連の売上構成比は「個別商品の売り上げは非開示だが5%未満で前年から変わらない」(同社)としており、大きく成長していない。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

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通販新聞

IT導入補助金の事務局のHPに不正アクセス、IT導入支援などの事業者約3.8万人の個人情報が漏えいの恐れ

2 years 6ヶ月 ago

「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金」(IT導入補助金2023後期事務局)のホームページ(HP)が不正アクセスを受け、個人情報を含むIT導入支援事業者情報とITツール情報が第三者に閲覧・取得されたことがわかった。流出した恐れのある個人情報数は3万8269人分。

不正アクセスの対象となったのは、2023年8月1日からスタートしたIT導入補助金2023後期事務局が運営するホームページ。独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が補助金を交付し、TOPPANが実施している。

「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金」(IT導入補助金2023後期事務局)のホームページ(HP)が不正アクセスを受け、個人情報を含むIT導入支援事業者情報とITツール情報が第三者に閲覧・取得されたことがわかった
IT導入補助金2023後期事務局のお知らせ(画像はHPから編集部がキャプチャ)

発生期間は2023年8月1日~2023年12月12日の1時35分。閲覧・取得された可能性のある項目は、IT導入支援事業者の一部個人情報を含む事業者の登録情報で、役員や担当者の氏名および担当者のメールアドレス。

また、ITツールの価格や一部個人情報を含む事業者の登録情報として、ITツール登録担当者の氏名とメールアドレス、実施者・販売者の氏名とメールアドレスも漏えいした可能性がある。

発生原因は、ホームページで使用されているプログラムの設計不備という。事務局は閲覧・取得情報を確認できておらず、外部からの指摘で判明した。

現時点で2次被害の報告は受けていない。すでに対象者には個別にメールで連絡しており、プログラムについては総点検および改修を実施、外部からデータの閲覧や取得ができないこを確認しているという。

実施機関であるをTOPPANを選定した中小機構は、「このような事態が発生したことは極めて遺憾。TOPPANに対して、厳重注意を行うとともに、今後、このような事態が生じないよう、改めて徹底を図っていく」とコメントしている。

松原 沙甫

課題解決は速攻で!「変化に振り回されることすら楽しい」と言うショップの成功事例【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

2 years 6ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年12月11日~12月17日のニュース

1年で赤字から脱出し、売り上げを伸ばした事例記事です。写真撮影技術の向上、右脳と左脳に訴える写真の利用、課題解決を楽しむ姿勢が成功の鍵です。他社がためらうなか、素早い課題解決が強みになっています。

真似をしながら経験値をためていくのが急成長の秘訣

「ピンチもチャンス!」コツを掴みだしたらEC運営が楽しすぎて、1年で赤字脱出した話(株式会社サポート・中島さん×川村対談) | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/231211-support/

当初からの課題であった赤字が解消され、現在はECが全体売上の15%を占めるまでに成長しました。また、「ゲームのように問題をクリアしてまた新たな面に進むように、謎に向き合って解いていく感覚が楽しくて仕方がない」とおっしゃられるほど、ネットショップの運営を楽しまれています。

今回はECのコンサルティングを依頼して伸びた事例です。引用文にあるように課題解決が楽しくて仕方がないという、ちょっと変わった(?)担当者さんのようです。業務が忙しいので課題が多いとげんなりすることが多いですからね。

中でも商品ページの写真について、撮り方や選び方まで具体的に教えていただいたのは印象的でした。確か「右脳と左脳と両方に訴えるような写真にしましょう」とアドバイスいただいて、最初はわからなかったのが、やっているうちに「こういうことか」とすごく納得感があったんですよね。それ以降、ページ作成で迷わなくなりました。

いい商品ページになったら、ジワジワと売上が上がってきたんですよ。「こんなにちょっとした工夫で、2~3割も変わってくるのか」と思ったら、工夫することが楽しくなってきましたね。それでまずは、全てのページを改善していったんです。

ページ作りってなかなかわからないですよね。いろいろやってみても売れずに、本を読んでみてもイメージ通りにいかないことも多いです。ヒントとしては「右脳と左脳と両方に訴えるような写真にしましょう」のメッセージ。感情と理屈の両方に働きかけるということですね。「すごい! かっこいい! かわいい!」という部分と、「ここはこんな作り方で…」と書く部分を使い分けるイメージでしょう。右脳寄りの人と左脳寄りの人が作ってもうまくいくと思います。

あとは少しでも改善効果が出たら喜ぶこと。「なんか売れてきたな~」と思えたらどんどん手を打っていくといいと思います。考えすぎたり、「どうせダメだろう」と思って手が出ないのが一番良くないです。

腕のいいカメラマンに依頼するようにしたら、やっぱり売れるようになったんです。そこで、1年間写真の撮り方を観察して学ばせてもらい、自分でも毎日工夫したところ、どんな写真を撮ればお客様にいい印象をもたれるのか、ひいては売れるのか、わかるようになってきました。

プロのテクニックを学ぶというか、うまく真似ることで自分たちでもできるようになります。お手本を真似ることは悪いことではありませんので、結果を出す近道として積極的に「真似」をしていくといいでしょう。

外的要因などの変化に振り回されることすら楽しいんです(笑)。たとえば、楽天から「365日出荷するように」とリクエストがあったときには、どうしたら対応できるか必死で考えましたからね。ゲームで言えば、次の面に行ったら、ボスキャラが出てきたというところでしょうか。

なかなか特殊な性格というか前向きというか(笑)。EC事業は外的環境、競合、法律にも影響されます。とにかく自分たちでコントロールできることが少ないので、こういったことにストレスをためずに楽しむくらいが良いのかもしれません。

他社が「どうしたらいいか、やるかやらないか」とひるんでいるうちに、うちが解決できたらそれが強みになりますからね。課題解決は速攻でやらない手はないですよ。なにか課題が出てきたら、チャンスとばかりに飛びついて解決策を考えています。

これはまさに! 誰もやっていないことをいち早くやれば先行者利益があるのは間違いないです。改善の内容とスピードに自信があるからできること。反対に後から動くとリスクも少ない代わりにリターンも少ないです。

業務の効率化と改善できる体制が整えばどんどんチャレンジできます。売れる方法を考える前に、こういった土台をしっかり作っていきたいですね。

今週の要チェック記事

「Shopify Partner of the Year 2023 - Japan」受賞パートナーを発表 | Shopify Japan
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000034630.html

Shopify構築日記 #170 Partner of the Year 2023 発表「送料詳細設定 App」 | 北山浩|Shopify構築日記書いている人
https://note.com/ec_zoe/n/nf2d9084d3bc0

2023年も「Shopify Partner of the Year 2023 - Japan」の発表がありました。北山さんの解説記事を読むと受賞も納得です。

ヤマト運輸、東京23区と千葉県の一部地域宛て宅急便などの大幅遅延+全国からの目黒区や渋谷区など宛ての荷受け停止は13日も続く | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11700

ヤマト運輸、目黒区・世田谷区・渋谷区・大田区へ配送する荷物の預かりを再開。「羽田クロノゲート」の機器故障が解消 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11707

ヤマト運輸さんでトラブル。12月は荷物が集中する時期なので、影響を受けたショップもあったのでは。

「Yahoo!ショッピング」で始まる日曜日の新たなポイント施策「LYPプレミアム会員なら日曜さらに+4%」とは(2024/1スタート) | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11712

「毎週日曜日はこのキャンペーンが実施されていくのではないか」と予測する出店者も。こうなってくると「Yahoo!ショッピング」が売れてきそうです。

月商50万以上のショップが選ぶ!2023年カラーミーショップ人気アプリランキングTOP10 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/44499

定番のアプリが並んでいます。オープンしたばかりのショップはとりあえず入れてみるといいでしょう。

Amazonの「超音波洗浄機」一番人気は“詐欺”? 購入者の「非破壊検査」レビューで話題の商品、実際に分解してみた | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2312/11/news161.html

詐欺というかなんというか…ひどい商品が売られているものです。こういったのがなくならないとEC自体の信頼度が下がる一方です。

勝手に妄想したペルソナ、本当に存在しますか?ターゲット設定に役立つ10のコツから思い込みを排除しよう | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/13696

自分たちに都合のいいユーザーを考えてしまうと、どんどんずれていきます。客観的に。

「解約料」のあるべき姿を議論 価格戦略とも密接…消費者庁が研究会 | AdverTimes.
https://www.advertimes.com/20231211/article442697/

議論が進んでいくと新たな規制となる可能性もあります。動きをチェックしておきましょう。

2024年問題を左右する信頼関係の構築 ネスレ日本のBtoB物流から学ぶ「現場理解」と「協業の視点」 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/13871

自社の枠を越えた連携で効率化に取り組んでいます。デジタル化もまだまだなので改善効果は高そうです。

今週の名言

新人の新人による新人のための研修ブログ | NRIネットコムBlog
https://tech.nri-net.com/entry/training_blog_for_newcomers_by_newcomers

仕事に限らず物事には期限や進捗が存在します。これらを守ることも大切ですが、新人のうちは大抵のことが予定通りに進みません(現在進行形)。それならいっそのこと、時間をかけてでも分かるまで逃げない、周りの目は気にせず分からないことは分からないといった方が長期的に有益だと感じました。

うまくいかない前提で考えるのって大事です。余裕が出ますし対応策もたくさん浮かびますので。うまくいくことだけを考えると、ちょっとしたことでつまずいて大きなロスになります。

筆者出版情報

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

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小さい会社のウェブマーケティング必勝法

森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税

この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

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森野 誠之

コード一行追加で2024/4のWebアクセシビリティ義務化に対応できるKivaのサービス「ユニウェブ」とは?

2 years 6ヶ月 ago

延長保証サービス「proteger(プロテジャー)」を提供するKivaは、すべてのウェブアクセシビリティ(※)規格に対応できるサービス「ユニウェブ」の提供を始めた。自社ECサイトをはじめ、運営するWebサイトのユーザビリティ向上、利用者の満足度向上に貢献する。

※……ウェブアクセシビリティ:高齢者、障害者など、心身の機能に制約のある人でも、年齢的・身体的条件にかかわらずWebで提供されている情報にアクセスし利用できること

誰にでも見やすいサイト作りが2024/4から努力義務に

2024年4月1日施行の改正障害者差別解消法により、障害のあるユーザーから申し出があった場合、事業者にも合理的配慮の提供が義務付けられる(従来は、行政機関には配慮が義務付けられていたが、事業者による配慮は努力義務だった)。

障害者差別解消法は、障害の有無による「不当な差別的取扱い」を禁止し、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的とした法律。Kivaは、ウェブアクセシビリティを誰でも簡単に導入することができる「ユニウェブ」の開発を進めてきた。。

「ユニウェブ」はWebサイトのウェブアクセシビリティ対応・向上を支援する
「ユニウェブ」はWebサイトのウェブアクセシビリティ対応・向上を支援する

「ユニウェブ」はWebサイトにコードを追加することで、事業者は導入当日にウェブアクセシビリティに対応できるようになるサービス。

加齢による視力・聴力低下、視覚に障害、怪我をして一時的に手が使えなくなったといった状況のユーザーに対し、Webページのコントラスト変更といった対応を通じて、正しい情報を理解できる状態にする。

「ユニウェブ」の導入をすでに決定しているサイト
「ユニウェブ」の導入をすでに決定しているサイト

多くの企業が抱えるウェブアクセシビリティの課題とは?

インターネットの普及により、健常者と同様に高齢者や障害者にとってもWebサイトは重要な情報源になっている。しかし、情報を提供する側がウェブアクセシビリティに配慮した適切な対応をしていないと、高齢者や障害者がWebサイトなどから情報を取得できなかったり、Web上の手続きができないという問題が起きてしまう可能性がある。

厚労省によると、2016年時点で身体障害者手帳の所持者は428万人強。ウェブアクセシビリティ対応が進めば、そのユーザーがWebを介して情報を入手したり、デジタルサービスを利用できるようになる。しかし、総務省の調査ではウェブアクセシビリティに関するJIS規格を満たしている企業の割合は4.6%にとどまっている。

「ユニウェブ」の提供についてKivaの野尻航太社長は次のようにコメントを発表している。

「proteger」を通じて多くのEC事業者やエンドユーザーとコミュニケーションを取るなかで、視覚障害のある方やご高齢の方など、Webサイトから情報が取りにくいということがわかりました。障害を持つすべての人に平等なウェブサイトやサービスを提供したいと思い「ユニウェブ」を開発し、リリースしました。多くの人がWebで提供されている情報を正しく理解できる社会に向けて、プロダクト開発・運営にまい進します。

高野 真維

小売事業者のECサイトに広告配信して収益化、バリューコマースのリテールメディアネットワーク「Retail Linker」とは?

2 years 6ヶ月 ago

バリューコマースは12月14日から、EC・小売り事業者とメーカー・ブランドをつなぐリテールメディアネットワークサービス「Retail Linker(リテール・リンカー)」の提供を始めた。

小売り(リテーラー)が運営するECサイト内の広告掲載枠に、ブランド・メーカーの広告を配信するネットワークサービスで、小売り・EC事業者、ブランド・メーカー双方の収益最大化に寄与する。

ブランドやメーカーのECに広告配信

「Retail Linker」はブランド・メーカーが広告主となり、小売りが運営するECサイトを“メディア”と位置付け、広告掲載枠に広告配信を行うサービス。

「Retail Linker」の活用イメージ
「Retail Linker」の活用イメージ

「Retail Linker」では3つの広告メニューを提供する。

  • ディスプレイ広告
    メディアのコンテンツに応じて配信するディスプレイ広告は、ECサイトのトップページやカテゴリーページなどにバナー形式で表示する(バナー画像やクリック後の遷移先ページは広告主が作成)。
  • PR広告
    訴求したい商品に広告枠を設置し配信する。今後は、カテゴリー、購入履歴、一緒に購入される商品など、ECサイトがもつデータを活用した広告配信を行っていく予定。
  • 検索連動広告
    小売りのECサイト内で検索した際に、検索結果ページ(検索一覧ページ)の上部にキーワードに連動した広告を表示する。検索結果として表示される商品と見た目がなじむため、コンバージョンにつながりやすくなる。

広告主になるブランド・メーカーは、リテールメディア(リテールメディア:「リテール=小売り」と「メディア=媒体」を組み合わせた造語。ECのWeb広告や小売業のサイネージ広告などで提供される広告媒体)のネットワークから複数のECサイトへ、横断または選択して広告を配信できる。

広告配信の設定、配信、配信後の効果分析などは管理画面で操作。広告運用の経験や専門知識がない方でも操作しやすい設計としている。広告効果はさまざまな切り口から評価・分析ができる。

小売り・EC事業者は、自社のECサイトにブランド・メーカーの広告を配信することで、広告収益を得ることができる。広告を掲載したいページには「Retail Linker」の配信用タグを埋め込むと広告を配信することが可能。特別な開発費用はかからない。

「Retail Linker」の強み
「Retail Linker」の強み
高野 真維

LINEヤフーが「Yahoo!ショッピング」でポイント攻勢【12月のポイントキャンペーン&最近の施策まとめ】

2 years 6ヶ月 ago

年末商戦の12月、LINEヤフーがポイント攻勢をかけている。

12月は「Yahoo!ショッピング」での買い物で毎日7%の「PayPayポイント」を付与するキャンペーンを実施。19日までポイントアップキャンペーン「ヤフービッグボーナス」を実施しており、17~19日は事前購入など条件を満たすと最大24.5%の「PayPayポイント」を付与している。

LINEヤフーは11月29日、ヤフー特典とLINE特典が利用できる会員プログラム「LYPプレミアム」をスタート。「LYPプレミアム」会員でLINEアカウントと連携していると「Yahoo!ショッピング」での買い物で「PayPayポイント」を2%付与する会員特典を用意している(アカウント未連携の場合はヤフーショッピング商品券を付与)。

毎日7%の「PayPayポイント」付与の内訳は、「LYPプレミアム」会員の2%(LINEアカウントと連携済みの場合)に加え、「毎日もらえる 最大+4%」(LINEアカウントと連携済みであれば「PayPayポイント」、未連携はヤフーショッピング商品券)、ストアポイント1%、PayPayで支払うで0.5~1%。

「Yahoo!ショッピング」での買い物で毎日7%の「PayPayポイント」を付与するキャンペーン
毎日7%の「PayPayポイント」の内訳

「ヤフービッグボーナス」では、対象ストアでの購入で「PayPayポイント」付与を5%もしくは10%に設定。12月1~16日にボーナスストアで購入していれば「PayPayポイント」を2%付与するといった特典を用意し、消費者は最大24.5%の「PayPayポイント」を受け取ることができる。

12月17日にはアクセスが集中。負荷軽減のため簡易版のトップページを表示するといった措置もとっていた。

「Yahoo!ショッピング」での買い物で毎日7%の「PayPayポイント」を付与するキャンペーン
12月17日にはアクセスが集中した(編集部が「Yahoo!ショッピング」からキャプチャ)

「Yahoo!ショッピング」のポイント施策の変遷

「Yahoo!ショッピング」は2022年10月まで、「ソフトバンクスマホユーザーなら毎週日曜日は+10%」を毎週日曜日に実施。他の施策も合わせると消費者は20%以上の高額ポイント還元が見込めることから、出店者は日曜日に合わせた販促を展開していた。

その後の2023年2月、eコマース取扱高の成長について、従来の「ポイント・販促中心」から、「グループアセットを最大限活用することに注力し、成長と収益性のバランスを両立」へとシフトすると発表。ポイントを活用した販促を抑制した。

ショッピングモール事業へのポイント還元投資の抑制により、国内物販系取扱高は減少が続いたものの、2023年4-6月期(第1四半期)に「底打ち」(Zホールディングス(当時))と判断している。

巻き返しを図るため、誰でも日曜日の買い物で「PayPayポイント」4%を上乗せして付与する「買う!買う!サンデー +4%」をスタートし、原則毎月1回以上の不定期で実施している。また、毎月29日の「肉の日キャンペーン」を復活させるなど、ポイントキャンペーンを増やしてきた。

2024年1月からは有料会員が「Yahoo!ショッピング」で日曜日に買い物する際の「PayPayポイント」付与を強化。「LYPプレミアム会員なら日曜さらに+4%」という名称で、有料会員サービス「LYPプレミアム」ユーザーであれば、5000円以上の買い物で「PayPayポイント」4%を上乗せして付与する取り組みを始める。

瀧川 正実

企業が選ぶ2023年を表す漢字は「変」がトップ、「耐」「忍」「高」「乱」が続く

2 years 6ヶ月 ago

2023年の事業活動を象徴する漢字は「変」――。帝国データバンクがこのほど、2023年の事業活動を表す漢字についての調査結果を発表した。

アンケート調査は11月10~14日にインターネットで実施、有効回答企業数955社。内訳は大企業125社、中小企業830社。

帝国データバンクがこのほど、2023年の事業活動を表す漢字についての調査結果を発表

「変」を選んだ理由について企業からは、「生活や働き方改革、人手不足、物価上昇など、世の中が急激に変化している」(建設)、「変革の変。DXなどにより時代の変化のスピードが速い」(不動産)といった意見があがり、変化や変革の年と捉えたとしている。

2位は「耐」、3位は「忍」。「原材料価格などの高騰が継続することに対して耐え忍ぶ年だった」(機械製造)、「コロナは収束したものの、円安や国際情勢、人手不足など先行きが見えないのが率直な思い。何とか耐え忍んだ1年だった」(専門サービス)などの声が寄せられた。

4位は「高」。「物価、原材料、燃料費、人件費など全てにおいて高騰しており“高”を選んだ」(飲食料品・飼料製造)といった声があがった。

5位は戦乱や混乱、乱れを表す「乱」。「国際社会、政治、経済、社会などさまざまな面で秩序や規範が乱れた」(鉄鋼・非鉄・鉱業)という声があった

帝国データバンクがこのほど、2023年の事業活動を表す漢字についての調査結果を発表

 

松原 沙甫

「サブスクリプション大賞」受賞サイトに学ぶ「成長性」「新規性」「悩み解決」が評価されるサービスとは?

2 years 6ヶ月 ago
日本サブスクリプションビジネス大賞2023を受賞したサイトはどういった点が評価されたのか?【サブスク大賞2023】

一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会が発表した「日本サブスクリプションビジネス大賞2023」(最も躍進を遂げたサブスクリプションサービスを表彰するアワード)でグランプリを獲得したのは、猫の尿量、尿回数、体重自動計測などを行えるカメラ付きトイレを提供する「Toletta(トレッタ)」(運営はトレッタキャッツ)。スマホで飼い猫の健康管理ができ、獣医師と共同開発したAIが日々の体調をチェックするといったペット向けヘルスケア+テクノロジーといった点を評価した。

一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会が行った「日本サブスクリプションビジネス大賞2023」 最も躍進を遂げたサブスクリプションサービスを表彰するアワード

「日本サブスクリプションビジネス大賞」は「お得」「悩み解決」「便利」「新規性」「成長性」「安全性」の6要素で審査し、受賞サービスを決定する。日本国内のサブスクサービスを振興するとともに、新たなサービス創出のきっかけ作りを目的として設立された。エントリー企業のなかから振興会や有識者が審査し、受賞サービスを決定した。

グランプリ

猫の見守りトイレ「Toletta(トレッタ)」
https://jp.tolettacat.com/

日本サブスクリプションビジネス大賞 グランプリ Toletta トレッタ
(画像は「Toletta」サイトから編集部がキャプチャ)

24時間365日、猫の尿量・尿回数、体重自動計測などが行えるIoT技術を搭載したカメラ付き猫用スマートトイレ。猫がトイレに入ると重量センサーが検知し、6つの健康指標を自動で計測。計測した指標はアプリで閲覧・管理できる。

また、獣医師と共同開発したAIを活用し、5000パターン以上のなかから猫の体調に合ったチェック結果と獣医師メッセージが毎日届く機能を搭載している。

日本サブスクリプションビジネス大賞 グランプリ トレッタの機能について
「Toletta」の機能について(画像は「Toletta」サイトから編集部がキャプチャ)
日本サブスクリプションビジネス大賞 グランプリ YAMAPのコンテンツ
「Toletta」のアプリでは猫の体調を確認できる(画像は「Toletta」サイトから編集部がキャプチャ)

猫が亡くなる原因の7割以上が尿に関連する病気と言われている。8割以上の飼い主がその原因に気付けなかった、早期発見できなかったという問題に着目してトイレを開発した。私たちは本気で“猫の寿命30年”をめざして取り組んでいる。猫と飼い主がもっと幸せになって元気に過ごしてほしい。(トレッタキャッツ)

グランプリ選出の理由について、美園直人氏(日本サブスクリプションビジネス振興会 会長)は次のようにコメントした。

家族の在り方・形が変わり、昨今はペットが大切な家族の一員になっている。ペット関連市場が年々大きくなるなか、その市場に対してペットのヘルスケアをテクノロジーを駆使して参入した。今後必要不可欠になるような、ユーザーが求めているサービスではないかという理由から選出した。(美園氏)

シルバー賞

海外向けおやつBOX「Sakuraco」
https://sakura.co/

日本サブスクリプションビジネス大賞 シルバー賞 Sakuraco
(画像は「Sakuraco」サイトから編集部がキャプチャ)

老舗メーカーのお菓子や和菓子、お茶、メーカーと共同開発したお菓子を海外ユーザー向けに発送するサブスクサービス。商品はオリジナルボックスに詰め合わせ、世界180か国の国と地域に配送している。

日本サブスクリプションビジネス大賞 シルバー賞 Sakuraco お菓子とお茶の詰め合わせ
和菓子やお茶など20種類をオリジナルボックスに詰めて配送している
(画像は「Sakuraco」サイトから編集部がキャプチャ)
日本サブスクリプションビジネス大賞 シルバー賞 Sakuracono料金体系
「Sakuraco」の料金体系(画像は「Sakuraco」サイトから編集部がキャプチャ)

私たちのお客さまは海外在住ユーザーで、基本的には取引先は日本の地方にある小さな菓子メーカー。サービス開始は2021年でコロナ禍に重なったが、困っている事業者を海外との販路に結びつけることで、自分たちは成長できたのではないか。お客さまは日本が好きな海外ユーザーなので、お菓子をきっかけに日本に足を運ぶ人も増えている。観光でも盛り上げられたら良いと思っている。(ICHIGO)

ブロンズ賞

未利用魚を利用した魚料理のサブスク「フィシュル」
https://fishlle.com/

日本サブスクリプションビジネス大賞 ブロンズ賞 フィシュル
(画像は「フィシュル」サイトから編集部がキャプチャ)

「調理が難しい」「規格に合わない」など、味には関係ない理由で行き場を失っている国内の魚「未利用魚」を利用し、味付けをした魚を配送するサブスクサービス。30種類以上のレパートリーを扱っている。

日本サブスクリプションビジネス大賞 ブロンズ賞 フィシュルのこだわりについて
「フィシュル」のこだわりについて(画像は「フィシュル」サイトから編集部がキャプチャ)
日本サブスクリプションビジネス大賞 ブロンズ賞 フィシュルのプランの種類
プランは3種類から選べる。家庭内の人数にあわせてパック数が異なる
(画像は「フィシュル」サイトから編集部がキャプチャ)

2021年からサービスをスタートし、2023年で3周年を迎える。これもユーザーの皆さま、漁師さん、パートナー企業の皆さんのおかげ。私たちは“食の三方よし”をめざしている。作り手、使い手、社会良しをブランドミッションに掲げ、今後も水産業を盛り上げていきたい。(ベンナーズ)

特別賞

モノの定額制レンタルサービス「アリススタイル」
https://www.alice.style/

日本サブスクリプションビジネス大賞 特別賞 アリススタイル
(画像は「アリススタイル」サイトから編集部がキャプチャ)

生活家電、美容家電、フィットネス機器、アウトドアグッズ、ベビー用品など、800種類以上の商品を月額3880円(税込)で使用できるサービス。商品は自由に交換できる。

音楽配信ストアへの楽曲登録代行サービス「narasu(ナラス)」
https://narasu.jp/

日本サブスクリプションビジネス大賞 特別賞 narasu
(画像は「narasu」サイトから編集部がキャプチャ)

「Spotify」「Apple Music」などの音楽配信ストアに、楽曲登録を代行するサービス。料金プランは、月額660円(税込)で無制限に配信できるサブスクプランと、都度課金制プラン(シングルは2860円、アルバムは5500円、いずれも税込)の2種類。

日本の伝統工芸品をレンタルできる「LIFT(リフト)」
https://life-and-craft.com/

日本サブスクリプションビジネス大賞 特別賞 LIFT
(画像は「LIFT」サイトから編集部がキャプチャ)

有田焼、輪島塗、江戸切子、九谷焼など日本の工芸品を月額数千円からレンタルできるサービス。食器はすべて新品。レンタルする期間に応じて料金が下がっていき、6か月目以降の料金は無料となる。

幼児食の冷凍食品サブスク「冷凍幼児食mogumo(モグモ)」
https://mogumo.jp/

日本サブスクリプションビジネス大賞 特別賞 mogumo
(画像は「mogumo」サイトから編集部がキャプチャ)

管理栄養士が監修した幼児食の冷凍食品のサブスク。利用費は初回1980円(税込)+送料、2回目以降は5352円(税込)+送料から。商品は電子レンジで調理でき、主菜、副菜、スープなど24種類以上から毎月カスタマイズできる。

チケットのサブスク「recri(レクリ)」
https://subscription.recri.jp/

日本サブスクリプションビジネス大賞 特別賞 recri
(画像は「recri」サイトから編集部がキャプチャ)

演劇、ミュージカル、展覧会などのチケットが届くサブスクサービス。ユーザーの趣味・嗜好に合うチケットをプロの目利きと、学習データを元に選出する。プランは「舞台プラン」と「展示会プラン」の2種類と、初回2回限定プランを用意している。

冷凍パンの定期便「Pan&(パンド)」
https://pand.jp/

日本サブスクリプションビジネス大賞 特別賞 Pan&
(画像は「Pan&」サイトから編集部がキャプチャ)

国産小麦100%を使用した焼きたてのパンを急速冷凍し配送するサービス。60種類以上のパンやスープから商品を選べる。

デザイナーブランドのアパレルレンタル「AnotherADdress(アナザーアドレス)」
https://www.anotheraddress.jp/

日本サブスクリプションビジネス大賞 特別賞 AnotherADdress
(画像は「AnotherADdress」サイトから編集部がキャプチャ)

「Masion Margiela」「MARNI」「Y’s」「beautiful people」といったデザイナーブランドのなかから選んでレンタルできる、百貨店業界初のファッションサブスクサービス。利用費は月額5500円(税込)から、気に入った商品は購入も可能。

アート作品のレンタルサービス「Casie(カシエ)」
https://casie.jp/

日本サブスクリプションビジネス大賞 特別賞 Casie
(画像は「Casie」サイトから編集部がキャプチャ)

月額2200円(税込)からアート作品をレンタルできるサービス。約1300人のアーティスト、1万4000点以上の作品から選ぶことができる。最短1か月で交換でき、気に入ったアート作品は購入できる。

テモナ賞

サブスク型のサカナ専門ミールキット「サカナDIY」
https://www.fuku-emon.com/f/fsakanadiy2

日本サブスクリプションビジネス大賞 テモナ賞 サカナDIY
(画像は「サカナDIY」サイトから編集部がキャプチャ)

全国の地魚を自宅で楽しめるサカナ専門ミールキットのサブスクサービス。鱗や内臓などの処理を行った魚を瞬間凍結。ユーザーは付属のレシピと動画を見ながら切る、煮る、焼くだけで地魚料理を作れるキットを配送している。

日本サブスクリプションビジネス大賞 テモナ賞 サカナDIYの利用価格について
定期便の利用価格は5400円(税込)(画像は「サカナDIY」サイトから編集部がキャプチャ)
日本サブスクリプションビジネス大賞 テモナ賞 レシピが同梱される
魚と一緒にレシピが届く(画像は「サカナDIY」サイトから編集部がキャプチャ)

受賞について、ふく衛門は「全国各地にその地域でしか食べられない地魚がある。そういった魚と消費者を結び付けられたら、と思いサービスを開始した」と話す。

「サカナDIY」の受賞理由は、「コロナ禍を機に魚をテーマにしたサブスクが増えているなか、『サカナDIY』は料理の体験を顧客に提供している点が魅力的。料理の腕が上がるとユーザーが離れてしまうかもしれないが、『魚を消費する文化に寄与していこう』という意気込みを感じて選定した」(テモナ)

サブスク振興会特別賞

法人向けPCサブスク「Cotoka for PC」
https://www.yrl.com/cotoka-for-pc/

日本サブスクリプションビジネス大賞 サブスク振興会特別賞 Cotoka for PC
(画像は「Cotoka for PC」サイトから編集部がキャプチャ)

企業のIT管理者が従業員にライセンス付与するだけで、PCの調達から配送、修理・交換、廃棄、リプレイスまでクラウドから直接提供するサービス。

日本サブスクリプションビジネス大賞 サブスク振興会特別賞 Cotoka for PCの特徴
サービスの特徴について(画像は「Cotoka for PC」サイトから編集部がキャプチャ)
日本サブスクリプションビジネス大賞 サブスク振興会特別賞 Cotoka for PCのプラン
3種類のプランを提供している(画像は「Cotoka for PC」サイトから編集部がキャプチャ)

受賞にについて横河レンタ・リースは次のようにコメントした。

DXや生成AIなどで企業の情報システム部門(情シス)の業務量がとても増えた。情シスで苦労している人達を支援したい気持ちを込めてサービスをリリースした。BtoCではサブスクが定着してきたが、BtoBではまだサブスクが黎明期を脱していないと感じている。サービスをベースに日本の情シスの皆さんを支援して、生産性の課題解決などに少しでも寄与できるようビジネスを展開していきたい。(横河レンタ・リース)

藤田遥

ビームス+パルが語る顧客満足度アップの秘訣+“EC時代の接客術”【ネッ担秋イベントオンデマンド配信中】

2 years 6ヶ月 ago
11月21+22日に開催した「ネットショップ担当者フォーラム 2023 秋」の講演(一部を除く)と、9月のネッ担セミナーの一部講演をアーカイブ配信中! 講演の見どころをご紹介します

ビームス、パル、ハルメク、ヤッホーブルーイング、アダストリアなどが登壇した「ネットショップ担当者フォーラム 2023 秋」(11月21日+22日に開催)。「もう一度見たい」「オンライン配信でじっくり見たい」といった要望を受け、一部講演を除いてのオンデマンド配信を実施しています!

オンデマンド配信するのは、「一部講演を除いたネッ担秋イベントの講演」「ネッ担9月イベントの一部公演」。期間は2024年1月12日(金)18時まで、Vimeo(アプリなしで視聴可能)で配信しています。

ネットショップ担当者フォーラム 2023 秋 オンデマンド配信

見どころ② EC時代に求められる接客術とは?担当者が満足度アップの成功事例を公開

ネットショップ担当者フォーラム 2023 秋 オンデマンド配信 パル ビームス 接客 顧客満足 EC
パネリスト:津田 華氏(株式会社ビームス CE本部 戦略部 戦略2課教育チーム
チームリーダー)、隈元 楓氏(株式会社ビームス CE本部 デジタル部 オムニスタイル課 スタイルコンサルタントチーム プレイングマネージャー)、細貝 真梨子氏(株式会社パル DISCOAT CX担当)、石田 千尋氏(株式会社パル DISCOAT SNS ディレクター) モデレーター:髙野 一朗氏(モーターホーム株式会社
代表取締役/opportunity creator)

アパレル大手のビームス、「mystic」「3COINS」「OLIVE des OLIVE」などのブランドを展開するパル。ECの利用拡大とリアル店舗への人流回帰が顕著な昨今、両社はオンラインでもリアルと同等の接客をめざす取り組みを通じて顧客満足度アップにつなげています。

講演では“EC時代に求められる接客術”を解説、パネリストには両社の担当者が登壇。自社の成功事例を紹介しながら、顧客をリピート客につなげる施策などについてディスカッションしています。

ネッタヌネッタヌ

両社の店舗とECをまたぐ顧客コミュニケーションにそれぞれ焦点を当て、顧客を引きつける魅力や強みを掘り下げていきます。

注目ポイントは、ビームスが実践している「デジタル時代における『個客』体験」、パルが実践している「『おしゃれさよりも親しみやすさ』『顧客視点に立つ、顧客のためのCS実践』」といった取り組み。どのような視点でCS対応をするとファンマーケティング促進の効果が期待できるのか、自社に置き換えたイメージをしやすいはずです。

自社のEC運営のヒントを得たい方は、ぜひチェックしてください!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

サブスクが向き合うロイヤルカスタマーとブランドの未来「近年のサブスクビジネスの変遷」 | 「リテンションマーケティング」について“本気で”語り合う

2 years 6ヶ月 ago
スマイルエックス大西理氏、βace(「Minimal – Bean to Bar Chocolate -」を展開)取締役の緒方恵氏、ハックルベリー社長の安藤祐輔氏、Sonotas(「スチームクリーム」を展開)の池田奈央氏と外川結女氏がECのサブスクリプションサービスの課題、現状、そして未来を語る座談会(連載第1回)

物販においては“定期購入”とほぼ同義で、商品の人気を高められれば安定した売り上げを担保できるサブスクリプションサービス。このサブスクで安定的に売り上げを伸ばすためには顧客と継続的な関係を築くことを目的とする「リテンションマーケティング」が重要になる。ただ、ECサイトでは入会や注文などが気軽にできる半面、ユーザーは解約しやすいため、サブスク実施企業は常に解約という課題と向き合わなければならない。サブスク実施企業、通販・ECの専門家がサブスクで成功するためのポイント、重要性などを語り合った。

「リテンションマーケティング」について“本気で”語り合う
  1. サブスクが向き合うロイヤルカスタマーとブランドの未来「近年のサブスクビジネスの変遷」

この記事は、「Minimal – Bean to Bar Chocolate -」を運営するβaceの緒方恵氏、「STEAMCREAM」のSonotasの外川結女氏と池田奈央氏、ハックルベリーの安藤祐輔氏、スマイルエックスの大西理氏が「リテンションマーケティング」について語り合う連載です。座談会は都内のある飲食店で実施、「リテンションマーケティング」について“本気”で語り合いました。

参加者

定期購入という契約行為はものすごく価値があるもの、サービスを研ぎ澄ますことが重要

トップラインを伸ばすためには、新規顧客を効率的に獲得し、多くの既存顧客に継続購入してもらうのが理想的。それを実現するには新規顧客を増やすための広告戦略、F1からF2転換、そして継続購入するためのCRM(顧客との関係性を良好にし、それを継続していくための施策)戦略への流れが重要になる。

カタログやテレビといったダイレクトマーケティングが通販の主流だった頃から、定期的に売り上げを獲得できる定期購入は理想のビジネスモデルとされていた。新日本製薬、やずや、化粧品や健康食品などの単品通販は、その最たる例と言える。

こうした企業は、定期的・継続的に買ってくれている“ロイヤルな”顧客と本気で向き合ってきた。総合通販、化粧品単品通販などで活躍した大西氏は、「継続的に買っていただけるということはとても重要なことなのです」と言う。

定期購入は提供側と消費側双方にメリットがあるもの。その人たちのためにサービスをきちんと設計していくということは、とても大切なところです。(大西氏)

サブスク サブスクリプションサービス リテンションマーケティング スマイルエックス 代表の大西理氏
スマイルエックス 代表の大西理氏

価値あるサービスを提供するために、どのようにサービスを磨き上げていけば良いのか。多くの企業が抱える課題を踏まえつつ、中盤以降から「Minimal」の“ロイヤル”な顧客作りのためのCRMへの取り組み、他社事例として「木村石鹸」のSNS活用、「クラダシ」のCRMやサービスについて触れていく。

競合増加でCPAが高騰、SNS活用が重要なカギ

近年、定期通販やサブスク事業者らが口をそろえるのがCPA(顧客獲得単価)の上昇で、多くの企業が課題にあげている。

D2Cブランド「STEAMCREAM(スチームクリーム)」を自社ECサイト、「楽天市場」「Amazon(FBA)」のほか、実店舗、百貨店の催事などで展開するSonotasの池田氏は「モールで購入するお客さまはそのモールでだけ買い物する傾向がある。自社サイトにどうやってお客さまに来てもらうかが課題の1つです」と言う。

ECモール店の顧客を自社ECサイトへ呼び込むことは、Sonotasだけでなく複数店舗出店するEC事業者にとって長きにわたる課題。自社ECサイトへの顧客誘導で重要視されるのが広告であるが、安藤氏は「CPAは上昇傾向。参入企業が増えてきており、1人の新規顧客を獲得するためのコストがとても高くなっています」と話す。

サブスク サブスクリプションサービス リテンションマーケティング Sonotas セールスプロモーションの池田奈央氏
Sonotas セールスプロモーションの池田奈央氏

「BASE」「STORES」「Shopify」などECサイトを簡単に構築・運用できるプラットフォームが増え、あわせてコロナ禍によって新規参入企業が増加。大手企業の本格的なEC進出などもあり、新規顧客の奪い合いが熾烈になっている。だからこそ、自社のECサイトで定期的に商品を購入してもらえるサブスクの価値やニーズが高まっている。

安藤氏はCPA高騰の状況を踏まえ、コストを抑えて新規顧客を獲得するための1つとしてSNS活用を重要視したいと提案する。

サブスク サブスクリプションサービス リテンションマーケティング ハックルベリー 代表取締役の安藤祐輔氏
ハックルベリー 代表取締役の安藤祐輔氏

「木村石鹸」に見る“愛されるブランド作り”のポイント

安藤氏が口火を切ったSNS活用で、注目したい事例として挙がったのが木村石鹸のTwitter広告だった。木村石鹸は大正13年創業の家庭用・業務用洗浄剤の老舗メーカーである。

広告の内容は「小さな町工場ですが、心から良いと思えるシャンプーができました。合う人と合わない人が分かれますが、この使い心地はきちんと伝えたくてTwitter広告をやってみます。」というもの。

この広告のポイントは、プロモーションツイートのスレッドにFAQがすべて入っていることだ。ユーザーはそのTwitter広告を見ると、前述のようなトーンのツイート内容に少しほっこりした気持ちになりつつも、FAQで情報を得られる。

さらにプロモーションツイートに対して「私、この広告を見て買いました」「元々ファンです」のような、ポジティブなツイートが数多く寄せられていた。

結果としてこのTwitter広告はユーザーのツイートのツリーによって、リアルな口コミも読めるLPとして完成した。商品の機能、良さを伝えるところに、実際のユーザーの思いや情緒をプラスして信頼度を高めている

この広告の戦略や考え方について、Minimalの緒方氏は次のように話す。

「Minimal」で言うとチョコレートは必需品ではなく、なくても生活に支障はないものです。だからこそ、日常をちょっと良くする・お客さまを幸せな気持ちにする、という情緒的価値もしっかり伝えていくブランドとして成長したいと考えています。

以前は最高をめざすか、最安をめざすかだけがブランドの生き残る道だったところに最愛というレイヤーができています。ブランドが愛されていれば、仮に機能が最高でなく値段も安くてなくても、しっかりと売れてブランドの利益になり、次の商品の開発費につながり、進化させられます。

その幸せの価値基準が揃っている人たちと仕事をし、価値基準が合うお客さまといかにつながり続けるか。このアプローチの活路の1つがD2C(メーカーと消費者との直取引)。木村石鹸さんの事例はまさに最愛思考のD2Cのコミュニケーション事例だと感じます。(緒方氏)

木村石鹸の事例は、インターネットを上手く使えば、ささやかなポジティブさを何倍にも増幅できる好例。簡単なことではないが、広告に大きなお金を投下できない小さな企業の戦い方の1つと言える。

CRMで“ロイヤル”な顧客作りを

CRMはサブスクの継続性を高めるための重要な施策。ECは、一瞬でもユーザーからそっぽを向かれるわけにはいかない“dead or alive”の状況を常に内包しているビジネスのため、サブスクでは、適切な「タイミング」「コミュニケーションチャネル」で、特典といった関係性を維持するための各種CRM施策などを実施する必要がある。

たとえば、「一時的なサブスクの休止」を意味する「スキップ」もサブスクの重要な機能の1つだ。これは顧客とブランドの定期的・継続的な関係を築くための施策と矛盾するようだが、そうではない。

従来型の定期購入、サブスクでは、「嫌いになったわけではない、ただ余ったから買いたくない」という状況下において、サービスを停止するまたは退会するという選択肢しか提供されていなかった。

しかし、最近は買い物体験の向上、サブスクにおける関係性の維持といった観点から「スキップ」が普及している。顧客に何かのストレスがあった、配送のタイミングが家にいられない時期だった、出張やプライベートの用事などの事情が起きた――など、定期的に商品はほしいものの、タイミングをずらしてほしいという消費者は少なくない。

消費行動の多様化、タイムパフォーマンスを重視する消費者の増加など、顧客の都合は十人十色。ただ、そのニーズに寄り添えれば、一時的にサブスクを休止しても復帰する確率は高まる。「スキップ」機能を活用することで、顧客理解を深めるためのアプローチとしても意味があると言えるのだ。

「Minimal」のECサイトではこうした「スキップ」をサブスクに活用。サブスク利用者との関係性維持に役立てている。

サブスク サブスクリプションサービス リテンションマーケティング Minimal βace スキップ
「Minimal」では受け取れない配送スケジュールや、アレルギーなどで食べられない商品の場合などで、スキップできるようにしている(画像は「Minimal」サイトからキャプチャ)
サブスク サブスクリプションサービス リテンションマーケティング Sonotas STEAMCREAM スキップ機能
「STEAMCREAM」もスキップ機能を実装している(画像は「STEAMCREAM」サイトからキャプチャ)

CRMやサービスの充実で「もっと便利になる、もっと面白くなる」

コロナ禍で消費行動や嗜好が大きく変化したことを踏まえ、「新しい購買行動や生活様式」に対応したCRM、つまり「もっと便利になる」「もっと面白くなる」という買い物の提案の重要度が今後、高まっていくだろう。

たとえば、EC事業者側が顧客のニーズに合う複数の販売方法を用意することが挙げられる。以前は、サブスクや定期購入の実施有無や期間などは事業者・ブランド側が決めていたが、今は顧客が求めるもの・サービスなどを取り入れることが重要だという考えが主流になりつつある。

消耗品を購入するロイヤルユーザーは、「定期購入したい」という潜在的な意識を持っていることが多い。そんなユーザーを抱えている企業こそ、「定期購入、サブスクに着手すべき」と座談会に参加した事業者・専門家は指摘。システムやオペレーションを構築・整備してアプローチすれば、ストック収入という安定的な売上獲得手段を得ることができるようになる

ここで、座談会で挙がった、多様な顧客の嗜好に向き合った事例を1つ紹介しよう。フードロス削減と社会貢献を同時に実現するため、さまざまな食品を格安で提供するショッピングサイト「Kuradashi(クラダシ)」だ。

「クラダシ」は都度購入商品の他、肉や魚が月1回届く「ロスグルメ定期便」、クラダシが地方創生事業として展開する社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の定期便「クラチャレ定期便」、ワインのサブスク「ロスワイン定期便」、20点以上詰め合わせの「ロスおたすけ定期便」などを展開。サイトを訪れたユーザーに、「安い上に自分の好みに合った定期購入製品があるかもしれない」と訴求するラインアップで構成している。

サブスク サブスクリプションサービス リテンションマーケティング クラダシ ロスグルメ定期便
「クラダシ」の「ロスグルメ定期便」(画像は「クラダシ」のサイトからキャプチャ)

「たとえカテゴリー1つひとつの登録数ボリュームは少なくても、サブスクでそれをカバーしている。食品カテゴリーの“ロイヤルカスタマーキラー”なECサイトになるかもしれない」と安藤氏は成長可能性について評価している。

「ECのサブスクはまだ相当な伸びしろがある」。座談会参加者は口をこうそろえ、「物品が定期的に届く」だけにとどまらない顧客体験、サービスの充実度などが重要だと指摘する。

◇◇◇

次回は、サブスクを手がける「Minimal – Bean to Bar Chocolate -」「STEAMCREAM」に苦労と成功のポイントを聞いていきます。

小林 義法

日本郵便が包装資材10品目を値上げへ。佐川急便、ヤマト運輸はすでに価格改定を実施

2 years 6ヶ月 ago

大手配送キャリアが包装資材の値上げに踏み切っている。理由は原材料費やエネルギーコストなどの高騰。業務効率化やコスト削減などを進めているが、企業努力で原価高騰分を吸収できない状況にあるようだ。

日本郵便は2024年2月1日、ゆうパック包装資材10品目の料金を改定する。値上げ幅は50円~250円。たとえば、スキー板用カバーは現状の250円から500円に引き上げる。

日本郵便が値上げする包装資材

佐川急便は4月1日、包装資材などマテリアル販売商品の価格を値上げした。ビジネスエクスプレスバッグ1枚あたり2円など、43品目にわたって価格を引き上げた。

ヤマト運輸が包装資材の値上げを実施したのは2022年11月1日。たとえば、クロネコ茶袋(小)は従来30円だったが、価格改定後は40円となった。

瀧川 正実

「Yahoo!ショッピング」で始まる日曜日の新たなポイント施策「LYPプレミアム会員なら日曜さらに+4%」とは(2024/1スタート)

2 years 6ヶ月 ago

LINEヤフーは2024年1月から、有料会員が「Yahoo!ショッピング」で日曜日に買い物する際の「PayPayポイント」付与を強化する。

新たに始めるのは「LYPプレミアム会員なら日曜さらに+4%」。有料会員サービス「LYPプレミアム」ユーザーであれば、5000円以上の買い物で「PayPayポイント」4%を上乗せして付与する。付与上限は5000円相当。「Yahoo! JAPAN ID」とLINEアカウントの連携が完了していない「LYPプレミアム」会員も特典の対象とする。

スタートは1月14日で、21日、28日も実施する予定。2~3月については、出店者に向けて「決まり次第お知らせする」とアナウンスしている。

「LYPプレミアム会員なら日曜さらに+4%」。有料会員サービス「LYPプレミアム」ユーザーであれば、5000円以上の買い物で「PayPayポイント」4%を上乗せして付与する

「Yahoo!ショッピング」は2022年10月まで、「ソフトバンクスマホユーザーなら毎週日曜日は+10%」を毎週日曜日に実施。他の施策も合わせると消費者は20%以上の高額ポイント還元が見込めることから、出店者は日曜日に合わせた販促を展開していた。

その後スタートしたのが、誰でも日曜日の買い物で「PayPayポイント」4%を上乗せして付与する「買う!買う!サンデー +4%」。これまで原則毎月1回以上の不定期で実施している。

LINEヤフーが「LYPプレミアム会員なら日曜さらに+4%」を出店者へアナウンスしたことについて、ある出店者は「毎週日曜日は+10%キャンペーンの時のように、毎週日曜日の売り上げが期待できるようになる。毎週日曜日はこのキャンペーンが実施されていくのではないか」と予測している。

瀧川 正実

ヤマト運輸、東京23区と千葉県の一部地域宛てで大幅な遅延が発生/年末年始、国際宅急便などの荷受けをヤマト運輸が停止【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

2 years 6ヶ月 ago
2023年12月8日~2023年12月14日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. ヤマト運輸、東京23区と千葉県の一部地域宛て宅急便などで大幅な遅延が発生。全国から目黒区・渋谷区など宛て荷物は荷受けを停止

    羽田クロノゲートの機器故障により、東京都23区の一部、千葉県へ送る荷物の配送に遅れが生じている

    2023/12/12
  2. ヤマト運輸の年末年始、国際宅急便など海外向け配送の荷受けを停止

    国際宅急便とUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーの荷受けを年末年始の期間、停止する。ヤマト運輸は、「荷物を送る際は、日数に余裕を持って利用するようお願いします」とアナウンスしている

    2023/12/11
  3. ヤマト運輸、東京23区と千葉県の一部地域宛て宅急便などの大幅遅延+全国からの目黒区や渋谷区など宛ての荷受け停止は13日も続く

    全国から東京都4区、千葉県の館山市や木更津市などに送る荷物の配送に大幅な遅延が発生する事象が13日も続いている。ECサイトなどで該当地域への配送についてアナウンスすることが求められそうだ

    2023/12/13
  4. 「ナイジェリアで野球を普及し雇用創出を」。兄は元プロ野球選手、“元楽”“楽天マフィア”のマージェリック嶋社長の挑戦

    多くのEC事業者を支援してきたマージェリックが、ナイジェリアの「野球普及」、それを通じた「産業創出」「雇用創出」をめざすプロジェクト「MERGERICK NIGERIA」を立ち上げた

    2023/12/13
     
  5. 大網、新拠点での物流業務を本格稼働。ロボットや自動化機械で「省力化」「効率化」を推進

    ホビーECの大網は新たな物流拠点の本格稼働をスタートした。国内需要のほか、越境ECの拡大も踏まえ、物流のさらなる効率化を図る

    2023/12/8
     
  6. アプリ制作は「売上向上」「ファン化」が目的。9割超がフルスクラッチで、課題は「人的リソース不足」が6割

    アプリ運営の課題や予算に関する実態をグライダーアソシエイツが調査。B2Cアプリの運営予算、開発体制、継続利用してもらうための施策などを聞いている

    2023/12/12
     
  7. 決済手段を増やす? レビューを増やす? CVRが上がらない時に読んでみるといい記事がありました【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2023年12月4日~12月10日のニュース

    2023/12/12
     
  8. 資生堂子会社のイプサ、メタバース空間に初店舗。化粧品やデジタルアイテムの販売、体験など提供

    メタバース空間に店舗を出店したイプサ。実店舗では接点を持てないユーザーとの接点創出につなげたい考えだ。メタバースならではの演出や商品展開にも注力する

    2023/12/13
     
  9. EC支援実績1.2万件の実績に学ぶ、「自社EC」「楽天市場」「Amazon」で勝つための戦略作り

    「Amazon」や「楽天市場」の現状は? 自社ECの事情はどうなっている? EC事業者がとるべき戦略や運営のポイントを、EC支援数12000件超のいつもが解説

    2023/12/13
     
  10. ユナイテッドアローズがミレニアル世代向けコスメを投入、非アパレル事業を拡大

    ユナイテッドアローズは中期経営計画で「業容拡大に向けた事業開発」を掲げ、若年層を視野に入れた新規ブランド開発、アパレル以外の領域の検討・実施などを進めると発表している

    2023/12/12
     

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

    eBayが都内に真贋保証サービス+配送の拠点を開設。高額商品を安心して購入できる環境を整備

    2 years 6ヶ月 ago

    マーケットプレイス「eBay」を通じた越境EC支援を手がけるイーベイ・ジャパンは、アジア地域で初めてとなる真贋保証・配送の拠点「eBay Authentication Japan Center/eBay真贋鑑定・配送サービス 日本センター」(真贋センター)を東京都内に開設した。

    米イーベイ本社は日本を重点な地域の1つと位置付けており、真贋センターの開設で人気が高いカテゴリーの保証を手厚くする。

    eBay イーベイ・ジャパン 真贋保証 配送 越境EC

    日本のセラーの安心感アップに貢献

    「eBay」では、ハンドバッグや時計など高額商品の鑑定プロセスを無料で提供する「真贋保証サービス(Authenticity Guarantee)」を2020年11月から提供している。この鑑定サービスと配送機能を有した拠点を日本に構える。eBayの真贋鑑定・配送サービスの拠点はグローバルで8番目。アジアでは初の拠点。

    真贋センターで取り扱う商品は、認証済みであることを示すカードを専用の箱と袋に入れて買い手に発送。カードには販売時の商品情報データを記入しており、買い手はアプリを通して内容を確認できる。安心して商品を購入できる仕組みを構築した。

    真贋を認証済みであることを示すカード
    真贋を認証済みであることを示すカード
    真贋センターで取り扱われる商品専用の箱
    真贋センターで取り扱われる商品専用の箱

    まずは、米国の購入者に向けて500ドル以上のハンドバッグを扱うセラー数社を対象に展開する。鑑定士は数名。今後、対象セラーと取り扱い商品カテゴリーを順次拡大する。

    イーベイ・ジャパンによると日本のセラーが出品する商品は品質が高く、世界中から人気が高いという。海外需要の高まりと、継続している円安の影響もあり、日本からの商品出品数は増加している。今回、鑑定と配送機能の拠点を日本に構えることで、日本のセラーによる安心安全な取引環境を消費者に提供する。

    日本の真贋センター設立を主導したeBayのTirath Kamdar氏(グローバル ラグジュアリー ジェネラル・マネージャー)は次のようにコメントしている。

    日本は高級品の取引において極めて重要な市場です。真贋鑑定・配送サービスの拠点が東京に開設することで、日本の高級品をリユース販売するセラーにとって、海外への露出機会がさらに強化できる。(eBay ティラス・カムダール氏)

    「真贋保証サービス」とは

    「eBay」で無料(一部バイヤー負担で有料)提供する、プロの鑑定士が商品を鑑定し状態をチェックするサービス。買い手となるバイヤーの安心感につながるほか、セラー側にとっても、返品が発生した際に商品が発送時の状態と一致しているかどうかの鑑定を受けられるため、問題のある商品が返品されるリスクを防ぐことができる。

    「真贋保証サービス」のサービス拠点となる真贋センターは現在、グローバルでハンドバッグ対象が5拠点、ジュエリー対象が2拠点、スニーカー対象が7拠点、時計対象が3拠点、トレーディングカード対象が3拠点で稼働している。ハンドバッグ対象の拠点としては、東京は世界で6番目。

    真贋センターの詳細

    • 対象商品:500ドル以上の女性用ハンドバッグ・財布、男性用バッグ・財布(2023年12月14日現在、2500ドル以上の対象商品は米国の真贋センターへ発送)
    • 配送オプション:Free Shippingを設定
    • 配送コスト:バイヤー負担。サイズにかかわらず、1つのトラッキングナンバーにつき一律35ドルで日本の真贋センターからバイヤーまで配送
    • 対象ブランド:「Balenciaga」「Bottega Veneta」「Burberry」「Celine」「Chanel」「Chloé」「Dior」「Fendi」「Givenchy」「Goyard」「Gucci」「Hermès」「Louis Vuitton」「Prada」「Saint Laurent」「Valentino」(順次追加予定)
    高野 真維

    「ChatGPT」デモンストレーションで学ぶ! EC事業者のAI(人工知能)活用術とは?【ネッ担秋イベントオンデマンド配信中】

    2 years 6ヶ月 ago
    11月21+22日に開催した「ネットショップ担当者フォーラム 2023 秋」の講演(一部を除く)と、9月のネッ担セミナーの一部講演をアーカイブ配信中! 講演の注目ポイントをご紹介します

    ビームス、パル、銀座伊東屋、ヤッホーブルーイング、三越伊勢丹などが登壇した「ネットショップ担当者フォーラム 2023 秋」(11月21日+22日に開催)。「仕事で会場に行けなかった」「もう一度見たい」「オンラインで見たい」といった要望を受け、一部講演を除いてのオンデマンド配信を実施しています!

    オンデマンド配信するのは、「一部講演を除いたネッ担秋イベントの講演」「ネッ担9月イベントの一部公演」。期間は2024年1月12日(金)18時まで、Vimeo(アプリなしで視聴可能)で配信しています。

    ネットショップ担当者フォーラム 2023 秋 オンデマンド配信

    見どころ① 話題の「AI」でEC運営を効率化!今日から試せるChatgpt実践方法と活用事例

    ネットショップ担当者フォーラム 2023 秋 オンデマンド配信 GMOペパボ AI活用 ChatGPT
    講師:花田 靖治氏(GMOペパボ株式会社 EC事業部 カラーミーショップ プリンシパルディレクター)

    昨今注目を集めているAI(人工知能)技術の進歩は驚くべきものであり、EC業界でも大きな進展が見られます。セミナーではEC運営におけるAIのトレンドや、AIを使ったEC運営の効率化について、具体的な事例を交えて解説。

    特に焦点を当てるのは「ChatGPT」の実践的な活用方法。簡単に導入できるテクニックから、実際の活用事例や留意点まで幅広く紹介しています。

    ネッタヌネッタヌ

    EC業界におけるAI活用法や、注意すべき点なども事例を交えて具体的に解説しています。

    注目ポイントは、「ChatGPT」を用いたデモンストレーション! “アパレルECを運営する事業者”という前提で、どういった場面で使えるのか、どういうプロンプトを入力すれば良いのか、実際にどんな回答が出力されるのかを学ぶことができます。

    「AIが注目されているけれど、どういう使い方をしたら良いかわからない」「『ChatGPT』がどんなものか知りたい」という方、必見です!

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ヤマト運輸、目黒区・世田谷区・渋谷区・大田区へ配送する荷物の預かりを再開。「羽田クロノゲート」の機器故障が解消

    2 years 6ヶ月 ago

    ヤマト運輸は12月14日、仕分けターミナル「羽田クロノゲート」で故障していた一部機器が復旧し、全国から東京都の目黒区・世田谷区・渋谷区・大田区へ送る荷物の預かりを再開すると発表した。

    荷受けは12月14日の12時から再開する。ヤマト運輸は「お客さまにはご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」とプレスリリースでコメントしている。

    ヤマト運輸のお知らせ(画像はWebサイトからキャプチャ)

    なお、東京都23区と千葉県の一部地域に送る宅急便、クール宅急便、宅急便タイムサービスなど(クロネコゆうパケットを除く)は、引き続き配送の遅延が生じているという。

    対象地域は、全国から東京都の目黒区・世田谷区・渋谷区・大田区、千葉県の館山市・木更津市・鴨川市・君津市・富津市・袖ヶ浦市・南房総市・安房郡鋸南町。

    瀧川 正実

    ブラックフライデーセールで買い物したECモールは「Amazon」が43.5%、「楽天市場」が29.7%

    2 years 6ヶ月 ago

    ナイルが実施したブラックフライデーに関する調査によると、製品を購入したECモールは「Amazon」が43.5%、「楽天市場」が29.7%だった。調査は20~69歳の男女1880人を対象に、12月5~11日に実施した。

    「Amazon」で「知っていて買い物をした」が43.5%、「知っていたが買い物をしなかった」が43.4%。「楽天市場」では、「知っていて買い物をした」が29.7%、「知っていたが買い物をしなかった」が46.8%だった。

    ナイルが実施したブラックフライデーに関する調査
    ブラックフライデーの認知と購入について

    ブラックフライデー期間中に買い物をしたユーザー(「Amazon」は783人、「楽天市場」は521人)に購入した商品ジャンルを聞いたところ、「日用品」「食料品」「パソコン・周辺機器」「家電」が上位に入った。

    「Amazon」では「日用品」「パソコン・周辺機器」「家電」が、「楽天市場」よりも高い。「楽天市場」では「食料品」「衣類」「家具・インテリア」が、「Amazon」よりも売れている傾向だったという。

    ナイルが実施したブラックフライデーに関する調査
    購入した商品ジャンルについて

    購入金額では「Amazon」「楽天市場」ともに、「5000円~9999円」「1万円~1万9999円」がボリュームゾーン。3000円未満では「Amazon」が「楽天市場」を、4万円以上では「楽天市場」が「Amazon」を上回っている。

    ナイルが実施したブラックフライデーに関する調査
    購入した金額について

     

    瀧川 正実

    日本和装グループがECビジネスに本格参入、若年層の潜在顧客を開拓

    2 years 6ヶ月 ago

    和服や和装品の仲介販売を中心とした着物関連事業の日本和装ホールディングスは、新規事業としてECビジネスに本格参入する。

    100%子会社の日本和装ダイレクトが2024年1月9日、ECサイト「KAERUWA(カエルワ)」を開設。日本和装がこれまで扱ってこなかった商品カテゴリーを扱い、20~30歳代の若年層といった潜在顧客層にアプローチする。

    和服や和装品の仲介販売を中心とした着物関連事業の日本和装ホールディングスは、新規事業としてECビジネスに本格参入
    新ECサイトのロゴ

    「KAERUWA」では、着物初心者や若年層を対象にリーズナブルでボーダレスな着物、帯、和装小物を扱い、若年層の「着物デビュー」を支援。着物に興味のないユーザーもターゲット層に取り込み、未開拓だった市場でのシェア拡大をめざす。

    その後、着物愛好家向け商品を展開、将来的には生産者同士がコラボレーションしたオリジナル商品の開発などを予定している。最終的には物だけではなく、情報も集まる和の総合サイトをめざしていく。

    和服や和装品の仲介販売を中心とした着物関連事業の日本和装ホールディングスは、新規事業としてECビジネスに本格参入
    今後の計画

    日本和装のビジネスモデルは、生産者などの加盟店から仕立て・加工を請け負い、無料開催する着付け教室を通じて、受講者などに製品を納品代行するという仲介販売がメイン。加盟店からの仲介手数料が収益源となっており、この事業をメインブランドとして位置付けている。

    日本和装のビジネスモデル
    ビジネスモデルについて(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

    日本和装は顧客層の拡大をめざす事業戦略としてサブブランド事業を推進。若年層をターゲットとしたオリジナル商品の開発などに取り組んできた。ECサイトの開設はサブブランド事業における新規事業。ネットを通じて若年層の着物需要を掘り起こす。

    松原 沙甫

    Amazon販売事業者が押さえておきたい「リピート率」「マーケットシェア」「業績」関連の指標まとめ | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    2 years 6ヶ月 ago
    前回・前々回に続き、Amazon販売事業者が押さえておきたい指標を米投資銀国のレポートから全3回にわたって解説。最終回の今回はリピート率、マーケットシェアなどの指標をまとめて紹介します【第3回】

    Amzonマーケットプレイスに出店している事業者が押さえておきたい評価基準を解説します。EC向け投資会社Fortunet Partnersが公表したレポートから、リピート率、マーケットシェア、季節性、コンバージョン率などの指標について掘り下げていきます。

    「マーケットシェア」「業績」におけるAmazon販売事業者の指標

    Amazonの販売事業者は、広告費などの指標について、どのような評価基準を持てば良いのでしょうか。これについて、Fortunet Partnersが主要な18指標を詳しく調べたレポートを発表。今回はAmazonにおけるマーケットシェアと業績の指標に焦点を当てて解説していきます。

    広告運用に関する指標まとめはこちら

    海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    Amazon販売事業者は知っておきたい「広告費」「クリック率」「クリック単価」など広告関連の指標まとめ

    前回に続き、Amazon販売事業者が意識するべき指標を米投資銀国のレポートから全3回にわたって解説。今回は広告関連の指標をまとめて紹介します【第2回】
    Digital Commerce 360[転載元]12/7 8:00130

    売り上げと財務指標、市場と業績に関する指標のまとめはこちら

    海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    Amazon販売事業者が押さえておきたい「原価率」「返金率」「CVR」「フルフィルメント手数料」「利益の伸長率」など指標まとめ

    Amazon販売事業者が意識するべき指標を米投資銀国のレポートから全3回にわたって解説します【第1回】
    Digital Commerce 360[転載元]11/30 8:00310

    リピート率

    利用顧客に占めるリピーターの割合。通常は12か月間で測定されますが、商品によって測定期間は異なります。リピート率が高いほど、その企業が堅実な顧客基盤を構築していることを意味し、安定的かつ継続的な収益を得られる可能性が高いことを示唆します。

    リピート率の指標(12か月間の非消耗商品の場合):15%よりも大きければ「高い」、5~10%なら「適正」、2%よりも小さければ「低い」
    指標改善に向けたアドバイス:商品の高い品質と顧客に対するアフターサービスを重視しましょう。定期的な需要がある商品は、Amazonの定期購入プログラム「Subscribe and Save」の利用による定期購入促進を検討してみましょう。

    商品の星評価

    星の数で示される平均評価は、商品の品質と顧客満足度の総合的な指標となります。

    星の数が多いと平均評価が高いことを示す
    星の数が多いと平均評価が高いことを示す
    星評価の指標:4.6よりも大きければ「高い」、4.1~4.3なら「適正」、3.8よりも小さければ「低い」
    指標改善に向けたアドバイス顧客からのフィードバックを継続的にチェックし、顧客からの不満に対応しましょう。商品説明は正確かつわかりやすい表記を。Amazonの利用規約を守りながら、商品への満足度が高かった購入者からレビューを募りましょう。

    マーケットシェア

    ある市場において、類似商品の売り上げに占める自社商品の売り上げの割合。マーケットシェアが高いことは、ブランド力の強さ、顧客ロイヤルティー、競争優位性を示唆します。

    マーケットシェアの指標:15%よりも大きければ「高い」、4~8%なら「適正」、2%よりも小さければ「低い」
    指標改善に向けたアドバイス:商品を差別化するために自社商品独自の価値を押し出しましょう。さらに、継続的に新商品を投入し、市場での存在感を高めましょう

    季節性

    季節や、特定の期間における販売パターンや変動。季節性の高いビジネスは一般的にリスクが高いと見なされ、より多くの運用資金が必要になる可能性があります。投資家は、年間を通じて安定した収益を確保できており、祝日などの特定の時期には売り上げがさらに増加するビジネスを好む傾向があります。

    季節性の指標(1か月の売上比率):45%よりも大きければ「高い」、20~33%なら「適正」、15%よりも小さければ「低い」
    指標改善に向けたアドバイス:季節性を減らすため、商品の多様化を進めましょう。収益性を最大化するために、ピークシーズン中の価格設定とプロモーションを調整しましょう。

    コンバージョン率

    セッション数に占める注文数の割合。投資家は一般的に、高いコンバージョン率を「重要な利点」と見なし、訪問者一人当たりから得られる収益の高さを想像します。しかし、投資家のなかには、コンバージョン率の低い販売事業者を、成長の伸びしろがあると考える人もいます

    コンバージョン率の指標:25%よりも大きければ「高い」、10~15%なら「適正」、5%よりも小さければ「低い」
    指標改善に向けたアドバイス:自社商品独自のセールスポイントを強調しましょう。通常よりもより魅力的な商品ページを作成できるAmazonの商品紹介コンテンツ「プレミアムA+」の導入も検討を。消費者のペインポイント(お金を払ってでも解決したい悩みや課題)に焦点を当てていきましょう。

    また、リスティングで表示される上位のレビューを監視し、ネガティブなレビューが上位3位に表示された場合は、よりポジティブなレビューが表示されるように努めましょう

    ポジティブフィードバック

    顧客からの全フィードバックに占めるポジティブなフィードバックの割合。このパーセンテージが高い場合は、商品の品質の高さとカスタマーサービスの良さを示唆します。

    ポジティブフィードバックの指標:98%よりも大きければ「高い」、91~95%なら「適正」、85%よりも小さければ「低い」
    指標改善に向けたアドバイス:優れたカスタマーサービスをめざし、顧客からの問い合わせには迅速に対応しましょう。注文の確認や出荷の最新情報の配信など、顧客とのコミュニケーションを積極的に行いましょう。

    在庫パフォーマンス指数(IPI)

    これは、Amazonが1:1000の尺度で算出したもので、4つの要素(販売率、在庫率、過剰在庫、滞留在庫)に基づいています。IPIが高いほど在庫管理が効率的であることを示し、在庫切れや過剰在庫に伴い発生するコストが少なく、魅力的なビジネスであることを示します。

    在庫パフォーマンス指数の指標:750よりも大きければ「高い」、500~600なら「適正」、400よりも小さければ「低い」
    指標を改善に向けたアドバイス:過去の販売データを分析して需要パターンを特定し、予測を立て、それに応じて在庫を調整しましょう。過剰在庫費用を最小限に抑えつつ、十分な在庫量を維持するために補充計画を最適化してください。在庫を正しく管理し、商品の受注量を確認することで、滞留在庫を最小限に抑えましょう。

    この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

    Digital Commerce 360

    【民放キー局の2023年度上期のTV通販まとめ】日本テレビ、ロッピングライフ、TBS、テレビ東京、ディノスの最新動向+業績 | 通販新聞ダイジェスト

    2 years 6ヶ月 ago
    在京テレビキー局のTV通販は、おおむね好調に推移している。各社の取り組みと上期の実績を解説する業績が出そろった。

    在京テレビキー局5社が手がけるテレビ通販事業の今年度上期(2023年4~9月)の業績が出そろった。前年上期はコロナ禍に伴う巣ごもり消費増の反動減などで各社とも前年実績を下回るなど苦戦を強いられたが、今上期はコロナ特需の呪縛から脱してリッピングライフやTBSグロウディアは増収を果たした。また、売れ行き自体は順調ながら一時的な要因で減収となったところもあり、一部を除き、今上期はおおむね堅調な推移をみせた。

    在京キー局5社の2023年上期テレビ通販売上高
    在京キー局5社の2023年上期テレビ通販売上高

    ロッピングライフ:運動補助ボールなど売れ筋がけん引 

    ロッピングライフの上期の総売上高は前年同期比6.8%増の82億7500万円。このうち、番組グッズなどのネット販売を含めた通販売上高は同5.5%増の80億6500万円だった。

    「新型コロナウィルス感染症の5類移行による行動制限の緩和等で経済活動の正常化が進み、消費者の購買意欲が戻りつつある」(同社)とし、上期累計で2億9000万円を売り上げた運動補助ボール「東急スポーツオアシス フィットネスクラブがつくった スタイリーボール」や安眠枕「西川 睡眠Labo ピローマット」(上期累計売上高2億3000万円)、口腔洗浄器「トゥースジェット」(同2億2000万円)、紫外線などから目を守る眼鏡「アイブレラ」(同2億円)、「マイヤーサーキュロンフライパンSP3点セット」(同1億8000万円)といった商品を中心に売れ行きを伸ばしたことに加え、通販カタログなど売り上げも伸び、前年上期の減収から一転、増収を果した。

    「西川 睡眠Labo ピローマット」などの売れ筋商品がけん引した(画像はECサイト「ロッピングライフ」から編集部がキャプチャ)
    「西川 睡眠Labo ピローマット」などの売れ筋商品がけん引した(画像はECサイト「ロッピングライフ」から編集部がキャプチャ)

    通販枠別売上高は主力の午前枠が前年同期比0.9%増の40億3000万円、深夜枠は同54.7%増の3億2300万円、BS枠が同3.5%減の5200万円、特番枠が同6.2%減の18億5200万円だった。

    テレビ通販以外のチャネルの売上高はカタログ通販が同9.7%増の6億1300万円ネット販売は前年上期に売れ行きを伸ばした番組関連グッズの反動減で同42.7%減の1億3600万円、東京駅など都内で展開する実店舗はコロナ禍収束で客足が戻ったことで同116・2%増の1億9700万円と伸びた。

    テレビ朝日のテレビ朝日系列局の通販事業のフルフィルメント業務を請け負う、系列局向け通販支援事業は同5.2%減の4300万円だった。

    上期の営業利益は原価率や販管費の増加が響き、同25.3%減の3億6000万円だった。

    なお、下期の出足は「前年並み」(同社)としており、通期の業績見通しについては「コロナ禍収束の兆しもあるが、戦争の長期化や物価高騰が家計に影響をおよぼし依然先行き不透明な状況が続くと思われる」(同)として前年並み程度を予想している。

    ディノス:2桁減収、美容健康商材不振

    DINOSCORPORATION(ディノス)の上期の総売上高は前年同期比14.6%減の249億900万円。このうち、通販売上高は同15.1%減の230億1600万円でうち、テレビ通販売上高は同14.7%減の78億2300万円だった。

    テレビ通販の2桁減収の要因については「外出機会増加による消費需要の分散の影響」(同社)としており、これまで売り上げをけん引してきた美容健康カテゴリーの商品の売れ行きが伸び悩んだようだ。

    上期の売れ筋は調理用品「レンジメートPROグランデ」や収納圧縮袋「スピードキューブDX」、シャワーヘッド「リファ ファインバブルピュア」などだった。

    下期の出足については「足もとの状況は非回答」(同社)としている。親会社のフジ・メディア・ホールディングスによればテレビ通販では下期に向けて番組別に組織を再編し、内容を強化していくほか、早朝深夜帯に放送する通販番組「ディノスTHEストア」の展開強化を図っていくとしている。

    TBSグロウディア:平日午前3分枠が好調

    TBSグロウディアの上期の総売上高は前年同期比20.7%増の150億3200万円で、通販関連事業を展開するショッピング事業本部の売上高は同18.3%増の78億9000万円

    このうち、テレビ通販売上高(地上波とBS・CS局でのテレビ通販および系列局とのテレビ・ラジオの共同通販事業、番組およびアニメ関連のグッズのネット販売、卸事業などを含めた合計売上高)は同18.5%増の76億2300万円だった。

    4月から放送を開始した月~金放送の情報番組「ひるおび」内の3分の通販枠「ひるおびキニナルチョイス」が好調な売れ行きとなったほか、他のレギュラー枠も復調したという。

    また、親会社のTBSホールディングスによると「DVD収入の増加に加えて、展覧会事業とTVショッピングなどの一部がTBSテレビから移管された」という要因もあったようで、前年上期の2桁減収から今上期は増収に転じた。

    上期の売れ筋は目元専用美容器具など。また、上期中にTBS系で放送したドラマ「VIVANT」の関連商品の「VIVANT饅頭」がヒットしたとしている。

    上期は人気ドラマの関連商品もヒットした(画像はTBSグロウディアの公式オンラインショップ「TBSショッピング」から編集部がキャプチャ)
    上期は人気ドラマの関連商品もヒットした(画像はTBSグロウディアの公式オンラインショップ「TBSショッピング」から編集部がキャプチャ)

    上期の営業利益は5億5000万円(前年同期は2億6500万円の損失)だった。

    今期の業績予想については明らかにしていないが「若干の苦戦が予想されている」(同社)としている。

    テレビ東京:TV通販好調も頒布会は不振

    テレビ東京ダイレクトの今上期の総売上高は前年同期比1.1%減の55億7900万円

    このうち、通販枠の販売や管理などを行う通販提携事業売上高(同5.3%減の1億7900万円)を除く主力の生活雑貨通販事業のカタログ通販を含むテレビ通販(同3.3%増の28億6300万円)とネット販売(同1.3%増の9億8400万円)の合計売上高(同2.8%増の38億4700万円)と食品通販事業(同3.0%減の10億4800万円)、宿泊予約事業(同15.5%減の1億9800万円)、テレビ東京の番組関連グッズのネット販売および店舗販売事業(同7.0%増の2億9100万円)、その他売上高(1億1200万円)などをあわせた通販関連売上高は同0.1%減の54億円だった。

    第1四半期は伸び悩んだものの夏場から雑貨や寝具、運動用品など定番の売れ筋を軸に売れ行きを堅調に伸ばし、主力の生活雑貨の通販事業は前年実績を上回って推移したものの、コロナ禍での売れ行き増の反動減や期初の番組改編でBSテレ東で週2回放送していた30分枠のゴルフ用品の通販番組「ゴルフ天下!たい平」が週1回となってしまったことなどの影響で近年、売れ行きをけん引してきたゴルフ関連用品が伸び悩んだこと。

    また、食品通販「虎ノ門市場」で一定の売上シェアを占める頒布会で顧客の利便性向上のために一昨年からキャンセルをしやすくした施策の展開によって期間途中でのキャンセルが増えたことに加えて展開商品のマンネリ化によって売り上げが落ち込んだことが影響した。

    頒布会では期間中のキャンセルが増えてしまった(画像は「虎ノ門市場」から編集部がキャプチャ)
    頒布会では期間中のキャンセルが増えてしまった(画像は「虎ノ門市場」から編集部がキャプチャ)

    上期の売れ行き上位商品は窓に張り付け日差しを防ぐ「遮熱クールアップ」(上期累計売上高3億円)、「軽量コードレス洗浄機」(前期累計売上高2億5000万円)、除湿剤「調湿木炭出雲屋炭八」(同1億9300円)、マットレス「エアウィーヴ」(同1億7800万円)、運動補助ボール「東急スポーツオアシス スタイリーボール」(同1億6600万円)、「ファイテン 磁気治療足裏サポーター」(同1億5700万円)などだった。

    このほか、9月に発売した首掛け式のワイヤレススピーカー「快テレ君」などの新商品の売れ行きも伸びた

    なお、上期の営業利益は原材料高騰や食品通販におけるネット販売への先行投資などによって同32.8%減の2億7000万円となった。

    下期の出足となる10月度の売上高は雑貨、食品とも計画値は未達だったものの前年実績を上回ったという。10月から新たにテレビ東京で毎週金曜日の午前10時台に生活雑貨を販売する枠、BSテレ東で毎週土曜日の午前7時半からゴルフ用品を販売する番組「ゴルフ天下!たい平」をそれぞれ増やしたほか、すでに上期から展開しているテレビ東京と連携した情報番組型の通販番組や通販特番を下期も放送していくことなどで売れ行きを伸ばし、通期業績は売上高、営業利益とも前年実績を上回りたい考えだ。

    日本テレビ:仮想モールの出店休止が影響、減収に

    日本テレビ放送網の上期の通販売上高は前年同期比9.0%減の36億5000万円だった。4月から主力枠が紐づく情報番組が刷新した影響などで出足は苦戦したものの夏以降は持ち直して上期の同枠の売り上げは前年実績を上回ったが、基幹システムの入れ替えの影響で仮想モールの出店を5月上旬まで一時休止したことなどが影響し、上期トータルの売上高は前年同期を下回って推移した。

    期初の番組改編で月~木午前帯の主力の通販枠が紐づく午前帯の情報番組がリニューアルしたことで通販枠が情報番組内のコーナーとしての展開ではなく、当該番組後の10分尺の独立番組「日テレポシュレ 三ツ星モール」となったことで出足は視聴習慣などの影響から売り上げは伸び悩んだものの、前番組の視聴者をつかむために番組冒頭に出演者同士の掛け合いで紹介商品の訴求力を高めるなどの演出面の工夫が奏功

    また、調理器具「レンジメートプロ」や掃除用具「ecomo回転モップクリーナーDUO」、脱毛器「シャインエステボーテ3」、補正下着「骨盤ショーツ」といった売れ筋商品や寝具などが軸となって売り上げをけん引したほか、6月から日テレグループの限定品としてグループの日テレ7やBS日テレ、また、系列局の読売テレビの通販子会社のセンテンスとともに発売したコードレス掃除機「ダイソン マイクロ モーターバー」がヒットしたことなどによって、主力午前枠の上期の売上高は前年同期の実績を上回って推移した。

    ヒット商品の一つとなったコードレス掃除機(画像は日本テレビの通販ショッピングサイト「日テレポシュレ」から編集部がキャプチャ)
    ヒット商品の一つとなったコードレス掃除機(画像は日本テレビの通販ショッピングサイト「日テレポシュレ」から編集部がキャプチャ)

    一方、日本テレビで9月にスポーツの国際大会を放送したことで同月の通販枠分数が前年同月比3割減となった影響などで早朝・深夜枠の売上高は前年同期比では下回った。7月に放送した通販特番も振るわず売上高は同4割減と苦戦。BS日テレで放送するインフォマーシャルも計画的に放送枠を減らしているため売上高は前年実績を下回った。

    また、ネット販売売上高は日本テレビの通販サイト「日テレ屋web」は人気番組のイベントと連動した関連グッズなどの売れ行きが好調で売上高は前年比で3割増となったものの、「楽天市場」や「ヤフーショッピング」など各仮想モール経由の売上高は前期末に実施した基幹システムの入れ替えのために3月から5月上旬にかけて各出店店舗を休止、同期間中の売り上げがなくなったことで仮想モール経由の上期売上高は前年同期比で3割強の減収となったことなどで、主力通販枠は堅調だったもののトータルでは減収となった。

    利益を表す「収支」は基幹システムの入れ替えや4月から受注業務の委託先変更などで一定の期間、重複業務が発生したことによるコスト増や同じく4月から配送委託先を変更して配送委託費が増えた影響で同33.6%減の1億5200万円となった。

    なお、下期の出足は順調で10月度の主力の午前枠の売上高は前年同月比を上回って推移。仮想モール経由のネット販売売上高も堅調という。

    引き続き、売れ筋商品を軸に売り上げを伸ばしていくほか、深夜帯で今夏から開始した動画配信やSNSと連動した新コンセプトの通販番組でネット販売売上高の拡大などを推進したり、日テレ7やBS日テレなどグループ会社の通販部門と連携した商品開発や通販番組の展開、札幌テレビ放送の通販子会社であるエス・テー・ビー開発センターやセンテンスなどの系列局との通販事業での連携の強化・推進も図っていく考えで売上高は85億円程度、収支は5億円台をめざす

    ※記事内容は紙面掲載時の情報です。
    ※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
    ※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

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