SEO Japan

30人のリンク構築エキスパートが語るSEOの被リンク分析 – 第1部

15 years 8ヶ月 ago
ダニー・サリバン率いるSearch Engine Landの記事がいよいよ登場。1本目は、被リンク対策に関して30人のSEOのプロが語るかつて無かった優良企画。本当は翻訳したくなかった?!何回読んでも新たな発見がある、ノウハウ満載&完全保存版の大作記事をお届けします。煽っているようですが嘘じゃありません。 — SEO Japan 私たちは30名のリンク構築のエキスパートに対して、被リンクの分析に関する9つの質問を投げかけてみた。その結果、なんと合計20,000ワードに及ぶ回答が返ってきた。今回のエントリは、被リンク分析に関するグループインタビューの第1部を提供する(3部で構成)。第1部では、皆さんのサイトおよび競合サイトの被リンク分析を、リンク構築キャンペーンの策定に応用する取り組みについて熱く語ってもらった。 それぞれの質問に対するエキスパートの答えを以下に掲載していく。読者の皆さんにはすべてのレスポンスに目を通し、“全体像”を作り上げてもらいたい。私は今まで少なく見積もっても3回は読んでおり、毎回新しいアイデアを見出すことが出来る。同じ意見もあるが、意見の相違はさらに多く、リンク構築の大ベテランであっても、大発見に興奮を抑えきれないのではないだろうか。 私たちの問いかけに協力していただいた方すべてに感謝の言葉を贈りたい。皆さんに教えてもらったことを実践したくて私はうずうずしている。そして、また会おう。第2部では、分析する内容の技術的な側面を、第3部では、未解決のアイテムを取り上げるつもりだ。 キャンペーン計画に盛り込む被リンク分析に関して、私たちが投げかけた質問は以下の3つである: いつ、そして、なぜ、被リンク分析を実施するのか? どのように被リンク分析はリンク構築キャンペーンに情報をもたらすのか、もしくは、影響を及ぼすのか? 被リンクデータのどの要素が競合分析において最も役に立つのか/効果があるのか? いつ、そして、なぜ、被リンク分析を実施するのか? エキスパート達の緊張をほぐし、ディスカッション全体のフレームワークを与えるため、私は被リンク分析を実施するタイミングと理由を尋ねた。通常、被リンク分析はリンク構築キャンペーンにおいて真っ先に挙げられる取り組みだからだ。 ジュリー・ジョイス氏: リンク・フィッシュ・メディア 私は新しいリンク構築キャンペーンを始める時点、そして、キャンペーンの実施期間全体で定期的に被リンク分析を実施している。とりわけ、何か問題がある時や舞台裏で何が起きているのかを調査する必要がある時には必ず実施するようにしている。私たちの機関では、私とSEOの経験が豊富なベテランのスタッフが被リンク分析を行っている。通常、クライアントと一緒に計画を練り、その計画をリンク構築チームに渡す。 このような手順を踏むのは、サイトのリンクのデータの概要を巧みに描くためだ。過去数ヶ月または数年でリンクの数が急激に増加しているだろうか?もし、増加しているなら、その理由は何か。分析を行うことで、今後問題になる可能性のある課題を特定し、その課題が発生した理由および今後の対応を解明することが出来るようになる。過去を分析せずに、適切に前進する方法を把握するのは至難の業だ。 エリック・ワード氏 : サーチ・エンジン・ランドのリンクコラムニスト 私は被リンク分析を様々な理由で実施しているが、大きな動機が2つほどある。1つ目の動機は、特定のクライアントの仕事のためであり、2つ目の動機は(1つ目の理由よりも頻度が遥かに高い)、リンクを求める取り組みの成功度、ランキング、広報、そして、様々な分野における傾向に影響を与える類の事柄を、私自身が理解したいためだ。 デブラ・マスタラー氏 : アライアンス・リンク 通常業務、競合者への働きかけ、およびコンテンツ生成プログラムを実施する際に行う。 ロジャー・モッティ氏 : 別名、マティーニバスター 理由はとても簡単だ。ウェブサイトの価値はそのサイトの被リンクと同じである。コンテンツも重要だが、リンク構築に関して言えば、価値を特定する際、コンテンツの重要性は2番目だ。被リンクは、理想を言えば、コンテンツの質を反映しているべきである。 ウェブマスターはメトリクスに対してグーグルのツールバーと第三者のリンク分析ツールに頼りすぎる傾向が見られる。実際には、サイトの価値を特定する方法として最も優れているのは、被リンクを自分の目で確かめる方法である。有効だと思われているものの、実は効果の乏しい手法はとても多い。被リンクを監視し、時間を割いて、なぜサイトがリンクを張っているのか、そして、どのようにリンクを張っているのかを調査することで、サイトがリンク構築の取り組みに役に立つか否かを判断する材料を得ることが出来るのだ。 質の低い手法のなかには、誤った見解がもたらしたものもある。結果的に、これらの見解は、利用すべき抜け道として認識されるようになったのだ。それでは、ウェブマスター・ツールズを含むグーグルの被リンクレポートにnofollowのリンクが表示される点に関する見解が生んだ、お粗末な手法を紹介しよう。見解自体に問題がある。具体的に言うと、グーグルが被リンクのサンプルのみを表示し、このサンプルがサイトのランクに貢献した被リンクと貢献しない被リンクを区別していない事実を無視しているのだ。ウェブマスター・ツールズのnofollowのリンクに対する見解が、nofollowのリンクは価値があるという間違った結論をもたらし、ブログのコメントスパムの復活劇に貢献してしまったのだ。被リンクの理由と仕組みを精査することで、サイトが抱える大量の被リンクが役に立つか否かを特定することが出来る。 大半の被リンク分析が行き詰るポイントがある。それは、量に焦点を絞り、質の高い被リンク候補、とりわけページランクの低いリンクを放棄してしまうときだ。ウェブマスターがツールバーに依存していると、このような状態になる(しかも、依存していることに気づいていない)。グーグルが被リンクが欠如しているものの、ウェブページをトップ5に格付けする話は有名だ。これは、ママパパブーストと一部で呼ばれ、被リンクが欠けている質の高いサイトを後押しする現象を指す。しかし、その理由を考えてもらいたい。コンテンツが素晴らしいことが理由だろうか?確かにコンテンツには重要な役割があるだろう。単純にサイトの被リンクの本数をカウントし、最も被リンクの多いサイトを勝者と呼ぶことが出来ない点はハッキリしている。検索エンジンは遥かに洗練されており、ページランクの低いページが上位にランキングされていることは決して珍しくない。そのため、隠された要素が存在することは確実であり、だからこそ調査が必要なのだ。 検索エンジンはリンクのグラフを分析し、特定のクエリに対するサイトの関連性を識別している。そして、この分析の一部は、特定のフラグを上げている多数のサイトを退けるために行われている。通常、このプロセスは信頼を勝ち取るためのプロセスだと認識されているが、私は、サイトが所属する分野のバケツを特定するプロセスの一部だと考えるようにしている。スパムのバケツもその一つである。これらのバケツを特定のトピックに関連するサイトの集まりだと思ってもらいたい。すると、ウェブマスターが予想だにしていない疑問が生じてくる。サイトが所属する関連する集まりに準じて、サイトを格付けすることは出来るのだろうか?もし、サイトが所属する“目的”の集まりから目的を抽出することが出来れば、ゼロもしくは低いページランクのサイトが、リンク構築プロジェクトの一部としての重要な役割を取り戻すことも可能になる。私はこのアイデアを、リンクの派閥を特定する取り組みと呼んでいる。 質の高いリンクを探し出し、浪費する時間を削減するため、質の悪いリンクを振り分ける作業は、被リンク分析の重要な役割となる。例えば、不確かなSEO戦略を採用する可能性があるサイトを回避するため、自分で厳格な基準を設けることも出来る。まず、nofollowのコメントから大量のリンクが寄せられているウェブサイトを候補から外すと言う厳格なルールが考えられる。他にも、私は具体的なルールを用いているが、特定のグループを選び出さないように心掛けている。 ジェレミー・ベンケン氏 : ウェブ・シンプル 被リンクを実施する理由は3つある(自分のサイト以外で): 1. ウェブサイトの買収。買収候補の有料の被リンクが – 消える可能性があるか、もしくは、グーグルに軽視される可能性があるか?複製するのが難しいか?オーガニックなトラフィックが大半を占めるサイトにとっては、被リンクは競争における主要なアドバンテージと言えるだろう。 2. リンクの可能性。競合者が持っているリンクを自分のサイトにも呼び込む。不幸にも、この手法のみに頼っているならば、皆さんは競合者の後を追っていることになる。それよりも、“競合者にリンクを張っているオーディエンスは誰か、および、どのようにこれらのアイデアを利用して、自分の焦点を絞ったリンク構築キャンペーンを練ればいいのかを”自問するべきである。類似する分野のマーケットのなかで、自分のサイトのストーリーに興味を示す可能性があるのは誰だろうか?重要なポイントは、刺激とアイデアを見出し、競合者のサイトの被リンクのトレンドを改善することだ。 3. リンクのポリシー。競合者はいかがわしいリンクプログラムに参加しているだろうか?この点については賛否両論別れるだろう、しかし、見つかってしまうようなリンク購入作戦はSEOとして劣悪であり、(ペナルティを与えられることを願い)グーグルに報告するのは、SEO業界への奉仕活動だと私は考えている。 マイケル・グレイ氏 : サーチ・エンジン・ランドのコラムニスト & ウルフ-ホウル.com 被リンク分析はあらゆるサイトのSEOのデータにおいて、最も重要な要素の1つに数えられる。まずは、カノニカル、サイトストラクチャ、ページテンプレート等のサイトの課題に対処するべきである。しかし、オフサイトのSEOに注目する場合、まずは被リンクをチェックする必要がある。自分のサイトにとって、クライアントのサイトにとって、もしくは競合者のサイトにとっても、被リンクは非常に重要な要素だと言える。 ショーン・アンダーソン氏 どんなプロジェクトにおいても、発足時に簡単な被リンクリサーチを私は実施する。同分野の明らかなリンクの拠点、または、明白な質の高いリンクの源を特定するため、もしくは、単純に当該のセクターで手に入れられるリンクのタイプを調査するためだ。キーワードのリサーチおよび展開を実施し(記事を投稿し、状況を変えられるソースに質の高いリンクを落として)、最悪の結果が出たら、私ならリンク構築分析を修正する。そして、今後チャレンジし、獲得/見習うべきリンクの次の波をターゲットに絞るだろう。要するに、私は毎月リンクを分析しているのだ。そして、他のサイトが既に獲得したリンクには頼らないように心掛けている。 エリック・エンゲ氏 : ストーン・テンプル・コンサルティング 競合者およびマーケットをリードするサイトの被リンク分析を実行する理由は2つある: 1. これらのサイトが持つ最も重要なリンクを特定し、同じリンクを要請するため。 2. 彼らのリンク構築戦略を学ぶため。 この2点のうちより重要性が高いのは後者である。競合者の戦略、そして、質の高いリンクを得ているサイトを理解することが出来れば、自分が採用する戦略を容易に決めることが出来る。 私たちは取り組みの非常に早い段階で競合者の被リンクを分析する傾向がある。リンク構築、そして、より範囲が広い“ウェブサイトのプロモーション”は、SEOの取り組みにおいて最も重要な作業と言えるだろう。しかし、パブリッシャーが採用するリンク構築キャンペーンには、様々な選択肢が存在し、それぞれのキャンペーンの見返りもまた大幅に異なってくる。そのため、慎重に戦略を選択する必要がある。主要な競合者が成功する際に役に立った点を確認する取り組みには、計り知れない価値がある。 ヴィープ・クノル氏 私は新しいクライアントの仕事を引き受ける前に、常に簡単な被リンクチェックを実施している。どのような類のリンク構築を実行しているのか、もしくは、過去にどのようなリンク構築を行ってきたのかをチェックするためだ。クライアントの期待が高いものの、リンクデータがすっかり汚染されている場合、仕事を断る可能性が高い。このコンビネーションは必ずと言っていいほど悪い結果を招く。キャンペーンを開始する時は、さらに掘り下げ、競合者に対する分析も実施する。こうすることで、業界と競合者の概要を把握することが出来るのだ。また、同時に、ターゲットに選ぶウェブサイト、または、作成するコンテンツに対するインスピレーションを得ることも出来る。 ブライアン・ギリー氏 : ソーシャル SEO 私たちは主に被リンク分析レポートを、クライアントの競合者の被リンクデータを細かく調べるために実施する。徹底的な被リンク分析を4サイトから7サイトの競合するサイトに実施し、同様の被リンクの詳細なデータ、もしくは、異なる被リンクの詳細なデータを網にかける。すると、初期のリンク構築作業の手順を特定するのが容易になる。私たちはドメインやページのオーソリティ、または、収集した被リンクのデータからリンクを獲得する取り組みのみを調査するわけではない。そうではなく、このデータを使って、リンク構築キャンペーンにおいて焦点を絞るべき被リンクのタイプについて、クライアントに説明するのだ。—そのキャンペーンが、業界特有なものなのか、地域特有なものなのか、ソーシャルメディアを利用するのか、リンクベイトを作成するのか、もしくは、競合者にプラスに働いていることを、私たちが特定することが出来るリンクのタイプなのかをクライアントに分かってもらうためだ。 ジェニファー・バン・イダースタイン氏 : サーチ・スリングショット 私はSEOキャンペーンの初期に必ず被リンク分析を実施する。ウェブサイトの歴史を理解することが重要だと感じているからだ。これは木を切り倒し、年輪を確認するようなものだ。ウェブサイトの過去に関する重要な情報を探し、その情報を今後の計画に利用することが出来る。また、被リンク分析をキャンペーンの実施期間中、定期的に実施するようにしている。サプライズを探し(ポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ)、リンク構築の取り組みの効果を測るためだ。 当然ながら、ランクの下落等、突然問題が発生した際に分析を実行するのには、それなりの理由がある。私は常に被リンクをチェックし、答えがそこにあるのかどうかをチェックする。サイトが迷惑な近所のトラブルに巻き込まれているのかもしれない。サイトが迷子になり、深夜にレクサスに乗って、コンプトンの街を走り回っているのかもしれない… もし、そうなら詳細を知りたいはずだ。被リンク分析を行えば、何が起きているのかを特定することが出来る。 また、新しいアイデアをブレインストームする際に、被リンク分析を行うことで、インスピレーションを得ることが出来るときもある。 ポール・テイトルマン氏 : サーチ・エンジン・ピープル クライアントまたはクライアント候補に対して行われた過去の取り組みに関する確かな見解を得る上で、被リンク分析は絶対に欠かせない。クライアントのSEOキャンペーンを始める前に(もしくはクライアントに売り込みをかける前に)、私は完璧且つ包括的な被リンク分析を実施して、リンクの本数、そして、既に構築されている異なるタイプのリンク(記事、ディレクトリ、ブログ、ソーシャルメディアサイト)を確認する。さらに重要な点は、クライアントの現在の“リンクデータ”を完全に把握するため、アンカーテキストを徹底的に分析することだ。こうすることで、リンクのスピードおよびリンクのバリエーションに関して、採用すべきリンク構築戦略を特定しやすくなる。 メラニー・ネイサン氏 : カナディアン SEO 私は主に新規のクライアントの仕事を始める際に被リンク分析を行う。彼らのデータ(リンクの本数、最も強力なリンク、アンカーテキストなど)を把握するためだ。また、適切な候補を探すと同時に、競合者の被リンクも探っている。競合者のサイトで404エラーを見つけても、私はそのページで被リンクチェックを実行する。そのリンクに価値があるのかどうか、そして、そのリンクをかき集めることが出来るかどうかをチェックするためだ。 ブライアン・チャペル氏 : アダプト・マーケティング 最近では、被リンク分析を新しいニッチをレビューする際に実施している。もしくは、クライアントのサイトにおけるランキングの問題に対する潜在的な解決策(良い策であれ、悪い策であれ)を探るために分析を行うこともある。そのため、サイトのリンクの年齢、場所、そして、アンカーテキストを理解することは、とても重要なのだ。 ウィル・レイノルズ氏 : シアー・インタラクティブ 私はキャンペーンを開始する際に被リンク分析を実施するが、アンカーテキストを調べることもあれば、オーソリティを調べることもあれば、単純にリンクの本数を調べることもある。また、競合者の被リンク分析を事前に行えば、自分が立ち向かう相手を知ることが出来ると言うメリットもある。 トム・デマース氏 : ワードストリーム コンサルティングを行う際、私はサイトを徹底的に精査するが、その中心的な役割を担っているのが被リンク分析(クライアントと競合者)である。また、新しいプロジェクトに取り掛かる際に、たとえサイトの精査を頼まれていない場合でも、同様の分析を実施する。これは、クライアントが抱えるリンクの種類、量、そして、質を徹底的に調べ上げ、数名の競合者に対する若干ハイレベルな分析を行うためだ。また、私は継続的にクライアントの被リンクのデータを決まった頻度で精査している。加えて、競合者もしくは興味深いと思ったサイトの被リンクのデータも頻繁にチェックしている。当該のサイトからリンク構築のアイデアを手に入れるためである。 ケン・ライオンズ氏 : ワードストリーム 被リンク分析を私が実施する理由は4つある。 1. SERPの評価: 新規のクライアントの分野をターゲットに選ぶ際、私はSERPの1ページ目を支配するオーソリティサイトのリンクデータを評価する。これらのサイトがトップ10にランクインしている理由を知りたい。通常、競合サイトのリンクデータにおける重要な情報を、ドメインレベルおよびページレベルで、大量に得ることが出来る。この情報をもとに利用もしくは複製することが可能な弱点とチャンスを探し出すのだ。 2. 競合者の評価: ターゲットのキーワードに対して、私の有力なサイトのランキングを上回るサイトを発見すると、SERPにおいて自分のサイトを彼らが上回る理由を知りたくなる。通常、その理由は、リンクの本数が多い、リンクの質が高い、リンクの関連性が高い等、リンクにおけるアドバンテージが関係している。 3. 内部リンクの精査: 私は自分のサイトのリンクデータを分析し、特定のページのパフォーマンスが別のページのパフォーマンスよりも優れている理由を確認することは、とても重要だと考えている。SERPにおける競争のレベルが原因なのか、それとも、価値と関連性をこれらのトップパフォーマーに提供している自分のサイトの特定のリンクが原因なのだろうか。後者の場合、サイトの他の“収益を稼ぐ”ページにこれらの質の高いリンクを複製する試みを実施する。 4. リンクの発見: 大半のSEO業者はキーワードツールを使って、キーワードを発見する。リンクのデータを分析し、新しいリンクの機会を狙うべきである。私は競合者の被リンクをふるいにかけることで、主要なリンクパートナーに出会ったことがある。実際に、スパムっぽい、低い価値のサイトが私のサイトよりも上位にランクインしている場合、私は嬉しくなる。なぜなら、彼らの劣悪なリンクデータを隈なく調べれば、黄金のリンクを発見することが出来るからだ。私のサイトをリードする力を与えている瑞々しいリンクが存在することは明らかである。気合いを入れて、そのリンクを探せばいい。 被リンク分析はリンク構築のほんの一部に過ぎない。場合によってレベルは異なるが、競合者もしくは自分の過去を調べるだけでは、最高の結果を得ることは出来ないはずだ。 ガブ・ゴールドバーグ氏 [...]

Googleがその莫大な現預金を運用してくれるトレーダーを募集中!

15 years 8ヶ月 ago
いつかGoogleで働きたいと思っていた金融業界の人に朗報。もしかすると一生に一回のチャンスかもしれない。Googleの求人募集サイトで、「海外国際のトレーダー」を募集しているようだ。 場所はシリコンバレー、マウンテンビューのGoogle本社。募集職種はGoogleが運用する国債や不動産担保証券のポートフォリオアナリスト。 Business Insiderによると、Googleが自らが保有する多額のキャッシュを効率的に運用するためにこの人材が募集されていると言うことだ。 もしもあなたが下記の資格に該当すると思うなら、運試しにチャレンジしてみるのも良いかも? ファイナンス、経済学、数学、統計学かエンジニアリングの学士以上、CFA(米国の証券アナリスト資格)があれば理想 最低5年以上の国債の運用経験、西海岸時間で働きたい・働ける人 分析、定量分析、金融モデリングの高いスキル、言葉・また文章両方での高いコミュニケーション能力 ExcelとPowerPointを使いこなせる、ブルームバーグやトレーディング・ポートフォリオシステム(yield bookなど)も使いこなせる 企業投資の会計処理の知識はプラス ユーモアのセンスがあること この記事は、Search Engine Journalに掲載された、Loren Bakerによる「Google is Looking for Traders to Manage its Cash Reserves」を翻訳した内容です。 最後の一文がGoogleらしいですね。ちょっと、あざとい気もしますが 笑 しかしあの莫大なキャッシュを運用できるのは魅力かもですね!— SEO Japan

Googleマップがホテルの宿泊費をテスト掲載中!

15 years 8ヶ月 ago
Googleマップがローカルビジネスを調べる際や店の場所は道順を調べる時に、かなり役立つツールなのは疑う余地は無い。実際にGoogleでも最も利用されているサービスの一つになりつつあるようだが、Googleは未だローカル検索広告のマネタイズは未開拓の分野のままだ。 しかしこの状況は近日中に変わりそうだ。Googleは、Googleマップの新機能として、一部の地域のホテル一覧ページでホテルの宿泊費の掲載を開始している。この新機能は、特定の検索キーワードの対象となったホテル一覧リストに日付を指定することで、その期間の宿泊費を表示してくれると言う機能だ。特定の価格帯をクリックすることで、特定のホテルで対象となる宿泊費情報を登録している広告主を一覧表示する。 検索結果の関連性を保つため、価格情報には「スポンサード」の表記が付けられている。もちろん広告主のサイトからホテルを予約することが可能だ。Googleマップ経由で、ホテルの予約がより早く簡単にできるようになったことになる。 そこで気になるのがGoogleマップ上のホテルの掲載順位だが、Googleはホテルの掲載順位と広告主であるかどうかは関係が無い、と既に説明している。掲載順位自体は、これまで通り、検索キーワードとの関連性等の要素で決定されるようだ。 Googleは現在、この機能を一部の広告主とのみテストしており、また一部のユーザーのみにこの検索機能を表示している。このテスト結果次第で、全てのユーザーがこの機能を利用できるかどうかが決まることになるだろう。 この記事は、Search Engine Journalに掲載された、Arnold Zafraによる「Google Tests Hotel Price Listings on Google Maps」を翻訳した内容です。 Googleマップが登場した当時から、いつか搭載される機能ではと言われていましたが、ついにテストが始まったようです。この機能が本格普及した時、ホテル予約サイトのシェアはどれ位奪われるのでしょうかね。。。 — SEO Japan

あなたは「例え悪であっても、どんな手段でも行う」人間ですか?

15 years 8ヶ月 ago
数年前にGoogleのチーフエコノミストであるハル・ヴァリアンは、「スケールでアルゴリズムを考えすぎることは過大評価だ」と言っていた。 そう思われている方も多いかもしれないが、我々はスケールに関する議論については、かなり懐疑的だ。スケールに関する議論については、理解されていない要素が多すぎると感じる。 … 全ての要素を考慮した時、スケールに関する議論は我々の視点では余り意味が無い。そもそも、違いを生み出す要素は、質や量では無く、レシピにある。我々は、我々が今日の位置にあるのは、より良いレシピを持っていたからだと考えている。そしてそれは我々が過去10年間にわたって、検索アルゴリズムのパフォーマンスを改善することを常に行ってきた結果なのだ。 一方、Googleのチーフサイエンティストであるピーター・ノーヴィグの意見はこうだ: 我々は他の競合より良いアルゴリズムを持っている訳ではない。我々は単により多くのデータを持っているだけだ。 だからこそ、多くの”起業家”は、新しいサービスを立ち上げてマーケットシェアを取る際に、詐欺まがいの行為をしたり、ユーザーを騙したり、ゴミのような話を持て囃したり、楽をして近道をえらんだり、法的な抜け穴を突いたり、と手法を問わず成功のためには何でも好きなことをするのだ。 スケールを生むことに成功すれば、キャッシュフローは回り出し、フィードバックメカニズムが機能し出す。口コミマーケティングをテストし、コンバージョン率を改善し、真の関連性とユーザーメリットを生みだせる。 2005年6月19日に、YouTubeの共同創立者であるスティーブ・チャンは同じく共同創立者のチャド・ハーレイとジョード・カリムに次のメールを送った。「ジョード、サイトに違法ビデオを掲載することは止めよう。共同創立者の一人が違法コンテンツをサイトに自らアップロードしてより多くのユーザーを獲得しようとしていることが発覚したら、我々のサイトの合法性を主張する際に、きっと問題になる。」 … カリムの返事にはこう書かれていた。「我々の密かな汚い秘密は … 我々は早期に事業を売却したい、と言うことだ」またチェンはメールの中で、「どんな手段を使っても、例え悪であっても、アグレッシブに我々の数字を伸ばすことに我々の全ての努力を集中させるべきだ」とも語っていた。 Arts Technica オンラインメディア革命のエキサイティングな世界にようこそ! ブランドが無ければあなたは存在しないに等しい。 ブランドがあれば、違法コンテンツの塊りであるYouTubeであってもMahaloであっても、少なくとも一定期間は、生き残っていくことができるのだ。その間に、誰かあなたの成長ストーリーを買って、問題が本格化して燃え上がる前に煙だらけのバッグ(サイト)を買ってくれる間抜けな誰かを見つければ良いだけだ。 もちろん、我々は本当のビジネスを構築するために、嘘を付いたり、コンテンツを盗んだり、常に楽な道を選ぶ必要は無い。これらは、価値が何も無いものを売りつけようとすると人々の戦術に過ぎない。例えば、小規模かもしれないが特定のニッチなマーケットを独占し、レバレッジを効かせて成長させることは、真っ当なビジネスを運営することはできる。セクシーでは無いかもしれない。メディアで持て囃されることはないかもしれない。1日に数千万の売り上げを得ることはできないかもしれない。しかし、あなたはあなた自身のことを「例え悪であっても、どんな手段でも行う」人間であると認める必要は無いだろう。 この記事は、SEO Bookに掲載された「Usage Data vs Relevancy Algorithms」を翻訳した内容です。 タイトルは大幅に変えてみました。有料リンクの話題に続き、SEO Bookのアーロン・ウォール節が再び炸裂した記事です。MahaloはともかくYouTubeまでネガティブに取り上げているのは驚きました。サービス内容自体と言うよりは、何かと流行に躍りがちなインターネット業界で働く人々やメディアの姿勢や考え方に対する彼自身の意見とは思います。 ちなみに Mahalo とはほぼ外部コンテンツのみで成り立っているにも関わらず人気があり、最近スパムサイトかどうかで議論が白熱しているサイトです。 悪とまでは言いませんが、グレーゾーンなSEOも行うことは時にありますし、インターネット業界に15年近くいますが、流行問わず心無い者のネットビジネスは一時的に流行ったとしても長続きしないのが実際の所とは思います。中には高く売り抜けてしまう会社も時にあるのですが。。。インターネット業界に携われる人間として身につまされる想いの記事でした。 — SEO Japan

Wordpress SEO: これを読めば後は何もいらない!

15 years 8ヶ月 ago
皆さんもご存知のように、私はワードプレスを愛用している。私はアフィリエイトサイトの大半でこのプラットフォームを利用しており数千ドル/月の収益を手に入れている。また、このブログを含むブログにも利用している。しかし、このCMSを活用しているのは私だけではないはずだ — 実際に無数のサイトがこのソフトウェアをベースにしている。 そのため、ワードプレスを称賛する声は後を絶たない。しかし、デフォルト時のSEOに関してはメリットの一つに挙げることは出来ない。私は、このソフトエウェアを多用し、検索エンジンのトラフィックのおかげで多額の収入を得るなかで、ワードプレスの設定の最適化における最良の方法を編み出した。 ブログで検索トラフィックを得るためのアドバイスを贈る前に、私が推薦する取り組みを実施する際の注意点を述べておきたい。大半のアドバイスは分かりやすく、問題はない。しかし、なかには賛否両論のアドバイスもある。これから紹介する手法は私のサイトではうまくいったが、他の人に受け入れられない点を考慮し、手順を具体的に説明していくつもりだ。 それでは“訴えないで下さい”という免責条項を明記したので、本題に入ろう。 Wordpress SEOの基本 それでは“明らかな”アドバイスと微妙なアドバイスと後半で紹介する上級者向けのアドバイスに分けて説明していく。 タイトルタグ タイトルタグは検索エンジンに自分のサイト(もしくはページ)を紹介する際に最も重要なオンサイトのファクターだとずっと考えられてきた。ワードプレスの過去のバージョンのデフォルト時では、エントリのタイトルが“ブログの名前>>エントリのタイトル”のように表示される。ホームページは恐らく既にサイトの名前に対してランキングをつけられているため、サイトの名前をタイトルの前に持ってきても効果はない。つまり何度も格付けされる必要はないのだ。 そのままにするのではなく、個人的にはブログの名前を完全に取り払う方法を私は好む。見た目の問題だけではなく、効果もあるからだ。昨年一緒に仕事をしたクライアントはブログのエントリのタイトルタグから企業名を外した途端に検索トラフィックが急激に上昇した。 タイトルタグを変更する際には、この素晴らしいSEO プラグインをインストールすることを勧める。一度インストールしたら、ワードプレスの管理者パネルにログインして、 Settings >> All in One SEO Packの順にクリックする。そこから私は以下のように入力した: Home Title: Viral Marketing : ViperChill (私はこのフレーズで自分のサイトを格付けさせようと試みており、ブランドネームでもある) Post Title: %post_title% Page Title: %page_title% | %blog_title% 以上が主要なポイントでありその他は嗜好に合わせて調整していってもらいたい。最も重要なのは何と言っても、エントリ(post)とホームページ(home)のタイトルである。 メタタグ グーグルでサイトを検索すると、ページのリンクの下にコンテンツの断片が表示される。この部分をコントロールするために、ページのメタディスクリプションタグをカスタマイズする。同様に、タグにキーワードを加え、検索エンジンにサイトを紹介することも可能だ。しかし、2、3ヶ月前のグーグルの発表によると、彼らはキーワードタグのクロールを今後は行わないようだ。 あの素晴らしき2、3年前においては、検索エンジンはサイトの内容を判断する術が少なかったため、キーワードは重要な存在であった。しかし現在はテクノロジーが大幅に進歩し、ランキングと関連性を判断するより優れた方法が用意されている。私は今でもキーワードを同じ場所に組み込むようにしており(グーグル以外の検索エンジンのために)、All in One SEO packを使って「動的」なキーワードを有効にすることでこの方法を実行している。 ディスクリプションに関しては、自動的に済まさないでもらいたい。自分で考えたディスクリプションの右に出るものはない。そこで「Headspace」(ヘッドスペース)の出番だ。このプラグインはそれぞれのエントリに対するディスクリプションを頭を振り絞って考えてくれる。ヘッドスペースはさらにカテゴリーの説明を基にエントリのメタディスクリプションを自動的に埋める機能も持っており、多数のエントリを投稿している人に是非お薦めしたい。 パーマリンク パーマリンクとは単純にエントリのURLのことを指す。デフォルトの状態では、エントリのタイトルはviperchill.com/?p=38のように表示される傾向があるが、このエントリのURLはhttp://www.viperchill.com/wordpress-seo/と表示されている。どちらの見た目が良いかは皆さんの判断にお任せしよう。後者のフォーマットはクリックする前に内容が分かるだけでなく、URL内の言葉はエントリが検索クエリと関連していると検索エンジンの結果ページでハイライトされるメリットもある。 パーリンクを変更するには、まずはSettings >> Permalinksの順にクリックする。私は現在次のフォーマットを利用している: カテゴリーを挿入したがるブロガーもいるが、私はできるだけURLを短くすることを心がけている。私の友人が最も手っ取り早いな解決策(データベースのクエリに関して)は/%post_id%/%postname%/を利用する方法だと指摘してくれた。ワードプレス上で巨大なサイトを運営している人以外にはあまり勧められないが、注目には値すると思う。 この変更作業は開設してから間もない頃に行うべきである。しかし、新しいブログでこの作業を実施する場合は忘れずにリダイレクション用プラグインをインストールしよう。そうすることで過去のURLを適切に、そして、検索エンジンを考慮した方法で移動することが出来るからだ。また、エントリのスラッグは作成中に忘れずに短くしよう。デフォルトのままだとURLはタイトル内の言葉をすべて利用する仕組みになっているためだ。 キーフレーズに焦点を絞る ブランド戦略に固執しているわけではないなら、検索トラフィックを運んでくれそうなキーフレーズを中心にサイトを最適化する戦略を勧める。大半のブログは明けても暮れてもリンクを獲得する作業に精を出している。そのため、関連するフレーズの検索エンジンのランクを獲得することで、これらのリンクを活用する取り組みには是非挑戦してもらいたい。 ViperChillに関しては、私は「viral marketing」と言うフレーズでランクを獲得しようとチャレンジしている。競合者がかなり多いフレーズだが、検索量が大きく、このサイトのテーマである「他の人々が自然に紹介したいと思うような優れたサイトを構築する手助けをする」にも関連している。まずはグーグルの外部キーワードツールを使ってどのフレーズがオーディエンスの間で人気を集めているのかを調べよう。その際、正確なデータを得るため、絶対に“すべての国および地域”を選び、“完全なマッチ”を選ぼう。 当該のキーフレーズが分かったら、以下の項目に利用することも可能だ: ホームページのタイトルタグ サイトの見出し ロゴ 他のサイトからのリンク内のアンカーテキストとして 1つ目と4つ目の項目は検索エンジンのランキングを上げる上で非常に重要になってくる。 ピングバックを有効にする リンクを増やす(そして検索エンジンのランキングは上昇する)方法を一つ伝授しよう。それは実際に他のサイトにリンクを張ることだ。定期的に支えているサイトがあるなら、彼らが恩を返してくれる可能性は高い。とりわけ彼らが同じ業界を取り上げている場合はその可能性はさらに高くなる。そこで、リンクを張った際に他のブログに通知するワードプレスのオプションを有効にすることを私は勧める。 そのためにはSettings >> Discussionに向かい、以下のオプションを選択する: alt属性を定期的に利用する 最近グーグルは、イメージだけでなくエントリのランキングに関しても、alt属性を挿入する重要性をしつこく強調している気がする。そこで皆さんには「minimalist marketing」と言う用語に対する検索について考えてもらいたい。以下に私のサイトの結果を掲載する。 私がハイライトしたテキスト「minimalist-marketing」は実はページのどこにも記載されていない。これはあるイメージのalt属性なのだ。ワードプレスはalt属性をイメージに自動的に採用するが、これはファイル名をベースに生成される。そのため、イメージを “minimalist-marketing.jpg”もしくはコンテンツの内容をもとにした名前で保存することで、ワードプレスは自動的にそのテキストを生成するのだ。 altタグは検索エンジンにイメージの内容を伝える手段である。イメージに対する検索トラフィックを向上させるだけでなく、ページ全体のランキングを上げる効果もあるのではないかと私は考えている。 内部リンク 内部リンクとは、自分のブログのあるエントリから別のエントリへリンクを張ることを指す。例えば、私は時折それぞれのニッチでの信頼を築くための素晴らしい方法としてゲスト投稿を勧めているが、その際はゲスト投稿に関するガイドにリンクを張るようにしている。また、ロボットのような文章にならない限り、格付けを狙う検索クエリのアンカーテキストも利用している。 SEOに関して効果が高いだけでなく、読者により多くのエントリを読む機会を与えるため、ページビューが増えるメリットもある。 WWW または 非-WWW 大半のサイトでは(上記のタイトルにピンとこないなら皆さんのサイトもこちらの種類に入る)、アクセスする方法が2通りある。例えば、「test.com」を訪問するならば、http://test.com でも http://www.test.com でもアクセスすることが出来る。自分のサイトで同じことをやって、結果を確かめよう。 デフォルトの時点では、ワードプレスはこのリダイレクトを実施しているが、彼らは302リダイクレトを採用している。302は検索エンジンにリダイレクトが一時的だと伝える仕組みになっているが、すべてのリンクが1つの場所に向かうように一時的ではなく、永遠にリダイレクトされる点を検索エンジンに分かってもらいたいはずだ。そのためには、301リダイレクトを実装する必要がある。 グーグルのウェブマスターツールズからグーグルに表示してもらいたいものを選ぶことも可能だが、それで終わりではない。www バージョンのサイトもしくは非-www バージョンのサイトを選ぶ決断は自分で下すことが出来る。 そのためには.htaccessを編集しなければならない。.htaccessはワードプレスをインストールしたフォルダと同じフォルダを探せば見つかるはずだ。以下に私のサイトのコードを掲載する: # Begin 301 RewriteEngine On RewriteCond %{HTTP_HOST} !^www\.viperchill\.com [NC] RewriteRule ^(.*)$ http://www.viperchill.com/$1 [L,R=301] # BEGIN WordPress <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteBase [...]

SEMで初心者にありがちな14の過ち

15 years 8ヶ月 ago
グーグル・アドワーズとSEOには多くの類似点があり、双方のトラフィック獲得戦略において、初心者が犯す過ちの多くも共通している。そこで私は、一般的な過ちを説明することで、皆さんが検索エンジンマーケティング・キャンペーンを行う上で、貴重な資金を節約することが出来るのではないかと考えた。 弱いドメイン名 すべての検索トラフィックをホームページに リンク構築をしない すべてのリンクをホームページに リンクのアンカーテキストのバリエーションなし 質に焦点を絞らない ページ最適化の欠如 サイト構造の欠如 加える価値のないサイト 不適切な予算で競争の激しい飽和市場に参入 既存のマーケットを狙う 収益化することが出来ないマーケットを選ぶ 初日から積極的に収益化に走る その他の一般的なSEMの誤りを知っていますか? 1. 弱いドメイン名 グーグル・アドワーズ 私がアドワーズについてペリー・マーシャル氏をインタビューした時、マーシャル氏はURLのテストを分割して行うことを薦めていた。なぜなら、URLは広告のクリックスルー率に大きな影響を与える可能性があるからだ。 グーグルがクリックスルー率(CTR)を品質スコアに組み込むため、CTRに影響を与えるものはすべてクリック単価に影響する。また、競合者はアドワーズの広告コピーを盗むことは出来るものの、ドメイン名を盗むことは出来ない。 SEO ドメイン名に関して犯してしまう可能性がある過ちは多い。その中でも目立つのが、覚えることが出来ないドメイン名を作る過ち、そして、広げることが出来ないドメイン名を作る過ちの2つだ。 推奨 ドメイン名の予算は$10以下に抑えるべきだと感じている人もいるようだが、それは浅はかな考えだ。すべてのマーケティングがドメイン名の影響を受ける点を忘れてもらいたくない。ドメイン名は、ドメイン名に関連する継続的に必要なコストを限定しただろうが、そのドメイン名がもたらすマーケットの利点も、もしくは不利な点も永続する点を覚えておきたい。良い例:CreditCards.com、悪い例:cheapest-online-apply-credit-cards-and-loans.info。 新製品もしくはノーブランド製品にアドワーズを利用しているなら、複数のドメイン名でCTRをチェックしよう。 必要に応じて広げることが出来るようなドメイン名を手に入れよう。実は私自身が当サイトで以前この過ちを犯してしまった…開設当時はここまでサイトが成功するとは思っていなかったし、eブックを売ろうと思った頃は#1 SEO トレーニングプログラムを作ることになるとは予期していなかったからだ。 覚えることが出来ない名前は回避しよう。オンラインおよびオフラインで容易に宣伝することが可能な製品を作るつもりなら、そのドメイン名は電話テストを合格しなければならない。つまり、ハイフンと数字を使うなという意味だ。大きなブランドを築こうと思っているなら尚更注意が必要だ。 ご自分の会社が世界に広がっていく気がするなら、やがてビジネスを行うであろう地域のマッチするドメイン拡張子を購入しておくべきである。 完全にマッチするドメイン名は多大なSEOのアドバンテージを発揮する可能性がある。購入することが出来ればの話だが – 検索エンジンの中には関連性のポイントを与えるものがあり、また、ドメイン名は誰かがウェブサイトにリンクを張る際に利用するアンカーテキストにも影響を与える。 2. すべての検索トラフィックをホームページに集める グーグル・アドワーズ 1つのページは、検索クエリの特定のセクターにのみ関連づけることが出来る。効率的なマーケットで、すべてのトラフィックをホームページに向けてしまうと大損する。 ユーザーに強制するクリックはすべて若干のズレがある。グーグル・アドワーズ/ペイ・パー・クリック・マーケティングを採用するなら、コンバージョン率の些細な変化が、黒字の持続と赤字の継続を左右する点を覚えておこう。 SEO 多数のキーワードに対してページを“最適化”するのは難しい。なぜなら、ある程度の異なるキーワードをページに加えていくと、やがて読みにくくなり、コンバージョン率に悪影響をもたらすからだ。 SEOに関するトラフィックの誤った方向付けは、アドワーズほどは目立たない。それはクリックに対して料金を支払う必要がないからだ。しかし、ユーザーに無関係な経験をさせてしまうと言うことは、お金をどぶに捨てているのと同じであり、ポテンシャルを活かしきれていないことになる。 推薦 グーグル(およびウェブ検索全般)の普及率を考慮すると、サイトのすべてのページが正面玄関だと思ってよい。我々は検索を通じてナビゲートしている。そのため、URLに対してキーワードを散りばめ、出来る限り関連性の高いユーザーエクスペリエンスを提供できるように心掛けよう。 我々がどのようにコアのキーワード、バリエーション、修飾語句を利用しているかをチェックしてもらいたい。 グーグル・アドワーズの広告主の中には、知覚的な関連性をさらに掘り下げ、検索クエリを使って、ページへのキーワードの挿入を介したページコンテンツを特定するヒントを得たり、コンピュータのIPアドレスをベースにした地理情報をもとにページを変更する人もいる。 3. リンク構築をしない グーグル・アドワーズ アドワーズにとってのリンクは、アドワーズのアカウントのキーワードに等しい。1個、2個のキーワードにしか広告を出していないなら、関連する大量のトラフィックの流れを逃している可能性が高い。 SEO それを作れば、彼らはやって来ると言う名言(フィールド・オブ・ドリームズ)は検索世界の中では必ずしも真実とは言えない。リンクゼロの状態にも関わらず競争の激しいキーワードで簡単に上位にランクインすることが出来るなら、誰もアドワーズの広告を買わないはずだ。通常、ある程度認識されるまでは、新しいサイトを上位にランクインさせることは出来ない。検索エンジンは人々を追跡している。そして人々の信頼の票と見なされているのがリンクである。 推奨 アドワーズに関しては、たった1個のキーワードに入札するだけでは不十分である。理に叶った関連するバリエーションを探すのだ。$50の出費をいとわないなら、SEM Rush、キーワード・スパイ、スパイフー、キーコンピート等を利用して、競合サイトが何に広告をしているのかを把握することも考慮しよう。このマーケットセグメントでは新しいツールが多数開発されており、ここですべてをレビューする時間はない。 SEOに関しては、「SEO for Firefox」と「SEO ツールバー」をダウンロードし、競合サイトが持つリンクの本数、そして、そのリンクを辿るドメイン名の数をチェックしよう。上位にランクインするためには、競合サイトが持つリンクの本数と並べるようにリンクを増やしていきたいところだ(同様のサイトから)。今日からリンクを増やしていこうではないか。始めるのは早ければ早いほどよい。 4. すべてのリンクをホームページに グーグル・アドワーズ キーワードをベースに検索エンジンからリンクを購入しているため、#2の課題を解決すればこの問題も自ずと解決されるだろう。 SEO 上記の問題によく似ている。大半の質の高いサイトは、ビジターがリンクを張る場所に役に立つコンテンツを用意している。すべてのリンクがホームページに向いていると言うことは、つまり、内部のページランクを引き上げる外部リンクからのアンカーテキストを利用していないことになる。ページによっては、より高いランキングを生み出す可能性がある数本の深いリンクさえあれば、大量のトラフィックを獲得することが出来る可能性がある。そのため、この誤りは大多数のマーケットで大きな損失を生み出す。 推奨 検索では勝者がほとんどのマーケットを獲得する。トラフィックのパターン、ランキング、そして、ターゲットのキーワードを分析し、キーとなるページを確実に売り込もう。上位の競合サイトとキーワードのランキングの価値をチェックし、見識を深めよう。 リンクを張りたいと思われるような、リンクを張る価値があるコンテンツを作成し、宣伝することを心掛けるのだ。ここで客観的な視点で次のことを考えてもらいたい。“自分がサイトを持っていなかったとして、毎週訪問したり、友達に薦めたくなるようなサイトのユニークなポイントとして、皆さんなら何を挙げるだろうか?” 5. リンクのアンカーテキストがすべて同じ(もしくはアドワーズの広告文が同じ) グーグル・アドワーズ すべてのキーワードに同じ広告文を利用するべきではない。ユーザーの需要を理解する努力を心掛け、広告の文章を分割しよう。そのうえで、検索クエリに関連し、ユーザーの需要に関連し、そして、ランディングページに関連する、説得力のある広告文を作成する必要がある。単一のどこにでもありそうな決まり文句の広告文を利用しているなら、大金を失っていると言っても過言ではない。なぜなら、上位の競合する広告とは異なり、その広告には関連性があるように見えないからだ。 SEO 人々が何かに自然にリンクを張るときは、何かしらのバリエーションが関係していることが多い。すべての被リンクが“私のキーワード”と主張しているなら、とても怪しい…とりわけ大量のリンクを買っている場合、怪しさ倍増だ。 推奨 アドワーズに関しては、少なくとも動的なキーワードを挿入しておくことを薦める。しかし、様々な製品を販売しているなら、一連の広告文と関連するキーワードの少数のグループをマッチさせる方法を編み出しておきたいところだ。コアとなるキーワードを目立たせ、検索ボリュームの低い調整用のキーワードで若干濁らせる努力も必要だ。 SEOに関しては、手作業でリンクを構築している際は、リンクのアンカーテキストをミックスするべきである。リンクを張りたいと思われるようなオリジナルの説得力のあるコンテンツを作成しているなら(そして、適切なオーディエンスにプッシュしているなら)、それも自然なアンカーテキストに引き込まれるだろう。 6. 質に焦点を絞らない グーグル・アドワーズ 広告主のなかには“安い”クリックを狙わざるを得ない人もいる。しかし、高価なキーワードの中には、重要且つ価値のある消費者の需要に関連しているために値が張るキーワードもある。 SEO グーグルのアルゴリズムは、新しいサイトが高品質なサイトなのか、もしくは低品質なサイトなのかの確率を予測する。2,000本以上の“無料の”ディレクトリのリンクと共にサイトをスタートしているなら、より質の低いサイトと肩を並べていることになる。同様に、中途半端なコンテンツや平均的なコンテンツを売り込もうとしても、その努力を受け入れる人はほとんどいないはずだ。 推奨 安いトラフィックを買っても構わないが、そのトラフィックから得るビジネスの価値を追跡する必要がある。“安い”トラフィックを三流の広告ネットワークから買っても、あるいは商業的な意図を持たずにキーワードを買っても、ビジネスは進展しないし、一流の検索エンジンで貴重な業界のキーワードを介した頼りになるトラフィックの流れを作り出すことも出来ない。 まずは質の高いリンクと共にリンクビルディングの作業を始めよう。サイトが信頼されるようになれば、質の低いリンクで埋めることも可能だ。ただし、スタートの時点で質の低いリンクに頼るのはよくないし、大量に用いるのも薦められない。 リンクを増やすためにマーケティングをプッシュするなら、宣伝するコンテンツがユニークであり、オリジナルであり、役に立ち、説得力があり、引用する価値がある点を確かめておきたいところだ。 7. ページ最適化の欠如 グーグル・アドワーズ 質の高いユーザーエクスペリエンスおよび質の高いユーザービリティはコンバージョン率にとって欠かせない。ユーザーが検索エンジンからサイトにやって来ると、彼らはチャンネルを切り換える。ユーザーに正しい場所にいることを示す手掛かりをより多く渡すことが出来れば(例えば、関連するページの見出し + ナビゲーション)、コンバージョン率もビジターバリューも高くなるはずだ。 SEO 競争が非常に激しいクエリにおいては、リンクが重要なカギを握る。しかし、競争が激しくない多数のキーワード、もしくはキーワードのバリエーションで数多くのリンクを用意しておけば、上位にランクインすることが出来る(なぜならキーワード自体に対する競争が遥かに少ないため)。また、たとえ大量のリンクを持っていても、ページに記載されていないキーワードのフレーズで上位にランクするのは難しい。 推奨 グーグル・アドワーズに関しては、フレーズのマッチや広範囲のマッチを組み合わせ、ネガティブマッチを利用し、関連性のない検索にフィルタリングをかけることで、多くの迷子の検索に手を差し伸べることが出来る。 「seo」や「sem」を検索している人々の中で、恐らく10人ぐらいは“自分のビジネスをグーグルでどのように宣伝するのか?”のような不明瞭なクエリで検索をかけているだろう。ご覧のように私たちのリンクビルディングに関するページは関連する多くのキーワードでランクを獲得している。 有効なオンページのコンテンツを多数持つ理由は次のイメージを見ればよく分かってもらえるだろう: (Googleで検索されるキーワードの20%-25%は、かつて一度も検索されたことの無いキーワードだ) SEOに関しては、代わりの語形、代わりの語順、関連するフレーズ、そして、キーワードの修飾句をコンテンツで利用しよう。そうすれば多くの検索者に手が届くだろう。 8. サイト構成の欠如 グーグル・アドワーズ アドワーズの広告キャンペーンが乱雑な状態で運営されているのなら、資金を失う可能性が高い。サイト構成がしっかりしていれば、アドワーズのアカウントもまた強固な構成を持つことが裏付けられ、その結果、収益性にプラスに働くだろう。 SEO サイトの構成がまともに構築されていない場合… ナビゲーションが難しくなるか、もしくは混乱させてしまう カギとなるページの幾つかはリンクオーソリティの大半を享受できない あまり重要ではないページが多くのリンクオーソリティを積み上げていく可能性がある 推奨 大半の人気の高いウェブサイトの構成では、ユーザーの需要と検索の量に対してカギとなるページが散りばめられている。 目標を基に異なるアドワーズのキャンペーンを作成しよう。ブランド関連の検索に対するキャンペーン、季節物のオファーに関するキャンペーン、PRに関するキャンペーン、ROIを基にしたキャンペーン、さらにスペルミスのような穴埋め的なキャンペーンを実施する手もある。 コンテンツ管理システム(CMS)の中には重複するコンテンツに関する大きなエラーやサイト構成に問題があるものがある。CMSのレビューはこのエントリの範囲外だが、実際に実装する前にCMSの名前とSEOで検索をかければ、重大な問題の有無、修正版の有無が分かるはずだ。 人々がその製品やサービスを検索する際に用いるキーワードに合わせてサイトのカテゴリーとサブカテゴリーを決めよう。 ブログを投稿しているなら(もしくは定期的にコンテンツを配信しているなら)、過去の関連するコンテンツに触れよう。 コンテンツがデータベースに存在するなら、自動のコンテクスチュアルリンクを使って、サイト構成の問題を修正することも可能だ。また、ページランクを構成の下位のページに再配布することも出来る。 9. 加える価値のないサイト グーグル・アドワーズ サイトがビジターに価値を与えることが出来ていないなら、アドワーズのマーケットで利鞘を維持するのは難しいだろう。通常、アフィリエイトはお互いの作品をコピーし、クリック単価を上昇させ、その結果、利鞘が消えてしまうのだ。 SEO 私が最初に収益を得たサイトは加える価値のないウェブサイトであり、スパムのようなリンクを抱えていた。このサイトはアフィリエイトのコミッションで数千ドル稼いだが(当時は神様からの贈り物のようなものだった)、私が収益を得ることが出来たのは、私が当時スペルミスを頻繁に繰り返し、カジノのブランドの名前のスペルを間違えていたからだ。当時はまだ検索エンジンがスペル訂正を積極的に行っていなかった。現在、このようなサイトが生きる道はない。 グーグルは価値がないサイトを不要な重複/スパムと見なすことが多い。グーグル・リモート・クオリティ・レイター・ドキュメントには、グーグルが“価値の付加”を重要視している点が記載されているはずだ。この文書を読む機会があったら確かめてみよう。 推奨 競争の激しいアドワーズのマーケットでは、ライバル関係にあるビジネスは、競合による入札の値上がりに対応するため、継続的にビジネスの工程および効率を改善せざるを得ない状況に置かれている。 消費者価値の寿命が競合相手よりも短い場合は、やがてマーケットから追い出されてしまうだろう。 怪しげなアフィリエイトをオファーしている場合、利鞘を維持している人の大半は、他の人々よりも大幅に低俗なのか、もしくは自分ではほとんど何もせずに、ブログを使ってコミッションの源となる追随者を増やしているかのいずれかに当たる。 アフィリエイト・ネットワークの中には(もしくは、その大半は)、***今後*** コミッションを下げ、さらに、キーワードのリストを盗むだろう(当該のデータをこちらから渡している場合)。 ビジターに与える価値がない状態で競争の激しいSEOのマーケットで生き残りたいのなら、競合相手に負けない何かしらのアドバンテージが必要だ(コネ、ドメイン名、マーケットでの経験等)。 価値を与え、マーケットシェアを獲得する方法を3つ伝授しよう。1.有料の製品/サービスを無料で提供する。2.有用なソフトウェアやツールを作る。3.より深い& より質の高い記事を用意する。 10. 不適切な予算で競争の激しい飽和したマーケットに参入 グーグル・アドワーズ マーケットの中には、強力な名前がなければトラフィックをなかなか購入することが出来ないマーケットも存在する。例えば、ガイコ(米の大手保険会社)が1クリックに$30支払っているものの、アファリエイトには1つのリードにつき$10しか支払っていない場合、アフィリエイトが自動車保険等、コアのキーワードでガイコに勝つことは出来ない。 SEO 「ホテル」や「保険」等の難関キーワードで上位ランキングを獲得したいだろうか?私もだ。しかし、アルゴリズムはブランド力のあるビジネスをプロモートする傾向があり、また、企業がSEOの予算を増資している現状を考慮すると、これらのキーワードで今からランキングを獲得するためのリソースを私が持ち合わせているとは思えない。 推奨 大きなアイデアを持ち、妥当な目標を定め、進歩を計測しよう。 事前に計算を行い、1クリックに幾ら支払うことが出来るのか予測しておこう。 グーグル・アドワーズのマーケットで自分のスポットを選ぼう。しっかりテストと最適化を行ったにも関わらず資金の流失に歯止めがきかない場合は、中止することも考えよう。 占領できそうなマーケットのポジションを狙おう。“保険”の結果で#20を獲得しても、トラフィックの価値は$0に等しい。“ペットの保険”の結果で#2 または #3につけていれば、遥かに大きな収益が見込める。 ウェブビジネスにおいて、少なくとも何か1点は毎日徐々に改善していこう。 初期の収益を、積極的にウェブサイトの成長および堀の構築に再投資しよう。 11. 新しいマーケットを狙う グーグル・アドワーズ & SEO あるアイデアに対する需要が存在しない場合、検索エンジンマーケティングを介してそのアイデアの需要を作り出すのは至難の業である。 推奨 キーワードリサーチツールを使えば、検索の量をある程度把握することが出来る。 アドワーズは、サイト全体を構築し、SEOキャンペーンを実施するよりも、早く、容易にテストを行うことが可能だ。そのため、サイトの構築およびマーケティングに投資する前に、マーケットの需要および製品に対する関心をアドワーズを通してテストしよう。 トレンドを追うことも大事だが(誰よりも早くマーケットに乗り込むことが出来れば、簡単にマーケットを獲得することが出来るため)、既に確立した収益性の高いマーケットを自分ならでのは工夫を加えたり、他の人とは異なる視点で狙うのも、難易度はそれほど高くない。 12. 収益化することが出来ないマーケットを選ぶ グーグル・アドワーズ もし同様の競合するビジネスモデルが遥かに高いビジターバリューを用意しているなら、対抗するためにはビジネスモデルを変更する必要がある。収益性の低いビジネスモデルの中には、意味のある形で、アドワーズのマーケットへの参加を取りやめた方がいいビジネスモデルもある。 SEO 収益化する方法を知らずに、情熱を持っているトピックや興味のあるトピックに関するサイトを構築すること自体は問題はない。しかし、ビジネスを始めようとしているなら、投資する時間と金額に見合うだけの収益を上げる可能性がある、十分なビジターバリューを持つテーマを選ぶべきである。 推奨 アドワーズのマーケットに参加するつもりではあるが、ビジネスの利益が低い場合、利鞘、消費者の注文の規模、永続的な消費者バリューを増やす方法を探るべきである。 記事を配信するサイトを運営しているなら、当初はマーケットの勢いを確立するために、競合者と位置付けられないように収益化を抑える手も有効だ。ただし、誤ったマーケットのセグメントでサービスを長い間提供してしまうと、そのビジネスモデルから、なかなか足を洗うことが出来ない事態に見舞われる可能性がある。 13. 初日から積極的に収益化に走る グーグル・アドワーズ トラフィックを購入しているなら、収益化しても問題はない。しかし、大半のウェブサイトのビジターはそう簡単には顧客にはならないだろう。 SEO テキストリンク & ポップアップで販売攻勢を仕掛けているのではないだろうか?エントリがアフィリエイトのリンクになっているのではないだろうか?もし、そうならよく考えてもらいたい。見るべきサイトが他にもたくさんあるのに、わざわざ広告だらけのサイトを購読しようとする人はいるのだろうか? 推奨 大半のウェブサイトのビジターは一回目の訪問でいきなり顧客になることはないため、無料のサービスを提供したり、また戻って来た方がよい理由を提示したりして、彼らとの関係を築いていきたい。当サイトSEO Bookの最下部およびjoin now ページに掲載しているオファーを参考にしてもらいたい。 ファンを獲得している既存の信頼されている一流のサイトは、蓄積されたアドバンテージを享受している。サイトを開設したばかりで、記事ベースの運営を行っているなら、自分が得た価値よりも多くの価値を提供するべきである。マーケットの勢いが十分につくまでは収益化は控えよう。実際に収益化を行う際にランキングを維持することが出来なければ意味はない。 サイトの一部は積極的に収益化し、一部はPRやリンクビルディングのために利用しよう。 14. その他の一般的なSEMの誤りを知っていますか? この記事は、SEO Bookに掲載された「SEM Training: Do You Make These 14 Common SEM Errors?」を翻訳した内容です。 英語圏のサイトや記事の引用が多いのですが、初心者はもちろん上級者も基本を見直す意味で一読の価値がある記事ではと思います。ちなみに「検索エンジンのランキングアルゴリズム」の画像は唐突に出てくるのですが、難関キーワードとロングテールキーワードでの対策の比率と比較は、改めて気づきがありました。 — SEO Japan

SEOを意識したランディングページの作り方

15 years 8ヶ月 ago
ランディングページは、SEOに関して言うならば、流行遅れである。 大量に作成される傾向が強かったランディングページは、どれも似たり寄ったりで、1つの収益に関するページに向けられており、検索エンジンのスパムフィルターの標的になった。 しかし、私たちが注目すべきランディングページは、- 訪問者を望むアクションに導くように慎重に作成された – PPCで用いられている類のランディングページである。効果的なPPCのランディングページを作る際の手法と同じ手法をオーガニックなページに用いることで、SEOは大きなメリットを得ることが出来る。 人とのつながりが検索の全て 当然ながらページが上位にランクインする可能性はあるが、最終的に収益につながるような行動を訪問者が取らなければ、サイトは長続きしないだろう。 以前は、上位にランクインすることが、キーワードの密度、すなわちキーワードフレーズの反復等の要素と共に最大の関心事とされていた。 しかし、検索エンジンのアルゴリズムは賢くなっている。そのため現在は、ランクを得るためにキーワードフレーズを反復する必要性は、他のファクターと比べると、重要視されなくなっている。機械のアルゴリズムを喜ばすために、質の高いコピーライティングを断念する必要はなくなったのだ。 ランキングを活用するために、私たちは人々とつながりを持つ必要がある。要するに、ページは彼らの言葉を使い、彼らの問題を解決することに焦点を絞らなければならない。 SEOにおける失敗はランキング1位を逃すことではない。SEOにおける失敗とは、訪問者が元のページに戻ってしまうことだ。そのため、ブラウザーの「戻る」ボタンをクリックされないように工夫する必要がある。 相手の言葉で話す 誰も皆さんや皆さんの会社のことなど気にしないだろう。 気になるのは自分のことだけだ。 皆さんのサイトのページに目を通してもらいたい。そのページは皆さん自身のことを語っているだろうか?それとも顧客のことを語っているのだろうか?成功するためには、顧客とつながりを持つ必要があり、簡単にこの目標を達成したいなら、彼らの要求と欲望について語るべきである。ページが訪問者の注目を得ることが出来なければ、訪問者は興味を失い、やがて戻ってしまうだろう。訪問者が戻ってしまうならば、ランキング1位に価値を見出すことは出来ない。 次に訪問者の心を鷲づかみにする方法を幾つか伝授しよう: タイトルタグの文章と1つ目の見出しをマッチさせる – 全く同じフレーズを用意することが出来ないなら、トピックの観点から両者を近づけるようにしよう。こうすることで訪問者は自分が適切な場所に辿りついたことを再確認するのだ。 検索は常に質問である – キーワード用語は実際には疑問を用いることはなくても、基本的には全て疑問である。例えば、“DVDをオンラインで購入”と入力した場合、本当は“DVDをオランインで買うにはどこを探せばいいですか?”と言っているのだ。検索する人の意図を把握するように心掛けよう。訪問者の質問を特定し、リピートし、答えてあげるのだ。 明確なメッセージを – 訪問者に次に何をしてもらいたいのだろうか?サインアップだろうか?何か買ってもらいたいのだろうか?アドセンスをクリックしてもらいたいのだろうか?何をしてもらいたいのか明確に分かりやすく示そう。 飛ばし読みされることを考慮する – 大きな見出しを頻繁に利用しよう。訪問者の意図が読めないのなら、リードメッセージが伝わらなかった場合に備えて、人々の心をつかめるような異なる見出しやイメージを多用しよう。 「You」を多用する – 主役は訪問者である。彼らの問題であり、彼らの感覚であり、彼らの言葉であり、彼らの要求であり、彼らのニーズである。訪問者に求められている場合、もしくは証言広告を利用している場合を除き、自分のことは脇に置いておこう。 全てのページがランディングページ サイトの全てのページが訪問者を引き込むポテンシャルを秘めている。 ページが1ヶ月に1名の訪問者しか獲得していなくても、ランディングページであることに変わりはない。SEO戦略に多数のコンテンツを作成する点が含まれている場合、ドメイン構造において“ジャンク”なページを“重要ではない”ページとして軽視してしまいがちである。 しかし、これらのページに訪問者がやって来れば、それで半分勝利を収めたようなものだ。これらのページは本当に見てもらいたいページに訪問者を導くことが出来れば、十分役割を果たしたことになる。そのため、サイトの全てのページに明確に取ってもらいたい行動を記しておく必要がある。 SEOのランディングページとPPCのランディングページの違い PPCにおいては、ページは厳格に管理されている必要があり、脱線せず、訪問者を希望する行動に導かなくてはならない。これが出来ないと、大損することになる。 SEOに関しては、もう少しゆとりがある。ページに各種のテキストコンテンツを採用することが出来る。なぜなら、そうすることで、ロングテールのフレーズを獲得する可能性が上がるからだ。すると、わずかなコストでより広範なネットを投げることが出来る。しかし、a)「戻る」をクリックさせないため、そして、b)求める行動に誘うため、良質なページを構築する必要がある。 ページを構築する際は、 – 明白に – 最も重要なコンテンツを最初に持ってくることを薦める。場所に関わらず、取ってもらいたい行動を明示しよう。ロングテールのバリエーションを狙った余分なテキストは、続きのページもしくは横のリンクに移動しよう。 恐らく、ドメインの2、3ページは単調なページになるだろう。訪問者の大多数はホームページ、もしくはリンクがたくさん張られているページにやって来る。これらのページには注意が必要だ。これらのページを作成する際は、言葉そして求める行動に関して、PPCのランディングページと同じぐらいの厳格な態度で臨む必要がある。 次にページをテストする必要がある。コンバージョン率は妥当だろうか?離脱率はどうだろうか?テストを行い、SEOページを修正するにはある程度の時間が必要だが、やってみる価値はある。なぜなら、数ページで増加傾向が見られれば、サイト全体を展開する際に大きく変更する必要性が生じるからだ。 見出しを大きくしたらどうなるだろうか?段落を短くしたら?ページ要素の場所を変更したら?言葉と口調を変えたら?また、短いPPCキャンペーンを使って、このような変化をテストし、その成果をSEO戦略に活用することも可能だ。勝利の方程式が分かれば、全ての(ランディング)ページに展開することが出来る。 この記事は、SEO Bookに掲載された「Crafting SEO Landing Pages」を翻訳した内容です。 サーチ全盛のこの時代、「サイト内の全てのページがランディングページに成り得る」ことは数年前から言われてきたことですが、未だにランディングページと言うとPPCや広告で使うキャンペーンページの意味合いが強のが現実です。 サイト内SEOはきっちりされており、トラフィックはロングテールでそれなりに来ている場合でも、サイト内の個々のページがランディングページであることを意識して初めてサイトにアクセスしてくるユーザーに最適化されたページになっているケースはまだまだ少ないのではないでしょうか。 サイト制作者、SEO会社共にこういったノウハウの構築や顧客提案、実装できるスキルを身に付けていくことが今後ますます重要になってくるでしょうね。我々も負けじと取り組んでいきたいと思います! — SEO Japan

ダイヤモンド iPad : SEOを意識したソーシャルPRキャンペーン

15 years 8ヶ月 ago
今朝、私は、オフィスに行くのでもなく、ジムに駆け込む時間を確保するのでもなく、普段とは少し異なる時間を過ごした。コーヒーを入れ、ソファーに座り、テレビのニュース番組にチャンネルを回した。普段はMSNBCのモーニング・ジョーを見るのだが、今朝はCNNのヘッドラインニュースを選び、朝一番のニュースを見ながらうとうとしていた。 その「ニュース」で報じられていたアイテムの中に、ダイヤモンドが散りばめられ、$19,999と言う値がつけられたアップルのiPadに関する情報が含まれていた。その時、“アップルがビクトリアズ・シークレット(註:アメリカで有名な派手目のランジェリーブランド)を真似している”のかと私は思ったが、どうやら、ダイヤモンドiPadを製造しているのはアップルではないようだ。また、公式のダイヤモンドiPadも存在しない。実は、メルビス・ダイヤモンド・インポーターズと言うDC/バージニア北部で営業する割と大きなダイヤモンド専門店が、プロトタイプのダイヤモンドiPadの告知を行い、6月から注文を受け付ける用意が整うと言う。これがニュースの真相であった。 この件を取り上げたソーシャルメディアとブログ 私は宝飾店のキャンペーンを幾つか担当しており、ダイヤモンドのマーケットに関する知識を持ち、PRおよびオンラインの口コミ戦略を熟知している。その経験から私は“恐らくこの企業はダイヤモンドをiPadに埋め込み、広報部門のスタッフにこの情報を宣伝させたい…のが本音だと思った。そして、この情報がウェブ上でどのように報じられているのか、そして、同社のサイトにこの記事が掲載されているのか気になった。” そこで、調査検索に私は乗り出した & 私の中のソーシャル分析家の本能がコーヒーを飲み干させ、ラップトップを起動させたのだ。私はまず“diamond ipad”で検索をかけた。すると、メービスのPRキャンペーンに関するオンラインの口コミや記事の数に、私は圧倒されてしまった。 結果ページに掲載されていたメービス社の告知に関する過去2日間のストーリーのすべてが、贅沢、アップル製品、もしくはガジェットに関するアルファブログによって取り上げられていただけでなく(ギズモード、エンガジェット、ラグジスト、マッシャブル等の本物のアルファブログ)、メービスのキャンペーンは「diamond ipad」の検索結果ページで、グーグルニュースの結果とリアルタイムで取り上げられ、グーグルにもキャンペーンが盛り上がっていることを認められているのだ。さらにテクノラティ・トップ 100の多くのブログから記事とリンクが届いていた。次にメービスのページへの被リンクの本数を見てもらいたい。この成績を上回ることは不可能だ。これこそソーシャルメディア・マーケッターの夢である! ガジェットブログのマーケットの素晴らしい点は、エンガジェットやギズモードに一度取り上げられると … あらゆるブログに取り上げてもらえることだ!また、ガジェット系ではないが、ラグジストもこの流れに乗っていた。ラグジストもエンガジェットも元々はジェイソン・カラカニス氏のウェブログインクに在籍しており、現在はともにAOLの傘下に収まっている。メービスはバージニア州北部を拠点に営業しており、一方のAOLはバージニア州レストンに本社を置いている。そのため、メービスのスタッフもしくは広報を担当する企業がAOLとコネを持っているのではないかと勘繰りたくなる。そう言えば、CNNもターナー氏の企業だったよう気がする。これもコネだろうか? メジャーなメディアの1つに取り上げてもらったため、メービスのキャンペーンはあらゆる場所で話題に上がっている。ジャーナリストは話すネタが必要であり、ブロガーも記事のトピックを求めている。今回のメービスのニュースはAOLの梯子を駆け下り、ブロゴスフィア全体に伝わったのだ。トリクルダウン・リンク経済が実現したと言えるだろう。 ダイヤモンドのiPadは実在するのか? PRおよびブロガー(およびTV取材)の宣伝活動はさておき、私が本気で驚いたのは、メービスのページをクリックしてからだ: 私はてっきりダイヤモンドiPadの動画か、もしくはダイヤモンドiPadのプロトタイプを誇らしげに抱えるロニー・メービス氏のアップの写真が掲載されていると思っていた。しかし、実際には、どこかの高校生がフォトショップで作ったようなダイヤモンドiPadのイメージが掲載されていた。嘘ではない。この賢いキャンペーンの効果を低下させたいわけではないが、恐らくメービスはたった$5のコストで、10分程度でこのページを作ったはずだ。抜群に費用対効果が優れており、且つシンプルである。本当になんてことはないページであり、ダイヤモンドiPadが単なるコンセプトに過ぎない点も、もしくはメービスが売れない在庫のダイヤモンドを処分しようとしている点も見出すことは出来ない。賢い!! 多くの人々の話題に上っているメービスのダイヤモンドiPadとは、まさにアイデアそのものである。 100万ドルのブラジャーのように、メービスはダイヤモンドiPadのプロトタイプを製造し、DC地区のどこかの店舗に飾るはずだ。そして、地元のプレスに連絡を取るのだろう。しかし、しばらくの間は… フォトショップのコンセプトでしかない。素晴らしい戦略である。 SEOの出番 メービスのダイヤモンドiPadキャンペーンの3つ目のポイントはランディングページである : mervisdiamond.com/tacori-diamonds Tacori-Diamonds Tacori(タコリ)はダイヤモンドのデザイナーブランドであり、ダイヤモンドを販売しているわけではない。タコリと言う用語は、ブランドの知名度が高く、検索する人にはタコリの商品を購入しようとするの意志があるため、非常に競争が激しい。メービスは「tacori」 mervisdiamond.com/tacori-ringsで既にトップ10入りしており、数日が経過した現在、ダイヤモンドiPadのページは「tacori diamonds」(ショッピングおよびイメージに続いて)で3位にランクインしている。 今回はあまり詳細な部分に触れるつもりはないが、賢明なURL、サイトストラクチャー、関連するコンテンツ、そして、非常に賢く且つタイムリーなPRキャンペーンが一堂に会した結果、メービスは自然なパワーリンクを獲得し、$20,000のiPadを売る機会を得ただけでなく、競争の激しい用語を長期間にわたって独占することに成功した。その結果、長期におよぶ売り上げ、カスタマーロイヤルティ、そして、強固なブランド構築を実現することが出来るだろう。これはスゴイ。こんな素晴らしいSEO、ソーシャルメディア、そして、PRキャンペーンは、しばらくお目にかかっていない。メービス万歳 この記事は、Search Engine Journalに掲載されたLoren Bakerによる「Diamond iPad : A Smart Social PR Campaign with SEO Focus」を翻訳した内容です。 これぞ、「クリエイティブなリンク獲得手法:プレスリリース版実践編」のケーススタディですね。アイデア次第で、お金をかけることなく、自社のリソースを活用して、ソーシャルメディア&検索エンジン対策が同時にできるんです。有料リンク問題が最近話題になっていますが、お金で解決しようとする前にもっとできることはあるのかもしれません。と言うか、アイデア次第であるはずです。 ちなみに「ダイヤモンド ipad」で検索すると、日本語検索でもほぼ同様の状態ですね。しかしソーシャルメディアを活用すると、海外のみならず日本でもマーケティングできちゃうんですね。かつて無かったことですよ。。。エンガジェット、ギズモード、ラグジストも日本語版ありますしね。 ちなみに文中で出てきた「トリクルダウン・リンク経済」の記事は近日中に訳す予定です。 — SEO Japan

有料リンクの良い点、悪い点、卑劣な点

15 years 8ヶ月 ago
オンライン・マーケティングは複雑 オンライン・マーケティング(特にSEO分野)におけるアドバイスは、柔軟性があればあるほどそのアドバイスの価値は高まる。それが私の信念だ。一般ユーザー向けのアドバイスの場合は、尚更その傾向が強い。オンライン・マーケティングは、心理学、社会学、そして、ゲーム理論等に基づいているためだ。人間の心は複雑だ。そのため、大勢の心が惹かれあう(もしくは相いれない)仕組みを理解することは、至難の業である。 マーケットを勝ち取る方法は無数にある。そして、それぞれのアイデアがマーケットおよびプロジェクトごとの潜在的なリスクと見返りを含んでいる。 2003年のリンク構築 人々は有料リンクの購入に関して感情的になり、論外だと断罪する。私がSEOを仕事して始めた頃、大半のSEOのエキスパートはリンク構築を実施していたため、スパマーだと考えられていた。その理由は以下の通りだ。 驚くほど効果があるため。 時間とお金がかかる作業であり、既に地位を確立していたSEOのエキスパートはクライアントのためにこの作業を行うのを渋っていたため。 それ以降、ウェブグラフは大幅に汚染され、有料リンクは過去のリンク構築の取り組みに対する視点と同じ視点で見られるようになった。 万人受けするSEOのアドバイスはない 先日、SEOmozのランド氏が、これからは有料リンクを推奨しないと宣誓していた。しかし、有料リンクの購入を受け入れられないのなら、リンクデータのウェブグラフを作るために多額の資金を投資することなど出来るのだろうか?有料リンクの購入を選択肢から外しているなら、リンクのデータを調べることに何の意味があるのだろうか?複製することが出来る競争の激しいリンクの多くは、ある程度の出費を要する。 有料リンクの購入は、万人に受け入れられることはないが、ビジネスにとっては意味のある取り組みである。リンクを購入するつもりがないなら、リンクのリサーチツールは何の役にも立たないはずだ。 有料リンクの購入における潜在的なリスク & ROIはケースバイケースで異なる。有料リンクの購入が選択肢に入っていないと言うことは、キーワードのリサーチも選択肢に入っていないことになる。テッククランチのような巨大なサイトを運営しているなら、キーワードをリサーチする必要はないが、いずれにせよ、考慮するだけなら特に問題はない。 曖昧な状態で待っていると大損する 例えば、皆さんが新しいプロジェクトを始めようとしており、マーケット・モーメンタム(市場の勢い)がゼロだと仮定しよう。成功を収めたウェブマスターも必ず一度はこのような状況に置かれたことがあるはずだ。有料リンクを幾つか購入することで発生するリスクに、この時点で怯える必要はない。いつかはスタートを切らなければならないのだ。昨年新しいウェブサイトを開設した人の大半は、翌年の年末にはすっかり活気を失っているだろう。新人のウェブマスターにとって最も大きなオンライン上のリスクは、曖昧な状態で運営を続けてしまうことだ。 曖昧な状態だと、次の点が達成されない… ブランドおよびモーメンタム(勢い)の構築 キャッシュフローの構築 カスタマー・ロイヤルティの構築 コンバージョンフローの最適化 ビジネスを成長させるために再投資を行っている有力な競合を追走 いずれにせよ、プッシュマーケティングを実施し、モーメンタムを築かなければならない。プルマーケティングにより、最終的には顧客を引っ張りこむことが出来るかもしれないが、実際にメリットを享受することが出来るのは、ある程度の認知度とマーケットモーメンタムを築いた後の話である。 2年前に開催されたPubconカンファレンスでは、スティーブン・スペンサー氏が今日購入した有料リンクのために5年後罰を受けることになるかもしれないと話していた。一方私は、私がSEOビジネスを始めてから5年経過していないが、当時有料リンクを1本も買っていなかったら、今、こうして講演することはなかっただろうと話した。また、5年後に罰を受けるようなら、そのビジネスは未熟だったと言わざるを得ないと付け加えておいた。 ブランド しかし、既に地位を確立したブランドであっても、限定的に有料リンクを購入する取り組みは十分に理に叶っている。「ブランドは汚れた状態を正常な状態に戻す仕組み」であり、数本の有料リンクを購入してもリスクはあまりない。 (企業のクライアントを引き込むため)安全なオプションを好むように見せかけるSEOのコンサルタントの中には、有料リンクの購入は薦められないと主張することで、自分達が健全に映ると思っている業者もいるようだが、フォーチュン500に載る企業と働いた経験がある専門家なら知っていると思うが、役員室に入ると、最も重要視されるのは効率性である。 とは言ったものの、私たち自身、現状を踏まえた上でスパム化およびリスクを避ける形で全体的な戦略にアプローチすることをクライアントに薦めた例は豊富にある。 ディープリンク 有料リンクを購入しないなら、アンカーテキストに影響を及ぼすことは難しい。とりわけ、企業レベルでSEOを実施し、商業的なページにディープリンクを導入したい場合は尚更だ。企業はオーガニックなSEOに毎年大金を投資ししている。なぜなら、グーグルで少しランクが上がると、同じように大金が転がり込むからだ。もし、検索結果5位に「x」の価値があるとするなら、検索結果1位は8 x 「x」の価値があると言える。 ツールはツール 私は誰もが有料リンクを買うべきだと主張しているのではない。頭から選択肢から外す必要はないと言いたいのだ。有料リンクの購入はあくまでもツールであり、マーケットによって、そして、置かれているポジションによって価値のレベルは異なる。 有料リンクは足掛かり、もしくは、戦略の一部になり得るが、戦略のすべてを有料リンクに頼るべきではない。私が担当したクライアントのプロジェクトの中には、有料リンクの購入もしくは相互リンクからシフトチェンジするよう薦めたプロジェクトもある。なぜなら、戦略を総体化し、まとめる必要性を感じたからだ。このプロジェクトはうまくいっていたため、方針を転換する理由はなかったが、計画を進めて、ブランドのアセットおよびオーディエンスを活用し、別のタイプのリンクを獲得するアイデアは理に叶っていた。 有料リンクの購入が失敗を招くケース 有料リンクの購入がSEO戦略の全てなら、長期的に競争するのは難しい。なぜなら、 獲得しているリンクが全て有料リンクの場合、リスクが高いため 獲得しているリンクの大半が有料リンクにすぎない場合、競合相手に簡単にクローンされてしまうため 大金が動くマーケットに身を置いている場合、競合者は別のアセット(追加の有料リンク)をさらに導入することで対抗してくる可能性があるため 私たちのサイトの場合、有料リンクを少し購入することで露出を増やすことが出来た時代も確かにあったが、爆発的にROIが上がったのは、有料リンクを買ったからではなく、カンファレンスに参加したり、ネットワークを作ったり、人気のあるSEOツールを多数立ち上げたためだ。有料リンクの購入はあくまでも支えの一つにすぎないが、繁盛しているビジネスは通常多数の支えを得ている。 クリエイティブにリンクを購入する 先日、ミントドットコムが1億7,000万ドル(約150億円)でIntuitに買収されたが、皆さんはご存知だろうか?どうやら彼らはクリエイティブにリンクを購入する方法を心得ていたようだ: 需要を作るために、私たちはサービスローンチする前のアルファ期間であった9ヶ月の間、電子メールのアドレスを集めた。そして、サインアップする人がとても多かった頃は、私たちは優先的にアクセスしてもらうため、“ミントが欲しい”と言う小さなバッジをブログに掲載してもらった。私たちは無料で広告を出すことに成功し、600本もの被リンクが転がり込み、SEOの値も上がったのだ。 ミントは優先アクセス権を得るための見返りとしてリンクを要求したのだ。このクリエイティブなリンクの購入手法によって彼らは素晴らしい見返りを得ることが出来たはずだ。ブロガーにも同じことが言えたのではないだろうか。そして、現在、ミントドットコムは爆発的なモーメンタムを獲得し、有料リンクの購入による罰を受けることはなく、今後もお咎めを受けることはないだろう。 有料リンクの購入が理に叶うケースとは 新しくサイトを立ち上げたばかりで、失うものが何もない場合 ブランド & リンクの注目度がとても大きく、数本の有料リンクを購入する程度では目立たない場合 上位にランクインしている競合者によってバリヤが形成されているマーケットで、有料リンクの購入が一般的に行われている場合(目には目を、有料リンクには有料リンクを、と言うわけではないが、ポテンシャルが高い有料リンクを幾つか選んで購入する価値はあるはずだ) 狙いを絞ったアンカーテキストと共にディープリンクを幾つか獲得する場合 リンクが貴重であり、オーガニックリンクがほとんど存在しないマーケットの場合 Bingから届いたメッセージ SEO業者はBingに感謝するべきである。ビングの検索チームは、現実的なアドバイスを提供しており、また、私たちを脅かしたりしないからだ: 実は素晴らしいサイトは質の悪いリンクを獲得しています。私たちはこの現象を把握しています。事実、上位にランクインしているサイトは必ずと言っていいほど数本(もしくはそれ以上)の質の悪い被リンクを持っています。質の悪い被リンクが大半のリンクを占めている場合、もしくは全てのリンクが質の悪いサイトからのリンクの場合を除き、質の悪い被リンクを数本持っているだけでペナルティーを与えるようなアプローチは私たちは採用していません。 また次の点にも留意してください。リンクを張っているサイトの評判は悪くても、実際にリンクを張っているページのコンテンツが皆さんのサイトのページに関連している可能性があります。この場合、有力なサイトからのリンクほどとは言えなくとも、素晴らしいリンクである可能性が十分にあり、リンクによるメリットをサイトに少しもたらすかもしれません。 被リンクに関しては、次の点をよく覚えておいてください。被リンクの数がゼロでも、すべての被リンクが質の悪いサイトから張られているサイトよりはマシです。しかし、評判の良いサイトから多くの関連する被リンクを得ているなら、質の悪いリンクが数本あっても、サイトの評判に悪影響を与えることはありません(良い影響を与えることもありません)。 つまり、Bingは全体を見るのであり、質の悪いリンクが数本あってもペナルティーを与えたりはしないのだ。彼らは数本のレベルの低いリンクを持っていることに罰を与えないどころか、持っていて当たり前だと考えている。 まとめ 私ならSEOの目的のために大量の有料リンクを買ったりはしない。しかし、大半のウェブマスターが、ツールセットの中から、この選択肢を除外してしまうのは賢明だと思えない。もし私が2003年および2004年に有料リンクを購入していなかったら、今と同じ規模のオーディエンスを獲得することは出来なかったかもしれない。 サイトを開設したばかりで、予算が限られているなら、クリエイティブに有料リンクの購入を実施するべきである(ミントのように)。しかし、SEOをビジネスの戦略の中核に置いているなら、リンクを数本買うことに怖気づくべきではない。 この記事は、SEO Bookに掲載された「Link Buying: the Good, the Bad, & the Ugly」を翻訳した内容です。 まさにSEO Bookのアーロン・ウォールの本領発揮と言った独自の意見を貫いた記事です。有料リンク問題は最近、日本でも改めて旬な話題になっているだけに、この問題を考える上に参考になる記事だと思います。ちなみにSEO Japanではこの意見に100%賛成です。かつ、ここで言う「クリエイティブなリンク」獲得もSMOから多少グレーエリアの手法まで含め取り組んでいます。過度のスパムリンクは自己基準で控えているつもりですが。 しかしBingのポリシーはこの記事で初めて知ったのですが明快で良いですね。Googleは、この辺のスタンスをもう少しクリアにしてほしい気もします。Googleは例えば、Yahoo!ディレクトリは人による掲載内容の承認・否認のプロセスがあるから有料リンクでは無い、と言っていますが、どう考えても有料リンクなんですけど。この辺のダブルスタンダードが有料リンク問題を複雑化させている原因である気もします。 — SEO Japan

AlertRank:Googleアラートを最強にするツール

15 years 8ヶ月 ago
はっきり言って私を驚かせるようなツールはそう多くはない。何故なら、毎週2~3個は新しいツールに遭遇しているので、私を驚かせるのはもう簡単ではなくなっているのだ。しかし、今日紹介するものは相当イケてる。 AlertRankは、Google アラートを管理するのに便利な無料のウェブツールである。 私たちの多くは、自分に関するキーワードやブランドに関する書き込みを見逃さないようにGoogleアラートを利用しているが、実際はその機能に満足している人は少ないのが現状だ・・・しかし、それもAlertRankを使用することで変わるのだ。 AlertRankの利点 複数のGoogle アラートをオンライン上のダッシュボードで管理し分析する Eメールの受信ボックスを管理:例えば、Eメールでのアラートはブロックし、オンライン上のダッシュボードからのみ結果にアクセスできるようにするなど アラートのそれぞれの結果ごとにSEOランクが分かる コメント、トラックバック、DO FOLLOWやアドセンスの表示を許可しているサイトからアラートを選択 優先させるものを決めるために、アラートごとに12以上のランキングの値の詳細を閲覧 TwitterやDeliciousにアラートを自動投稿 エクセルまたはPDF形式でアラートのカスタムレポートを作成 指定したキーワードにおいて最も影響のあるソースを特定するために詳細でビジュアル化した分析を閲覧 指定した検索用語での日別、週別、月別のトレンドを見ると共に用語ごとのトレンドを比較 あなたのブランドへのフィードバックを分析するために、決められた言葉ごとにアラートを区別する 使い方 ステップ1:GoogleにアラートをAlertRankのアドレスに送信するように設定する Googleのアカウント作成ページに行き、あなたのAlertRankのEメールアドレスを入力しよう(私の場合で言うと、seosmarty@alertrank.com) 新しいグーグルアカウントを認証する ステップ2:新しいアカウントでサインインし、Googleアラートでキーワードやブランドを追跡するためのアラートを作成する 必要な分のアラートを作成したら、あとはツールにデータを収集、分析させればよい。 さあお楽しみのはじまり 最強のGoogleアラート さて、これであなたに送信されるGoogleアラートには「アラートランク」が含まれるようになる。アラート内のそれぞれのサイトが以下の内部アルゴリズムによって評価される。 Googleページランク Alexa ランク 被リンク数 ページの特徴(コメント数、アドセンスなど) Deliciousへのブックマーク数など 高度なアラートの統計 Googleから送信される結果は全て下記の項目を包括した便利な表にまとめられる。 アラート設定に基づいた正確なページ そのページを見つけるのに使用した検索用語 決められた言葉(自分で変更する) アラートランク アラートの種類(ニュース、ブログなど) アラートの日付 これらの項目は好きに隠したり、新しいもの(ページに対するコメントやnofollowリンク、トラックバック、トップレベルドメイン、Deliciousへのブックマーク数など)を追加したりすることができる。 SOURCESタブをクリックすると、あなたのアラートに関連したドメインの統計も見ることができる。 アラート分析ここでは、以下のデータを計算する便利なチャートを紹介しよう。 全体を通してのアラートの頻度 Sentiment分析 各アラートの平均アラートランク 合計アラートの平均 日別Eメールレポート(ExcelまたはPDF形式) これらは、あなたのクライアントへの評判管理レポートにそのまま使えるものになる。 是非、あなたの感想も聞かせて欲しい! この記事は、Search Engine Journalに掲載されたAnn Smartyによる「Alert Rank : Google Alert on Steroids」を翻訳した内容です。 Twitterを使ったSEOツールとは確かに先見の明があります。しかも内容もかなり充実しています。日本語化されることを是非期待したいツールの1つですね。 — SEO Japan

特定のドメインに関するTwitterのつぶやきを見逃さない3つの方法

15 years 8ヶ月 ago
Twitter上での特定のドメインへのつぶやきを見落とさないようにしたい場合はどうすれば良いのだろうか? ここで紹介する3つのツールには以下の共通点がある。 (1) そのドメインに関連した全てのTwitterの更新をリストアップ(ホームページに加え、Tweetされたサブページも全て含む) (2) 複数のURL短縮サービスに対応している (3) 検索結果を購読する方法がいくつかある 1. Topsy Topsyでは、’SITE:’検索が利用できる。[site:domain.com]を実行すると、 ・入力したドメインで最も人気のある記事 ・入力したドメインで最もTweetされた画像 を探すことができるのだ。 Tweet数はもちろんのこと、過去一週間または過去1カ月のTweetだけを見るというように時間軸で検索結果をフィルタリングすることもできる。 最新のTweetを追うために、検索結果のRSSを取得することも可能だ。 2. Ubervu Ubervuは、便利なドメイン機能が付いたソーシャルメディア分析ツールである。ドメインを入力し、CONVERSATIONSタブをクリックする。 頻繁に更新されているわけではなさそうだが、更新情報をEメールで知らせる機能がある。 また、PEOPLEタブでは、誰があなたのドメインをつぶやいたかがわかり、ANALYTICSタブではあなたのドメインのTwitterでの存在の推移を見比べることができる。 3. BackTweets BackTweetsも一度はチェックして欲しいツールだ。[domain.com]検索をすれば、指定したドメインの最近のTweetをリストアップし、更新情報はEメールまたはRSSで配信が可能だ。 この記事は、Search Engine Journalに掲載されたAnn Smartyによる「3 Ways to Find Tweets Around Any Domain」を翻訳した内容です。 どれもTwitterの効果測定に使えるツールですね。SEO Japanでも Topsy を利用させてもらっていますが、Twitterの検索機能がイマイチな現状、Twitterのつぶやきはもちろん、ニュースリリースの広がりをチェックするにも非常に便利なサービスです。一昔前なら、ニュースリリースのパブリシティ効果ってブログの記事を1つの判断基準にしていましたが、今は完全にTwitterに置き換わりましたね。 SEO Japan運営元のアイオイクスでも定期的にリリースを発行していますが、以前と比べブログで取り上げられる数が減り、Twitterで取り上げられる数が増えた気がします。ちょっと気になったことをメモ感覚で記録しておくにはブログよりTwitterが向いている気もしますし。ブログの効果測定ツールは一時色々と出ていましたが、今後、ソーシャルメディア効果測定ツールの舞台はTwitterに移るのは間違いなさそうですね。同時にTwitterのプラットフォームとしての公共性もまた求められてくるのでしょうね。 — SEO Japan

SEO Japanの今後 : 海外で人気のSEOブログ・サイトの記事が、日本語で読める!

15 years 8ヶ月 ago
SMX関連の記事を最後に投稿してから2週間、すっかりサイトのアクセス数も激減してしまいました。。。泣 さて今回は今後のSEO Japanに関して新しい報告があり投稿しています。 元々、海外のSEO関連イベントのライブレポートをする目的でSEO Japanを復活させた訳ですが、予想に反して好評だったこともあり、定期的なイベントレポート以外に海外のSEO情報を積極的に情報発信していこうと考えるに至りました。 SEOに関しては独自の研究とは別に、定期的に海外情報を様々な英語圏のSEO情報サイトやブログで情報入手しているSEO Japanですが、その情報を日本の皆さまにお伝えするには2つの方法があると考えています。 その内容を日本語で自分の言葉で噛み砕いて独自の記事として再発信していく方法 元々の記事を翻訳して発信していく方法 共にプラスの面とマイナスの面がありますが、1のオプションの場合、作業負荷がかかり、記事の発信数が少なくなりそうなことと、そもそも発信されている情報を日本語に噛み砕いて再発信する作業に余り興味を感じないこともあり却下としました(偉そうに言ってますが前者の理由が大きいかもです・・・)。 そこで2の形ができないかと検討し、過去2週間に渡ってSEO Japanが普段読んでいる有益な海外のSEO情報サイトのオーナーや、SEOブログの筆者と連絡を取り、交渉してきました。その結果、多数の海外の人気SEO/SEM、及びソーシャルメディア関連ブログの翻訳記事の掲載許可を得ることができました。 ですので今後は従来のイベントのライブレポートに加え、海外の最新SEO/SEMブログの翻訳記事もSEO Japanにて積極的に紹介していこうと考えています。 ちなみに今回掲載許可を得たサイト・ブログは下記になります: — Search Engine Land http://www.searchengineland.com/ SEO/SEM業界の有名人No.1と言っても良いダニー・サリバン氏が責任者を務め、世界最大級の検索関連イベント「Search Marketing Expo」(通称SMX)の運営も行っているThird Door Media社が運営するSEO/SEMの総合情報サイト。最新の検索関連のニュースからプロのマーケッターに役立つ各種コラムまで多彩な情報発信を行っています。 SEO book http://www.seobook.com/ SEOブログを代表する人気ブログの1つ。アーロン・ウォール氏による独自のユニークな視点で、有益かつ検索エンジン業界に問題提起をしている人気ブログです。会員制のSEOコミュニティやSEO会社にはお馴染みのSEOツールバーの提供も行っています。 Search Engine Journal http://www.searchenginejournal.com/ 2003年開設、「SEJ」の愛称で知られる検索エンジンの話題全般を扱うSEO/SEMの総合人気情報サイト。ロレン・ベイカー氏率いる複数のライティングチームにより多数の記事が日々発信されています。 SEO by the Sea http://www.seobythesea.com/ 米国のSEO会社のオーナー、ビル・スラウスキによるSEOブログ。検索エンジンの特許技術が検索アルゴリズムや検索結果ページに及ぼす影響など、マニアックかつテクニカルな視点でディープな記事を書き続けています。 Wolf Howl http://www.wolf-howl.com/ ニューヨークのコンサル会社のオーナー、マイケル・グレイ氏による人気SEOブログ。コンサル会社だけあり、SEOはもちろんウェブ制作やマネタイゼーションなど幅広い視点で有益な記事を書いています。 The Social Media Marketing Blog http://www.scottmonty.com/ 米国フォード・モータースのソーシャルメディア部長であるスコット・モンティ氏による人気ソーシャルメディアブログ。ソーシャルメディア全般の話題から彼自身がフォード社で行っているソーシャルメディア活動をリアルタイムな情報を提供中。 Quick Sprout http://www.quicksprout.com/ ヒートマップ型のアクセス解析ツールで日本でも有名なCrazy Eggの創立者である、ニール・パテル氏によるブログ。検索関連の話題はもちろん、ベンチャー起業家として起業やオンラインビジネス全般に関する記事も多く発信しており、米国のトップブロガーの一人として認知されています。 Chris Garrett on New Media http://www.chrisg.com/ ソーシャルメディアを始めとする次世代メディアのエキスパートとして高い知名度を誇るクリス・ギャレット氏による人気ブログ。特にブログマーケティングのトップコンサルタントとして知られており、独自の視点とスタイルのある文体でユニークな記事を発信しています。 ViperChill : Viral Marketing http://viperchill.com/ 若干20歳ながら、アフィリエイトサイト運営で月間数百万の収入を得ており、企業のソーシャルメディアアドバイザーとしても活躍、世界中を旅行しながら暮らしていると言う”Glen”氏による人気ブログ。SEMやソーシャルメディア、ネットビジネスでの稼ぎ方まで実体験に基づいた記事を書いています。 — 。。。以上です。このアイデアを思いついてから、2週間程度の交渉でどうにかここまで漕ぎつけました。ここでカバーしていない他の有力なSEO関連サイトと言うとランド・フィッシュキン率いるSEOmozがありますが、既にウェブ担さんが翻訳していらっしゃいますよね。逆に言えば、今回定期的に翻訳記事を掲載する価値があると思われる人気サイト・ブログの大半は網羅できたのではと考えています(まだまだ魅力的な記事を執筆しているブログはもちろんありますが)。 正直、ちょっと多すぎる感もあり全部訳せるのか不安もあるのですが、、、汗 もちろん全部翻訳する気は無く、品質の高い記事が多いSearch Engine LandやSEO Book、SEO by the Seaを中心に、ニュース系の記事が多いSearch Engine Journalは気になった記事を厳選して、また他サイトに関しては日本の方に有益と思える記事を選んで掲載していくつもりです。また過去記事に関しても有益と思えるものをピックアップして翻訳中ですので、定期的に織り交ぜて紹介していきたいと思います。ちなみに密かな目標はThe Social Media Marketing Blogを日本の自動車メーカーのマーケッターさんにも読んでもらうことです 笑 と言う訳で、ここまで持ってきてしまった以上は頑張って良い情報を提供していきたいと思っています。もちろん定期的に海外イベントのライブレポートは行う予定ですし、余裕があればオリジナルの記事も上げていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします!

Twitterファンなら、ほっとけない!キュートなオーリー人形の巻。

15 years 8ヶ月 ago
SMX終了後、ブログの更新が無いままでスミマセン。来週辺りにはもう少し更新していく予定です。。。今回はSEO JapanでSES、SMXとハードなセッションレポートが続いていましたのでお口直しの小ネタを紹介します。 Forevergeekのこの記事を見てオーリー人形に一目ぼれしてしまった私、早速ネットで海外通販してみました。ちなみにオーリーとはTwitterクライアントで人気のTwitterrificのイメージキャラクターです。 ソフビと起毛タイプの2種類があったのですが、迷ったあげく両方買ってしまいました。 以下は写真メインで。   以上でした。こうやってみると中々キュートですね。ソフビ版は$19.95。起毛版は$26.95。送料も同じ位かかりますけど。。。それでも欲しくなった人はこのサイトからGET!(アフィリエイトじゃありません)

SMX West 2010 : 最後に総括 – SMXで感じた検索の3つの今。

15 years 8ヶ月 ago
SMX Westから少し時間が立ってしまいましたが、気力があるうちにSMX Westの総括を書いておきたいと思います。今回各種セッションに参加して感じたことをまとめてみると、下記の3つに集約されるかなと思っています。 — 1. Twitterの急速普及によるリアルタイム検索への注目 今回、最も旬なテーマだったのがリアルタイム検索でした。Twitterの普及で情報が秒単位で大量に生み出されるようになった現在のインターネット。元々リアルタイムに近い情報発信やブログやFacebook、MySpace等でも行われていたと思いますが、Twitterの普及と共にその量は1年前とは比較にならない程、増大しました。またそれに伴い、最新の情報を知りたいと言うニーズも増え、従来からあった「リアルタイム情報の検索ニーズ」が顕在化し、GoogleやBingは対応に追われ、また進行勢力の検索サービスも登場しつつあります。 現時点では、既存の検索エンジンはTwitterのつぶやき等、リアルタイムコンテンツをどう検索結果に取り込んでいくか試行錯誤している段階かとは思います。Twitter自身は自身でリアルタイム検索サービスを作ると言うよりはコンテンツをAPI等で外部公開して外部の検索技術を持っている会社により良い検索サービスを開発させることで、自身の存在感をよる上げていくような戦略を取っていると思われます。 リアルタイム検索の技術自体は、単に最新の情報から結果表示していけば良いと言うレベルでは、日々増大する膨大なリアルタイムコンテンツの量を前に到底対応していけないでしょうし、情報の新規性や関連性、信頼性等、リアルタイムコンテンツ検索の結果はどのような形で提供するのが一番良いのか、と言う試行錯誤や技術革新はしばらく続いていくと思われます。 来年のSMXまでにどの程度、リアルタイム検索が進化し、またGoogle等の既存検索エンジンがどこまで対応し、通常のウェブ検索と融合しているのか、Bingはどこまで対抗していけるのか、また逆に新手の新興勢力は表れるのかなど興味はつきません。 — 2. SEMは戦術が進化、SEOの基本は変わらず リアルタイム検索以外の話題で言えば、肝心のSEOやSEMに関して言うと、特別に新しい何かがあると言う訳ではありませんでした。 SEM(リスティング広告の意味で使っています)に関しては、僕自身はほとんど参加しなかったので細かい話はできないのですが、セッションのアジェンダを見た所、キーワードリサーチやライティング、アドワーズ広告の活用手法、最新キーワード自動入札ツールの紹介など、SEMが普及した上でさらに効果的な活用法を学びたいマーケッター向けのセッションが多数あったようです。また多変量解析を使ったランディングページのLPO等、高度なセッションもあったようです。SEMは確実にインターネットマーケティングの基本手法として普及し、また運用手法も進化しているようですね。 一方、SEOに関しては、セッションはそれなりにありましたが、テクニカルなSEOの話、大規模サイト向けのSEOなど数年前から変わらないような内容が大半でした。ユニバーサル検索やYouTube対応のSEOの話もありましたが、内容的には特に目新しいものも無く。リンク獲得の手法や有料リンク問題などの話題もありましたが、これも以前からある話。SEO手法自体はアメリカでも過去数年ほとんど変わっていないんだな、と言うのが正直な印象です。 リンク問題に関してはGoogleは認めないと言うスタンスは一切変わっていないようですが現場では実際アメリカでも色々あるようでSEO会社によってもスタンスが違うようです。この件に関しては、Googleが「確実に有料リンクを特定して無効果させる」完璧な技術を開発することは永遠にほぼ不可能とは思いますし、同時にGoogleは完全否定のスタンスを続けていくしかないでしょう。有料リンクをどう活用するかは、SEO会社やサイト運営者の考え方次第とは思いますし、今後もこの議論は尽きそうにないですね。 — 3. 検索エンジンは「ユーザーの検索意図の理解」が勝負 2でSEOの新手法が出なかったように、検索エンジン自体も基本のウェブ検索のアルゴリズムにはさほど革新的な変化と言うのは起きていないのかと思います。ただ、画像検索や映像検索、ローカル検索にリアルタイム検索と検索対象となるコンテンツは増えてきたので、その対応と技術改善を行っているのが現状ではないでしょうか。また基本のウェブ検索においてはそれらの情報を如何に検索結果画面に、ユーザーが満足できる形で提供していけるか、と言う部分で試行錯誤している段階かと思います。 この部分で最も重要となるのが「いかにユーザーの検索意図を汲み取って最適な結果を出すか」と言う技術になります。検索キーワード自体もそうですが、検索履歴やIPアドレス、またインターネット全体での検索トレンド等を元に、ある時は検索結果に地図を表示し、またある時はTwitterのつぶやきを優先的に出し、ある時は画像と映像をからめた結果を出し、また場合によっては従来のシンプルなウェブ検索結果を出す。この「検索意図を理解し、より最適な検索結果ページを出す」が、検索対象となるコンテンツが多種多様になっている現在のインターネットではより重要になってくると思います。 Googleが様々な試行錯誤と技術開発を行っているのは今回良く分かりましたが、果たしてBingがどこまで対応していけるのか、と言うことが非常に気になりますね。Yahoo!もコアの検索エンジンはBIngを利用しつつも「ユーザーの検索体験をより良いものにする」追加機能は色々搭載していくと言っていましたし。今回のパネルディスカッション等を聞く限り、アメリカでもBingの評価はまだまだ高くは無いですが、個人的にはGoogleが唯一の検索プラットフォームとして君臨する世界もどうかと思っていますので、是非今回のYahoo!との提携を通して頑張ってほしいとは思います。 — 上記、あくまで僕が参加したセッションをベースにした意見ですが、検索の世界もTwitterのつぶやきと同様、リアルタイムで進化していることだけは間違いなさそうです。SEOの手法が余り変わらないからと言ってうかうかしていると気付いた時には全てに後れを取っていそうですので、今後も最新情報を収集しつつ、ユニバーサル検索やリアルタイム検索等の対応等、今からできることはやっていきたいと思います。 ちなみに次回の参加予定イベントですが、6月にアメリカのシアトルで行われるSMX Advancedに参加予定です。今回参加したSMXの上級版と言うことで、より高度なセッションが満載の予定ですが、勿体ぶらず積極的に情報発信していく予定ですのでよろしくお願いいたします。 またそれまで数か月時間が空いてしまいますが、元々イベントのレポートを掲載する予定で再開したSEO Japanですが思った以上に好評でしたので、何か他の形で情報提供をしていくことができないか検討しています。3月中には発表できると思いますので、またよろしくお願いします! それでは改めて今回のSMX Westレポート、お付き合いいただきありがとうございました。

SMX West 2010 : リンクの秘密をプロに聞こう!

15 years 8ヶ月 ago
いよいよ、SMX West最後のセッションです。原題は「Ask The Link Builders」。 モデレーターはダニー・サリバン。Ontoloのガレット・フレンチ、Covarioのマイク・グラクセン、SEOmozのランド・フィシュキン、MartinBuster.comのロジャー・モンティ。一般的には知られてない人が多いのが逆にリンクのプロな予感。しかしSEOmozはどこでも出てくるな・・・。いると盛り上がりますしね。 では頑張っていきましょうー。 Q: アーティクルマーケティングは効果があるのか? (アーティクルマーケティング、日本語で記事マーケティングは人気が出そうな記事を書いてそれを色々なサイトにシンディーケーション配信して多数のリンクを得る手法です。英語圏ではその種のアーティクルだけを集めてディレクトリも多数存在しており、一時リンクを集めるための手法としてかなり使われていました。最近はディレクトリ登録に関してはスパム的なコンテンツが多いので検索エンジンの評価が下がって効果が無い、と言う認識ができています。) A: ディレクトリ登録が効果があるかは分からないが、記事コンテンツを作成してシンディケーション配信する方法自体は効果があるだろう。 (すみません、幾つか意見があったのですが上の補足説明を書いていたらメモできませんでした) Q: SEOのために静的な有料リンクを買いたいが同時にトラッキングもしたい。どうしたらいい? A: リンクタグにjavascriptを仕込む形で静的リンクでもトラッキングはできなくはないだろう(SEOmozのランド・フィシュキン)。 クライアントンは同時に効果測定を行うことは難しい、全体で判断するしかない、と素直に言う。(Covario)。 Q: URL短縮サービスでおススメのものはあるか? A: 転送の仕組みが301リダイレクトなのを選ぶべき。Bit.lyは良い。Ow.lyはそもそも仕組み的におかしい。自社サイトの短縮サービスには使わない方が良い(SEOmozのランド・フィシュキン)。 URL短縮サービスはサービスが停止するリスクが常にある。去年も2つのサービスがサービス終了するかどうかで揉めた。自分で短いドメインを取って独自でできるなら理想。ドメインが短いとは言え、アメリカ以外の国のドメインを使うのはカントリーリスクもあり少し不安(ダニー・サリバン)。 Q: Twitterのリンクは効果があるか? A: Twitter経由のリンクが増えるとランキングが上がる傾向はあるんじゃないか(SEOmozのランド・フィシュキン)。 Q: GoogleのSEOで外部リンクと内部リンクとどっちが重要? A: 弱小サイトからの外部リンク1つでも、内部リンク50分の価値がある(SEOmozのランド・フィシュキン)。 内部リンクの場合、PDFファイルにサイトのトップへのリンクを張った方が良い。PDFファイルにロボットがアクセスして、そこでクローリングが止まるのを防げる(MartinBuster.com)。 外部リンクの方がはるかに重要なのは間違いない。それがあって初めて内部リンクの効果が出る(Covario)。 Q: SEO会社に発注した場合、SEOの情報はどこまで公開してもらえるのか?もらうべきか? A: 契約したうえで一定の情報は公開させるべきだろうが、一部の作業がノウハウもあり、SEO業者の立場から言うと完全に公開できないと思う(MartinBuster.com)。 僕はSEOの作業を全てオープンにできるのは素晴らしいと思う。SEOがここまで普及したにも関わらず、SEO業界が未だに怪しいと思われている面があるのは作業内容を全て明らかにしない点が大きい(SEOmoz)。 僕は反対だけどね。君(SEOmoz)も昔はText Link Ads(有料リンクのサービス会社)を勧めていたじゃないか。僕はちなみに使っていなかったけど。有料リンクを支持しなくなってから、そういうことを言いだすのはどうかと思うね(MartinBuster.com)。 隠すことを否定しているわけじゃない。有料リンクの件も意見が変わっただけだ(SEOmoz)。 。。。熱い議論が 汗 Q: Wikipediaのリンクは意味があるのか? A: リンクジュースとしての意味は無いかもしれないが、Wikipediaは検索エンジンの上位に表示されるし、そのページからリンクが張られるのはトラフィック的にはプラスだろう(今度は皆が同意見)。 Q: 競合サイトのバックリンクを調べることにどれ位時間をかけるべきか?そもそも意味があるのか? A: オーソリティサイトを探すのは意味がある(SEOmoz)。 競合のバックリンクを調べてそのまま真似しようとするのは余り意味が無い(Covario)。 バックリンクを研究してそれを超えるリンクを獲得していけば、、競合が大型サイトであってもリンクによって小型サイトが順位を抜くことができる(MartinBuster.com)。 Q: リンクスカルプティングについてはどう思うか?マット・カッツは気にしなくて良いと言っていたが。本当にそうか? A: Googleの言うことが常に全て正しい訳では無い。全てが理論通りに機能する完璧な検索エンジンは存在無い。自分で色々実験して検証することが大事(SEOmoz)。 Q: Diggをリンクにどう活用すれば良いか? A: ソーシャルブックマークの前にソーシャルニュースサイトに登録することを考えた方が良い気がする(Ontolo)。 リンクベイトな記事でDiggから一時的な大量のトラフィックを得るよりは、他のより関連性の高いソーシャルメディアからリンクを得る努力をした方が良い(MartingBuster.com)。 Digg経由のトラフィックはまず数が一時的でも圧倒的に多い。Digg経由のトラフィックは一時的かもしれないが、そこからまたブログで取り上げられることもある(SEOmoz)。 人気ブックマーカーにコンサルを依頼して、Diggのトップページに載せる努力をすることも可能。お金はかかるだろうが(Covario)。 Q: Text Link Ads(有料リンクのマーケットプレース)に掲載メディアとして参加することはSEO的にマイナスにならないか? A: 以前は支持していたが、今はリスクがあると思っている(SEOmoz)。 有料リンクを求めるクライアントは、競合もやっているからやり必要がある、と言うアグレッシブと言うよりはデフェンシブな意味合いが強い(Covario)。 有料リンクはお金がかかる。継続的にかかる。ROIがマイナスになる可能性もある(SEOmoz)。 ちなみにもうすぐとある有料リンクの会社について記事を書くつもりだ。最悪の会社だよ 笑(サリバン)。 最近もコメントスパムで順位を上げているバカな(実際に stupid って言ってました)会社が僕のブログにコメントスパムを投稿してきて相当頭に来た、コメントスパムで順位が上がってしまう現状もあるのだが、、ただその会社のサイトは既にインデックス削除されてるけど(サリバン)。 関連性があれば有料リンクは良いと思うのだが。Googleも許容する範囲では?(MartinBuster.com) その意見は反対だな。Googleは有料リンクを見つければいつでもサイトをインデックス削除することはできる(サリバン)。 Q: 一番、効果的な有料リンクの使い方は? A: ここでこの質問か 笑(サリバン) リンク戦略で一番重要なのは、対象ユーザーが求めているコンテンツをどこまで提供できるか、と言うことだ。結果的により多くのユーザーがリンクを張ってくれる(Covario)。 Facebook、Twitterなどソーシャルメディアもリンクを獲得するには効果的(サリバン)。 Q: プレスリリースは一種の有料リンクじゃないか?そもそもSEOにプレスリリースは効果があるのか? A: プレスリリースはSEOに効果があると思う。SEOを考えなくともプレスリリースは配信するだろう。せっかくだからコンテンツは最適化しておくべき(Covario)。 Q: 相互リンクについては? A: 相互リンクをする場合は、相手が悪質のリンクファームに参加していないか確認した方が良い(Covario)。 関連サイト同士で相互リンクをし合うことはリスクもある。以前、大量の不動産業者同士が相互リンクをし合ってGoogleの上位表示を独占していたことがあったが、Googleから問題視されて順位を落とされた(SEOmoz)。 相互リンク自体がマイナスの影響を与える確率は低いと思うが、効果が無くなることはあるだろう(Ontolo)。 — 。。。以上です。リンクに特化したセッションだけあって、中々マニアックな話題が多くて同じくリンクのプロ?!の僕としては楽しめました。しかも、モデレーターの立場のダニー・サリバンが途中から盛り上がって、どのセッションよりも熱く語っていたのが面白かったです。 しかしSEOの中でもリンクの話はさらに絶対的な正解が無い分野のこともあり、人によって意見が違いますね。議論も盛り上がりました。 さて三日間に渡ってレポートしてきたSMX Westもこれで終わりです。過去に何回も海外のコンフェレンスには参加しましたが、一回もセッションをさぼらなかったのはこれが初めてですね 笑 このブログを書くプレッシャーがあったのが大きいです。。。どうにか終えることができました。 何か衝撃的な情報を得た訳ではないのですが、様々なテーマのセッションに参加してそれなりに得るものはありましたね。帰国後、また総括記事を最後に書こうと思っています。レポートを読んでいただいた皆様、三日間、おつきあいいただき、ありがとうございました!

SMX West 2010 : そうだ、SEO業者に聞こう!

15 years 8ヶ月 ago
三日目午後のセッションは「***に聞こう!」シリーズ第二弾、今回は有名SEO業者が勢揃い。原題は「Ask The SEOs」。 ブルース・クレイ、SEO Bookのアーロン・ウォール、High Rankingsのジル・ウォーレン、SEOmozのランド・フィシュキンなど有名SEO会社・プロが壇上に並ぶ光景は滅多に見られません。何故かマット・カッツも最前列で座ってます。赤色のノートパソコン使ってますね。ブラックな発言ができなくなりそうで怖い・・・。ではQ&A形式にて。 Q: ページネーションの際に理想的なリンクやTITLEの設定方法は? A: そもそもページネーションでトップページ以外がインデックスされる必要があるかどうかをまず考えたい。 全ページのTITLEを全て一緒にしたら全ページがインデックスから消えたことがあった。少なくともTITLEにページの順番位は記述したい。 アンカーテキストも数字を記述した方が良い。 そもそもページネーションで何十ページも遷移しないと目的に辿り着けないのはユーザビリティ的にまずいだろう。 サリバン: 今日はユーザビリティの話は無しだよ 笑 Q: SEOの初心者はどこから始めるべきか? A: 私のメールマガジンを読んで 笑(ジル・ウォーレン) SEO Bookが良いだろう(SEOmozのランド・フィシュキン)。 SEOmozも良いかも(Search Engine Landのバネッサ) 。。。完全に褒め殺し状態 笑 Q: GoogleのSEOレポートカードは参考になるの? A: あれは技術的な要素を強調し過ぎ。SEOが戦略的なマーケティング手法じゃない、と言っているように見える(ランド・フィシュキン)。 。。。相変わらず過激なことを平気で言う人ですね。 今日のパネリストは皆長年SEO業界にいて、皆知っている。皆良いコンテンツを情報発信している。これからSEOを学ぶのであれば、どの情報でも有益と思うが、余り薦めないのは掲示板やフォーラムでSEOを学ぼうとすることだ。余りに混乱した情報が多すぎる(ブルース・クレイ)。 各検索エンジンが提供しているSEOガイドやブログは読んでおくべきだろう(SEO Bookのアーロン・ウォール)。 Q: 大型のサイトで様々な情報を提供するのと、情報毎にサイトを分けるのとどっちが効果的か? A: ケースバイケース。オーソリティサイトになっていない大型サイトよりはテーマを特化した小型サイトの方が上位に表示される場合が多いこともある。 マイクロサイトを乱立している業界もあるが、ブランドコントロールは難しいかもしれない。ただマイクロサイトが上位表示しやすいのも事実だが。できればページランクの高い大型サイトを1つ確率し、サブディレクトリで各コンテンツを発信していった方が良いとは思う(ブルース・クレイ)。 Q: ブログの更新頻度が検索結果に影響を与えるのか? A: 更新頻度はそもそも読者がいなければ全く関係ないが、いずれにしても更新頻度よりコンテンツの質だろう(3 Dog Mediaののグレッグ・ボーザー)。 ブログを半年更新しなかったら、私の名前で検索した時、ずっと1位だったのが4位に落ちた。多少関連性があるかもしれない(Search Engine Landのバネッサ)。 BIGワードで上げる訳でもないし、ブログを書く際は余りSEOを意識しなくても良いのでは(ジル・ウォーレン)。 ニューヨークタイムズのライターでさえ、ブログの記事名に検索されそうなキーワードを入れることを意識している。重要じゃないかな(Position Technologiesのトッド・フリーセン。) ニュースならそうかもね(ジル・ウォーレン)。 ブログの更新頻度は昔は1日1回だったが、今は1日2回になりつつある。更新頻度もだが、実際に読者に読まれるには更新時間も重要だ(ランド・フィシュキン)。 ブログの記事に画像や図、映像をより多く入れると、ユニバーサル検索での露出も増えて全体的にトラフィックが増える傾向がある気がする(アーロン・ウォール)。 Q: 多言語のサイトを作るのであれば、どの方法が一番良いのか?別ドメインか、サブドメインか、サブディレクトリか? A: 昨日のセッションでもこの話題があったが、結論から言うと其々に善し悪しがある。多言語サイトは言語以外にも例えば通貨やローカルサイトからのリンクなど考慮すべき点が他にもある(Search Engine Landのバネッサ)。 英語のサイトを他の言語のサイトにSEOを意識して作り替えるのは、キーワードを翻訳し、コンテンツを翻訳するだけで良い訳ではない。ターゲットマーケットのコンテンツに最適化する必要がある。例えばアメフトのコンテンツはアメリカ以外では通じないだろう。多言語サイトをきちんと作りこむのは英語サイトの数倍の手間暇がかかる(ブルース・クレイ)。 。。。日本進出で苦労したのかな?! Q: BingとYahoo!については?Yahoo!は無視すれば良いのか? A: 個人的にはBingの順位が良いから早く変わってほしい 笑(グレッグ・ボーザー)。 BingのSEOは今はかなり簡単じゃないか(Position Technologiesのトッド・フリーセン)。 Bingは独自ドメインのサイトを評価する傾向がある。昔、Googleで有効だった時に使っていた今は使わなくなったドメインを復活させることを考えて良いかも(グレッグ・ボーザー)。 BingもYahoo!もまだまだスパムが通じるのが実態。トラフィックの比率的には低いが、そのために既存サイトを危険にさらしてまでSEOするべきかは判断が難しい(ジル・ウォーレン)。 BingとGoogleの対決の結果は2通りある。Bingがシェアを伸ばすか、そうじゃないか。僕はBingとGoogleは基本的に似ているとは思うが、、、その結果によりSEO対策のあり方も変わるかもしれない(ランド・フィシュキン)。 根本的にはSEO対策に違いは無いだろう。Bingはスパムに弱いと言う話があるが、Yahoo!にはスパム対策のエキスパートが沢山いる。その人達がBingの改善に参加すればBingもスパムに強くなっていくだろうし、是非そうなってほしい(バネッサ・フォックス)。 Q: 映像コンテンツはYouTubeか自社サイトかどちらに上げるべきか? A: YouTubeは世界No.2の検索エンジン。答えは明快(バネッサ・フォックス)。 ブランディングでビデオをアップロードするのなら、絶対にYouTubeだろう。ただし映像から実際のアクションにつなげたい場合は、自社サイトの方が効果的な場合もあるだろう。ケースバイケースだ(ランド・フィシュキン)。 。。。以上でした。流石にこれだけ揃うと、色々な意見があって結構盛り上がりましたね。細かな話で上に書けなかったモノも多いのですが。。。特に参考になる情報があった訳ではないですが、皆業界10年以上のベテランばかりなだけに、それぞれに自分の意見を持っていましたね。SEOは結局絶対的な正解は無い世界でもありますし、プロ同士が意見を激突させる風景は日本では中々無いので楽しかったです。

SMX West 2010 : 検索エンジン&Googleのマット・カッツに聞こう!

15 years 8ヶ月 ago
さてこれからは「**に聞こう!」シリーズ。決して主催者の手抜きセッションではありません。最初は原題「Ask The Search Engines」、検索エンジンに聞こう!から。 モデレーターはダニー・サリバン。スピーカーは三大検索エンジンが勢揃い。Yahoo!のサーチテクノロジー&エンジニアリング部門のアルナブ・バタチャレ?(Arnab Bhattacharjee)、マイクロソフトのBingからプログラム・マネージャーのサシ・パーササラシー(Sasi Parthasarathy)、そしてGoogleのマット・カッツ。ただのソフトウェア・エンジニア、と言う肩書きなんですね。全てQ&A形式。 そういえば最初にマット・カッツが少し話しましたが、昨日のセッションで話題になったAJAXのSEO対策の件は、今回が公式の最新ドキュメントだそうです。古い情報じゃなくて良かった!ではQ&Aにて。 Q: Googleは検索クエリーを自動的に送信することを禁じているが、SEO会社としては非常に困るのだがどうにかならないのか? マット・カッツ: ケースバイケースだが、ウイルスがクエリーを自動送信していることもあるし、不正な使い方をされている場合もあるので、全て許可する訳にはいかない。 Q: Yahoo!サイトエクスプローラーは今後どうなるのか? Yahoo!: 何とも言えないがユーザーに便利なサービスは維持しようと思っている。 Bing: ユーザーに有益なサービスを提供することが第一と考えている。 サリバン: と言うことは、止めるかもしれないってことだよね 笑(Bingのサービスに引き継がれることを示唆して) Q: Googleの検索結果にページに記述してある日付が出てしまうのだが、実際の検索時の日付と違って違和感があるが削除できないのか? マット・カッツ: ユーザーはいつの情報か判断できるから便利だと思っているんじゃないか。 Q: マット・カッツの映像インタビューでAJAXベースの検索サービスが使われているのを見たがリリースされるのか? マット・カッツ: Googleではユーザーができるだけ早く目的の結果にアクセスできることを考えている。AJAXを使うと何度も検索結果ページとウェブサイトを行き来する手間を省ける。ただしAJAXは全てのブラウザーが完全にサポートしているわけではないので、まだ完全な段階では無い。 Q: サイト内でnofollowを活用してリンクジュースを調整する(ページランクスカルプティング)の意味はあるのか? マット・カッツ: nofollowは数年前にGoogleが提唱したアイデアだが、nofollowに頭を悩ませるよりはサイト構造自体の最適化を考えた方が効率的とは思う。nofollowを使うのであれば、例えばログインページやショッピングカートページへのリンクには使えるのでは。 。。。ログインページはどうなんでしょうね。「Mixi ログイン」の検索回数って「Mixi + キーワード」の組み合わせじゃ一番多い方ですよね。Mixiの場合はログインがトップなので関係ないですけど、専用ログインページがある場合はnofollowじゃなくても良いのかも。 Q: ページランクの意味が無いと言っているのに何故ツールバーからページランク機能を削除しないのか? マット・カッツ: SEOのプロであればページランク機能を削除しても驚かないかもしれないが、いきなりページランク機能を削除したら何となくページランクを参考にしている一般ユーザーから大量の文句が来るだろう。それを考えると、中々取り外すことができない。 。。。納得できるけど納得したくない理由ですね。 Q: canonicalタグは301リダイレクトと全く同じ処理がされるのか? マット・カッツ: ほぼそう考えて良いが、たまに既に存在しないページや間違ったURLに canonicalタグのURLが設定されていることもある。そういう時は既存のURLを残すなど多少の追加処理はしている。 Q: 特定分野でオーソリティサイトを運営しているが、何故、Wikipediaより低い位置に表示されるのか? マット・カッツ: 実際は他の検索エンジンと比較すると、Wikipediaの順位は低いケースが多いんだよ!ランダムの社内調査だけど。まず大型サイトだから上位に常に表示されるわけではない。WIkipediaはサイトとして巨大だから上位表示されやすい。 Yahoo!: アルゴリズムの結果だからね。特にバイアスがかかっているわけでは無い。 Bing: ユーザーの意見と検索エンジンのアルゴリズムは違う。検索エンジンのアルゴリズムはWikipediaを評価しがち。 Q: SEOが完璧なサイトを作ったつもりだが、AJAXでSEOができると言うことを聞いてAJAX対応すべきか悩んでいる。 マット・カッツ: 順位が良いのであれば、SEOのルールに従ってサイトを作りなおす必要はないだろう。 Q: FLASHはどうなんだ?Yahoo!とAdobeは仲が悪いのでは。 Bing: 取り組んではいるがまだまだ。 サリバン: AdobeはYahoo!をパーティに招待しないよね。でもAdobeはAppleと仲が悪いから(iPadのFlash非対応を示唆)まだ大丈夫じゃないかな。 マット・カッツ: FlashのSEO対応はまだまだ完全では無いが少しずつ良くなっている。 Q: ルール通りに301設定をしているつもりなのに検索結果でどうしても意図した通りに表示されない。どうしたらいいんだ? マット・カッツ: キャッシュページを見てその内容が古ければ、新たにクロールされるまで待てば変わるかもしれない。またウェブマスターツールに fetch as googlebot と言う機能がある。Googlebotが特定のページにアクセスした際にどういう理解をするか簡単に分かる。設定が間違っている可能性もあるので、この機能を活用した方が良い。 Q: Yahoo!の人は来年参加するのか?その必要があるのか? (会場笑) Yahoo!: それは何とも言えないな。。笑 ただ我々はユーザーにより良い体験を提供できる努力は続ける。 Q: Yahoo!のウェブ検索の結果はBingと全く同じになるのか?何かYahoo!独自のフィルターをかけるのか? Yahoo!: その予定は無い。追加の支援機能等は付けるかもしれないが、基本の結果は変わらない。 マット・カッツ: そうなの?知らなかった! Q: CSSを使ってコンテンツをページソースの上位に記述することは今のSEOで意味があるのか? マット・カッツ: Googleではそれ程重要では無い。普通の人がウェブページを作ると必ずしもコンテンツがソースの上位に来る訳ではない。以前は1ページのソースを最高100kまでしかクロールしなかったが過去の話だ。結論から言うと余り気にする必要は無い。 Yahoo!: ページソースからコンテンツとナビゲーションを自動的に分析する技術を今の検索エンジンは持っている。余り気にする必要は無い。 マット・カッツ: TABLEやCSSのトリックを気にする人が未だにいるが、ほとんど気にする必要は無い。コンテンツに注力すべき。 Q: リアルタイム検索の結果はGoogleのメインの検索結果に定着するのか? マット・カッツ: まだ分からない。 Q: Mahaloについてはどうなのか? (Mahaloはネット業界の有名人ジェイソン・カラカニスが提供しているコンテンツサイト。大半のコンテンツが外部コンテンツの流用で、オリジナルコンテンツの無い限りなくスパムに近いサイトではないか、と言われておりネット上で論争になっています。) マット・カッツ: サイト自体は面白い。見方によるが。Googleのガイドラインと照らし合わせて必要な対応を取っていく。Mahalo自体も色々調整はしている。 Q: robots.txtが検索結果に表示されることが未だにあるが、直せないのか? マット・カッツ: ウェブページからrobots.txtにリンクが張られていると表示されることがある。 Q: 今後も検索結果にサブドメインとドメイン両方、表示されるのか? Yahoo!: 同じドメインのサブドメインが検索結果の大半を占めることはないだろうが、少しであれば表示される。 マット・カッツ: 基本的に同じだ。 Q: 最後に何かコメントは無いか? マット・カッツ: 誰もカフェインについて質問しないの? まだ1つのデータセンターで稼働しているが、いずれ全てがカフェインになる。 まず多分ヨーロッパでカフェインのデータセンターを稼働させる予定だ。 — 。。。以上でした。マット・カッツのワンマンショーと言うと言い過ぎですが、やっぱりGoogle中心の内容でしたね。アメリカのGoogleのシェアを考えると仕方ないですけど。ちなみに上に記述したより実際はYahoo!もBingも話してます。ただ余り書くような話が無く 汗 しかし来年のこのセッションにYahoo!は参加するかどうかは気になりますね 笑

SMX West 2010 : リンク構築の基礎

15 years 8ヶ月 ago
さて三日目最初のセッションはリンク構築の基本について。基本を見直すために、あえて参加してみました。原題は「Link Building Fundamentals」。モデレーターはSearchReturnのディサ・ジョンソン。スピーカーはSEOmozのランド・フィシュキン、Ontoloのガレット・フレンチ、Covarioのマイク・グラクセン。 — まずはSEOmozのランド・フィシュキン。 戦略的なリンク構築と言うテーマで。 リンクはSEOの中でも一番難しいと言う認識は皆持っていると思う。間違いない。 SEOで圧倒的に勝つには競合より圧倒的なリンクが欲しい。圧倒的なリンクを得るには戦略的にリンクを得られる仕組みを作ることが重要。 例えばTwitterについて考えてみる。 Twitterは最近のサービスに過ぎないのに過去数年でインターネット上でも最も多くのリンクを得るサイトになっている。 何故か?それは多くの人にとってTwitterにリンクを張る意味があるからだ。例えばブログからTwitterアカウントへのリンク。Twitterはリンク獲得がサイト戦略と完全に一致している。 例えばvimeoと言う映像共有サービスがある。ブログに共有ビデオを張る際、映像自体はjavscriptで表示させているが、vimeoへのリンクはjavascriptの外に置いて検索エンジンがリンクとして認識できるようにしている。結果、大量のリンクを得ている。 Urbanspoonと言うレストランのレビューサイトがある。グルメブロガーを取り上げることでグルメブロガーがサイトにリンクを張ってくれるようにしている。 SurvetMonkeyと言うアンケートASPがある。ユーザーが自分のサイトでアンケートを公開できるようになっており、同時にリンクを得ている。 最後に1億のリンクがある中国のICPのサイトがある。理由は、リンクを張らないとそもそもサイトが開設できないようにしているから。アメリカでできるか分からないが。。。笑 。。。最後はスゴイですね。次にリンクに関する幻想の話。 1.「良いコンテンツを提供すればリンクは増える」 良く言われる話だが幻想に過ぎない! リンクを圧倒的に増やすには、リンクを張るユーザーにメリットを与える必要がある。 2. 「特定の種類のリンクしか効果が無い」 全てのリンクに意味がある。全ての共有と引用リンクに価値がある。 リンク構築の戦略を考えるなら、サイトを作った後にマーケティング戦略として考えるべきではない。サイト自身を構築する際からリンク戦略を考えるべき。 。。。以上でした。流石SEOmozと言う視点を変えたアプローチ。でも確かにここがきちんとできているサービスは圧倒的に勝てるんですよね。Amazonしかり。 — 次にOntoloのガレット・フレンチ。リンクは数があれば良いと言う訳ではない、質が重要。質の高いリンクを得るには下記のステップが重要: 1. 上位表示したいキーワードを5-6つ決め、実際にネット検索する 2. 検索結果からリンクを張ってくれそうなブログやコミュニティを見つける 3. 各コミュニティで対話が起こるようなコンテンツを作る 4. さらにリンクが増えるような、リードが増えるようなコンテンツを作る 5. ひたすらプロモーション! 。。。ざっくりとまとめましたが、コンテンツに関しては、実際に10~20人のターゲット層にグループインタビューをしてコンテンツを評価してもらったり考えることもあるそうです。対話が起こるコンテンツとリンクが増えるコンテンツを分けて考えているのが興味深いですね。そして対話が起こるコンテンツを最初に提供すると。その上でリンク・リードが増えるコンテンツを提供すると。確かにこの順番ですよね。 最後はCovarioのマイク・グラクセン。リンク最適化について。 インターネットには様々なリンク分析ツールが存在する。Yahoo!のサイトエクスプローラーは一番有名。 ■外部リンク 外部リンクの最適化はリンクリストを作る所から。 自社サイトにリンクしているページのURL、ドメインの種類(edu/comなど)、リンクテキストまで調べる。リンクテキストが明らかにおかしければ修正依頼をする。その際、リンクされたいテキストを例として送る。 ■内部リンク 内部リンクの最適化も重要。例えばカードの販売サイトでクリスマスカードのページへのリンクテキストが「クリスマス」だけになっていれば、「クリスマスカード」に直したい。もちろんユーザビリティ的に難しい場合もあるだろうが、検索されるキーワードを常に意 識してリンクテキストを設定する。 ■ブログ 会社でブログを書いている際は、ブロガーにリンクを張る際は最適なテキストで最適なページにリンクを張ることを徹底させるべき。 ■ディレクトリ ディレクトリ登録も以前と比べると重要では無いが、Yahoo!、DMOZ、Best of the Web、Seven Seek、JoantなどSEOに効果があるディレクトリもまだある。 ■プレスリリース プレスリリースの文章も最適化すべき。 ■スポンサー 特定のサイトやページのスポンサーになる際は必ずリンクを張ってもらう。 ■バナー 静的な画像バナーでリンクを張ってもらうことはSEOに効果がある。 ■ウィジェット ウィジェットを配布する際は必ず自社サイトへのリンクをコードに含めること。 。。。かなり基本の話でした。 — 最後にQ&A。 Q: カフェインがリリースされた後もリンクがSEOで最も重要な要素か? SEOmoz: カフェインのデータセンターを見ている限り、順位は確かに良く変わるが根本的にSEOに影響があるとは思わない。 Q: リンクを依頼する良い方法は? Covario: 相手と関係を築く必要がある。相手がリンクを張るメリットを与えないといけない。 SEOmoz: リンクを依頼する、と言う手法自体は好きではない。自然にリンクを獲得できる仕組みを構築すべき。ユーザーが「リンクをしたくなる」理由を作るべき。 Covario: 良いコンテンツを作ったら有力なソーシャルブックマーカーにリンクを依頼する手法もあるだろう。実際にお金をもらって張るブックマーカーもいるようだが。。。 SEOmoz: 僕はブックマーカーにお金を払うことが必ずしも悪いとは思わない。彼らは特定のトピックにおいて大きな影響力を持っていてコンテンツの流通を拡げる手助けをしてくれる。完全にスパムと言う訳ではない。 Q: ブログ同士でネットワークを作って相互リンクしあうのは効果があるのか? SEOmoz: 元々はネットワーク自体は良い意味もあったと思うが、金融やカジノ等で乱用されている。その種のリンクは余り評価されないのでは。。。 Q: ページランクは意味があるのか? Covario: 数字の正確性自体はともかくある程度の指標にはなるだろう。 SEOmoz: 昨日もGoogleリサーチの人がページランクは必要以上に注目されている、と言っていたがまだまだ意味があると思う。ページランクと検索順位の関係はまだまだ関連性が高い。 Q: 同じサイトからの多数のリンク(サイトワイドリンク)を張ることに意味があるのか? Covario: Googleは評価しないだろう。リンクテキストが全て同じ場合はさらに評価しない。 SEOmoz: 特定のサイトからの1つ目のリンクはある程度評価される。2つ目以降の評価は格段に減る。しかし、リンクの数が多いこと自体は重要だろう。ただしサイトワイドリンクはやらない方が良い。 Q: 下層ページへのリンク(ディープリンク)は効果があるのか? Covario: どのページを上位表示したいかにもよるが、キーワードによっては下層ページが上がっていた方が効果的なこともあるだろう。 — 。。。以上でした。初心者向けのセッションと言う触れ込みだったのですが、最初のSEOmozのランドの話は良かったですね。Q&Aは、初心者向けでした。今日の午後にもリンクのセッションがあるのでそちらはもう少し高度は話になることを期待。

SMX West 2010 : サーチの現状と未来

15 years 8ヶ月 ago
いよいよSMXも三日目最終日。朝から頑張っていきたいと思います。最初のキーノートは原題「The State Of The Search Union」。 Search Engine Landのクリス・シャーマンをモデレーターに、Googleのアナリティクス・エヴァンジェリストで有名なアビナシュ・カウシク、Yahoo!のサーチエンジンマーケティング部門ディレクターのデビッド・ロス、大手SEM会社iProspectの創立者の一人であるミスティ・ロック、そしてSearch Engine Landのバネッサ・フォックスが対話します。アビナシュさんは先日のSES Londonにて初日のキーノートを話した人です。全てQ&A形式です。 Q: 去年のSMXの時期はとにかく最悪の不況で今後がどうなるか全く分からなかった。今年はどうなる? Yahoo!; 普及の結果、結果的に皆がよりROIに注目するようになった。またSEOにも再度注目が集まるようになった。良い部分も多い。 iProspect(エージェンシーの立場): eコマースに関して言うと、成長は続いている。リテールの売上が落ちていてもeコマースは伸びているクライアントも多い。SEM会社に関して言うと、よりクリエイティブに新しい取り組みをする必要が出てきたと思うし、実際に多くの会社がそうなっていると思う。 Q: ブランディングと検索はマッチしないと言う議論があるがどうなのか? Google: ブランディングキャンペーンにおいて、対象ユーザーの感情にどういう影響を与えたいかと言う目的は様々あると思うが、検索マーケティングはターゲットユーザーにリーチするには有効活用できるはず。 Q: Yahoo!とMicrosoftの提携はどうなる? Yahoo!: 広告主にとっては広告の一括管理ができるようになるし、より便利で有益なサービスを提供できるだろう。ユーザーに対してもより良い検索体験を与えられると思う。 Q: Yahoo!とMicrosoftのカルチャーは違いすぎるのでは? Yahoo!: 既に2社間でスタッフが相互に協力して仕事をし出している。実際は今後が重要だが。 Q: エージェンシーの立場ではどうなのか? iProspect: 広告を一括管理できることは、より戦略に時間をかけることができるのでありがたい。クライアントも喜んでいる。 Q: 今回の提携で、検索市場には2つの巨大なプレーヤーが存在するだけになったが、今度はどうなる? Google: 競争は常に良い。イノベーションが生まれる。余りにも2社の競争に注目が集まり過ぎていると思うが。 SEL: MicrosoftとYahoo!の統合は巨大企業だけに大変だと思う。その過程で問題が起きないことを願っている。 Q: カフェインがSEOに与える影響は?言い換えればパーソナライゼーションがSEOに与える影響は?多くのユーザーが心配している。 SEL: SEOに関しては読者にもあまり心配しなくて良い、と言う話をするのだが変化は速い。カフェインに関して言うと、どちらかと言うとバックエンドの仕組みの話であって、SEOに直接影響を与えるとは思わない。ランキングへの影響も直接的ではなく間接的だろう。 Google: ウェブマスターツールの意味は、いかにスケールを出した形でより多くの人に検索に関する有益な情報やサービスを提供できるかと言うことだ。Googleが持っている検索データは莫大だ。Googleトレンドなどその解析データにアクセスできる機会を無償で提供している。 Q: ソーシャルメディアの普及でサーチに対する重要性が減っていないか? iProspect: サーチは企業の全てのPRキャンペーンの中で、常に活用されるようになってきた。減っていると言うことは無い。 Yahoo!: ソーシャルメディアの活用にしても最初にサーチマーケッターが多く取り組んできた。サーチとソーシャルメディアはより融合された形で発展していくだろう。 Google: メディアは特定の話題に集中しがちだからその認識が起こることも仕方ない。大企業の多くはテレビCMでただ叫んでいるだけだ。もっと対話をする必要がある。テレビCMが悪いと言うわけではないが戦略が無いCMが多すぎる。 Q: 対話が重要なのは理解できるが、マスマーケットへのメッセージングから個人へのメッセージングに変わってきたが、この変化への対応は難しくないのか? Google: 広告は人の行動に何らかの影響を与えることが基本。叫ぶだけのテレビCMは意味が無くなる。サーチの影響力は大きい。Googleが Yahoo!: ソーシャルメディアは、個人へのメッセージングに最も適したツールだろう。 iProspect: 企業のどの部門がソーシャルメディアに参加すべきなのか、と言う議論が常にクライアントとある。またソーシャルメディアのユーザー自身にブランドについて語ってもらえる状態に持っていくことが重要。 Q: 現状のソーシャルメディアでは、ユーザーのプライバシーを無視したり、スパムだらけのメッセージなど、かなりグレーなマーケティングを行っている企業も多いが、どうなっていくのか?政府の介入は必要か? Google: スパムはいつの時代も存在する。良いことを行う方がメリットがあると思えるインセンティブを与えていくことで解決していきたい。 iProspect: 以前は、企業自身がその業界で啓蒙活動をしていく必要もあったが、今はユーザー自身がスパムに対して意見・反論を自ら情報発信する・できるようになっており心強い。 Yahoo!: 政府がレギュレーションを作ることには恐怖も感じる。インターネットやソーシャルメディアをまだまだ分かっていない人が多い。彼らへの啓蒙活動も重要。 Q: グローバルの状況についてはどう思うか? Google: 発展途上中に国に対しては、その文化や政府、進化の過程を考えながらアプローチする必要がある。 — 。。。すみません、余りにも話題が多岐に渡りフォーカスがないまま話が淡々と進んだのでイマイチ乗り切れず十分にフォローできませんでしたm(_ _)m そもそもQ&Aはそのままメモると膨大な量になりますし話も混乱しているので整理し直す必要がありますね。次から意識してもう少し良い内容にしたいです。ま、今回に関しては印象に残る内容も無かったですが。

SMX West 2010 : サイトの表示速度で検索順位が決まる?!Googleが語るその真実

15 years 8ヶ月 ago
いよいよ二日目最後のセッションは原題「The Need For Speed: Google Says It Matters」。最近話題の「サイトの表示速度がGoogleのSEOに影響するらしい」と言う話。ちなみに「The Need For Speed」ってアメリカで人気の車のゲームの名前からつけてますね。 モデレーターはSearch Engine Landのバネッサ・フォックス。スピーカーはBLVD Statusのパトリック・ベネット、またもGoogleのマイリー・オーエ、Tradebitのラルフ・シュウーベル、Search Discoveryのブライアン・ウセリー。 まずはGoogleのマイリー・オーエから。 サイトの表示速度は確かに検索順位にも影響すると。 ■サイトの表示速度が何故重要か? ・コンバージョン率が変わる。サイトの表示速度が速くなっただけで16.07%もコンバージョン率が上がった事例がある。 ・表示速度が速ければ速い程、ユーザーの満足度が上がる。 ・Googleの表示速度が0.5秒遅くなるだけで、ユーザーの検索ボリュームは大幅に下がった。 ■お金をかけない高速化の方法 ・80%-90%の高速化はフロントエンドの対応で可能、お金をかける必要は無い。 ■ウェブマスターツールのサイトパフォーマンス機能 ・自分のサイトの表示速度をトラッキングできる。 ・他のサイトとの比較もできる。 ・Firefoxのページスピードプラグインも提供している。 ■表示速度と検索順位の関係は? ・2010年3月5日現在、実はまだ表示速度と検索順位の関係は無い。 ・もし関係するようになったら、オフィシャルに告知する。 。。。え、まだだったんだ。。。 ■他のティップス ・Yahoo!のYSlowもGoogleのウェブマスターツールにない機能があって使える ・Webpagetest.orgも便利 ■パフォーマンスとSEO ・表示速度改善は確実にコンバージョンを上げる ・Googleのインデックス数も上げる 。。。なるほど、順位に影響はまだ無いかもしれませんが、インデックス数には影響が出る可能性があると。 — 次にBLVD Statusのパトリック・ベネット。表示速度のモニタリングの話。 Googleのアドバイスは常に一緒。「検索エンジンのためにではなく、ユーザーのためにウェブコンテンツを作ろう」。 サイトのパフォーマンスをモニタリングするツールは高額のソフトウェアから低価格のサービスまで色々ある。 ツールはともかく何らかのKPIを設定してモニタリングすべき。要素としては訪問者数、ページビュー、滞在時間、平均ページ閲覧数、離脱率、直帰率など色々ある。売上やコンバージョンも重要。 YSlowはとても使えるツール。表示速度改善の差異には絶対に使うべき。 自分のサイトが遅いと感じたら、どこから始めるべきか?サイト自身の改善もあるがサーバー会社を見直すことも重要。ホスティング費が数万円増えたとしても、コンバージョン率が上がって売上が上がるなどそれ以上のリターンがある場合が多い。 サーバーを変える以外にも: ・サーバーサイドでキャッシングさせる ・httpのリクエスト数を減らす、JavascriptとCSSファイルを少なくする ・Gzipで圧縮する ・JavascriptとCSSを外部ファイル化する ・画像を圧縮する ・CSSスプライトを使って複数の画像を1つの画像ファイルにして利用する(amazonがやっている) など可能なことは色々ある。 サイトの速度改善に終わりは無い。指標を決めてモニタリングしつつ、少しずつできることをやっていくことが重要。 。。。確かにちょっとしたできることって沢山あるのに結局何もやっていないサイトって多いですよね。。。自らも反省。 — 続いてTradebitのラルフ・シュウーベル。ドイツからわざわざ来たそうです。1日500万以上のリクエストがあるデジタルダウンロードのECサイトを運営しているそうです。 ECサイトはまずSEO、次に速度改善が重要。 2009年に速度改善を徹底的に行ったら、他には何もしなかったがコンバージョンが大幅に上がった。改善には3つの方法がある: 1. 最適化 2. 削除 3. キャッシュ 。。。ここからかなり技術的な話で付いていけず割愛させていただきます m(_ _)m — そして最後にSearch Discoveryのブライアン・ウセリー。名前の通り、SEM会社です。SEOディレクターさんだそうです。 とにかくスピードは重要。現在、ユーザーは2秒以内でウェブページが表示されることを理想と考えている。 。。。この後、テクニカルな説明が色々あったのですが、パワポの資料に大量に記載された情報をはしょって説明していたので書き切れず。後で資料が手に入ったら改めて書くかもしれません(役立ちそうなら)。最後に本人も「速すぎたかな?」とコメント。サイトが速いのは良いのですが、プレゼンが速すぎるのはどうかと。。。(←良いこと言ったつもり) — 。。。後半、適当に流してすみません。さてここからはQ&A。 Q: 他社のAPIを使うと表示速度が遅くなることがどうしてもあるがどこまで影響するか? A: (ブライアン)サーバーサイドで読みこともページ全体のスピードが遅くなる。AJAXを使って読み込んだ方がページ全体の表示層度に影響が無い。 (Google)ユーザーのことを考えた場合、重要なのはページ全体のレンダリングスピードだ。部分的なコンテンツは、特に表示速度が遅れる可能性があるものは、まず全体を表示させた上で後から表示した方が良いだろう。 (Google)Google自身も例えばユニバーサル検索の場合、大量の情報を色々なソースから表示させる。また関連性をどこまで考慮に入れるかで計算速度も変わってくる。全体の中でお互いのトレードオフを考えながらバランスを取っている。 Q: Googleはどうやってサイトのスピードを測定しているのか? A: (Google)かなりの部分をツールバーで計測したデータに頼っている。 Q: ウェブマスターツールとツールバー、YSlowで計測スピードが違うと思うが、何かスタンダードになるような指標は無いのか? A: (モデレーター)計測方法やツールによってある程度の差は出てくる。重要なのは同じツールで計測すると言うことだろう。 Q: Adwordsはランディングページの表示速度を考慮に入れているのか? A: (Google)クオリティスコアの要素に入っている。遅くとも4秒以内にページは表示されるべき。 — 。。。以上です。とにかく「Googleの検索順位にサイトの表示速度は一切影響を与えない」と言うGoogle自身のコメントが衝撃でした。最も、そのうち考慮されそうな言い方でしたけど。今、影響が無いからと言ってコンバージョン率の話とかを聞いていると改善できることは改善すべき課題であることには変わりは無いのですけどね。 後は今後、表示速度が検索順位にも影響を与えるようになれば、表示速度改善サービスの需要はもっと高まるかも知れませんね。この種のサービスは昔からありましたが、単独サービスとしてじゃ爆発的に普及しているわけではないと思いますが、いよいよ日の目を見るのでしょうか?!SEO~コンバージョン率増加の文脈で提案した方が企業も受け入れやすそうですし。サイトパフォーマンス最適化、Site Performance OptimizationでSPO。Page Speed OptimizationでPSO。ありえるかも。 最後は雑談になってしまいましたが二日目も無事に終了しました。今日は最初のTwitterを除けばひたすらSEOの話題でした。ある程度知っている話が多かったのですが、改めて聞き直すと参考になる点も多いですね。今日はプレゼン+Q&Aと言う形式でしたが明日は、Q&A中心のセッションが続きますので、何かハプニング的に面白い発言があることを期待したいですね。 ではまた明日よろしくお願いします!
確認済み
22 分 54 秒 ago
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