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1. eコマース市場の国内規模は堅調に推移
国内のeコマース市場は堅調に伸びています。特に、BtoCとCtoC分野の成長は著しく、スマートフォンの利用率の拡大は見逃すことはできません。ここでは分野別に国内のEC市場の動向を紹介します。
1-1. BtoC-EC市場の動向
2018年、日本国内におけるBtoC-EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は18.0兆円で、これは前年の16.5兆円と比べて8.96%の伸び率でした。個人消費に占める物販分野のEC化率は6.22%で、こちらも前年の5.79%と比べて0.43ポイントの増加です。
特に成長している分野は物販やサービス系で、飲食サービスや旅行、チケット販売、理美容サービス、金融サービスなどが挙げられます。物販の伸びについては、パソコンからだけでなくスマホからでも手軽にECサイトでの取引ができる環境が整ってきていることが要因のひとつと考えられます。
サービスについては、例えば飲食業において従来の店舗による出前だけでなく、個人に配送を委託できる「Uber Eats」などの新しいプラットフォームが伸びていることも市場の成長を後押ししていると言えるでしょう。
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