Macで利用できる無料のPNG軽量化アプリを使ってみたら、TinyPNGと同じくらい軽くなった

PNGファイルはファイルサイズが重くなりがちなので、軽量化してからWebにアップロードしよう
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ウェブサイトで利用できる画像はいくつかあります。その中で利用頻度が高めだけれど、ファイルサイズが比較的重くなるPNGファイル。今回のこのPNGファイルの軽量化をしてみました。

Macで利用できる無料のアプリ「Crunch」を利用してみよう

ウェブサイトで利用するPNGファイルは、TinyPNGなどのサービスで軽量化するのが一般的です。しかし、TinyPNGの無料で利用できるウェブサービス版は、品質の指定ができません。そのため、「ファイルの軽量化はできたけど、画質が荒くなった」ということもあります。

TinyPNGでうまく軽量化できない方は、Mac限定ですがCrunchを利用してみましょう。こちらはDSSIMという評価指数を元に処理をかけているため、TinyPNGよりも画質が劣化しない可能性があります。

なお、Crunchはデスクトップアプリケーションです。Mac版のみとなります。
https://blog.ideamans.com/assets/2018-06-29-crunch-05-crunch.png
使い方はかんたんです。PNGファイルをドラッグアンドドロップするだけ。

処理結果はTinyPNGよりも少し重い。でも、十分な軽量化ができる

参考までに試した結果をみてみましょう。画像は、「砂浜と海」の画像で試してみました。
https://blog.ideamans.com/assets/2018-06-29-crunch-04-tinypng.png

画像ファイルサイズ削減容量削減割合
元画像1,200KB  
Crunchで処理344KB-856KB約71%
TinyPNGで処理325KB-875KB約73%

TinyPNGのほうが若干軽くなります。試した感じでは、CrunchとTinyPNGで画質に差が出ませんでした。しかしこれは、試した元画像がマッチしているかどうかの結果です。TinyPNGで荒れてしまった画像で試せば、その差は感じることができると思います。

ダウンロード

Crunchのダウンロードは、こちらから。

さらにJPEGと比較したり、インストールの補足的な情報は、こちらからご覧いただけます。
https://blog.ideamans.com/2018/06/crunch.html

最後に

PNGファイルは、GIFと同じく減色することでファイルサイズを減らすことができます。そのため、繊細なグラデーションなどがある場合は、画質が荒れることがあるのです。JPGがよいかPNGがよいか、利用するシーンなども考慮して使い分けるようにしましょう。

 

 

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